注目記事 2012年分

「第9回新機械振興賞」経済産業大臣賞にマツダ

機械振興協会(会長=庄山悦彦氏)が主催する「第9回新機械振興賞」の表彰式が2月24日、機械振興会館で開催された。この賞は、経済産業省、中小企業庁、JKA、中小企業基盤整備機構、日本機械工業連合会および日本経済新聞社の後援を受け、機械工業にかかわる優秀な研究開発およびその成果の実用化によって機械工業技術の進歩・発展に著しく寄与したと認められる企業・大学・研究機関および研究開発担当者を表彰することによって、わが国機械工業の振興に役立てようとするものである。

製品ひとつに妥協はない! 一品から量産品までたしかな技術で対応する相和シボリ工業

「“かわさきマイスター”に認定された優秀なシボリ屋さんがいる」――――という噂を聞き付けたのは先月のことだった。金型を自社内で製作し、急ぎの案件も迅速な対応をしてくれる。なにより評価が高いのはその仕事っぷりである。加工材質はSUS、アルミ、鉄、真鍮、銅はもちろんのこと、難削材といわれているモリブデン、インコネル、タンタル、チタンの絞り加工にも対応しており、製品径は10φから1000φまでと幅広い。

横浜スタジアムの照明用反射板も手掛けたという相和シボリ工業(川崎市高津区新作3-3-2)の大浪忠社長を訪ねた。

三菱マテリアル筑波製作所は世界最強を誇るインサート製造拠点!  

三菱マテリアル筑波製作所は予てより増産を進めていた新棟のインサート量産ラインが完成し、このほど増産体制が整った。1月24日には『筑波製作所新棟見学会並びに賀詞交歓会』が開催され、多数の代理店や関係者が足を運んだ。

三菱マテリアル筑波製作所の最大の特長は、超硬工具の中でも主力であるインサート製品を中心に生産していることだ。最先端の切削工具用材料やミーリング工具、ターニング工具などの開発と並行して、安定供給のための生産技術や生産システムを構築している。

OSGが全国合同賀詞交歓会を開く。来年8月には「ゲストハウス」が完成!

オーエスジー(社長=石川則男氏、本社:愛知県豊川市)が1月13日に同社GTセンターで「OSG全国合同賀詞交歓会」を開催した。この中で、大沢輝秀会長が、研修センターの充実と国内外から研修にやって来るユーザーの交流を図ることを目的とした『ゲストハウス』が来年8月に完成することを発表した。