注目記事 2016年分

三井精機工業の「MTF2016」(本社会場)をレポート! ~奥田社長に意気込みを聞く~

 三井精機工業(社長=奥田哲司氏)が、プライベートショー「MTF2016(MITSUI TECHNICAL FAIR2016)」を開催した。今年のテーマは、「技術と技能で未来に挑戦」。
関東地区(本社会場)は、1月26日(火)から27日(水)の2日間開催された。機能の充実や操作性を改良した新型ジグ研削盤「JB350G」をはじめ、人気の5軸制御立形マシニングセンタ「Vertex55X Ⅱ」、水潤滑式オイルフリーの未知なる可能性を追求した「i-14000Xシリーズ」などが展示され、多くの来場者で賑わった。本社会場内で奥田社長に「MTF2016」への意気込みをお聞きした内容とともに、レポートを掲載する。

「今年は再挑戦の年! 1兆5,500億円を目指す」 日本工作機械工業会が新年賀詞交歓会を開く  

 日本工作機械工業会(会長=花木義麿 オークマ社長)が1月13日、都内のホテルニューオータニで新年賀詞交歓会を開催した。花木会長のあいさつの概要は以下のとおり。

 今、世界各国において、製造業の技術革新が強力に進められている。ドイツは第4次産業革命Industrie 4.0を唱導し、米国ではIndustrial Internetの構想を推進するなど、   スマートファクトリーの実現に向けた取り組みが強力に進められている。日本では、ロボット革命を軸にして製造技術の革新が進んでいる。世界の主要工作機械見本市においてIoTを意識した機械やAdditive Manufacturing技術と融合した工作機械も提案されている。工作機械のイノベーションはまさに日進月歩であり、開発競争は熾烈さを増している。日本も産学官の英知を集結して技術の高度化を図り、世界のものづくりの発展に貢献していかなければならないと強く感じている。

〈年頭所感〉 「GDP600兆円の達成に向け、希望を生み出す強い経済を」経済産業大臣 林 幹雄

平成28年の新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。
新年を迎えるにあたり、経済産業政策の諸課題と意気込みについて一言申し上げます。