慣性の法則

食糧の買占めが終わったとおもいきや、今度は水も買占められちゃってるわ。どうせ買い占めたって、とんでもない災害が起こったら持っていけないというのに。

あらやだ、それともなにかしら? 買い占めた水を高値で売るとか、誰かに恩着せがましく水を飲ませるとか? 

百歩譲って、災害が起こったときに避難場は誰もがひもじい思いをして水を求めたり、空腹に耐えていると思うんだけど、買占めた輩は買いこんだ水や食糧を皆の見ている前で飲み食いするつもりなのかしら。だとしたら買占めを行う輩は私の腹回りと同じような神経の持ち主なのね、きっと・・・・とコメカミに怒りマークをくっつけている最近の私ですが、この災害で感じたことがひとつあります。

この地球上で生きている植物も動物も昆虫もみんな、ありのままの姿で生きられるのに、人間だけがありのままで生きられないということ。

私は以前、テレビ番組で放映されていた慣性の法則を見て、ハッとしたことがあります。

動くものは動き続け、止まるものは止まり続ける―――。

この世の全てのものは運動状態を保とうとする性質があるということ。
なので私たちも止まってられません。前に進むしかないんですね。

日本は環境技術がトップレベルであり世界中が注目しています。この未曽有の大災害を機にこれからは自然を利用した新エネルギーがますます見直され、グリーン産業の研究開発が加速していくことでしょう。先進諸国のグリーン政策はまさに日本の底力の見せどころだと勝手に思っています。