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大澤科学技術振興財団が「平成26年度助成費贈呈式」を開く
大澤科学技術振興財団(理事長=大澤輝秀氏・オーエスジー会長兼CEO)が、去る10月24日、オーエスジー ゲストハウス(愛知県豊川市)で「平成26年度助成費贈呈式」を開催した。大澤科学技術振興財団は、日本のものづくりを支える科学技術の振興に寄与したいという趣旨から平成3年7月18日に設立され、国内の大学・研究所等、非営利の研究機関に所属する研究者に研究に対する助成を行っている。
今年度は19件の研究開発助成および、13件の国際交流助成を行い、助成金の合計は2,992万円となった。また、設立来24年間の研究開発助成は281課題、国際交流助成も231件にのぼり、助成累計額は5億3695万9000円に達している。
■研究開発助成
1.超微細電極接合のための金属・有機無機ハイブリッド異種材料の精密切削
東北大学・未来科学技術共同研究センター 准教授 福島誉史
2.無加熱原子層堆積法による切削ミルアルミナコートの自動修復法の研究
山形大学・理工学研究科 教授 廣瀬文彦
3.非常に滑らかな切断加工を実現する中赤外ベクトルビームよ縦電場生成への挑戦
宇都宮大学・工学研究科 准教授 東口武史
4.切削加工が可能なポーラスアルミニウムの開発
群馬大学・理工学府 准教授 半谷禎彦
5.無産化雰囲気による超硬合金および鉄鋼材料の同時研削加工に関する研究
日本工業大学・工学部 准教授 二ノ宮進一
6.超硬合金へのダイヤモンド被覆に及ぼすラジカル窒化前処理の影響
千葉工業大学・工学部 教授 坂本幸弘
7.BN系錯体のプラズマ分解と大電力バイポーラバイアス重畳による超硬質窒化ホウ素膜合成
東京工業大学・理工学研究科 准教授 赤坂大樹
8.非接触電力伝達機構を有する複合微細化広報に関する研究
工学院大学・機械創造工学科 助教 平尾篤利
9.B₂O₃の生成溶融を利用したコーテッド工具の高性能化
東海大学・工学部 教授 神崎昌郎
10.レアメタルフリー超硬質ナノ複相構造膜の創製
富山大学・芸術文化学部 教授 野瀬正照
11.チップバニシング加工用コーテッド超硬工具の開発
金澤大学・理工研究域 助教 岡田将人
12.世界最速の高速度カメラ方赤外線サーモグラフィを用いた難削材エンドミル加工減少における温度モニター技術の開発
同志社大学・理工学部 教授 廣垣俊樹
13.骨切除時の熱侵襲抑制を目的とした術用研削工具の開発
大阪大学・工学研究科 教授 榎本俊之
14.大気圧プラズマプロセスをベースとしたパワーデバイス用大口径単結晶ダイヤモンド基板の高効率ダメージフリー平坦化・平滑化プロセスの開発
大阪大学・超精密科学研究センター 准教授 山村和也
15.つり下げ電極を用いた放電加工による小径曲がり穴の創成
岡山大学・自然科学研究科 教授 岡田 晃
16.穴内面への穴加工を実現する特殊工具電極の開発
徳島大学・工学部 教授 石田 徹
17.超微細粒オーステナイト鋼の機械加工による微視組織特性の変化と機械加工層が疲労強度に及ぼす解明
九州大学・カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所 教授 久保田祐信
18.石英板を用いたCBNホイールの新方式精密ツル―イング技術の開発
熊本大学・先進マグネシウム国際研究センター 教授 峠 睦
19.紫外光授用研磨によるダイヤモンド基板の高能率無歪平坦化
熊本大学・自然科学研究科 准教授 久保田章亀
■国際交流助成
K-1.第13回ヨーロッパ真空学会及び第7回ヨーロッパハードコーティング学会(ポルトガル)
(独)物質・材料兼吸気口・表面物理グループ グループリーダー 板倉明子
K-2.第64回国際生産加工アカデミー総会(フランス)
中部大学・工学部 外国人特別研究員 ブカン・アントニー
K-3.第64回国際生産加工アカデミー総会(フランス)
京都大学・工学研究科 准教授 茨木創一
K-4.第64回国際生産加工アカデミー総会(フランス)
大阪大学・工学研究科 助教 道畑正岐
K-5.第64回国際生産加工アカデミー総会(フランス)
金沢大学・理工研究域 教授 細川 晃
K-6.国際先端砥粒加工シンポジウム2014(アメリカ)
兵庫県立大学・工学研究科 助教 児玉紘幸
K-7.国際先端砥粒加工シンポジウム2014(アメリカ)
岐阜大学・複合材料研究センター 特任教授 深川 仁
K-8.国際先端砥粒加工シンポジウム2014(アメリカ)
京都工芸繊維大学・工芸科学研究科 准教授 江頭 快
K-9.国際先端砥粒加工シンポジウム2014(アメリカ)
金沢大学・工学部 教授 畝田道雄
K-10.国際先端砥粒加工進歩叔父生む2014(アメリカ)
一関工業高等専門学校・機械工学科 講師 原 圭祐
K-11.国際先端砥粒加工シンポジウム2014(アメリカ)
静岡大学・工学研究科 助教 静 弘生
K-12.国際先端砥粒加工シンポジウム2014(アメリカ)
秋田県立大学・機械知能システム学科 准教授 野村光由
K-13.国際先端砥粒加工シンポジウム2014(アメリカ)
芝浦工業大学・デザイン工学科 准教授 澤 武一
テクノ小千谷名匠塾 「技能検定」技能士合格者100名突破!
小千谷鉄工電子協同組合(理事長=木村敬知氏)の技能者の養成事業である「テクノ小千谷名匠塾」が、このほど国家検定にあたる「技能検定」の合格発表で、技能士が19名が誕生するとともに累計で115名になった。
熟練技能者が減少するなか、若手従業員への技能継承及び技能向上を目的に当塾が平成19年度より発足した。木村理事長は、「8年という歳月で、技能士の合格者数が100名突破をしたことは、中越地震から復興の歩みを残すことができたと自負しておりますとともに、関係者の皆様に心より御礼申し上げます。今後も技能士の育成に向け、倦まず弛まず取り組む所存でございますので、変わらぬご支援ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます」とコメントしている。
イワタツールが「JIMTOF Party in 屋形船」を開催
イワタツール(社長=岩田昌尚氏)が、JIMTOF2014の開催に合わせて11月2日に関係者を招いてパーティを開催した。
屋形船はお台場(パレットタウン)桟橋から出発。パーティに先立ち、岩田社長が、「日曜日にもかかわらず参加していただき、ありがとうございました。今日はざっくばらんに大いに楽しんで下さい」とあいさつをした。
参加者は美味しい料理や東京湾の美しい夜景を楽しんだ。途中、マニアックなイワタツールクイズで参加者は大いに盛り上がった。

三菱マテリアルが低抵抗両面インサート式汎用正面フライス「WSX445」を発売
三菱マテリアル 加工事業カンパニ-(カンパニ-プレジデント:増田照彦氏)は、このほど低抵抗両面インサート式汎用正面フライス「WSX445」の販売を開始した。
低抵抗両面インサート式汎用正面フライス「WSX445」は、3D形状インサートの生産技術が向上しネガティブインサートによる正面フライスが市場浸透している中、ポジティブインサートとネガティブインサートの特長を融合させ、両面(4コーナ×2)使用できる経済性と従来成し得なかった低抵抗を実現させた正面フライス。
低抵抗両面インサート式汎用正面フライス「WSX445」の主な特長は、以下の通り。
①独自開発「両面Z形状」ネガティブインサートにより、低抵抗を実現し切れ味やびびり振動を抑制。
②切りくずはつるまき状に排出されるように設計され、切りくずの噛み込やカッタボディへの擦過を防止。
③円錐型をした着座は、飛散防止(A.F.I)機能と共にインサートの着座面積を確保しながら万が一の突発欠損時でも着座損傷やカッタボディへの擦過損傷を抑制。
刃先交換式ドリル「MVX形」に太径サイズを追加
同社では、他にも刃先交換式ドリル「MVX形」に太径サイズをこのほど追加した。
この商品は、次世代穴加工用製品として2012年11月に発売した刃先交換式「MVX形」。発売開始以降、最大の製品特長である完全4コ-ナ仕様により良好な経済性、外刃内刃の最適配置と材種設定によって良好な切削性と長寿命を実現した商品。
表面硬度を高めると共に最適設計されたホルダにより高剛性を確保し、L/D=6の加工を実現し、多くのユーザーより好評を博していたことを受け、このほどドリル径33.5mmから60mmまでの太径サイズを追加発売する事となった。
刃先交換式ドリル「MVX形」の主な特長は、以下の通り。
①完全4コーナ仕様のインサートにより経済的。
②外刃と内刃の特性にあった材種の選択により長寿命を実現。
③外周切れ刃にはワイパー刃を設け、良好な壁面精度を実現。
10月分工作機械受注総額は1,337.0億円 日工会
日本工作機械工業会がまとめた10月分の受注実績は以下の通り。2014年月10月分工作機械受注総額は、1,337.0億円(前月比△1.4%・前年同月比+30.8%)となった。受注総額は、前月比減少ながら2カ月連続の1,300億円超。1,000億円超は14カ月連続。内外需とも堅調な動きが継続。内需は5カ月連続の400億円超。期末だった前月から減少したものの、政策効果等により、高水準の受注が継続。外需は5カ月連続増加で、8カ月連続の800億円超。850億円超も4カ月連続。北米が堅調で、アジアもスポット受注が継続。今後も内需、外需とも回復基調で推移すると見込まれるが、国内景気やアジアの電気・精密向けスポット受注の動向を注視。
10月分内需
449.1億円(前月比△8.6% 前年同月比+16.2%)。・前月比2カ月ぶり増加、前年同月比16カ月連続増加。・前月の反動減で減少するも、5カ月連続の400億円超で本年2番目の高水準。・期末効果が継続し、中小企業でも設備投資に前向き。展示会効果も一部含まれる。① 一般機械 192.2億円(前月比△3.0% 前年同月比+31.2%) うち金型 27.7億円(前月比+2.3% 前年同月比△4.7%)② 自動車 139.5億円(前月比△2.7% 前年同月比+11.7%) うち部品 110.4億円(前月比+6.9% 前年同月比+13.6%)③ 電気・精密 41.9億円(前月比△20.6% 前年同月比+32.0%)④ 航空機・造船・搬送用機械 16.3億円(前月比△32.9% 前年同月比△16.6%)
10月分外需
887.9億円(前月比+2.8% 前年同月比+39.7%)。・前月比は5カ月連続増加、前年同月比は12カ月連続増加。・8カ月連続の800億円超。高水準の受注が継続。・中国が減少したが、その他アジアでスポット受注が拡大。北米も好調持続。・アジア:451.5億円(前月比+5.7% 前年同月比+74.2%)・東アジア:256.8億円(前月比△12.0% 前年同月比+54.4%)〈中国〉:176.0億円(前月比△25.5% 前年同月比+42.8%)・その他アジア:194.7億円(前月比+44.0% 前年同月比+109.6%)〈タ イ〉34.3億円(前月比+18.4% 前年同月比△29.5%)〈その他〉:139.7億円(前月比+73.6% 前年同月比+395.2%)① 欧州:145.9億円(前月比△0.8% 前年同月比△3.2%)〈ドイツ〉:41.4億円(前月比△11.5% 前年同月比+16.7%)② 北米:268.6億円(前月比△2.9% 前年同月比+27.3%)〈アメリカ〉:226.4億円(前月比△10.7% 前年同月比+27.3%)
9月分超硬工具主要統計
超硬工具協会がまとめた2014年9月分超硬工具主要統計は以下の通り。【超硬合金重量】508トン(前年比111.2)。【超硬工具生産額】切削工具213億1400万円(前年比116.4)、耐摩工具34億280万円(同114.3)、鉱山土木工具7億8200万円(同127.4)、その他工具4億4700万円(同101.8)、焼結体・工具20億9600万円(同113.4)、合計280億6700万円(同115.9)。【輸出入】輸出93億1200万円(前年比122.4)、輸入61億6800万円(同126.6)。【超硬工具出荷額】切削工具223億9500万円(前年比116.6)、耐摩工具34億5700万円(同114.8)、鉱山土木工具8億8300万円(同129.9)、その他工具4億300万円(同99.0)、焼結体・工具23億1400万円(同110.6)、合計294億5200万円(同116.0)。【刃先交換チップ】生産2954万3000個(前年比114.4)、出荷3006万4000個(同114.3)。
第10回切削加工ドリームコンテスト受賞作品決定!
DMG森精機は、このほど第10回切削加工ドリームコンテストを開催し、受賞作品が定した。切削加工ドリームコンテストは、日本国内において切削加工に携わり、切削型工作機械を使用している企業および学校、研究機関を対象に、切削加工業界全体の技術・技能の交流と向上を目的として、毎年1回開催している。
今年は、審査委員長の松原厚京都大学教授 工学博士を始め、審査委員に大学教授の5名を迎え、厳正な審査の結果、全86点の応募作品の中から、製品部品加工部門3点、試作・テスト加工部品部門5点、金型・造形加工部門4点、微細加工部門4点、アカデミック部門4点の受賞作品を決定した。
表彰式は、10月30日(木)15:00~16:00までJIMTOF2014のDMG森精機ブース内(東3ホール ブースNo. E3024)に設ける特設会場で行う。
なお、JIMTOF2014の会期中、同社ブース内にて全応募作品の展示を行う。
製造部品加工部門
●金賞
半導体製造装置部品 (有)備前精機(岡山県瀬戸内市)
●銀賞
3Dミラーブロック (株)エスケー精工(長野県上田市)
●銅賞
プレート (株)坂田精密(福岡県朝倉市)
審査委員による金賞作品の評価ポイント>
小径の穴あけ加工を非常に精度よく加工している点を高く評価した。
先端の細くこまかい2本の円柱の完成度も非常に高い。
試作・テスト加工部品部門
●金賞
細丸棒 東洋炭素(株)(香川県三豊市)
●銀賞
薄い4つの四角 野田プラスチック精工(株)(愛知県小牧市)
●銀賞
バネばねカルテット 大塚精工(株)(福岡県糟屋郡)
●技能賞
ピラミッド一体サンプル キリシマ精工(株)(鹿児島県霧島市)
●アイディア賞
Confetti in sphere (株)長坂(愛知県刈谷市)
審査委員による金賞作品の評価ポイント>
長く複雑な形状で、折れやすい黒鉛材をφ0.5 mmで、長い細丸材に加工している点を高く評価した。
金型・製造加工部門
●金賞
生命の設計図 野田プラスチック精工(株)(愛知県小牧市)
●銀賞
CHANGEがCHANCE (株)エクセディ(大阪府寝屋川市)
●銅賞
3Dステレオグラムロール軸「子犬」 (株)ナンゴー[中途半端ネット運営企業](京都府宇治市)
●芸術賞
白鷺 (有)OMテック(静岡県静岡市)
審査委員による金賞作品の評価ポイント>
折れやすい鉛筆の芯を材料として、二重らせん部をφ0.3 mm、つなぎ目をφ0.1 mmに加工し、切削によりスパイラル形状を形成した技術を高く評価した。
微細加工部門
●金賞
シャープ芯 スパイラル加工 野田プラスチック精工(株)(愛知県小牧市)
●銅賞
Wワイヤーフレーム 野田プラスチック精工(株)(愛知県小牧市)
●銅賞
技術の卵 (株)後藤精機(神奈川県横浜市)
●アイディア賞
小さい食器(株)仙北谷(神奈川県横浜市)
審査委員による金賞作品の評価ポイント>
最小で約φ0.2mmのシャープ芯を、美しいスパイラル形状に加工した技術を高く評価した。
アカデミック部門
●金賞
複合ヘリカルブレード 東京電機大学(東京都足立区)
●銀賞
俺はしがない落下する振り子だよ 岡山大学 工学部 創造工学センター工作センター部門(岡山県岡山市)
●銅賞
削り出し迷路(ボールつき) 兵庫県立神戸高等技術専門学院 機械加工技術コース(兵庫県神戸市)
●アイディア賞
微細異形軸加工 京都工芸繊維大学 機械システム工学部門 マイクロ・ナノ加工学研究室(京都府京都市)
審査委員による金賞作品への評価ポイント>
チタン合金に対して、ヘリカル構造のブレードを高精度かつ短時間で加工している技術を高く評価した。
■第10回切削加工ドリームコンテスト審査委員
・(審査委員長)松原 厚 京都大学 教授 大学院 工学研究科 マイクロエンジニアリング専攻
・青山 藤詞郎 慶應義塾大学 教授 理工学部長・理工学研究科委員長
・青山 英樹 慶應義塾大学 教授 理工学部長・システムデザイン工学科
・竹内 芳美 中部大学 教授
・光石 衛 東京大学 教授 大学院 工学系研究科 機械工学専攻 研究科長
天田股份有限公司(AMADA TAIWAN.INC)が創立30 周年 ~社屋とテクニカルセンターをリニューアル 記念イベントを開催~
アマダ(社長=岡本満夫氏)は、このほど台湾の現地法人である天田股份有限公司(AMADA TAIWAN. INC、以下AMADA TAIWAN)の創立30 周年を記念して、社屋ならびにテクニカルセンターをリニューアルし、新たにオープンした。
オープン記念イベントとして、9 月25 日(木)から27 日(土)までの3日間、「AMADA Digital Automation 103」を開催。期間中300 社、500 名の来場者で賑わいをみせた。
台湾の板金業界は中国(大陸)との競争だけでなく、発展目覚ましいアジア諸国との競争に勝ち残ることが要求されており、こうした状況を踏まえ、台湾板金業界が今後進むべき方向性として「AMADA Digital Automation 103」で最新のデジタル化と自動化を提案した(「AMADA Digital Automation 103」の103は民国103年=2014年。民国103年をデジタル化・自動化元年とする提案)。
テクニカルセンターのイベントでは、台湾市場に向けた最先端の自動化ソリューションを披露し、ファイバーレーザ複合マシンLC2515C1AJ 、高速・高精度ハイブリッドデジタルベンディングマシン HG1303、ファイバーレーザ溶接システム FLW4000M3 を台湾で初めて披露。ブランク加工から溶接加工までの全工程のデモンストレーションは、来場された顧客の評価も高く、注目を集めた。
イベント初日には、30 周年セレモニーとして、AMADA TAIWAN 創立当初からアマダのマシンを愛用いただいている顧客をはじめ、台湾前駐日代表、日本と台湾の文化交流を推進する公益財団法人日本交流協会の関係者など、約110 名をご招待した式典が行われた。
また、AMADA TAIWAN では、台湾での人材育成を支援するため、板金の専門的人材教育を行っている台湾師範大学、新竹高工、秀水高工、台南高工の4校にベンディングマシンES‐3612 を1 台ずつ寄贈。イベント初日に贈呈式を行い、出席した各校の代表者に目録を渡した。
■AMADA TAIWAN. INC.概要
資本金 : 8,267 万NT ドル(2013.12.31 現在)
従業員 : 91 名(2013.12.31 現在)
売上高 : 159,387 万NT ドル(2013.12.31 現在)
敷地面積 : 3,592 ㎡
社屋延べ床面積 : 4,514 ㎡
投資額(社屋およびテクニカルセンター) : 4,600 万NT ドル
主要展示設備 : 展示場 1,000 ㎡
■「AMADA Digital Automation 103」展示マシン
1.ファイバーレーザ複合マシン LC2515C1AJ《台湾初出展》
2.3 軸リニアドライブ・ファイバーレーザマシン FLC3015AJ
3.グローバルスタンダードCO2レーザマシン LCG3015
4.新ACサーボ・ダイレクトツインドライブNCT EMZ3612MⅡ
5.高速・高精度ハイブリッドデジタルベンディングマシン HG1303《台湾初出展》
6.ハイブリッド・ドライブシステム搭載 高精度ベンディングマシン HDS8025NT
7.ベンディングマシン HS1303
8.ファイバーレーザ溶接システム FLW4000M3《台湾初出展》
アマダの台湾での歴史は、1962 年にバンドソーの1号機が納入されたことから始まる。1978 年に台湾に事務所を開設、そして1984 年にAMADA TAIWAN を設立し、本格的に台湾での直販・直サービスのビジネスをスタート。1987 年には現在の本社である桃園縣林口に本社ビルを建設、同時にテクニカルセンターをオープン。
現在まで1500 社のユーザーに、パンチングマシン800 台、レーザマシン500 台、ベンディングマシン3000 台を超えるマシンを販売し、アジアにおける重要な拠点となっている。
ヤマザキマザックが「札幌テクニカルセンタ」を新設
ヤマザキマザック(社長=山崎智久氏)は、国内のサポート拠点を新設した。北海道札幌市内に、営業およびサービス活動を行うサポート拠点「札幌テクニカルセンタ」を新設し、10月20日から業務を開始した。北海道での工作機械の需要は、農業機械、食品機械などの産業が中心です。「札幌テクニカルセンタ」は、北海道全域の営業およびサービスを行ない、顧客への迅速な対応を促進する。 国内のテクノロジーセンタとテクニカルセンタによるサポート拠点は、合計33ケ所になる。●札幌テクニカルセンタの概要名 称 : 札幌テクニカルセンタ 所在地 : 〒370-0045 北海道札幌市北区北34条4丁目26号従業員 : 所長以下計3名からスタートTEL : 011-806-0250 FAX : 011- 806 - 0251●テクノロジーセンタとテクニカルセンタの違い「テクノロジーセンタ」は、ショールームやオーディトリアムなどを備え、工作機械の営業・サービスだけでなく、ユーザー工場の合理化など技術的なアドバイスも含めた経営全体もサポートし、また、顧客により近い場所で営業及び迅速なサービス活動を行うための拠点。現在、全世界に38ケ所のテクノロジーセンタと41ケ所のテクニカルセンタを開設している。
DMG森精機がインドネシアテクニカルセンタ グランドオープン
DMG森精機がこのほど、インドネシアノースジャカルタにインドネシアテクニカルセンタをグランドオープンした。
グランドオープンにあたり現地時間10月6日(月)にオープニングセレモニーを執り行い、当社取締役社長森雅彦、DMG MORI SEIKI AKTIENGESELLSHAFT CEO Dr. Rüdiger Kapitzaら関係者によるテープカットを行った。
インドネシアテクニカルセンタは、世界中の顧客に最高の商品とサービスを提供するため、世界各国のテクニカルセンタと共に、DMG MORIの販売・サービス活動の重要な役割を担う。
新しくなった1階のショールームには、DMG MORIの新デザインコンセプト機を含む最先端機種を展示している。ショールームはお客様と共に新しい加工技術を開発する場、5軸加工のトレーニングの場としても機能する。
インドネシアの首都という立地の良さを活かし、インドネシアの顧客を総合的にサポートしていくとしている。

所在地 : Jl. Danau Sunter Selatan Blok O.3 No. 41-42,
Kel. Sunter Jaya, Tanjung Priok, Jakarta Utara 14350
敷地面積 : 2,700 ㎡
建物 : 2階建て (延床面積: 3,236 ㎡)
1F : ショールーム、セミナールーム、応接室 、2F : 事務所
従業員 : 約50名