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イスカルジャパン 3枚刃、超速ヘッド交換式ドリル「ロジック3カム」を好評発売中!

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 イスカルジャパンの3枚刃、超速ヘッド交換式ドリル「ロジック3カム」が好評発売中だ。

 長い期間の開発を経て登場した有効切刃3枚のヘッド交換式ドリル「ロジック3カム」のメリットは3枚の有効切れ刃が従来の2枚刃と比較して生産性が約50%も向上すること。また、切れ刃外周のガイドとなるマージンも3本になったことで、ビビリが軽減され、安定した加工が可能である。

 さらに、独創的なポケットデザインで、機上で簡単にヘッド交換可能なクイックチェンジシステムを採用。中心部をクランプするため、振れを最小限に抑え、強固にヘッドを固定し、高い繰り返し精度を実現する。

 高い生産性と高精度な穴あけ加工を両立しており、ユーザーからは、「ヘッド交換式タイプ最強・最速!」との呼び声が高い。

■レパートリー
【ヘッド】
 H3P(標準タイプ):Φ12mm~25.9mm
 F3P(新発売フラットタイプ):Φ12mm~順次拡大中。
 炭素鋼/合金鋼/鋳鉄加工に対応

【ホルダー】
 D3N  (加工深さ:1.5 / 3 / 5 / 8×D)
 

ダイジェット工業 金型二番逃がし加工用工具「アンダーカッタ」ラインナップを拡張!

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 ダイジェット工業は、好評中の金型二番逃がし加工用工具「アンダーカッタ」に、このほどモジュラーヘッドタイプを追加発売した。炭素鋼、鋳鉄、工具鋼、ねずみ鋳鉄、ダクタイル鋳鉄の金型二番逃がし加工に威力を発揮する。

 この製品は、オール超硬シャンクアーバ「頑固一徹」と併せての使用で、突き出しの長い加工でもビビリを抑制し、高能率加工を実現。上下往復加工用の「MSU形」とプロファイル加工用の「MUC形」をラインナップしている。

特長

●MSU形
 ① 突き加工または上下往復加工により大幅にびびりを抑制し、高能率加工を実現。
 ② マシニングセンタでの無人加工が可能となり生産性を向上。
 ③ 小径φ16から大径φ40をラインナップ。隅R部加工サイズに合わせた工具選定が可能。

●MUC形
 ① 工具側面を用いた輪郭加工で、加工 時間の短縮が可能。
 ② 工具負荷を軽減する独自刃形で、大きな切込みでも安定した加工が可能。

■サイズ・価格 
MSU形

 φ16φ40(全5形番)
 標準価格: 32,000 円 5 2,000 円 (税抜き)
 インサート形番:WDMW形
 インサート材種:JC8050 、JC8118 PVD(コーティング)
 インサート標準価格:720~1 ,170円(税抜き)

MUC形
 φ25、φ32(全2形番)
 標準価格:40,000~78,000円(税抜き)
 インサート形番:ZPMT形、ZDMT形
 インサート材種:JC5015、JC5040(PVDコーティング)
 インサート標準価格:1,290~1,380円(税抜き)
 

タンガロイ 多方向旋削工具「AddMultiTurn」とねじ切り加工用「TungThread」シリーズを拡充

 タンガロイがこのほど、新発想のインサート形状で多方向旋削加工に対応した「AddMultiTurn」(アド・マルチ・ターン)と、ねじ切り加工用「TungThread」(タング・スレッド)シリーズを拡充し、全国で販売を開始した。

究極の多方向旋削工具「AddMultiTurn」にポジタイプインサートを拡充!

 

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 「AddMultiTurn」は、外径加工、端面加工、倣い加工及び高送り引き加工等、あらゆる方向に加工可能な新発想の旋削加工用工具シリーズ。多方向への加工を可能としたことにより、工具が被削材から離れる非切削時間を短縮するうえ、切込み角の小さい引き加工は、切りくず厚みが薄くなり、高能率(高送り)加工を可能とする。また、切れ刃にかかる切削熱が分散され工具の長寿命化にも寄与する。

 今回、拡充したのは片面仕様のポジタイプ3C-TCMT**TM形インサート。この製品は、
先に発売した両面仕様のネガタイプや従来のISO工具に対して高送り引き加工により圧倒的な高能率加工を可能とし、生産性は3~4倍程度向上した。また同じインサートで従来のISO工具同様の前挽き加工も可能であり、自由度が高くあらゆる加工形態の中切削加工から荒加工に活用できる。

 ホルダの座面とインサート底面には、独自に開発した凹凸形状「Y-Prism(Y-プリズム)」機構を搭載。これにより強固なインサートクランプを実現し、安定した多方向への加工および高能率加工を実現する。さらにホルダには内部給油式を設定し、切削油を直接刃先近傍へ供給することで、工具寿命の安定化と、特に引き加工時の切りくずトラブルを抑制する。

■主な形番と標準価格(税別)
 ・3C-TCMT29X608-TM T9215:2,530円
 ・STXCR/L2525X29-CHP-MC:25,600円
 (計3アイテム)

ねじ切り加工用「TungThread」シリーズに高硬度材向けCBN材種「BX330」を拡充!

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 「TungThread」シリーズは、一般的なNC旋盤でのねじ切りから、自動盤での小型精密ねじ、さらに油井管用の特殊ねじまで幅広く対応する高性能ねじ切り加工用工具シリーズ。今回は同シリーズの60°汎用ねじ加工用インサートに、CBN材種「BX330」を拡充した。

 高硬度材のねじ切りを切削加工で行う場合、超硬インサートでは短時間で切れ刃が損傷し、加工能率を上げることが困難な場合があり、高硬度材のねじ切り加工にCBN材種を使用することがある。今回追加した「BX330」材種は、CBNの中でも耐欠損性と耐摩耗性のバランスが良く、連続加工でありながら負荷の高いねじ切り加工に最適。

 ホルダには「TungThread」シリーズの16ERサイズ用工具が活用できる。一般旋盤から自動盤、また内部給油ホルダまでカバーする豊富なラインナップで幅広い分野の高硬度材ねじ切り加工に対応可能となった。

 今回の拡充で、従来研削加工が主流であった高硬度材のネジ切り加工を、切削加工に置き換えることが可能となり、加工効率の向上、機械加工コストの削減に大いに貢献する。

■形番と標準価格(税抜)
 ・1QP-16ER60-014-SP BX330:13,100円
 ・1QP-16ER60-020-SP BX330:13,100円
 (計2アイテム)
 
 

サンドビック本社およびサンドビック・コロマント・カンパニーが本部を移転

 サンドビック(社長=山本雅広氏)がこのほど、1966年から神戸市に置く本社と名古屋市名東区上社のサンドビック・コロマント・カンパニー本部を統合して、より便利で顧客に近い名古屋駅のそばに移転することを発表した。より一層の市場機会を獲得するとともに、顧客サービスを改善し、ブランドの認知度を向上させるとともに、新しく近代的で環境に優しい施設により、イノベーションと技術をリードするブランドリーダーとしての市場でのイメージを大幅に強化し、既存および将来の従業員にとって魅力的な会社となることが狙い。また、利便性の良さから機敏なアプローチも可能になる。

 山本社長(サンドビック・コロマント、セールスエリア・サウス・アンド・イースト・アジア ジェネラルマネージャー)は、「サンドビック・コロマント・カンパニーは、日本においてサンドビック・グループの最大組織であり、今後更に日本での事業を強化していく予定です。日本でサンドビックのグループ会社を取りまとめるサンドビックの本社を、サンドビック・コロマント・カンパニー本部と統合することは、当社にとって最善策だと考えています」とコメントしている。

 2022年8月1日より新本社での業務を開始する。

【新オフィス所在地】
 愛知県名古屋市西区則武新町三丁目1番17号 BIZrium名古屋
 

アマダ 多関節ロボット・プレス高速ラインシステム「ARPAS」販売開始

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 アマダプレスシステムが、このほど、プレスマシン間における加工製品の搬送スピードが大幅に向上した多関節ロボット・プレス高速ラインシステム「ARPAS(アルパス)」の販売を開始した。

 新商品の「ARPAS」は、プレス加工とワーク搬送において、2軸サーボロボットラインでの協調制御を応用し、6軸多関節ロボットを活用したWAVE協調制御運転を実現したことで、生産タクトが飛躍的に向上している。従来の多関節ロボットプレスラインでは、プレスの加工スライドの上部到達を待ってから規則的にワークを搬送する交互運転であったため、ムダな時間が生じていたが、「ARPAS」の WAVE 協調制御運転は、プレスマシンと搬送ロボットの動作をオーバーラップさせながらワーク搬送を行うことが可能なため、加工までの時間を最短化する。これにより、生産タクトを上げることが可能となった。

 近年、プレス加工の現場では少子高齢化に加え熟練技能者の引退などの人手不足を背景に、自動化や、段取り・操作の簡易化に対するニーズが高まっている。このような課題に対して同社では、「人手不足を解消する自動化システムの『ARPAS』は、視認性・操作性に優れた「iⅢ」制御搭載のサーボプレスを活用しているため、オペレーターによる段取り操作の簡易化や作業負担の削減が可能となり、生産性の向上に貢献します。当社は、これからも経営方針『グローバルに最適なプレスシステムを提供できる企業を目指す』をもとに、お客さまの製造現場を総合的な視点で捉え、課題解決をサポートすることにより、広くモノづくりに貢献してまいります」と意気込みを示している。

主な特長

(1)高速搬送とラインの省スペース化を実現 
 従来、プレスマシンの側面に配置している制御盤を後面に配置することもでき、プレス間のピッチを約20%短縮する。これにより、ラインの省スペース化だけでなく高速搬送に貢献する。6軸多関節ロボットラインシステムのWAVE協調制御運転により、従来の交互運 転に比べて生産性が約50%向上する。顧客の加工製品やラインレイアウトに合わせ、柔軟に対応する。

(2)自動ハンド交換システムによる長時間連続稼働(オプション)
 6軸多関節ロボットの持ち手となる搬送ハンドの交換を自動化した。段取り時間を短縮 し省力化に貢献するだけでなく、ラインの長時間連続稼働が可能になった。長年好評を博している、顧客のニーズにあわせた多種多様な同社独自の搬送ハンドを選択可能。

(3)カメラ監視による稼働支援を実現(オプション)
 搬送状態とラインを監視するカメラを設置することで、加工時の映像を記録する。異常や停止が発生した際、作業者はその前後の映像と内部デバイス情報から原因を確認でき、早期 復旧が可能。

仕様

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ヤマザキマザック ワークサイズを拡大し重切削能力を向上した立形マシニングセンタ「VCN-460/VCN-600」を新発売!

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 ヤマザキマザックは、このほど、金型や自動車部品をはじめとした幅広い加工分野において、より大型で高精度な部品加工のニーズが高まっていることを受け、最新CNC装置を搭載し、基本性能を高めて生産性を向上した立形マシニングセンタ「VCN-460/VCN-600」の販売を開始した。

 「VCN-460/VCN-600」は、Y軸ストロークとテーブルサイズの伸長により積載可能なワークサイズを拡大。毎分12,000回転の高トルク主軸を採用し、重切削における加工能力を大幅に高めている。さらには毎分18,000回転の高速主軸(オプション)の対応により、アルミニウム加工や金型加工の高効率加工を実現した。

 「VCN-460/VCN-600」に搭載するCNC装置は「MAZATROL SmoothEz」と「MAZATROL SmoothG」の2タイプを用意しており、顧客のニーズに合わせた選択が可能。最新CNC 装置「MAZATROL SmoothEz」は表示画面のカスタマイズ機能などによる優れた操作性に加え、CAMソフトウェアとの高度な連携機能も備えており、工場内実機での段取り時間を削減する。

 高まる自動化ニーズに応えるため、自動化オプション対応も大幅に強化。協働ロボット自動化セル「Ez LOADERシリーズ」との接続をはじめ、顧客の工場レイアウトや生産数量に合わせた最適な自動化システムの構築を可能としている。また、顧客の環境経営の取り組みを支援するため、「VCN-460/VCN-600」は従来機と比較して潤滑油材の消費量や消費電力の削減を実現している。

 なお、「VCN-460」をロボットテクノロジージャパン(会期:6月30日~7月2日、場所:愛知県国際展示場)に出展する。

VCN-460、VCN-600の特長

●基本性能の向上
Y 軸ストロークとテーブルサイズの伸長

 従来機よりも大きなワークの積載が可能。金型に使われるモールドベースなどの高効率加工に対応。

【Y軸ストローク、テーブルサイズ】
 ・VCN-460:Y軸ストローク460mm(従来機430mm)、テーブル奥行き460mm(従来機430mm)
 ・VCN-600:Y軸ストローク600mm(従来機530mm)、テーブル奥行き600mm(従来機550mm)

重切削能力の向上
 ・標準主軸に毎分12,000 回転の高トルク主軸を採用により、高い重切削能力を実現。従来の主軸と比較して、切削能力を約50%向上。

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毎分12,000回転の標準主軸による重切削能力比較 被削材:S45C

 

 ・毎分18,000回転の高速主軸(オプション)の選択により、アルミニウム加工や金型加工の高効率・高精度加工が可能。

●高い操作性の実現

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MAZATROL SmoothEz

・CNC装置は「MAZATROL SmoothEz」もしくは「MAZATROL SmoothG」より選択可能。
 ・最新CNC装置「MAZATROL SmoothEz」は、15インチタッチスクリーンによる直感的な操作を実現。PC上に仮想工作機械を構築するCAMソフトウェア「Smooth CAM Ai」との連携により、オフィスでのデジタル段取りを実現、工場実機前での段取り作業を大幅に削減可能。

●幅広い自動化対応
 協働ロボット自動化セルや産業用ロボットとストッカからなる自動化システムとの接続など、顧客の工場レイアウトや生産数量に合わせたさまざまな自動化システムに対応可能。

●グリース潤滑の消費量削減
 各位同軸に高性能なグリース潤滑システムの採用により潤滑油材の年間消費量を最大46%削減。

●消費量電力の削減
 インバータ制御のリアーユニットの搭載によりチラーユニットの年間消費電力を最大30%削減。

主な仕様

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DMG MORI Boston グランドオープン

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DMG MORI Boston外観

 

 DMG森精機(社長=森 雅彦氏)が、このほど研究開発、およびアメリカ北東部の販売・サービスの新たな拠点として、マサチューセッツ州サマービルにDMG MORI Bostonをグランドオープンした。

 森社長は現地時間4月12日(火)に開所式を行い、サマービル市長 Katjana Ballantyne氏、Tulip Interfaces共同創業者のCEO Natan Linder氏とCTO Rony Kubat氏、DMG MORI USAの太田圭一社長とともにテープカットを行った。

 DMG MORI Bostonは、経済発展が著しいアメリカ北東部のBoston近郊に位置する。この地域には、現在成長を続ける医療や航空宇宙、ハイテク関連企業が拠点を構えている。また、マサチューセッツ工科大学やウェントワース工科大学などの技術系大学にも近く、シカゴやデービスの拠点と同様に、同社が注力する自動化とデジタル化の研究開発において重要な役割を果たす。

 また、同じ建屋にTulip Interfacesの本社とショールームが入ることから、同社と密接に連携することで、「TULIP」を活用し、実践的な方法で工程のデジタル化をさらに推進し、製造現場の課題解決を支援していく。

 DMG MORI Bostonには、研究開発者やアプリケーションエンジニア、営業、サービスエンジニアなど約140名の社員が勤務している。テクノロジーセンタに設置する最新の機械やシミュレーターは、顧客が見学できるうえ、顧客のオペレータおよび社員の研修にも活用できる。さらに今後も競争力を維持し、革新的な技術を推進するために、デジタル化、人工知能、AM(積層造形)などの最先端技術に関する知識を持つ人材を採用する。

 今後、DMG MORI Bostonは、アメリカ北東部に販売・サービスを提供するだけでなく、世界中の顧客に新しいデジタル化ソリューションとプロセスを提供する拠点として、さらなる生産性向上に貢献していく方針。

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テープカットの様子
左から、DMG MORI USA社長 太田圭一氏、DMG森精機 社長 森雅彦氏、サマービル市長 Katjana Ballantyne氏、Tulip Interfaces 共同創業者 兼CEO Natan Linder氏、共同創業者 兼CTO Rony Kubat氏

 

■DMG MORI Boston
【所 在 地】77 Middlesex Ave, Suite B. Somerville, MA 02145, USA
【建   物】1F建て(DMG MORIのテクノロジーセンタ、Tulip Interfacesのショールーム、 Tulip Interfaces本社、研究・開発、オフィス、会議室)
【展示内容】NTX 1000、NHX 4000、DMU 60 eVo linear、DMP 70、TULIP、Messenger、my DMG MORIを含むデジタルソリューション
【社   員】約140名(Tulip Interfacesの社員を含む) 
 

2022年3月分工作機械受注総額は1,662.6億円 日工会 

 日本工作機械工業会がこのほどまとめた2022年3月分の受注実績は以下の通り。

 2022年3月分工作機械受注総額は、1,662.6億円(前月比+19.6% 前年同月比+30.0%)となった。受注総額は、2018年4月(1630.6億円)以来、47カ月ぶりの1,600円超で単月として過去2番目の受注。1,000億円超は14カ月連続。
    
 内需は602.4億円(前月比+23.3% 前年同月比+48.8%)で、2018年9月(664.1億円)以来、42カ月ぶりの600億円超。半導体関連等を中心に堅調さが続く中、期末効果により大幅増加。

 外需は1060.2億円(前月比+17.6% 前年同月比+21.3%)で、2018年3月(1073.1億円)以来、48カ月ぶりの1,000億円超で過去2番目。欧米は前月比減少したものの、アジアや北米で増加。

 3月時点で、部品不足や地政学リスク、中国のロックダウン等のリスク要因による影響は顕在化していないものの、今後の動向を注視。

3月分内需

 602.4億円(前月比+23.3% 前年同月比+48.8%)。

 ・2018年9月(644億円)以来、3年6カ月(42カ月)ぶりの600億円超。
 ・前月比2カ月連続増加。前年同月比13カ月連続増加。
 ・3月は半導体関連や部材不足関連需要に加え、自動車等も前月から増加。

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(出所:日本工作機械工業会)

3月分外需

 1060.2億円(前月比+17.6% 前年同月比+21.3%)

 ・2,018年3月(1073.1億円)以来、4年(48カ月)ぶりの1,000億円超。
 ・前月比2カ月ぶり増加。前年同月比17カ月連続増加。
 ・アジアと北米で前月から大きく増加し、単月で過去2番目の高水準を記録。

220510日工会外需
(出所:日本工作機械工業会)


 

2022年3月分 機械工具生産額まとまる 日本機械工具工業会

 日本機械工具工業会がこのほどまとめた2022年3月分の機械工具生産額は次のとおり。〈( )内は対前年比〉。

■生産額
 切削工具 398.7億円(114%)、耐摩耗工具 33.5億円(100%)、総合計 439.4億円(112%)。

■ドリル生産額
 特殊鋼工具 16億円(128%)、超硬工具 40.9億円(122%)、ダイヤ・CBN 1億円(120%)、総合計 58億円(124%)。

■エンドミル生産額
 特殊鋼工具 4.5億円(130%)、超硬工具 39.7億円(102%)、ダイヤ・CBN 1.3億円(92%)、総合計 45.6億円(104%)。

■カッタ生産額
 特殊鋼工具 0.8億円(108%)、超硬工具 6.2億円(129%)、ダイヤ・CBN 0.6億円(103%)、総合計 7.6億円(124%)。

■ギヤカッタ生産額
 総合計 7.5億円(104%)。

■ブローチ生産額
 総合計 8.3億円(106%)。

■ねじ加工工具生産額
 特殊鋼工具 35億円(115%)、超硬工具 3.7億円(125%)、総合計 38.6億円(116%)。

■バイト生産額
 特殊鋼工具 0.3億円(130%)、超硬工具 10.6億円(132%)、総合計 10.9億円(132%)。

■リーマ生産額
 特殊鋼工具 1.2億円(84%)、超硬工具 2.5億円(101%)、総合計 3.8億円(95%)。

■鋸刃カッタ生産額
 特殊鋼工具 1.3億円(108%)、超硬工具 0.8億円(105%)、総合計 2.1億円(107%)。

■インサート生産額
 超硬工具 159.2億円(112%)、ダイヤ・CBN 22.9億円(112%)、総合計 182.1億円(112%)。

■ボディ関係生産額
 総合計 19.3億円(124%)。

■超硬合金生産額
 切削用 158億円(107%)、耐摩耐食用 17.1億円(109%)、総合計 178.3億円(108%)。
 

経産省・2022年2月度機械統計 機械工具生産動態調査

経済産業省の2022年2月度 機械工具生産動態調査(機械統計)は以下のとおり。

220510機械工具(経産省)

(表出所:日本機械工具工業会)