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DMG森精機のSAILING TEAMが「Vendée Globe 2020-2021」に出場決定!
DMG森精機の外洋セーリングチーム「DMG MORI SAILING TEAM」が、11月8日から始まる単独無寄港無補給世界一周ヨットレース「Vendée Globe2020-2021(ヴァンデ・グローブ)」の出場が確定した。
現地時間の9月17日、パリで本レース公式記者会見が開催され、同チームスキッパーの白石康次郎選手が参加し、正式に本レースへの出場を表明した。
チームスキッパー白石康次郎選手は、「再びVendée Globeに出場できること、また、記者会見では多くの選手達と登壇できたことを大変光栄に思っています。2016年大会ではアジア人で初めてVendée Globeに出場することができましたが、無念のリタイアとなりました。悔しさを胸に本レースでのリベンジを願う中、2018年に当チームを結成し、新型フォイル艇を建造するにいたりました。これも、ここまでご支援いただいたスポンサー、パートナーの皆様のおかげです。今回、最高のチームと最高の船で出場できることを、大変感謝しております。毎回約半数がリタイアとなる過酷なVendée Globeにおいて、当チームとしては“完走”を目指します。アジア人として初の完走者になりたいと思っています。応援してくださるスポンサーやファンの皆様、そしてチームのためにも全力でゴールを目指しますので、応援をよろしくお願いします。」とコメントしている。
<Vendée Globe2020-2021レース概要>
大会名称: Vendée Globe2020-2021(ヴァンデ・グローブ)
大会日程: 2020年11月8日(日)スタート(約70~80日間)
コ ー ス: レ・サーブル・ドロンヌ(フランス)をスタートし、南極を回るように世界一周し、再びレ・サーブル・ドロンヌ(フランス)に戻るコース。
走行距離: 21,638マイル(約40,075キロメートル)
出場チーム: 33チーム(2020年9月23日時点)
公式サイト: https://www.vendeeglobe.org/en
タンガロイ 汎用機でのL/D=25を超える超深穴加工で、圧倒的な高能率を実現! ~「DeepTriDrill」(ディープ・トライ・ドリル)L/D=35~45タイプ拡充~
タンガロイが、このほど深穴加工用刃先交換式ドリル「DeepTriDrill」(ディープ・トライ・ドリル)にL/D=35、40、45タイプを拡充し、販売を開始した。
これまで同商品は、は、マシニングセンタや中ぐり盤など汎用機での深穴加工用として、加工長L/D=25まで対応していたが、今回は、ユーザーからさらなる深穴加工への要望を受け、L/D=35、40、45タイプを拡充するに至った。
同社では、今回の拡充により、金型の冷却穴加工や大型部品の深穴加工のさらなる高能率化に貢献するとしている。
〈DeepTriDrillの特長〉
① 抜群の加工能率
チップスプリッタを有する独自のインサート形状、最適設計のチップブレーカで幅広い被削材の深穴加工において、抜群の切りくず処理性能と排出性を発揮し、高送り加工が可能。L/D=25を超える深穴でも安定した加工と高い生産性を実現する。
② 優れた加工穴精度
深穴用BTA工具のノウハウを活用した切れ刃形状とガイドパッド配置を採用することで、従来のろう付けガンドリルに匹敵する優れた加工穴精度を実現する。
■主な形番、標準価格
・MCTR12.00XM20-35: 103,800円
・MCTR12.00XM20-40: 106,600円
・MCTR12.00XM20-45: 108,900円
・MCTR15.00XM25-35: 109,200円
・MCTR15.00XM25-40: 112,100円
(*いずれも税抜価格)
イスカルジャパン長岡営業所 ビル名変更
イスカルジャパン長岡営業所のビル名称が変更となった。なお、2020年9月4日~2021年9月4日までは、名称併用期間が設けられる。
■長岡営業所
〒940-0066
新潟県長岡市東坂之上町2-1-1ファース長岡ビル10F
TEL 0258-33-1831 FAX 0258-33-1832
「JIMTOF2020Online」出展申し込み 締め切り迫る!
「JIMTOF2020 Online」(主催=日本工作機械工業会/東京ビッグサイト)が、11月16日(月)10:00~11月27日(金)17:00(*2020年11月27日(金)17:00~12月11(金)17:00まではアーカイブ期間)までの間、オンライン上で開催されるにあたり、現在、出展申し込み中である。締め切りは9月30日(水)23:59分まで。なお、オプションメニューは11月6日(金)まで申込むことができる。
↓出展申込についてはこちら↓
http://www.jimtof.org/online/jp/application.html
↓出展料金・プランはこちら↓
http://www.jimtof.org/online/jp/fee.html
2020年10月5日から「INTERMOLD/金型展/金属プレス加工技術展」オンライン展示会が開催
日本金型工業会、日本金属プレス工業協会、インターモールド振興会は、2020年10月5 日(月)~ 16日(金)に「INTERMOLD/金型展/金属プレス加工技術展」オンライン展示会を開催する。
同展は長く金型および金属プレス加工技術に焦点を当てた国内唯一の専門展示会としてビジネスマッチングの場を提供してきたが、今年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、展示会の開催は叶わなかった。そこで Web サイトを活用し、技術・製品・サービスの紹介動画や資料の掲載に加え、チャット機能によるリアルタイムでの商談機能、オンラインセミナー開講など各種機能を盛り込んだ「オンライン展示会」を開催するに至った。
10月5日 のオンライン展示会開催に先立ち、9月23日(水)にプレオープン期間として 、 来場登録の受け付けと出展者情報を公開した。 10 月 5 日(月)~ 16 日(金)は、出展者の詳細ページや来場者と出展者をつなぐチャット機能の解放、オンラインセミナーの開講など、本展示会の中心的コンテンツを公開予定だ。
公開予定のオンラインセミナー
■10月5日(月)~
① 「自動車業界のCASE 展望」
(一社)日本自動車部品工業会 技術担当顧問
早稲田大学自動車部品産業研究所 招聘研究員
松島正秀 氏
② 「アディティブマニュファクチャリング(3Dプリンティングの勝ちパターン -導入、その次に-」
③ 「アディティブマニュファクチャリング(3Dプリンティングのチームの作り方 -AM 人材開発-」
テュフズードジャパン(株)
COM事業部 IEP 部 アディティブマニュファクチャリング チーム
AMエキスパート 永野知与 氏
■10月6日(火)~
④ 「パワートレインに変革をもたらす、Additive Manufacturing」
日産自動車(株)
パワートレイン生産技術開発本部 パワートレイン技術企画部
エキスパートリーダー(新商品工法開発)
塩飽紀之 氏
■10月7日(水)~
⑤ 「コロナ禍での金型IOTへの取り組み」
「KMC 金型 IOT ソリューションのご紹介」
(株)KMC
代表取締役社長 佐藤声喜 氏
ソリューション企画推進本部リーダー 黒羽根 悠 氏
■10月8日(木)~
⑥ モータ高効率化に向けたモータコア製造の技術開発動向
黒田精工(株)
技術本部プロセス開発推進室
福山 修 氏
■【LIVE 配信】10月13日(火)14:00~15:00
⑦ 日本のモノづくり革新に向けた「Kansai-3D 実用化プロジェクト」の取り組み
経済産業省近畿経済産業局
次世代産業・情報政策課
課長補佐 谷川淑子 氏
日立建機 サプライヤーの経営基盤強化に向けた教育支援プログラムを開始
日立建機がこのほど、中小企業基盤整備機構(以下、中小機構)と連携し、国内の調達先であるサプライヤー向けに、事業継続と経営基盤の強化を目的とする教育支援プログラムを2020年10月より開始する。
同社調達部門と、これまで日本全国の「中小企業大学校」において、50年以上にわたり中小企業の経営後継者や経営幹部の育成プログラムを提供してきた中小機構が、サプライヤー各社の経営課題や生産現場の実情に則した教育カリキュラムを構築し、3年間の実践的な研修を行う。同プログラムを通じて、日立建機とサプライヤーが一体となって、サプライヤー各社の課題を解決し、さらなる経営基盤の強化を促進することで、安定した部品供給と価格競争力の強化をめざす。なお、同プログラムの対象は、サプライヤー各社の次世代の経営を担う幹部候補で構成する「若葉会」(2020年6月発足)のメンバーとなる。
今回、同社と中小機構は、同社が長年の部品調達から得た知見やノウハウに基づき、対象となるサプライヤー各社の経営課題や生産現場の実情に則した独自のカリキュラムを構築し、さらに、日立建機グループからサプライヤー各社への人財応援を通じて受講したカリキュラムの内容をサプライヤーとともに実践することで、サプライヤーの次世代経営層の企業運営スキルや組織マネジメント力、リーダーシップ、問題解決力など、さまざまな能力の 強化をめざすとしている。
コマツ ホイールローダー「WR12-8」を新発売
コマツは、このほど最新技術を随所に織り込み、「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律」2014年基準に適合した同社独自の機種であるホイールローダー「WR12-8」を発売した。
同機はWR12-6のモデルチェンジ機として、約3年ぶりに2014年基準適合車として導入される待望のWR12シリーズ。従来機のコンパクト性や狭い現場での高積みを可能にする高効率な作業性は継承しつつ、他機種で好評の機能を新たに標準装備している。また、前後進切り換えスイッチを備えたマルチファンクションモノレバーを新たに標準装備し、1 本のレバーでブーム、バケット、リーチアームの操作が可能。従来機と同様のPPC 作業機レバー(2本)もオプションで用意している。さらに、車両後方に視認用カメラを標準装備し、7インチの液晶ディスプレイモニターで後方の安全確認をサポートする。 同機は、産廃仕様車もあわせて導入し、激しい作業環境において、優れた生産性と作業性に貢献するほか、異物の目詰まり、かみこみ、吸入などによる破損の防止対策や清掃メンテナンス容易化により、産廃処理作業で真価を発揮し安全・快適な作業をサポートする。
岡本工作機械製作所 「MAP研削ソフト」・「OKAMOTO NCゲージ」の2種を発売開始
岡本工作機械製作所は、このほど、「MAP研削ソフト」・「OKAMOTO NCゲージ」2種の販売を開始し、早くも注目を集めている。
全自動・高能率・高精度をサポートする全自動研削システム「MAP研削ソフト」
この製品は、全自動にて高能率・高精度に加工するMAP研削ソフト(特許出願済)をCNC研削盤向けにオプションとして開発したもの。同社MAP研削とは、【Measuring highest point(加工開始点を認識)】【Air-cut less(空走距離削除)】【Productivity(生産性向上)】を意味しており、機上に搭載された加工物の情報を自動測定、最も高い部分から加工するプログラムを自動作成、加工条件やドレス条件を自動作成しながら、あらかじめ指定された製品情報までの加工を全自動で行うソフト。
同ソフトには対象加工物に穴が開いている場合は測定ポイントを省く機能、反っている対象加工物をエアカットレス(最短の加工プログラム作成)で加工する機能、単独測定プログラム作成機能、自動補正研削プログラム機能等も搭載されており、生産現場のオペレータ不足解消や加工時間短縮による生産性向上にも貢献をする。オプション対象は、UPGシリーズ・PSG CA3シリーズなど。
平面研削盤の機上で3次元計測を実現するソフトウェア「OKAMOTO NCゲージ」
この製品は、平面研削盤の機上で対象加工物の測定・幾何公差演算のプログラムを簡易的に作成するOKAMOTO NCゲージをCNC研削盤向けにオプションとして開発・発売開始したもの。同ゲージは、生産現場の測定工程を集約する目的として開発したもので、従来オペレータが作成していた測定プログラムを自動作成することで、オペレータのスキルレス化を図ることが可能。
また平面研削盤では加工出来ない内径や円筒度等に対して3次元計測が可能となることから、研削盤の使用頻度を上げ、稼働率向上を図ることが可能なソフトウェアである。オプション対象シリーズは同社機上測定装置搭載CNC機で、測定可能項目は、点・平面・幅(突起溝)・円(内外径)・球・円筒距離計算など、幾何公差演算機能は、平面度・平行度・真直度・真円度・直角度など。
タンガロイ ヘッド交換式ドリル「DrillMeister」(ドリル・マイスター)に刃先強化型ヘッドDMHを追加! ~穴加工における切れ刃の欠損を予防し、安定加工を実現~
タンガロイは、このほどヘッド交換式ドリル「DrillMeister(ドリル・マイスター)」に刃先強化型ヘッドDMHを追加し、販売を開始した。
薄板等の貫通穴加工では、ワークの跳ね戻りや出口バリにより切れ刃に欠損が発生しやすく、工具寿命が安定しないという課題があった。今回同社が発売した刃先強化型ヘッドDMHでは、刃先強度と切りくず処理性能を両立させた特殊刃先処理を採用し、特に切れ刃肩部の欠損を抑制するよう設計している。材種には耐摩耗性と耐欠損性を高次元で両立したAH9130を設定し、長寿命かつ安定的な加工を実現する。
〈ヘッド種類と特長一覧〉
■主な形番と標準価格
・DMH120 AH9130: 9,050円
・DMH150 AH9130:10,020円
・DMH180 AH9130:11,800円
(*アイテム数30アイテム いずれも税抜価格)
アマダプレスシステム デジタル電動サーボプレス「SDE-2017iⅢ GORIKI」を発売
本年4月、アマダオリイから社名変更をしたアマダプレスシステムは、このほど「iⅢ(アイスリー)」制御を搭載した高剛性タイプのデジタル電動サーボプレス「SDE-2017iⅢ GORIKI」を発売した。
「iⅢ」は従来の高精度でフレキシブルなスライドモーション制御機能を維持しながら、生産性や制御装置の操作性を向上させた制御。操作パネルの大型化やユーザーインターフェースの一新により、使いやすさを追求した。また、プレスマシンと周辺装置の連携によるさらなる操作性向上を見据えた制御でもある。「iⅢ」は「SDE-2017iⅢ GORIKI」をもって同社のサーボプレスマシン全シリーズへの搭載が完了した。
「SDE-2017iⅢ GORIKI」は、高剛性タイプのデジタル電動サーボプレス 「SDE-2017 GORIKI」に「iⅢ」を搭載し、より使いやすく進化したもの。また従来オプションだった機能を標準搭載することで加工品質の安定と段取りの簡易化を図り、初心者でも缶単位高品位加工を行えるようになった。今後「SDE-iⅢ GORIKI」シリーズはラインナップを拡充する予定。
さらに、GORIKI専用レベラーフィーダ(プレスマシンの周辺装置の一種。コイル材を平坦にしてプレスマシンに供給する装置)「LFO」シリーズと組み合わせると「SDE-2017iⅢ GORIKI」のNC画面上で「LFO」の情報も管理できる。これによりプレスマシン正面で加工状況を見ながら、レベラーフィーダの情報も確認可能になり、より使いやすくなった。
主な特長
(1)「iⅢ」制御の搭載により操作性・生産性を向上
・作業者の作業手順に合わせた画面構成にリニューアルした。モニタリングできるデータも増え、機械状態の見える化やデジタル管理が可能になった。
・操作パネルを12.1インチに大型化し、視認性も向上した。また、旋回式操作パネルの採用でより使いやすくなった。
・高速振り子モーション時、ショット数が従来と比較し4%向上。高生産性を実現。
(2)従来オプションだった作業者支援機能の標準搭載により品質向上、段取り単純化
・荷重計機能:品質管理には欠かせない加工荷重のチェックが可能になり、加工品質の安定が図れる。
・自動スライド調節機能:設定値を予め登録することで、金型段取りの際、金型番号を入力するだけで、自動的にスライド高さがセットされる。
・加工種別サンプルモーション:加工したい製品形状に似た画像を選択するだえkで、スライドモーションの初期設定を行うことができる。
(3)マシンとレベラーフィーダの画面データ連携により一括管理が可能
・GORIKI専用のレベラーフィーダ「LFO」シリーズを組み合わせると「SDE-iⅢ GORIKI」のNC画面上でレベラーフィーダの情報も同時にモリタリングすることができる。
・レベラーフィーダのコイル残量・残加工時間・送り量/速さ表示・干渉の有無を一度に確認することが可能、作業者の負担を軽減。