ニュース
【動画】ダイジェット工業 遂に「ストライクドリルの歌」を披露!
ダイジェット工業が、遂に現在売り出し中の「ストライクドリル」の歌と動画を遂に披露した。切削工具業界では自社製品を歌にするのは初の試み。なお、ただいま『トライナウキャンペーン』を実施中。
『トライナウキャンペーン』の申し込みはこちらから↓
https://www.dijet.co.jp/lp/strike/?bownowmail=sid_133246b8fdd2f1d97562:…
【過去記事】ストライクドリルの歌が出来上がるまで密着取材↓
https://seizougenba.com/node/13427
三菱マテリアル 座ぐり加工用超硬ソリッドドリル「DFAS」を発売

三菱マテリアル 加工事業カンパニーがこのほど、座ぐり加工用超硬ソリッドドリル「DFAS」の販売を開始した。
座ぐり加工用超硬ソリッドドリル「DFAS」は、先端フラット形状により、加工穴底がフラットになるよう設計されたドリル。傾斜面や曲面の穴加工、薄板加工にも適しており、多様な加工が可能で工具集約に寄与する。
同社では、外部給油式の座ぐり加工用超硬ソリッドドリル「MFE」を既に販売しているが、チタン合金などの加工においても安定した性能を発揮する、内部給油式の「DFAS」をラインアップに追加して適用範囲を拡大した。
〈特長〉
① 切りくずをスムーズにカールさせ整流化するXRシンニングを採用し、低抵抗かつ優れた切りくず分断性能を発揮。
② 独自のクーラント穴形状「TRI-Coolingテクノロジー」により、ドリル剛性を低下させることなくクーラント吐出量を増大させることで、切りくず排出性、切削熱の排熱性が格段に向上し、ステンレス鋼、チタン合金の安定加工を実現。
③ 切れ刃コーナ部にはフラットランド(ギャッシュ)を設けることで強度を確保し、シャープな切れ刃により抜けバリを抑制。
DC(切削径)は、φ3.0mm~φ14.0mmの計95アイテム。
■標準価格(税抜き価格)
DFAS0300X03S040 DP102A: 10,300円
(代表型番)
DFAS0800X03S080 DP102A: 17,500円
DFAS1400X03S140 DP102A : 35,100円
タンガロイ ヘッド交換式ドリル「DrillMeister」にモジュラーボディを追加

タンガロイがこのほど、ヘッド交換式ドリル「DrillMeister」シリーズにモジュラーボディを追加し、全国で発売を開始した。
「DrillMeister」シリーズは、超硬ソリッドドリルの切削性能と刃先交換式ドリルの利便性を兼ね備えた画期的なヘッド交換式ドリル。「DrillMeister」には、汎用のDMP形や高精度加工用DMC形など、5種類のヘッドがあり、加工用途や加工深さに応じて最適な工具を選定することができる。
今回は同シリーズに、TungFlexシャンクを使用できるモジュラータイプのドリルボディを設定した。このボディとTungFlexシャンクとを組み合わせることで、工具の突き出し長さをこれまで以上に自由に選定でき、干渉物によって必要以上に突き出しが長くなる穴あけにおいても、非常に安定した高能率加工が可能となる。
特に壁際底部の穴あけなど、干渉物を回避するために長い突き出しが必要となる加工において非常に有効であり、超硬など高剛性シャンクを使用することで、切削条件を大幅に落とすことなく加工が可能である。
また寿命などによる工具ボディ交換時にも、先端のドリルモジュールの交換だけで済むため、機械停止時間を大幅に短縮することができる。
このモジュラーボディには、「DrillMeister」用ヘッドはすべて使用可能であり、さまざまな加工要件や被削材に柔軟に対応できる。
今回、加工径φ6-φ14.9mmに対応するL/D=2仕様と、加工径φ6-φ18.9mmに対応するL/D=3仕様を設定した。
■主な形番と標準価格(税抜き価格)
・TID060M6-2:32,200円
・TID140M10-2:35,800円
・TID140M10-3:39,200円
(計39アイテム)
ヤマザキマザック インド工場の本格稼働を開始

ヤマザキマザックがインド工場(名称:YAMAZAKIMAZAKMACHINETOOLSPRIVATELIMITED)の本格稼働を開始し、6月28日(水)にオープニング式典を開催し、インド工場の本格稼働開始にあたり、顧客や代理店など約300名を招きオープニング式典と工場見学ツアーを実施した。
およそ14億人の人口を抱えさらなる経済成長が期待されるインドでは、自動車をはじめ医療・航空機・半導体産業などの市場拡大に伴い、今後も工作機械の需要拡大が見込まれていることを受け、同社はインドでの迅速な製品提供とより高品質なサポートの提供を実現するため、新たに工場を建設、今年3月より稼働を開始している。工場では、インド国内向けの新型の立形マシニングセンタ「VC-Ezシリーズ」を生産している。

インド工場は2013年に稼働を開始した遼寧工場に次ぐ10年ぶりの海外生産拠点となる。同社はインドでの現地生産により、インド市場におけるシェア獲得を図るとともに、インド国内の製造業のさらなる発展に貢献していくとしている。
イスカル社 高精度90°肩削りカッター「NEODO/ネオドゥー」好評発売中!

イスカル社は、エンドミル及び、耐熱合金/ステンレス鋼加工に対応する2種類のチップを新たに追加、高精度90°肩削りカッター「NEODO/ネオドゥー」を好評発売中である。
この製品は、高剛性ダブテイルクランプ構造(浮き上がりやビビリを防止)と分厚いチップを採用することで、工具剛性を上げ切削条件アップを可能とする。特に負荷変動の厳しい断続切削において良好な結果が得られる。
耐欠損性に優れ、ポジ切刃、両面8コーナー仕様のチップは、切削抵抗を低減し、安定した加工を可能とする。ワークの取り代が減りつつある金属加工業界への最適化を狙い、最大切込み深さは5mmとした。安定した高能率加工とコスト低減を両立する、イスカル最新工具である。
■レパートリー
フェースミル
S890 FSZ-R08 工具径:φ32mm~φ125mm
エンドミル
・S890 ESZ-R08 工具径:φ25mm・φ32mm
ヘッド交換式エンドミル
・S890 ESZ-MMT-R08 工具径:φ25mm・φ32mm
チップ(8コーナー仕様):
最大切込み:5mm
・S890 SZMU-PNR-MM:鋼類全般加工用
・S890 SZMU-PNTR :鋳鉄加工用
・S890 SZMU-PNRHP :耐熱合金加工用
・S890 SZHU-PNR :ステンレス鋼加工用

全日本機械工具商連合会が「2023年通常総会」を開く

全日本機械工具商連合会(会長=坂井俊司 NaITO社長)が、6月14日、東京都内のアリスアクアガーデン田町で「2023年通常総会」を開催した。
総会に先立ち、坂井会長は日頃の感謝を表したあと、「自動車の技術をはじめ、様々な技術が日進月歩進化している。もののつくり方もどんどん変化している。状況が変わるのが早い。皆様と活発な議論ができればと考えている。」と述べたあと議案審議に入り、承認可決された。
中山哲也副会長(トラスコ中山社長)の乾杯の発声で懇親会が開かれた。宴もたけなわの頃、山田雅英副会長(山田マシンツール社長)の中締めで散会した。
プロテリアル 「被削性に優れた冷間工具鋼『SLD🄬-f』の加工事例」が型技術協会「奨励賞」を受賞

本年1月に日立金属から商号を変更したプロテリアルが、このほど「被削性に優れた冷間工具鋼『SLD-f』の加工事例」において、型技術協会主催の型技術協会賞の「奨励賞」を受賞した。(受賞者=プロテリアル特殊鋼事業部 植木道男氏) 贈賞式は、6 月 22 日(木)に大田区産業プラザ PiO にて行った。
「自動車骨格部品(プレス部品)においては衝突安全性の向上や軽量化のため、高張力鋼板(ハイテン鋼板)の適用拡大が進んでおり、使用されるハイテン鋼板は、より高強度・高硬度化していることから、加工時に金型へ与えるダメージが深刻な問題となっている。また、サプライチェーン全体のリードタイム短縮や、開発・生産における準備期間の短縮化へのニーズも高まっている。」と同社。
『SLD-f』 は、ベラーグを生成させやすい成分構成と、炭化物の微細化・低減によって、冷間ダイス鋼として一般的な SKD11 の標準切削条件の約 3.5倍の高効率被削性を実現しており、顧客の切削加工速度の向上および金型加工時間の短縮に貢献する。また、高い靭性を持ち合わせているため、金型として使用される際の耐久性や耐チッピング性にも優れている。さらに、高温焼戻しを施す場合でも安定した硬さが得られ、PVD 処理時の寸法変化の抑制にも有効である。

同社では、「新材料開発に注力するとともに、お客様の課題を解決するソリューション技術に磨きをかけ、自動車向けをはじめとした高品質化ニーズに応じた金型業界の変革に
対し、提案をし続けていきます。」としている。
2023年5月分 機械工具生産額まとまる 日本機械工具工業会
日本機械工具工業会がこのほどまとめた2023年4月分の機械工具生産額は次のとおり。〈( )内は対前年比〉。
■生産額
切削工具 329.1億円(93%)、耐摩耗工具 29.9億円(97%)、総合計 367.8億円(94%)。
■ドリル生産額
特殊鋼工具 15.2億円(106%)、超硬工具 32.6億円(79%)、ダイヤ・CBN 0.7億円(84%)、総合計 48.4億円(86%)。
■エンドミル生産額
特殊鋼工具 3.8億円(90%)、超硬工具 32.4億円(88%)、ダイヤ・CBN 1.3億円(130%)、総合計 37.5億円(89%)。
■カッタ生産額
特殊鋼工具 0.8億円(140%)、超硬工具 5.1億円(97%)、ダイヤ・CBN 0.5億円(106%)、総合計 6.5億円(102%)。
■ギヤカッタ生産額
総合計 6.6億円(98%)。
■ブローチ生産額
総合計 6.9億円(94%)。
■ねじ加工工具生産額
特殊鋼工具 25.9億円(88%)、超硬工具 2.5億円(77%)、総合計 28.4億円(87%)。
■バイト生産額
特殊鋼工具 0.1億円(32%)、超硬工具 7.8億円(85%)、総合計 7.9億円(83%)。
■リーマ生産額
特殊鋼工具 1.2億円(50%)、超硬工具 2.3億円(100%)、総合計 3.4億円(74%)。
■鋸刃カッタ生産額
特殊鋼工具 1.4億円(110%)、超硬工具 0.5億円(55%)、総合計 1.9億円(86%)。
■インサート生産額
超硬工具 132.1億円(97%)、ダイヤ・CBN 20.1億円(97%)、総合計 152.2億円(97%)。
■ボディ関係生産額
総合計 16.5億円(104%)。
■超硬合金生産額
切削用 110億円(79%)、耐摩耐触用 14億円(91%)、総合計 125.4億円(80%)。
日本建設機械工業会 2023年5月度 建設機械出荷金額まとまる
日本建設機械工業会がこのほどまとめた2023年5月度の建設機械出荷金額は次の通り。
1.概要(増減は前年同月比)
5月の建設機械出荷金額は、内需は19.2%増加の792億円、外需は23.2%増加の2,020 億円となった。その結果、内需は11カ月連続の増加、外需は31カ月連続の増加となった総合計では22.0%増加の2,812億円となり、31カ月連続の増加となった。
2.内外需別(同上)
(1)内需
機種別に見ると、トラクタは22.0%増加の79億円、油圧ショベルは31.9%増加の237 億円、建設用クレーンは19.7%増加の140億円、道路機械は36.8%増加の32億円、コンクリート機械は18.7%増加の26億円、基礎機械は31.9%増加の36億円、油圧ブレーカ・圧砕機は41.5%増加の23億円、その他建設機械は6.3%増加の52億円の8機種が増加した。また、補給部品も5.4%増加の108億円となった。
(2)外需
機種別に見ると、トラクタは21.6%増加の227億円、油圧ショベルは38.9%増加の886 億円、ミニショベルは29.9%増加の309億円、建設用クレーンは79.2%増加の117億円、コンクリート機械は3.2%増加の1億円、その他建設機械は8.3%増加の252億円の6機種が増加した。
地域別に見ると、北米が29カ月連続で増加、アジアが27カ月連続で増加するなど、全9地域中、4地域で増加した。