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『第47回技能五輪国際大会 日本代表選手選考会』 ~「旋盤」職種、「フライス盤」職種をDMG森精機伊賀事業所にて開催~
厚生労働省、中央職業能力開発協会が主催する「第47回技能五輪国際大会 日本代表選手選考会』が、DMG森精機の伊賀事業所にて本年10月8日(日)~10日(火)の3日間にわたり、第47回技能五輪国際大会に向けた「CNC旋盤」および「CNCフライス盤」2職種の日本代表選手選考会が開催された。
この大会は、参加各国における職業訓練の振興と青年技能者の国際交流、親善を図ることを目的に、原則2年に一度開催されているもので、同社はかねてより若手人材育成および製造業全体の技術力底上げに取り組んでおり、技能五輪国際大会には2007年の第39回大会以降、競技で使用する機械の貸出提供を通して継続的に支援してきた。同選考会には、同社基幹機種である「NLX 2000 | 500」(旋盤)を2台、「NVX 5080 | 40 2ndGeneration」(立形マシニングセンタ)を2台の合計4台を提供し、加えて、これまでで初となる同社伊賀事業所内にて競技が開催できるよう会場提供に協力した。
また、選考会関係者向けに同社の伊賀グローバルソリューションセンタ内を案内する見学ツアーを3日間実施し、最新の5軸加工機やアディティブマニファクチャリング機をはじめ、工程集約や自動化、DX(デジタル・トランスフォーメーション)によりGX(グリーン・トランスフォーメーション)を実現するMX(マシニング・トランスフォーメーション)の取り組みをご紹介した。
同社では2024年9月にフランス・リヨンで行われる本大会への機械提供も行う予定。
「2023国際ロボット展」が11月29日(水)から開催!
日本ロボット工業会と日刊工業新聞社が、2023年11月29日(水)~12月2日(土)の4日間、東京ビッグサイトで『ロボティクスがもたらす持続可能な社会』をテーマに、「2023 国際ロボット展(i REX 2023)」を開催する。
同展は、2年に一度開催する世界最大規模のロボット専門展として、今回で25回目を迎え、出展規模は、654社・団体、3,508小間(前回615社・団体 3,227小間)となり過去最大での開催となる。
会場は、東京ビッグサイトの東1~8ホールと西3、4ホールを使用し、用途が拡大する産業用ロボットの最新システムや関連機器の展示のほか、普及が進むサービスロボットなども多数展示される。
「ロボットSIerゾーン」では、ロボット導入に必要なインテグレーター企業の展示、「ロボットシミュレーション&ビジョンシステムゾーン」では、VR/AR など含む要素技術の展示が行われる。「物流システム・ロボットゾーン」「部品供給装置ゾーン」では、物流業界で活躍する最新のロボットシステムやパーツフィーダなどの供給システムが展示される。
また、前回に引き続きオンライン展示会「iREX ONLINE」を、11月22日(水)~12月15日(金)に開催する。オンライン会場のみの出展者やオンライン会場限定の講演・ウェビナーもある。
メインステージでは、初日に「iREX ロボットフォーラム2023」を開催し、ロボット導入の最新動向や新たな分野での活用の可能性を探る。その他、多数の講演やフォーラムなども連日実施する。併催企画では、主催者企画として、2050年を見据えたテーマ展示を行うほか、毎回好評を博している体験企画イベント「つくる☆さわれる国際ロボット展」も実施する。
【リアル会場】
会 期: 2023年11月29日(水)~12月2日(土)
会 場: 東京ビッグサイト 東1~8ホール/西3・4ホール
開催時間: 10:00 ~ 17:00
入 場 料: 1,000 円 ※入場登録者、招待状持参者、中学生以下は無料
同時開催展{(西1・2ホール/11月29日(水)~12月1日(金)/相互入場を実施}:
「洗浄総合展」、「VACUUM真空展」、「SAMPE Japan 先端材料技術展」、「高精度・難加工技術展」、「表面改質展」、「KOKOKARA Fair」、「FACTORY'S GOODs」
【オンライン会場】
会 期: 2023年11月22 日(水)~12月15日(金)
会 場: オンライン上
入場料: 無料[登録制]
2023年9月分工作機械受注総額は1339.4億円
日本工作機械工業会がこのほどまとめた2023年9月分の受注実績は以下の通り。
2023年9月分工作機械受注総額は、1339.4億円(前月比+16.7% 前年同月比△11.2%)となった。受注総額は、内需の年度半期末効果や外需の大型受注等により、5カ月ぶりの1,300億円超も調整局面は継続。1,000億円超は32カ月連続。
内需は450.5億円(前月比+26.1% 前年同月比△14.1%)で、年度半期末効果により、6カ月ぶりの450億円超。全11業種中10業種で前月比増加したものの、前年同月比は9業種で減少と調整局面が続く。
外需は889.0億円(前月比+12.5% 前年同月比△9.7%)で、夏期休暇明けの欧州や、過去最高額となった北米が外需を押し上げ、5カ月ぶりの850億円超。アジアでは中国が横ばい、インドは好調持続。
9月の受注は季節要因等で増加したものの、過去のピークに比べ、受注総額のレベルはやや低く、持ち直しの時期等、今後の動向を注視。
9月分内需
450.5億円(前月比+26.1% 前年同月比△14.1%)。
・3カ月ぶりの400億円超で、450億円超は6カ月ぶり。
・前月比3カ月ぶり増加。前年同月比13カ月連続減少。
・内需は年度半期末の効果もあって本年2番目の受注額も調整局面が続く。
(出所:日本工作機械工業会)
<h4>9月分外需</h4>
889.0億円(前月比+12.5% 前年同月比△9.7%)
・3カ月ぶりの800億円超で850億円超は5カ月ぶり。
・前月比2カ月連続増加。前年同月比9カ月連続減少。
・主要3局では欧州と過去最高額の北米が前月比増加し、外需は高水準。
(出所:日本工作機械工業会)
日本機械工具工業会 2023年9月分 会員統計生産額まとまる
日本機械工具工業会がこのほどまとめた2023年9月分の機械工具生産額は次のとおり。〈( )内は対前年比〉。
■生産額
切削工具 355.7億円(92%)、耐摩耗工具 31.6億円(99%)、総合計 394.6億円(93%)。
■ドリル生産額
特殊鋼工具 15.8億円(102%)、超硬工具 34.9億円(82%)、ダイヤ・CBN 1.1億円(149%)、総合計 51.7億円(88%)。
■エンドミル生産額
特殊鋼工具 4億円(79%)、超硬工具 34.4億円(90%)、ダイヤ・CBN 1.6億円(103%)、総合計 40億円(89%)。
■カッタ生産額
特殊鋼工具 0.6億円(76%)、超硬工具 4.7億円(86%)、ダイヤ・CBN 0.4億円(71%)、総合計 5.7億円(84%)。
■ギヤカッタ生産額
総合計 7.3億円(104%)。
■ブローチ生産額
総合計 7億円(97%)。
■ねじ加工工具生産額
特殊鋼工具 32.2億円(97%)、超硬工具 3.4億円(87%)、総合計 35.6億円(96%)。
■バイト生産額
特殊鋼工具 9.7億円(106%)、超硬工具 9.7億円(106%)、総合計 9.8億円(102%)。
■リーマ生産額
特殊鋼工具 1.1億円(71%)、超硬工具 2.6億円(99%)、総合計 3.7億円(89%)。
■鋸刃カッタ生産額
特殊鋼工具 1.2億円(89%)、超硬工具 0.5億円(69%)、総合計 1.7億円(82%)。
■インサート生産額
超硬工具 144.5億円(92%)、ダイヤ・CBN 20億円(105%)、総合計 164.5億円(94%)。
■ボディ関係生産額
総合計 16.9億円(97%)。
■超硬合金生産額
切削用 121.9億円(79%)、耐摩耐触用 15.1億円(98%)、総合計 138.5億円(81%)。
日本ロボット工業会 2023年 7月~9月期 マニピュレータ ロボット統計 受注・生産・出荷実績まとまる
ロボット工業会がこのほどまとめた2023年7~9月期のマニピュレータ ロボット統計 受注・生産・出荷実績は次のとおり。
■業況について
2023年7~9月期は、受注額が対前年同期比31.8%の減少、生産額が同16.0%の減少となった。受注、生産ともに減少幅が前四半期より広がり、受注額は同期では2,017年以降、最も低い水準となっている。
出荷実績をみると、国内向けは、回復・拡大傾向にあった電気機械製造業向け(出荷額)が10四半期ぶりに減少に転じたほか、用途別では主要用途で減少した。輸出はアジア向け溶接用や欧州向け実装用が大きく増加した一方で、半導体用や一般組立用は大幅な減少となった。
新型コロナウイルス感染症や地政学的緊張などの各種リスクにさらされる中で拡大した自動化需要であるが、一部用途での底打ちの見られない需要減少や、世界経済の先行き不透明感が成長見通しに重くのしかかっている。
受注・生産・出荷の各状況は以下の通り。
■受注
・受注台数(台) : 40,202(前年同期比▲41.2%) 【4四半期連続の減少】
・受注額(億円) : 1,610(同▲31.8%) 【4四半期連続の減少】
■生産
・生産台数(台) : 47,390(前年同期比▲25.6%) 【3四半期連続の減少】
・生産額(億円) : 1,874(同▲16.0%) 【2四半期連続の減少】
■出荷
・総出荷台数(台) : 48,239(前年同期比▲24.7%) 【3四半期連続の減少】
・総出荷額(億円) : 1,921(同▲15.0%) 【2四半期連続の減少】
―国内出荷台数(台): 9,828(同▲12.3%) 【2四半期連続の減少】
―国内出荷額(億円): 458(同▲5.0%) 【3四半期ぶりの減少】
―輸出台数(台) : 38,411(同▲27.4%) 【3四半期連続の減少】
―輸出額(億円) : 1,463(同▲17.7%) 【2四半期連続の減少】
■国内出荷内訳
■電機機械産業向け
・国内出荷台数(台) : 3,120(前年同期比▲15.4%) 【11四半期ぶりの減少】
・国内出荷額(億円) : 154(同▲6.5%) 【10四半期ぶりの減少】
■自動車産業向け
・国内出荷台数(台) : 2,949(前年同期比▲12.2%) 【2四半期連続の減少】
・国内出荷額(億円) : 131(同▲6.4%) 【3四半期ぶりの減少】
■輸出内訳
■電子部品実装用
・輸出台数(台): 2,751(前年同期比▲31.1%) 【8四半期連続の減少】
・輸出額(億円): 442(同▲30.6%) 【7四半期連続の減少】
■溶接用
・輸出台数(台): 9,626(前年同期比+1.8%) 【2四半期連続の増加】
・輸出額(億円): 252(同+12.0%) 【2四半期連続の増加】
【工作機械編】MECT2023で注目の製品はコレだ!
10 月18 日(水)から21日(土)までの4日間、ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)で「メカトロテックジャパン2021(通称MECT) 」が開催される。製造現場ドットコムでは一足早く、「工作機械編」と「切削工具・周辺機器編」に分けて注目メーカー各社の目玉製品を公開する。
(アマダ/アマダマシナリー、岡本工作機械製作所、黒田精工、芝浦機械、DMG森精機、ナガセインテグレックス、牧野フライス精機、牧野フライス製作所、三井精機工業、安田工業、ヤマザキマザック、碌々スマートテクノロジー)
「FOR YOUR FUTURE」がテーマ
●アマダ/アマダマシナリー
「FOR YOUR FUTURE」をテーマに労働者不足、熟練技能の継承や脱炭素化に向けた最新のソリューションを紹介。アマダの注目は、出展するすべてのマシンに「AMNC 4ie」を搭載したこと。誰でもより簡単に、どこでも効率よく使える環境にやさしいマシンへと進化した各商品のデモも見逃せない。さらに、各マシンを新製造DXソリューション「LIVLOTS」に接続することで、CAD・CAMとマシンの連携による負荷状況の把握、進捗や在庫管理など工場全体の視える化を提案する。アマダマシナリーは、研削加工のデジタル化や自動工具交換・被加工物交換ロボットを搭載した自動化により、誰でも効率的に高精度加工を可能にしたマシンを提案する。
注目は「立軸ロータリー研削盤VRG6DX」
●岡本工作機械製作所
「VRG6DX」は同社初の立軸ロータリー研削盤。12個のセグメントといしと11kwのといし軸モーターを搭載しており、設定された時間・切込量で連続的に研削を行うダウンフィード方式の採用によって高能率加工に貢献。歯車などの金属加工はもちろん脆性材加工にも対応可能だ。また、PSG-GXシリーズと同様のFXコントローラを採用しており、簡単な操作で加工条件を設定することができる。その他、作業環境に配慮した全閉カバー、作業段取りの手助けとなるフットスイッチを標準で装備。オプションで直接定寸装置の取付も可能。他の出展機種は同じく脆性材向け、東海地区では初の出展となる、グラインディングセンタ「UGM64GC」を始め、内面研削盤、成形研削盤を出展。新たな「研削革命」を実現する。
「KURODA Smart Solution」をテーマにお客様の課題に焦点
●黒田精工
今回は「KURODA Smart Solution」をテーマにお客様の課題に焦点を当て、〝加工と計測のSmart化〟を提案する。同社の平面研削盤はボールねじや金型製造も行う同社ならではの複合力を背景に精度のみならず使いやすさを追求した。出展機「GS-86CV」は左右に自社製ボールねじを採用した油圧レスマシンである。大幅な省電力が期待できることに加え、油圧タンクの廃油処理の不要、熱源削減など環境対策に大きく貢献する研削盤だ。従来から好評を博している操作性・拡張性も兼ねそろえた最新の研削盤として、実際の加工サンプルと合わせ黒田の研削盤の良さを体感いただける展示を行う。(注:写真はGS-86CVs)。
顧客の明日を創る機械と技術を提案
●芝浦機械
今回のテーマは「明日を創る機械と技術の新提案」。流動的に変化するモノづくり現場に対し、大物加工技術とナノ技術、DX技術を駆使した展開となっている。目玉は、切削能力をそのままに、機械性能と作業環境を向上させてモデルチェンジしたテーブル形横中ぐりフライス盤「BTD-200QS」や、最先端機能オプションによって唯一無二の加工を実現する超精密マシニングセンタ「UVM-450D(H)」。また、技術展示に摩擦攪拌接合「FSW」では、モノづくり現場で新たな選択肢としてより実践的な視点で見学できる内容になっている。
MX(マシニング・トランスフォーメーション)を披露
●DMG森精機
同社では、工程集約から自動化による「GX(グリーン・トランスフォーメーション)」へ、この一連の工程をDX(デジタル・トランスフォーメーション)」し、これらの仕組みを「MX(マシニング・トランスフォーメーション)と位置付けており、最新機種による実演加工で工程集約を披露する。また、自動走行ロボットなど生産性向上に貢献する自動化システムやCo2排出量削減への取り組みを紹介する。今回は技を尽くした「第18回(2023年)切削加工ドリームコンテスト受賞作品展」を開催し、同社ブースにて初お披露目する。
新たなる〝価値の幕開け〟をテーマに「超越精密加工」を提供
●ナガセインテグレックス
新たなる「価値」の幕開けと題して非熟練者でも再現性高く、自動化・省人化が可能な〝異次元の研削加工〟を提案するナガセインテグレックス。超精密加工を高生産性加工・高付加価値加工を創出する「超越精密加工」に高めていくノウハウに要注目だ。主な展示マシンは、昨年の発表以来、大反響をおこしている新世代のミドルレンジ高精度門型研削盤「SGX-126」や、生産性を激変させる超精密両頭研削盤「NSF-500WS」、砥石をAI観察して不具合を予測するAI砥面観察システム「GRIDE EYE」などのINCREDIBLEなマシン、周辺機器、ソフトなどを一挙展示!
徹底した熱変位対策で長時間連続加工でも安心な新マシンが登場!
●牧野フライス精機
高精密CNC極小径工具研削盤「DB1」を当日リリース! このマシンの注目点は、駆動方式に〝同社初〟となるリニアモータを採用していること。直線軸(X,Y,Z)にスケールフィードバック、回転軸(A,W)にはダイレクトドライブモータを搭載し正確な位置決めと、高い割出精度を実現させている。徹底した熱変位対策により長時間に及ぶ連続加工時でも高い加工安定性を実現、砥石軸には5.5kWモータを使用し、従来機よりも幅広い工具径に対応。標準搭載の自動ワーク交換装置は最大520本(Φ3の場合)のワークを収納可能なのが嬉しい。大形の正面窓や、自動ワーク交換装置の搭載位置変更など、新デザインによる優れた視認性、作業性を実現。オプションとして、ワークの機内形状確認など、段取り作業に便利な着脱式カメラシステム「easy checker」を用意している。
生産性向上と省人化を実現するマシン
●牧野フライス製作所
高速、高精度、高信頼性が揃った5軸制御立形マシニングセンタDA300に40枚ワークパレットシステムと118本の工具マガジンを標準搭載し、最小のスペースで長時間の連続無人運転を可能にして展示するという同社。生産性向上・省人化対応を実現した部品加工に最適なオールインワンパッケージにも要注目だ。新たな「ポリゴンテーパ方式」パレット(HSKクランプ機構)による2面拘束機構を採用し、パレット脱着時の繰り返し精度向上と高い剛性を両立している点も嬉しい。パレットの配置や状態(レディ、加工完了、保留など)をわかりやすく表示した操作画面で、加工や払い出しのスケジュールを簡単に確認できるうえ、例外的な運用(特急品の割込み)にも柔軟に対応している。またホカホカの新製品も登場するらしいので要チェックだ!
「Vertex」シリーズの豊富なバリエーションを紹介
●三井精機工業
今回の見どころは、〝最小の設置スペースで最大の加工エリア〟を実現した初代Vertexの特長はそのままに、精度・剛性にさらに磨きをかけ5軸制御立形マシニングセンタ「Vertex55 Ⅲ」。今回のマイナーチェンジはベッド剛性の向上と主軸熱変位補正機能のバージョンアップを重点としている。特長は、①2m×3mの設置スペースで最大φ750mm×高さ525mmのワークが積載可能。②自社製の傾斜・回転テーブルを採用。高精度で高速な割出しを実現。③工具やワークへの接近性が容易。④センタートラフで良好な切粉処理。⑤さらに強力になった主軸熱変位補正機能でZ軸の変位量は従来の約1/3に改善。⑥ベッド・コラム剛性の向上で微小線分送りによる3次元形状面品が向上。
加工時間短縮と加工品質を両立させるための取り組みを提案
●安田工業
目玉となるのは、立形5軸機のフラッグシップ機、YBM Vi40のコンセプトを受け継ぎつぎつつより大型のワークに対応する次世代機「YBM Vi50」。独自の独自の機上計測機能を活用した高精度加工・工程短縮ソリューションを提案する。他にも、環境負荷低減マシン「PX30i」を展示。このマシンは定評ある高効率・高品質加工性能により、長時間の連続加工でも安定した精度で加工を行うことができるので工場の省エネルギー化、脱炭素化にもつながる。また、今回のMECTでは、主催者企画展示ゾーンにて「加工のスゴ技」をテーマに、高精度かつ高剛性な5軸加工に加え、機上計測による工程短縮が実現した圧倒的な省力化を実現する「YBM Vi40」で実加工を行う。
「カーボンニュートラルに向けた、マザックのデジタル製造ソリューション」がテーマ
●ヤマザキマザック
今回は「環境への取り組み」「デジタル技術」「自動化対応」を組み合わせた総合的なアプローチを展開。主な出展機種は、「INTEGREX i-200H S+ Ez LOADER 30」。多関節ロボットや素材ストッカなど周辺機器との接近性・連携性を大幅に向上、省スペースな自動化システムの構築を可能としている。拡張性を高めたツールマガジンを採用し、仕様を向上させた下刃物台や、チャック爪自動交換装置のオプション搭載が可能。これらにより、ツールやチャック爪の交換作業に付随する機械停止時間を削減、連続運転性能を向上した。ティーチングレス協働ロボットを活用することで、省スペースな自動化システムの構築を可能としている。「Ez LOADER 30」では、専用ソフトウェア「Ez LOADER APP」を新たに開発。ワークナンバーを選択するだけで、ロボットを運用するために必要なデータをCNC装置から取得し、プログラムを自動生成する点は要注目!
「モノづくり」と「コトづくり」を融合
●碌々スマートテクノロジー
創業120周年を迎え、本年10月から碌々スマートテクノロジーへと社名を変更し微細加工のソリューションカンパニーを目指している同社。今回の見どころは高精度承継微細加工機「Mega Ⅶ」。今回、表裏反転機構AWCロボット実装機として従来人が段取り替えを行っていた裏表加工にロボットによる〝表裏反転機構〟と〝ワークチェンジ〟まで可能とした自動化システムを提案。他にも同社が提唱する〝4位一体+ONE〟(最適な微細加工機・工具・ソフトウェア・環境を組み合わせ、さらにオペレーター要素をプラスすること)へのトータル提案によって生み出された展示サンプル群も見どころのひとつ。
【切削工具・周辺機器編】MECT2023で注目の製品はコレだ!
10 月18 日(水)から21日(土)までの4日間、ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)で「メカトロテックジャパン2021(通称MECT) 」が開催される。製造現場ドットコムでは一足早く、「工作機械編」と「切削工具・周辺機器編」に分けて注目メーカー各社の目玉製品を公開する。
(イスカルジャパン、イワタツール、オーエスジー、北川鉄工所、住友電気工業、大昭和精機、ダイジェット工業、日進工具、日新ダイヤモンド、不二越、ブルーム-ノボテスト、三菱マテリアル、MOLDINO、ユキワ精工)
安定した高能率加工とコスト低減を両立するイスカル最新工具群
●イスカルジャパン
見どころは、好評を博している高精度90°肩削りカッター「NEODO(ネオドゥー)」が拡張し、エンドミルおよび耐熱合金/ステンレス鋼加工に対応する2種類のチップ。注目したい点は高剛性ダブテイルクランプ構造(浮き上がりやビビリを防止)と分厚いチップを採用することで、工具剛性を上げ切削条件アップを可能とする点だ。「特に負荷変動の厳しい断続切削において良好な結果が得られる。」と同社も自信を見せる。耐欠損性に優れる、ポジ切刃、両面8コーナー仕様のチップは、切削抵抗を低減し、安定した加工を可能とする。ワークの取り代が減りつつある金属加工業界への最適化を狙い、最大切込み深さは5mmとした。ブース番号「2A16」にてこれらの最新工具に要注目!
「新常識の工具」や「新時代の班代油切削加工システム」を提案
●イワタツール
「新常識の工具」や「新時代の汎用切削加工システム」を提案する同社。今回の目玉となる製品は高速アルミ加工用ヘリカルエンドミル「ドリミル」。この製品は特徴的底刃形状のヘリカル加工用エンドミルで、センターピルホールで切粉の排出をし、高速アルミ加工を可能にするメリットを持つ。また、中低角を増大することによる切削抵抗の低減を実現し、自動車外装パネルへの穴加工・トリミング加工にも適用可能である。出展ブースでは、JIMTOF2022よりも切削時間を短縮したアルミ加工を実演。「ドリミル」を使用し、さらに速度を上げての加工実演を行う。
サステナブルイノベーション!
●オーエスジー
今回の主な展示製品は、新製品の高硬度鋼用超硬エンドミルラジアスタイプ高能率型「AE-CRE-H」、高送り型「AE-HFE-H」だ。高能率型の「AE- CRE-H」の優位性は、大きな正R形状で大きな切込み深さと高送り加工を両立すること。一方、高送り型の「AE-HFE-H」は、独自の複合ラジアス形状で切削抵抗を低減して、L/D=7の長い突き出しでも高速・高送り加工を可能にする。双方ともに〝再研磨〟を考慮したストレート部を設定していることも特長のひとつ。再研磨による資源循環型の加工環境を実現する。また、CO2排出量を約50%削減(製造時における削減量)する環境配慮型工具「GREEN TAP」も日本初披露となるので、こちらも要チェックだ!
省力・省人化技術が詰まった多くの新製品が展示!
●北川鉄工所
特に注目したい製品は、今年4月に発売した新商品ローラギヤカム傾斜NC円デーブル「RKT500」。小型・軽量化設計で30番MCへ搭載でき、大型アルミワークの多面加工も可能。ローラギヤカム機構により長期間安定した精度を維持し、高速回転を実現する。ロータリージョイントが油圧・空圧6+マルチパーパスホール1ポートの計7ポートに対応。最大Φ500mmのワークが搭載可能で、工程集約や省スペース化に貢献する。その他、8月発売のシリンダ内蔵高速パワーチャック「HRS08」や薄型デュアルロックチャック「DLR08」など多くの新商品を展示予定している。また標準チャックを使用したジョー自動交換システム「BR-AJC」のデモ実演も実施。同社の最新技術、省力・省人化技術を提案する。自動化を検討されている方は必見!
各種産業向けに幅広い商品群を展示
●住友電気工業
今回は、自動車・EVをはじめ航空機や小物部品といった産業別に展示コーナーを設け、各種産業向けに幅広い製品群を展示する。注目の新製品は、鋼・鋳鉄加工用超硬コーティングドリル『マルチドリル MDH型』。この製品は従来品に対し加工負荷を大きく低減しつつ、耐欠損性を高めた切れ刃形状により安定した高能率加工を実現。また、高能率加工により各産業分野でのGXの実現に向けた消費電力量・CO2排出量の削減に貢献する。特長は、新シンニング形状「RPシン二ング」の効果により、切りくず排出性を向上することで大幅な加工負荷の低減を実現し、高能率条件でも安定した加工が可能になること。また、最適化された独自の切刃形状によって応力集中を抑制し、耐欠損性を向上している。耐摩耗性と耐欠損性を両立した新PVDコーティング「HFコーティング」の採用により幅広い切削条件で安定した加工も実現している製品だ。
重切削加工の課題を解決!
●大昭和精機
今回の目玉は、重切削加工において、エンドミルが抜ける、滑るなどの問題を解消すべく、ミーリングチャック用「PGストレートコレット」。ストレートコレットに施した抜け防止、回り止め機構により、チャックホルダと切削工具を確実にロック。工具が破損して抜けなくなった場合でも、ホルダからコレットを抜き取る事ができ、最小限の交換で対応可能。BIG「メガダブルパワーチャック」や「ニューハイパワーミーリングチャック」のBBT/HSK/BIG CAPTOホルダに対応、難削材においても安定したエンドミル加工が行える。コレット外径:φ20。コレット内径:φ10,12,16。コレット口元からの端面給油仕様。
注目の「EXSKSシリーズ」に加え、当日発表の隠し玉もアリ!
●ダイジェット工業
従来の両面6コーナーの高送り工具SKSエクストリーム(EXSKS)の07、09タイプに、小径多刃で高送り加工が可能なEXSKS-05タイプを加えサイズを拡張して「EXSKSシリーズ」として統合して展示する。タイプが拡張されたことにより、それぞれの加工用途に応じた最適工具が選定可能になっている。また、当日発表の〝隠し玉〟もあるとのことで、こちらも期待大だ。さらに同社が工具業界初の製品を歌にした「ストライクドリルの歌(3番)」もこの機会に発表され、会場ではストライクドリルの歌完全バージョン歌詞入りクリアファイルが配られる。ダイジェットファンにはたまらない内容となっている。
「生産性向上」、「高能率」、「高精度」、「鏡面」、「微細」となるエンドミルや新製品も!
●日進工具
今回は「生産性向上」、「高能率」、「高精度」、「鏡面」、「微細」となるエンドミル群を展示。注目したいのは、ホカホカの新製品、無限コーティングプレミアムPlus 高硬度鋼高精度加工用2枚刃ロングネックボールエンドミル焼きばめチャック対応ショートシャンクタイプ「MRBSH230SF」だ。ポジティブ切れ刃形状と耐欠損性を重視した新素材の採用で、70HRCの高硬度でも安定した切削性能を実現している。また、加工精度を向上させるため、突き出しを短くでき高剛性状態での加工が可能となっている。従来の83サイズが 115サイズに拡張され、32サイズの追加で、よりかゆい所に手が届くような嬉しい展開となっている。
「Nブランド」が始動! ニッチな商品を標準化!
●日新ダイヤモンド
オーエスジーグループの日新ダイヤモンドは、新製品として「Nブランド」商品をオーエスジーブース内で展示する。Nブランドとはニッチ(Niche)な市場へニッチな商品を標準化したもので、従来、特殊仕様として販売されていた多くの製品を標準化することで、〝手軽に利用できる〟ことを目指したものなのだ。同社の「メジャーな市場ではなく、あえてニッチな市場をターゲットにするのはダイヤモンド工具の裾野を広げ、多くのお客様にダイヤモンド工具の長寿命、効率化、高精度を知っていただきたい。」との思いに要注目! 今回は6種類の商品を発表するとのことで期待大!
「アクアREVOシリーズ」のほか、画期的な新製品登場に大注目!
●不二越
主な展示製品は、“長寿命”、“高能率”、“多用途”で、幅広い加工の困りごとを解決する「アクアREVOシリーズ」。“材料”、“形状”、“コーティング”の全てを一新し、様々な加工条件で安定した加工と長寿命を実現し、ユーザーに好評を博している。中でも「アクアREVOドリル」は、材料に硬さと靭性を両立した専用の超微粒超硬合金を開発しており、形状は摩耗や突発的な欠けにも強い直線刃形を採用。コーティングはREVO-Dコートと超平滑化処理によりスムーズな切りくず排出を実現している。また、「アクアREVOミル」も材料に専用の超々微粒超硬合金を採用し、形状は不等分割・不等リードでビビリ振動を抑制。コーティングは耐熱衝撃性に優れたREVO-Mコートでウェット加工にも強い。今回は、生産性向上、原価低減などのニーズに応えるために、これまでにない発想で新機能を加えたシリーズを新しく発表するとのことで期待大!
デジタル化で生産効率を向上する豊富なラインナップ
●ブルーム-ノボテスト
測定プロセスの工程集約、自動化、デジタル化を通じて生産効率を向上する数々のラインアップを紹介。来場者はマシニングセンタと旋盤、それぞれの機械で実施するデモンストレーションを通じて機上測定導入のメリットを体感できる。また、今回は、“機上測定化”の余地の大きい旋盤にスポットを当て、毎時のプレゼンテーションとワークショップで、同社の機上測定ソリューションを紹介。目玉製品は、機上での表面粗さ自動測定器 ラフネスゲージ「TC64-RG」。これは、ワーク表面粗さの測定プロセスのインライン化&自動化で測定工数を削減、且つ後工程への不良排出を抑制するもので、不良ワークを機外へ取り外すことなく追加工が可能。マシニングセンタも旋盤も活用が可能だ。ワーク加工後、面粗さを測定したい箇所を専用スタイラスでスキャニング、測定結果をRa、Rz、Rmax等のパラメータで表示する。「独自技術を駆使した機上測定器分野では未だ他に類を見ないソリューション。」と自信をみせる。
部品加工に不可欠な超硬工具製品を提供
●三菱マテリアル
今回の目玉となるのは小物高精度部品旋削加工用PVDコーテッド超硬材種“MSシリーズ”の「MS7025/MS9025 ポジティブインサート」だ。低送り加工領域においても優れた耐溶着性と耐摩耗性を発揮する「MS7025」と、ステンレス鋼の加工に耐摩耗性と耐欠損性のバランスに優れる「MS9025」に、ポジティブインサート32アイテムを追加し拡充していることに注目したい。「MS7025」は耐溶着性に優れる高潤滑層と摩耗進行を抑制する高耐摩耗層をナノレベルで制御したことにより、被膜損傷を大幅に抑制し、耐溶着性と耐摩耗性が飛躍的に向上している。一方の「MS9025」は、高い母材靭性により耐欠損性に優れ、粗粒WCによる高熱伝導率によって刃先の熱を抑制し、刃先強度の低下を軽減できることで、ステンレス鋼など加工硬化しやすい被削材での切り込み境界損傷抑制に効果を発揮する。
「トータルコスト削減PRODUCTION50™」を提唱
●MOLDINO
今回は「トータルコスト削減PRODUCTION50™」を展示全体の軸として、「高能率側面切削」「高硬度鋼直彫り」「磨き工数削減」「精密・微細加工」「アルミ加工用工具」「小径刃先交換式工具」のテーマに即した最新の工具と加工ワークを多数展示する。「高能率側面切削」展示では今年1月に発売した新商品「高能率側面切削用エンドミル ER5HS-PN」を紹介する。同製品は一般的なCAMに搭載されている負荷制御ツールパスを活用し、荒加工時間短縮・工具の集約とダウンサイジングを実現するメリットがある。「高硬度鋼直彫り」展示では焼入れ後のプレス金型をイメージしたモデルで高硬度鋼にも対応する最新の高能率・高精度加工を提案する。他にもテーマ毎に豊富なラインナップを紹介し、見どころ満載な展示内容となっている。
脱炭素社会の実現と切削工具の長寿命化を実現
●ユキワ精工
今回は、省資源・省エネルギーにつながるツールホルダー「G1チャックシリーズ」による切削工具の節約、ワーク面粗度の向上、加工ビビリの改善、サイクルタイムの短縮など、脱炭素社会の実現に結び付く提案を実施する。同社によると、「現在、ツールホルダーをG1チャックへ替えられて、品質の向上、コストダウンを図られたマシニングセンタのエンドユーザー様が多くいらっしゃいます。MECT2023展では、その実際の声をお伝えしながら、ツールホルダーを替えることでのその効果をお伝え致します。」と自信を見せる。また、CNC円テーブル、CNC傾斜円テーブル、ダイレクトドライブCNC円テーブルによる高能率加工で、ユーザー様における生産性向上、コストダウンを提案する。
国内最大級の工作機械見本市「メカトロテックジャパン(MECT)2023」がいよいよ開催!
ニュースダイジェスト社(社長=樋口八郎氏)と愛知県機械工具商協同組合(理事長=水谷隆彦氏)は、10月18日(水)~21日(土)の4日間、名古屋市港区のポートメッセなごやで「FEEL IT! 工作機械の迫力をさあ、会場で」をテーマに「メカトロテックジャパン(MECT)2023」を開催する。これに先立ち、9月26日に会見を開いた。
今回の会場は、ポートメッセなごやで新設された新第1展示館を含む全展示館を利用しての開催となる。世界25カ国・地域から製品が一堂に会され、今回の出展社数は492社・団体(前回426社・団体)で、そのうち64社が初出展となる。展示規模は2,103小間(同1,795小間)で、国内にて今年開催される工作機械見本市としては最大規模となる。
また、1年以内に発表された1,069点の新製品が展示される予定。
毎回、世界最先端の技術の実演展示に挑戦するコンセプトゾーン(主催者企画展示)では、「驚きのスゴ技 加工のヒントがここに」をテーマに、門外不出の加工技術の一端を会場で披露する。これらの実演を通じて技術ニーズに応えるためのヒントを提示するとともに今後の加工の可能性に迫る。また主催者企画のセミナーでは、トヨタ自動車や日産自動車、ボーイングジャパン、IHI、川崎重工業、ヤマハ発動機と各分野に精通した6人の講師が「自動車」、「航空機」、「自動化」をテーマにものづくりの現状とこれからについて講演する。
ニュースダイジェスト社の樋口社長は、「今回は過去最大規模の出展社数ならびに小間数の展示会になりました。このイベントが地域経済の発展並びに工作機械関連事業の発展に寄与したいと思っている。」と意気込みを示した。
サンドビック・コロマントが新ブランド・アイデンティティを発表
サンドビック・コロマント(本社:スウェーデン-サンドビケン、社長=ヘレン・ブロムクヴィスト氏)はこのほど、イノベーションと持続可能な進歩へのコミットメントを反映した新しいブランド・アイデンティティを発表した。
新しいアイデンティティには、「マニュファクチャリング・ウェルネス」という考え方が組み込まれており、周囲にポジティブな影響を与える、強靭で成長し続ける持続可能な製造業者を形成する価値を強調している。
同社は、変化し続ける業界の状況を認識し、近年、応用知識と最先端の能力を重視して、戦略的に事業を変革しており、日々エンジニアリングと問題解決への情熱を共有し、顧客や
パートナーと団結してイノベーションと改善を追求している。このコラボレーションから発想を得て、新しいブランド・アイデンティティへの模索が始まった。
ヘレン社長は、「当社では、成功とはビジネスの業績だけでなく、地域社会や世界全体に与えるポジティブな影響力で測られると確信している。それを真に捉え、当社の価値観と志の本質を表現するアイデンティティを私たちは求めていた。マニュファクチャリング・ウェルネスは、強靭で成長する企業と持続可能性が両立する未来へと導く羅針盤の役割を果たす。このアプローチを採用することで、サンドビック・コロマントは健全なものづくりの習慣の環境を育成し、持続可能なビジネスの発展を促進することを目指している」とコメントしている。
同社では、ビジネス・パートナーに健全なものづくりの習慣と持続可能なビジネスの創造に必要な知識と高度な技術を提供することで、比類のないサポートを提供しており、
マニュファクチャリング・ウェルネスには、自社の事業の成功を重視するだけでなく、人々や社会にも積極的に貢献する、堅実で成功した製造業の精神が込められている。
なお、ウェブサイト、ニュースレター、オフィス、サンドビック・コロマント・センターなどにおけるアイデンティティは、順次新しいものに更新していく予定。