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「表面構造が複雑な実装基板も安定して搬送!」 真空機器専門メーカーのシュマルツ

シュマルツはこのほど、強い吸引で凹凸や通気性のあるワークにも対応可能なコンポジットグリッパーの性能を活用し、より大きな凹凸や複雑な表面形状にも対応する新型の真空ハンド、 「SCG-HSS」をリリースした。
社会のデジタル化が進み、さまざまな電子機器が必要となり、構成する電子部品も機器に合わせて多品種・小ロットでの生産が多くなっている。特に複雑な形状が多い実装基板の搬送では、空圧式のメカチャックや基板の形状に合わせて吸着パッドを配置し設計されたハンドが一般的に使用されているが、これらの方式ではワークごとにハンドを設計・製作し、さらに生産時のワーク変更に伴うハンド変更・調整が発生するため、コストと生産性に課題があった。
今回リリースした「SCG-HSS」は、ワークとの接地面に円筒状にならいピンを設置した真空グリッパー。従来のパッドでの吸着ではカバーしきれなかった激しい凹凸にもピンが柔軟になじむため、より表面形状が複雑な基板でも安定した搬送が可能。ピンの操作は空圧式で、特別なセットアップも必要ない。ワークに合わせた状態でピンを固定するだけで、その基板専用のハンドとして使用することができる。
また、SCG-HSSは ESD(静電気放電)破壊対策に適した 106~109Ωの電気抵抗値をもっています。ESD破壊による電子部品の不良・破損防止に寄与し、実装基板製造や、機器への組付け工程の生産性を向上する。
日立建機 IoTとAIを活用し、鉱山現場の課題解決に貢献する「ConSite ® Mine」を開発

日立建機と連結子会社であるWenco International Mining Systems Ltd.(以下、ウェンコ社)は、このほど鉱山現場向けにIoTにより鉱山機械を24時間遠隔監視し、稼働状況のAI分析などで鉱山現場の課題解決に貢献する「ConSite® Mine(コンサイト・マイン)」を共同開発した。
「ConSite® Mine」は、AIと応力解析技術を用いることにより、超大型油圧ショベルのブームやアームの亀裂の予兆などを可視化し、安全性と生産性向上、ライフサイクルコスト低減に貢献する。これらの詳細情報は、Webブラウザ上のダッシュボードなどで顧客に提供する。
現在、日立建機グループは、オーストラリア、ザンビア、インドネシアの鉱山現場での実証実験を進めており、ユーザーニーズを反映し、2021年中に「ConSite® Mine」を提供開始する予定。
主な特長は、顧客の保守担当者と販売代理店などのサービス員が、ブームやアームの亀裂や油圧ポンプの故障の予兆など、ダッシュボードなどで鉱山機械の状態を遠隔監視し、鉱山現場の課題解決につながる情報を得ることができることで、サービス員は、ダッシュボード上の分析結果を確認して、鉱山機械の状態に合わせて適切なタイミングでメンテナンス、点検、部品交換の提案を行い、これにより、ライフサイクルコストの低減、機械のダウンタイム(運転停止時間)の抑制に貢献する。さらに、オペレータの運転操作データや燃費をモニタリングして分析し、安全性向上、生産性向上に寄与する情報として提供する。
2020年8月分工作機械受注総額は679.8億円 日工会
日本工作機械工業会がこのほどまとめた2020年8月分の受注実績は以下の通り。
2020年8月分工作機械受注総額は、679.8億円(前月比△2.6% 前年同月比△23.2%)となった。受注総額は、夏期休暇の影響もあり、前月比3カ月ぶり減少。五カ月連続の700億円割れ。8月の700億円割れは11年ぶり。(09年8月:318.0億円)
内需は230.7億円(前月比△7.0% 前年同月比△38.5%)で、夏期休暇により、3カ月ぶりに前月比減少し、5カ月連続の250億割れ。半導体関連以外の動きは鈍く、国内需要は依然低調。
外需は449.1億円(前月比+0.2% 前年同月比△11.8%)で、メキシコで自動車関連の大型受注があったものの、欧州等で夏期休暇の影響により前月比微減で、6カ月連続の450億円割れ。
5月を底に持ち直しに向けた動きが一部でみられるものの感染拡大状況と経済活動再開の動向を注視。
8月分内需
230.7億円(前月比△7.0% 前年同月比△38.5%)。
・3カ月連続の200億円超。5カ月連続の250億円割れ。
・8月の250億円割れは2009年(127.9億円)以来11年ぶり。
・前月比3カ月ぶり減少、前年同月比21カ月連続減少。
・8月は夏期休暇の影響により前月比減少。国威内需用は自動車をはじめ、依然弱含み。
(出所:日本工作機械工業会)
8月分外需
449.1億円(前月比△0.2% 前年同月比△11.8%)
・3カ月連続の400億円超。6カ月連続の450億円割れ。8月の450億円割れは、2009年(190.0億円)以来11年ぶり。
・前月比3カ月連ぶり減少。前年同月比23カ月連続減少。
・夏期休暇の影響があるも北米の自動車向け大型受注もあり横ばい圏内で推移。
(出所:日本工作機械工業会)
ダイジェット工業 ドイツ子会社DIJET GmbHがYouTubeチャンネルを立上げた!
ダイジェット工業のドイツ子会社DIJET GmbHがこのほどYouTubeを立ち上げ、はじめての自作ビデオをアップした。
DIJET GmbHは、Operation Managerの木村氏と、Sales Managerの日吉氏の2名が在籍し、2014年12月の支店立ち上げ時から、切り盛りしている。
今回の動画は、木村氏が、一時帰国で本社を訪問した様子をビデオに収め、編集をしている。最先端の工具を生産しながらも、若干の泥臭さが漂うところが、なんともダイジェットらしい。
動画の長さは4分半26秒。ダイジェットファンも知らなかったであろう、同社の歴史も分かる。生悦住社長も登場しメッセージを送ったり、滅多に拝見できないテクニカルセンターで技術者や開発者が工具の説明をしたり、輸出部門が映ったりと、それが自然でGOOD!
このビデオを作ったいきさつについて、木村氏に質問してみたところ、「ヨーロッパ市場ではMade in Japanを強調してPRしている当社がコロナで厳しい今の状況下においても、日本で変わりなく活動しているので安心して欲しい、というメッセージを伝えたかった」とのこと。
ドイツは回復のスピードが早い

同社は切削工具業界の小林製薬と呼ばれるほど商品名に特長があり、剛性をイメージさせる『頑固一徹シリーズ』(モジュラーヘッド用アーバ)から、『頑固一体』、『頑固G』や、形状が平らだから『タイラードリル』など、非常に分かりやすくユニークだ。しかも商品名は社内で公募され、話し合いで決まるという。また、加工現場からは、同社の魅力について、「かゆい所に手が届くように、微妙な工具サイズが揃っている。」と評価も高い。遊び心もあり、社内における風通しの良さが、製品開発にも生かされているようだ。
木村氏は、5年のドイツ生活について、「時間にゆとりがあるし、働き方先進国。それでいてこの生産性、ほんとうにパワーのある国だと思います。」と感想。現在、ドイツ製造業の状態について尋ねると、「自動車、航空機は今も厳しいですが、その他産業は持ち直しています。人々のメンタル面もあるのかも知れませんが、回復のスピードが早いです。」と回答してくれた。これは日本にとっても刺激になる明るい話題!
最後にダイジェットファンに一言お願いしたところ、「ビデオの中にもありますが、モノ作りも、そしてPR手法も、時代の変化に対応していけるダイジェットでありたいと思います。YouTuberっぽいPR法も、今後も継続して展開していきますので、チャンネル登録を宜しくお願いします!」と、元気にPRしてくれた。
タンガロイが日頃の感謝を込めてオリジナルエコバックを制作! ~新進気鋭のアーティストmaisとコラボ!~

タンガロイがこのほど、日頃の感謝を込めて新進気鋭の若手アーティストmaisデザインのオリジナルエコバックをプレゼントすると発表した。今回は1000個制作し、販促に活用する。また、現在、同社公式Twitterアカウントにて連動企画を実施しており、既存・新規併せて抽選で40人に贈呈する。
応募要件は、Twitterで#タンガロイだるまんエコバック をつけて、元気が出るアイテムや言葉、習慣をツイートすること。
コラボ企画のいきさつについて、同社マーケティング本部の大越さんは、「話は5月ごろまでさかのぼります。日に日にコロナの影響が色濃くなり、これまで当たり前だったものが失われ、急激な変化を余儀なくされ始めました。切削工具メーカーとしてお客様のコスト削減を図る『コスト低減サポートプログラム』やオンラインセミナーなどに取り組んできましたが、広告宣伝担当としてもできることがあるのではないかと。ちょうど時を同じくして、世間ではレジ袋有料化が始まろうとしていました。―――これだ!」と、閃きを感じ、早速、想いを形にしてくれるアーティストを探し始めたのだという。
白羽の矢が立ったのは、新進気鋭の若手アーティストmaisさん。大越さんは、彼女の作品が放つ抜群の存在感と細部に光るセンスに一目惚れ。一方、Maisさんも、大越さんからの熱いアプローチに「最初にいただいたメールの熱量が忘れられません。そこには〝先駆者魂〟の文字。この言葉に心打たれ、素晴らしい企画になると確信しました。」と心打たれ、快諾したようだ。今回、同社の深い想いをDARUMAの持つポジティブなイメージにのせ、タンガロイのインサートで表現したとのこと。
共に前進するきっかけに

このエコバックはDARUMAが印象的。このDARUMAには〝負を追い払う力強さ〟と〝たとえ小さなインサートでも、集まれば大きな力になり手からあふれ出し、世界中に広がっていく〟という強い願いが込められている。
Twitterで情報発信! 気になる中の人は?

近年、社外の情報発信に注力する企業が、マーケティング活動の一環としてTwitterを活用することが時流になりつつあり、タンガロイも公式アカウントで新鮮な情報を発信している。企業の公式アカウントで実際に書き込んでいる人を〝中の人〟というが、タンガロイファンが注目している同社の中の人は大越さんだ。Twitterの手応えを聞いてみた。
「広告宣伝部門に所属していますが、常日頃からお客様の声をたくさん聴きたい!と思っています。営業メンバーに定期的にヒアリングをするなど社内コミュニケーションは活発に行っていますが、どこかぼやっとしてしまって。その点Twitterではリアルな声を聴くことができ、大変勉強になりますし、なにより皆さんとの交流が楽しくてたまらないです。」と、仕事を楽しんでいる様子。

SNSで心がけていることを尋ねると、「言葉の使い方と意味のある情報を発信することです。新卒から一貫して言葉を使う仕事をしています。言葉は人を救うことも落とすこともできる。特にSNSはそれが独り歩きしてしまうリスクが高いので、発信前には、頭の中で様々な立場の人になりきって〝誰かを傷つける言葉はないか〟を何度もチェックしています。あとは、フォロワー様にとって少しでも役に立つ情報を発信できるようにしています。それが製品情報なのか、技術的な話なのか、単純にクスッと笑える内容なのか。種類や質は様々ですが、フォローしていてよかったと思っていただけるようにはしているつもりです。とはいえ、家族の話など全然関係ないものもつぶやいていますけど(笑)」と応えてくれた。
『DrillMeister』や『DoPent』など、新製品もどんどん市場投入し、元気いっぱいのタンガロイ。加工現場で活躍する方々に、新鮮で明るい話題を提供してくれる。

サンドビック・コロマント・ジャパン アフターサービスを拡充 ~~日本国内で対応できる再研磨・再コーティングの対象製品をさらに追加~
サンドビック・コロマント・ジャパンが、顧客の再研磨・再コーティングサービスの要望に応えるため、2019年末に宮城県栗原市瀬峰にある同社工場内に「リコンディショニングセンター瀬峰」を開設し、同センターにて「CoroDrillⓇ860-SM」と今春リリースした「CoroDrillⓇ860-GM」の再研磨・再コーティングサービスも開始することになり、対応可能な製品数が拡大した。
「アフターサービスを強化することで、顧客が購入した同社の超硬ソリッド工具製品の品質を維持しながら長く活用いただくことが可能になるうえ、製品を再利用することで環境に配慮すると共に、コスト削減も実現できます。」と同社。日本国内でのサービス稼働により、受注から納入までの期間をこれまでよりも大幅に短縮し、迅速に対応することができる。
同センターでは、同社がグローバルで設定している再研磨、再コーティング技術の高い基準をクリアし、対応可能な製品、サービスを今後も拡充していく予定。
同社では、「世界で高い評価を得ている当社の瀬峰ブランドの優れたサービスを、再研磨、再コーティングにおいても最大限発揮し、お客様からの微細なご要望にも対応できるよう努めます。」としている。
DMG森精機のSAILING TEAMが「Vendée Globe 2020-2021」に出場決定!

(パリでの9月17日大会公式記者会見の参加者)
白石康次郎選手は最前列一番右
DMG森精機の外洋セーリングチーム「DMG MORI SAILING TEAM」が、11月8日から始まる単独無寄港無補給世界一周ヨットレース「Vendée Globe2020-2021(ヴァンデ・グローブ)」の出場が確定した。
現地時間の9月17日、パリで本レース公式記者会見が開催され、同チームスキッパーの白石康次郎選手が参加し、正式に本レースへの出場を表明した。
チームスキッパー白石康次郎選手は、「再びVendée Globeに出場できること、また、記者会見では多くの選手達と登壇できたことを大変光栄に思っています。2016年大会ではアジア人で初めてVendée Globeに出場することができましたが、無念のリタイアとなりました。悔しさを胸に本レースでのリベンジを願う中、2018年に当チームを結成し、新型フォイル艇を建造するにいたりました。これも、ここまでご支援いただいたスポンサー、パートナーの皆様のおかげです。今回、最高のチームと最高の船で出場できることを、大変感謝しております。毎回約半数がリタイアとなる過酷なVendée Globeにおいて、当チームとしては“完走”を目指します。アジア人として初の完走者になりたいと思っています。応援してくださるスポンサーやファンの皆様、そしてチームのためにも全力でゴールを目指しますので、応援をよろしくお願いします。」とコメントしている。
<Vendée Globe2020-2021レース概要>
大会名称: Vendée Globe2020-2021(ヴァンデ・グローブ)
大会日程: 2020年11月8日(日)スタート(約70~80日間)
コ ー ス: レ・サーブル・ドロンヌ(フランス)をスタートし、南極を回るように世界一周し、再びレ・サーブル・ドロンヌ(フランス)に戻るコース。
走行距離: 21,638マイル(約40,075キロメートル)
出場チーム: 33チーム(2020年9月23日時点)
公式サイト: https://www.vendeeglobe.org/en

タンガロイ 汎用機でのL/D=25を超える超深穴加工で、圧倒的な高能率を実現! ~「DeepTriDrill」(ディープ・トライ・ドリル)L/D=35~45タイプ拡充~

タンガロイが、このほど深穴加工用刃先交換式ドリル「DeepTriDrill」(ディープ・トライ・ドリル)にL/D=35、40、45タイプを拡充し、販売を開始した。
これまで同商品は、は、マシニングセンタや中ぐり盤など汎用機での深穴加工用として、加工長L/D=25まで対応していたが、今回は、ユーザーからさらなる深穴加工への要望を受け、L/D=35、40、45タイプを拡充するに至った。
同社では、今回の拡充により、金型の冷却穴加工や大型部品の深穴加工のさらなる高能率化に貢献するとしている。
〈DeepTriDrillの特長〉
① 抜群の加工能率
チップスプリッタを有する独自のインサート形状、最適設計のチップブレーカで幅広い被削材の深穴加工において、抜群の切りくず処理性能と排出性を発揮し、高送り加工が可能。L/D=25を超える深穴でも安定した加工と高い生産性を実現する。
② 優れた加工穴精度
深穴用BTA工具のノウハウを活用した切れ刃形状とガイドパッド配置を採用することで、従来のろう付けガンドリルに匹敵する優れた加工穴精度を実現する。
■主な形番、標準価格
・MCTR12.00XM20-35: 103,800円
・MCTR12.00XM20-40: 106,600円
・MCTR12.00XM20-45: 108,900円
・MCTR15.00XM25-35: 109,200円
・MCTR15.00XM25-40: 112,100円
(*いずれも税抜価格)
イスカルジャパン長岡営業所 ビル名変更
イスカルジャパン長岡営業所のビル名称が変更となった。なお、2020年9月4日~2021年9月4日までは、名称併用期間が設けられる。
■長岡営業所
〒940-0066
新潟県長岡市東坂之上町2-1-1ファース長岡ビル10F
TEL 0258-33-1831 FAX 0258-33-1832
「JIMTOF2020Online」出展申し込み 締め切り迫る!
「JIMTOF2020 Online」(主催=日本工作機械工業会/東京ビッグサイト)が、11月16日(月)10:00~11月27日(金)17:00(*2020年11月27日(金)17:00~12月11(金)17:00まではアーカイブ期間)までの間、オンライン上で開催されるにあたり、現在、出展申し込み中である。締め切りは9月30日(水)23:59分まで。なお、オプションメニューは11月6日(金)まで申込むことができる。
↓出展申込についてはこちら↓
http://www.jimtof.org/online/jp/application.html
↓出展料金・プランはこちら↓
http://www.jimtof.org/online/jp/fee.html