鳥頭( ;´Д`)鳥頭

1月といえば賀詞交歓会シーズンです。

さて、媒体を商いとする業種の者は、会場を1日に何軒もハシゴをしますが、お調子者のわたしの鳥頭ぶりも炸裂しており、新年早々、自分のことながら呆れてしまいます。

とくに忘れがちなのはテーブルに置いているICレコーダーね。
ICレコーダーを録音したまま置きっぱなしにして、挨拶へぶっ飛んでいくわたし。そのうちICの存在自体を忘れちゃって、見つけた先輩記者が届けてくれたこと2回。恥ずかしいったらありゃしないわね、まったく。

昨日の鳥頭ぶりも酷かったわよ。
最近、イメチェンしたんだけれど、それを褒められたもんだから、ボーッとなっちゃって調子こいちゃったのね。

例のごとくICレコーダーも忘れ、これまた先輩記者が届けてくれたあと、帰り際にクロークで荷物を取りに行ったところ、あら、スマホがない!

ないないない!
スマホがない!

もう、大騒ぎよ。
荷物で膨らんだ鞄をひっくり返してスマホを探す始末で、あわてて会場内に引き返しました。

そう――――。荷物をそのままにしちゃってね。

で、スマホがない騒動のあとショボショボとクロークに帰ってきて、コートを着たところ、なんとコートのポケットにスマホがあるじゃあありませんか。

ところが! 
「なすちゃん、カメラは?」との声が。
そういえば、重たい鞄が軽い! あわてて鞄をあけてみたところ、中味のない脱皮した謎の生物のようなふぬけたカメラケースがグニャリと見えました。

ぎゃあああああああ!
カメラがない! カメラがない! 私の相棒がいない!

顔面から血の毛が引くわたし。

そう。
スマホ事件のときに、カメラを出しっぱなしにして会場に戻っていったことをすっかり忘れて大パニックよ。

おろかだよと~笑われても~(←中森明菜の「難破船」より)なのですが、今のわたしにゃ、どこにも落ちていく所なんてあるはずもなく、ただただうろたえるばかり。このあとは新橋で楽しい飲み会が控えていたのですが、それどころではありません。

ところがさすがに紳士が集う賀詞交歓会の会場です。
真っ青になっていると、某工業会の専務理事がちゃーんとクロークに預けてくれたとのこと。
これが海外だったら、とっくにパクられているところだったわ!

というわけで、新年早々、己の鳥頭ぶりに猛省中のわたし。

♪ダメなダメな~ ほんっとにダメぇな~ 
いつまでたっても ダメなわ~た~し~ねぇ~ (←敏いとうとハッピー&ブルーの「よせばいいのに」を思わず口ずさむ)

今年のテーマは「確認」にすることにしました。