4手で奏でる魅惑のピアノ

昨日は友人と、「4手で奏でる魅惑のピアノ」と題したピアノコンサートに行って参りました。(主催:Interaction実行委員会、協賛:DMG森精機)。

奏者は、アドルフォ・バラビーノ/川島美樹。

連弾のピアノコンサートは初めてだったのですが、当然ながら音に厚みが出て、脳内はα波が出まくりでした。

最初は、ラヴェルの「序奏とアレグロ 変ト長調」(2台のピアノ編・川島美樹編曲)。
とっぱじめから、大好きなラヴェルだわ! と大喜びするワタクシ。

この曲の編曲されたものは、聴いたことがありませんでしたが、それはそれはステキでした。流れるようなピアノのタッチ、そして2台のピアノの音色が解け合う様は、彦麻呂風に言うなら、まさに「音色のミルフィーユや!」です。

アルコザーの「2台のピアノのためのトッカータ」も初めて聴く曲でしたが、昭和の映画音楽に使われそうな情緒的な音の運びがなんともロマンティックで、古くなった女の心を鷲掴みにしました。

アドルフォ・バラビーノは、ショパンの名手とのことで、「マズルカ」等を演奏しましたが、CDで聴いていた軽快なマズルカとは違い、当然ですが、ピアニストによって、曲の印象というのは、こんなに変わるのか! と改めてビックリしました。

やっぱり生演奏を聴くのがいいですね☆