【お知らせ】第14回型技術基礎講習会「もう一度基礎から学ぶ金型加工」

型技術協会が12月10日(火)13:00から芝浦工業大学で「もう一度基礎から学ぶ金型加工」をテーマに講習会を開催します。

「 型技術の設計製作に携わる技術者の方々を対象とした基礎講習会を企画しました。入社1~2年程度の若手技術者や技術はわかっていても理論を理解したい、もう一度基礎を固めたいといった中堅技術者の方々に適した構成となっております。この基礎講習会では、金型製作に不可欠な「切削加工」、「研削加工」の2つの加工方法に金型加工の要である「工作機械」を加えた3つをメインテーマとして、基本的な原理や事例を含む応用的な基礎技術についてご紹介します。基礎技術と最新技術の関連性を学びながら、最新技術の特徴や導入のメリットを考えていただける構成となっています。金型加工の基礎理論、基礎技術の理解を深め、金型加工の技術力を一段と躍進させる好機として是非ともこの基礎講習会をご利用頂きたいと思います。多くの方々のご参加をお待ちしております」とのこと。

講習内容はこちらをクリック↓
http://www.jsdmt.jp/14kiso/pdf/kiso14.pdf

●開催日時:2013年12月10日(火)13:00~17:30
●開催場所:芝浦工業大学 芝浦キャンパス 3階306教室
東京都港区芝浦3-9-14

■スケジュール■
司会 : 日本大学  松田 礼 氏

●13:00~14:20 「切削加工の基礎」 日本大学  松田 礼 氏

【講義の概要】
本講習会では、「切削とはどのような物理現象なのか?」、「切れ味が良いとはどのような状態を指すのか?」等の切削加工(金属切削)の基礎について説明します。切削加工の特長や二次元切削モデルを使った切削現象の基礎理論、切削温度や工具の摩耗・損傷、表面粗さ等、工学系大学で学習する内容をベースに講義をします。

●休憩

14:35~15:55 「研削加工の実務と基礎知識」 芝浦工業大学  澤 武一 氏

【講義の概要】
研削加工は、砥石表面に不規則に点在する砥粒により除去加工を行うため制御性が低く、その良否は作業者の熟練度に依存します。研削加工を上手に行うためには、現場で培われてきた研削条件や心得などを単なる経験則として覚えるのではなく、実務に応用できる理論の裏付けが大切です。本講義では、研削加工を行う上で知っておきたい基礎知識についてわかりやすく解説します。初級者にはもちろんのこと、中上級者の復習にも適する内容です。

●休憩

16:10~17:30「工作機械の仕組みと最新の加工事例」 (株)牧野フライス製作所  石田 修也 氏

【講義の概要】
近年のマシニングセンタは高速化、高精度化、高品位化をターゲットにさまざまな技術革新が図られ数年前のそれと比べ大きく様変わりしている。しかしながら、加工現場に対する要求もいっそう厳しくなっているため、この状況を打破するためには機械の性能ならびに特徴を理解し、持てる能力を最大限に発揮させることが必要である。本講演では、機械加工及びマシニングセンタの進化・発展の歴史をたどりながら、これからの金型加工に対する要求を考え、これに答える弊社のマシニングセンタにおける最新技術と最新加工事例を紹介する。

●参加費
いずれもテキスト1冊を含む
会 員  15,000円 (会員の対象は主催・協賛団体会員)
一 般 25,000円

※ 個人会員A入会申込付き 23,625円(ご希望の方は事務局まで問い合わせること)
内訳 : 参加費15,000円+入会金3,000円+11月入会時月割年会費5,625円

●募集人数
30名

●申込締切
12月3日(火) 
*申込締切後のキャンセルは不可。参加費用が発生する。

申込方法(オンライン申込↓↓)
http://www.jsdmt.jp/14kiso/jsdmt-kiso14.cgi

1) 申込の際は、代金の振込方法と振込日を記入すること。
参加費は銀行または郵便振替にて入金すること。
海外から送金の場合は銀行取引手数料4,000円が別途必要となる。
2) 参加決定者には参加券・請求書を送付する。
当日参加券と引換にテキストを渡すので持参すること。

●問合せ先
一般社団法人 型技術協会
〒231-0011 横浜市中区太田町6-79 アブソルート横濱馬車道ビル201号室
電話:045-224-6081  FAX:045-224-6082  Eメール:info@jsdmt.jp