小千谷鉄工電子協同組合(理事長=木村敬知 第一測範製作所社長)が、設置している小千谷市総合産業会館サンプラザ内の産業展示コーナーがリニューアルされました!
金属加工業で有名な新潟県の中でも、小千谷市は特定分野で高いシェアと技術力を持つ企業が豊富なのは、製造現場ドットコムの読者の方であればご承知の通りだと思いますが、同組合にはなんと、3,000 名以上の従業員が従事しています。
工場出荷額は法人向けになんと年間600 億円をもあげており、高度な技術力による製造品は、国内外問わず世界から注目を集めているという優秀地域でもあるんです。
木村理事長は、以前、取材をした際にも、「製品の主要部品などを担っていますが、小・中学生や高校、大学生はもとより、市民などでもその技術力や製造品そのものが理解されにくいのが現状です」と述べていました。
現在、地方創生において若年層に向けた教育が欠かせない中で、小千谷市では生徒や児童に向けてキャリア教育が積極的に推進され、着実に評価されています。
今回は、「組合企業が協力し、気付きを与えることができるように仕掛けました」とのことで、サンプラザという立地を活かし、「技の見える化」に向けてパネルや興味深い実物を展示するとのこと。
展示概略
■展示発表会
【日時】平成29年4月10日(月) 10:30~
【場所】小千谷市総合産業会館サンプラザ2F/産業展示コーナー
(新潟県小千谷市城内1-8-25)
●マイクロメートル(μm)の世界
子供たちにマイクロメートルの体感をしてもらう。
●丸物の活躍
組合企業が得意としている丸物製品の一例。
●旋盤加工の不思議
旋盤をつうじた加工の応用例。
●精密部品が組込まれた装置(2点)
子どもたちが興味をもつ精密部品のあり方。
●技能承継
技能検定をつうじたテクノ小千谷名匠塾の取組みについて。