JIMTOF2012開催結果はこうなりました!

先日、日本工作機械工業会がJIMTOF2012の開催結果(概要)を発表しました。

総評
(1)純来場者数(重複無し)は、会期前の目標の12万人を超え、前回展実績を12.3%上回る、128,674名を記録。過去最多を記録した前々回展(2008)の来場実績(142,408人)には及ばぬものの、2006年展(130,908人)とほぼ同水準まで客足が回復。

(2)リーマンショックと台風直撃の影響を受けた前回展に比べ、今回は景気回復かでの開催となった今回は、最終日を除き、会期中、天気・気温も安定していたことが来場者増に貢献。

(3)欧州の経済不安、中国の景気後退、記録的な円高に加え、日中関係の悪化等の状況下にもかかわらず、海外からの純来場者数は前回比で約1割増となる8,344人となった。

(4)引き合いが前回より多いとの声も多く聞かれたが、成果については、会員によって濃淡が見られ、今後の刈取りが期待される。

来場動向
(1)純来場者数(完全重複無し)
128,674人(前回比112.3%)
内訳:国内120,330人(同112.5%)、海外8,344人(同109.4%)

(2)総来場者数(延べ人数。但し、同一日内での重複なし)
155,416人(前回比112.7%)

注目したいのは引き合いが前回より多いとの声が多く聞かれたことです。
私の知っている町工場も最近、高価な三次元測定器を入れたばかりですし、展示してあった最新機種も展示会終了後に納入先が決まっていたりと、嬉しい動きが前回より多いような気がしています。