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オーエスジーが「加工現場の問題解決!」をテーマにセミナーを開催
オーエスジー(社長=石川則男氏)が機械、ソフト、工具、測定器のトータルソリューションによる『加工現場の問題解決』をテーマにヤマザキマザック、アイコクアルファ、オーエスジーの3社によるテクニカルセッション&セミナーを開催する。
セミナーではマザック筑波テクノロジーセンタにある最新鋭の設備を用いた実機による加工デモや、各社専門スタッフによる加工相談会を特設ブースにて行う。
会場では、最新機械・ソフト・工具各種の展示品を多く取り揃えており、「他では見られない貴重な体験を、『見て・触って・納得』していただきたい」としている。
詳細は下記のとおり。
■日時: 平成27 年11 月6 日(金) 13:00 ~ 20:30
■会場: ヤマザキマザック株式会社 東京筑波テクノロジーセンタ
〒305-0841 茨城県つくば市御幸ヶ丘39 TEL:029-856-3111
■セミナ& 切削実演:
昼の部 14:00 ~ 15:40
夜の部 18:30 ~ 20:10
「スムーステクノロジーがもたらす新たなものづくり」 ヤマザキマザック(株)
「IT ツールによる切削加工の効率化」 アイコクアルファ(株)
「高付加価値を生み出す最新工具と最新システムの紹介」オーエスジー(株)
※セミナーは事前申込制となる。
※セミナー切削実演以外の時間は自由に見学できる。
■お問い合せ先
オーエスジー株式会社 茨城事務所 TEL:029-354-7017
会場への地図
三菱マテリアルが高硬度鋼旋削加工用コーテッドCBN材種「BC8120」並びにグラファイト加工用CVDダイヤモンドコーティングエンドミル「DFシリーズ」のアイテムを追加して販売を開始
三菱マテリアル(株)加工事業カンパニ-(カンパニ-プレジデント=鶴巻二三
男氏)がこのほど、高硬度鋼旋削加工用コーテッドCBN材種「BC8120」と、グラファイト加工用CVDダイヤモンドコーティングエンドミル「DFシリーズ」のアイテムを追加して販売を開始した。
旋削加工用コーテッドCBN材種「BC8120」
この製品は、高硬度鋼旋削加工においてコーティング及びCBN母材を新開発・採用することにより、抜群の耐摩耗性と高い刃先靭性を発揮する材種。特に自動車部品など高硬度鋼の断続的な旋削加工では、汎用性に優れ工具交換の低減による生産効率向上を実現する。
このほど「BC8120」の発売と「BC8110」のアイテム追加により「BC81シリーズ」と
して高硬度鋼の旋削加工用CBNインサート使用範囲が大幅に拡大した。
高硬度鋼旋削加工用コーテッドCBN材種「BC8120」の主な特長は、以下の通り。
① 新開発TiAlN系コーティングは耐溶着性を向上させコーティング剥離を防止。CBN素材との付着強度が強く、耐摩耗性と耐チッピング性を向上。
② 新開発“超微粒バインダー”と微粒CBNを分散することで、クラックの進展
を抑制し、切削時の突発欠損を防止。
③ 独自の焼結技術をさらに進化させた「新紛体活性焼結法」はよりCBN焼結体
内の純度を高め、幅広い加工領域で安定した加工を実現。
【品名/型番】高硬度鋼旋削加工用コーテッドCBN材種BC8120:191型番 / BC8110:追加 38型番
【標準価格】4,740円~12,800円
(代表型番) NP-CNGA120408GA4(BC8120) 9,920円(税込価格10,714円)/NP-TNGA160404FS3 (BC8120) 6,760円(税込価格7,301円)/ NP-VCGW160404FS2 (BC8120) 5,810円(税込価格6,275円)
グラファイト加工用CVDダイヤモンドコーティングエンドミル「DFシリーズ」アイテムを追加
非常にもろく、可燃性のため切削熱にも注意が必要なグラファイトの加工用として、硬質で耐摩耗性に優れるCVDダイヤモンドコーティングエンドミルは、放電加工用の電極加工をはじめ、銅合金・アルミ・FRPなどの加工で活躍しているが、このほど刃長のミドルタイプに全長が長いアイテムとロングネックボールタイプのアイテムを追加し、グラファイト加工の選択肢を拡大するべく追加発売した。
グラファイト加工用CVDダイヤモンドコーティングエンドミル「DFシリーズ」の主な
特長は、以下の通り。
① 天然ダイヤモンドに匹敵する結晶成分を有し、グラファイト加工で抜群の耐摩耗性と長寿命を実現。
② R刃と外周刃をシームレス形状にすることにより、R精度に優れ良好な仕上げ面を実現。
③ 6シリーズ全137アイテムの豊富なラインナップによりグラファイト加工の第一選択として、さまざまな形状加工に対応。
【追加型番】
・DF2MBR0300 32,800円(税込価格 35,424円)
・DF2MBR0300N100A150 35,300円(税込価格 38,124円)
・DF2MBR0500N140A180 58,000円(税込価格 62,640円)
・DF2MBR0600N150A200 80,100円(税込価格 86,508円)
・DF2XLBR0075N400 22,400円(税込価格 24,192円)
ダイジェットが「ミラーボール用ラジアスチップGRM形」と「フィニッシュジェットミル」に新タイプ2種類を新発売!
ダイジェット工業(社長=生悦住 歩氏)が、このほど加工面粗さの向上や磨き時間の短縮を実現するラジアスチップ「ミラーボール用ラジアスチップ GRM形」を新たに市場投入し、好評を博している超仕上げ用フライスカッタ「フィニッシュジェットミル」に高能率超仕上げ仕様のFJM-F4形と隈削り仕様のFJM-BD形の2種類を追加ラインナップした。
ミラーボール用ラジアスチップGRM形
金型の仕上げ加工の際、その製品が外装部の場合などは、高品位な面が必要となるため切削加工の後に磨き工程が入る場合が多い。仕上げ加工をボールエンドミルで行うと平面部の加工はボールエンドミルの先端中心部で行うことになり、切削速度が”0”となるためムシレやすく綺麗な面とならない。そのような課題解決のため、今回、加工面粗さの向上、及び磨き時間の短縮を実現するラジアスチップを開発した。
特長は以下のとおり。
●加工面の面粗度が良好
ラジアス形状を採用、チップの中心部を使用しないため加工面にムシレが発生しにくく面粗度が良好。
●低回転の機械でも高能率加工が可能
ボールエンドミルに比べ外周側で加工するため、低回転の機械でも実切削速度が下がらず、また平面部加工の際には切削幅が大きく取れ加工能率が向上。
●3 次元加工にも対応
通常のラジアスチップよりコーナR を大きくしているため、起伏の激しいワークの3 次元加工にも対応。
●チップが長寿命
高硬度材には新PVD コーティング『新DH(ダイジェットハード)コート)』と高硬度材用超微粒子超硬合金の組合せによる新材種『DH102』を採用し長寿命化を実現。一般鋼などには汎用性の高い材種『JC8015』を揃える。
炭素鋼、プリハードン鋼、工具鋼、ステンレス鋼、焼き入れ鋼、鋳鉄の平面削り、ポケット加工、曲面加工、ヘリカル加工等の仕上げ加工に威力を発揮する。
サイズは、φ16、φ20、φ25、φ30、各サイズ材種DH102 とJC8015 の計8アイテム。
価格は、9,300 円(φ16)~ (※標準価格、税抜き)
初年度の販売目標を3,000万円としている。
フィニッシュジェットミル FJM-F4形、FJM -BD 形
荒刃2枚と 仕上げ刃2枚の組合せにより、中仕上げ工程を省略可能な超仕上げ用フライスカッタ「フィニッシュジェットミル」に高能率超仕上げ仕様のFJM-F4形と隅削り仕様のFJM -BD 形を追加した。
通常のFJM形は荒刃2枚と仕上げ刃2枚であるが、FJM-F4形は仕上げ刃4枚のため、切込み深さ0.1mm以下の場合において通常のFJM形に比べ送り速度2倍の高能率加工が可能となり、同等の面粗さが得られる。従来品では、別途仕上げ刃用のカートリッジを購入する必要があった。
通常のFJM形及び上記FJM-F4形はチップを組込んだ際、底面部に大きなRを付けているため隅部の加工では取り残しが生じていたが、隅削りが可能な仕上げ用カッタ「バックドラフト」用のチップを使用するカートリッジを組み込むことにより隅削りを可能とした。
■FJM形/FJM-F4形/FJM-BD形共通項目■
●従来の超仕上げ加工専用フライスカッタと面粗度は同等。
●カートリッジ方式採用により、容易に正面振れが調整可能。また、カートリッジ交換のみで使用用途に応じて容易に仕様が変更できる。
●多彩なチップバリエーションで加工環境に応じて最適なチップが選定可能。
主な用途は、炭素鋼、合金鋼、鋳鉄、ステンレス鋼、プリハードン鋼などの平面超仕上げ加工。
サイズと販売価格は、本体φ80:123,900円~φ250:190,000円(標準価格、税抜き)。
※チップは従来と同様
初年度は3,000万円の販売を見込んでいる。
日立建機がZW30-5B ミニホイールローダを発売
日立建機株式会社(社長:辻本 雄一氏)は、新型ホイールローダZW-5 シリーズとして、ZW30-5B(標準バケット容量0.4m3、運転質量2,795kg)をこのほど発売した。
ZW30-5B は、国土交通省排出ガス対策型建設機械3 次基準(指定申請中)に適合したミニホイールローダで、従来機の操作性、安全性を踏襲しながらも、作業性能、オペレータの快適性など、ホイールローダに求められる点を改良し、ユーザーニーズに応えている。
国内向けに合計で年間1,500 台をの販売を見込んでいる。
主な特長は以下の通り。
1.時代にマッチした環境性能
・国土交通省排出ガス対策型建設機械3 次基準に適合。(指定申請中)
・「国土交通省超低騒音型建設機械」。(指定申請中)
2.優れた操作性と安全性の高い運転空間
・パワートレインには実績のある信頼性が高いハイドロ・スタティック・トランスミッション(HST)システムを採用し、アクセルワークひとつで車両の速度を制御することが可能。
・乗降口の左右にグラブハンドル(手すり)と大型ステップを装備し、乗降性の向上を実現。
・シートベルトを標準装備。
・キャノピ仕様の他、安全性の高いROPS/FOPS キャブをオプション選択可能。
3.多彩なオプション装備
・大きなごみが浮遊している作業環境向けに、ラジエータダストスクリーンをオプション設定。
・盗難を抑制するNS キーを標準装備。さらに盗難抑止効果の高い電子キーロックをオプション設定。
・畜産用バケット、亜鉛メッキバケット、各種除雪プラウ、フォークなど、利用条件に応じたアタッチメントを用意。
・ZW30-5B は旧型機と互換性があり、バケットやプラウ、フォークなどの手持ちのアタッチメント(LX20-3の一部およびLX20-7 とZW30 の全て)をそのまま有効活用することが可能―――など。
セコ・ツールズが SteadyLine® 防振バー対応の 粗加工用および仕上げ用ボーリングヘッドを発売
セコ・ツールズは、このほどEPB® 610 粗加工用ボーリングヘッドと EPB 620 ラジアルタイプ仕上げ用ボーリングヘッドを新たに発売し、Steadyline™ 防振システムの 汎用性をさらに拡張した。特許取得の GL 接続が特徴のこのヘッド新製品は、Steadyline 旋削バーと組み合わせて使用することにより、最大 10xD の深さのある加工用途で、Steadyline バーを静的旋削と回転ボーリングの どちらにも使用できる。
EPB 610 粗加工ボーリングヘッドは径 36 ~ 69mm に対応し、堅牢な設計で難加工材の重旋削粗加工にも十分耐久する。コンパクトな EPB 620 仕上げ用ボーリングヘッドは径 34 ~ 69mm に対応し、細かいピッチのマイクロ調整スクリュが装備されているため、ヘッドを高い精度で調整できる。Steadyline 防振バーと一緒に使用して、10xD のボーリング加工でも、Ra1 の表面仕上げも楽に達成できる。このボーリングヘッドは、硬化処理したステンレス鋼ボディと内部クーラント機能で、高精度の加工と長寿命を実現する。
高精度の GL 接続ですばやく簡単に取り付けて設定できるため、準備時間を短縮する。GL 接続は内蔵クランプリング 1 個でしっかりとすばやくロックでき、工具ヘッドを引き込んで、安全で安定したテーパ面接触を可能にする。旋削加工については、この接続には 2 つの 180°のポジションを持つポリローブテーパ接触面があり、これがツールの刃先を上向きまたは下向きに配置して、効果的に切り屑を処理する。
日立建機グループが豪雨被害地に支援
日立建機グループは、このほど関東・東北地方で発生した台風18号の影響による記録的豪雨にあった被災地の復興のために500万円の支援を行うと決定した。なお、この支援は社会福祉法人中央共同募金会を通じて行う。
不二越が自動調心ころ軸受の新シリーズを市場投入
不二越(社長=本間博夫氏)は、材料から部品、そして製品までを一貫生産する総合機械メーカーとして、独自性の高いボールねじサポート軸受や薄肉軸受などの高機能な産業機械用軸受の開発・販売をすすめており、自動調心ころ軸受については、減速機や製鉄設備を中心に、世界最高クラスの高負荷容量が評価され、国内シェア約2割を占めている。
このほど同社では新たに自動調心ころ軸受のラインナップとして「EXQシリーズ」と「EXS1シリーズ」の2シリーズを追加した。国内外の産業機械市場における高性能化ニーズに対応し、マーケットシェアの拡大を狙う。今年9月から世界同時発売し、2017年度には自動調心ころ軸受全体で1.3倍(2014年度対比)の売上げ拡大を目指すとしている。
自動調心ころ軸受「EXQシリーズ」

(1)狙いの市場
製紙・製鉄設備、建設・農業・鉱山機械、減速機など、産業機械分野全般。
(2)市場ニーズ
自動調心ころ軸受は、球面形状の軌道ところにより、調心性を有し、他の軸受と比べ高負荷容量、かつ取扱いが容易なことから、幅広い産業機械分野で採用されてきた。近年は、産業機械の高性能化を背景として、更なる高アキシャル荷重(※)と、高速回転への対応ニーズが高まっており、幅広い産業機械分野での高負荷・高速化に応える製品。
(3)特長
●耐アキシャル荷重性の向上
内部形状の最適化により、従来品に対し、耐アキシャル荷重性能を最大25%向上。従来、自動調心ころ軸受の使用が困難とされた高負荷領域での使用を可能にした。
●許容回転速度アップ
ころの回転状態を安定させ、軸受の発熱を小さくしたことで、従来品対比で約10%増の世界最高クラスの許容回転速度を実現、産業機械の高速化・高効率化に対応し、生産性向上に貢献。
●200℃対応
熱安定化処理を標準とし、高温下(200℃まで)での使用環境にも適合。
●高い耐衝撃性能
保持器の耐衝撃性能を大幅に向上させた「EXQ-V仕様」を設定し、鉱山機械をはじめとした過酷な使用環境下にも対応。
(4)ラインナップ
軸受外径52mm から280mm までの109 型番を展開。
【※アキシャル荷重(負荷)とは】軸受の回転軸と平行にかかる荷重。スラスト荷重とも呼ばれる。
(補足)
大型機械設備などの一般産業機械では、軸のたわみが大きく、また構造上、取付誤差が生じやすいことから、回転軸に垂直にかかる荷重(ラジアル荷重)に加え、アキシャル荷重にも対応する自動調心ころ軸受が用いられることが多い。
スラスト自動調心ころ軸受「EXS1シリーズ」

(1)狙いの市場
射出成形機を中心とした産業機械。
(2)市場ニーズ
スラスト自動調心ころ軸受は、射出成形機、竪型ポンプ、船舶のスクリュー部など大きなアキシャル荷重を受ける部位で使用されてきた。射出成形機については、駆動方式の電動化に伴い、消費電力削減、環境負荷低減、メンテナンスフリー化がすすめられ、さらに近年は生産性向上に向けた高速化・急加減速化への動きが高まっていることを背景に、射出成形機の電動化による高速化と、メンテナンスフリー向け。
(3)特長
●許容回転速度のアップ
保持器の形状最適化と表面処理、ころ端面の精度向上により、回転時の抵抗を大幅に低減し、低昇温を実現することで、従来品対比で約30%増の世界最高クラスの許容回転速度を可能にし、射出成型機等の高速化に対応。
●グリース潤滑への適合
保持器形状の最適化などにより、回転時の挙動を安定させるとともに、保持器ガイド部へのグリース供給を円滑にし、低昇温を可能にした。これにより、オイル供給装置などが不要になり、環境対応、メンテナンスフリー化に寄与。
●長寿命
内外輪の軌道及びころ形状を最適化することで、接触面応力を均一化。高サイクルの使用環境においても、従来品に対し約2倍の長寿命化を実現。
(5)ラインナップ
軸受外径130mm から320mm までの14 型番を展開。今後、軸受外径150mm から270mm までの8 型番についても、順次展開予定。
日本初!“梱包から包装”へ! ~DMG MORI製品の輸出梱包に自社オリジナルシートを採用~
工場から出荷された工作機械は、海貨事業者の倉庫に搬入され、主に海上輸送に適した梱包を施して船積みされているが、海上輸送に通常多く使われる箱型のドライコンテナに入らない大きさのものも多く、特殊なフラットラックコンテナというコンテナに積載して輸送する。フラットラックコンテナには、屋根と2面の側壁がないため、外部環境から工作機械を守るための鉄製の枠内にいれ、その上から防塵・防滴のためのシートをかけている。
このシートには、一般的にブルーシートが使用されているため、どの貨物も同じような外観になるため、海貨事業者にとっては、どのような製品が中に入っているのか外観から判断することはできず、精密機械といっても他の貨物同様の扱いを受けているのが現状だった。このような背景のもと、同社では、「お客様からご発注いただいた大切なDMG MORI製品を、お客様のお手元まで大切にお届けしたいという思いから、海貨事業者と協議の上、自社シートを製作した」としている。ブランドロゴ「DMG MORI」を掲載するとともに精密機械であることを明確に表示、さらに荷扱上のケアマークを充実させて取扱上の注意を強く喚起するようにした。
自社製シートの対象は現在のところ、日本で生産された工作機械でフラットラックコンテナに積載するサイズのものとなる。このフラットラックコンテナに積載する貨物の梱包シートをメーカー自らがマネジメントすることは日本で初めての取り組み。今後は、ドライコンテナに積載可能な工作機械や、国内のお客様にお届けする工作機械、また、DMG MORIグループが全世界で生産・輸出している工作機械についても、同様の考え方に基づく取り組みを順次導入するとしている。
梱包後の荷姿(従来との比較)
ヤマザキマザックが旋削機能付き同時5軸加工・高精度多面加工マシニングセンタ「VARIAXIS i-1050T」をリリース
ヤマザキマザック(社長=山崎智久氏)が旋削機能を付加した同時5軸加工・高精度多面加工マシニングセンタ「VARIAXIS i-1050T(ヴァリアクシス)」を発表した。10月5日からイタリアミラノで開催の欧州国際工作機械見本市(EMO MILANO 2015)に出展し販売を開始する。
1999年10月に登場したVARIAXISシリーズは、2011年9月にさらに高速・高精度でエルゴノミクス(人間工学)デザインのVARIAXIS iシリーズに進化し、現在は、テーブルサイズφ500~800mmのVARIAXIS i-500、600、700、800と、旋削機能付のVARIAXIS i-700T、800Tに今回の「VARIAXIS i-1050T」を加え全7モデルとなった。
「VARIAXIS i-1050T」は、高速・高精度ロータリテーブル(C軸)に最大回転速度500min-1の旋削機能を追加し、同時5軸加工・高精度多面加工から旋削加工まで全てを1台で完結し、工程集約を実現する。最大ワーク寸法φ1,250mm×900mm、最大積載質量2,000kgの大物部品加工が可能である。高剛性の両端支持タイプのチルト・ロータリーテーブル、A軸にデュアル・ローラギアカム、C軸にダイレクトドライブモータを採用し、さらにインテリジェント機能も搭載することで高速・高精度加工を実現する。また、タッチパネル式CNC装置MAZATROL SmoothXを搭載し、エルゴノミクスデザインによる操作性・作業性の向上、消費電力削減等の環境負荷の低減も図っている。主たる用途は、航空機部品や各種バルブなどの加工。
主な特長は以下のとおり。
1.高生産性
①旋削加工可能なロータリーテーブル
ロータリテーブル(C軸)にダイレクトドライブモータを採用し最大500min-1の旋削加工が可能。マシニング工程から旋盤工程までの全てを1台のマシンで完結し生産性を向上する。
②剛性の高い両端支持タイプのチルト・ロータリーテーブルにより多面・同時5軸加工
通常のX、Y、Zの3軸に加え、テーブル回転のC軸と“揺りかご”の様にチルティングするA軸を持つ両端支持タイプのチルト・ロータリーテーブルを搭載し、加工物上面、側面及び任意の角度からの多面・同時5軸加工が可能。A軸にはデュアル・ローラギアカムを採用し、高剛性を実現。
③インテリジェント機能を搭載し、生産性向上とオペレータへの負荷を軽減
・干渉防止機能:「インテリジェント セイフティシールド」
・音声ナビゲーション機能:「マザックボイスアドバイザ」
・主軸監視機能:「インテリジェント パフォーマンス スピンドル」
・保守監視機能:「インテリジェント メンテナンスサポート」
④無人加工システム(FMS)の構築が加工
ユーザーの生産形態に合わせて、横形マシニングセンタとの組み合わせによる無人加工システム(FMS)の構築が可能。
2.高精度
①FEM解析により安定した加工精度
FEM解析(コンピュータによる構造解析)により、高加減速時の振動を抑え、安定した加工精度と長期間の高精度維持を可能にした。
②インテリジェント機能により高精度加工を実現
・振動防止制御機能:「アクティブ バイブレーション コントロール」
・熱変位制御機能:「インテリジェント サーマルシールド」
・5軸高精度チューニング機能:「インテリジェント マザチェック」
3. 操作性・作業性の向上
①エルゴノミクスデザインにより操作性と作業性の向上
・大きなドア開口部と天井カバー自動開閉による良好なクレーンアクセス
・優れたテーブルへの接近性
・バルブや潤滑装置など保守ユニットを集中配置し日常点検が容易
・旋回式操作パネルにより作業効率向上
4.環境負荷低減
①消費電力量と潤滑油消費量を削減
機内照明にはLEDライトを採用し、さらに、チップコンベア(オプション)のサイクル運転終了後の運転自動停止システム、消費電力モニタ(オプション)を採用している。また、オイル潤滑とグリース潤滑の各長所を取り込んだ潤滑油を使用し消費量を削減する。
仕様
同社では20台/年を販売目標としており、10月5日からのEMO MILANO 2015に出展し、日本でも同時に販売を開始する。
ヤマザキマザックが#50番主軸搭載の省スペース横形マシニングセンタ「HCN-5000/50」をリリース!
ヤマザキマザック(社長=山崎智久氏)が、#50番主軸を搭載して省スペースを実現した横形マシニングセンタ「HCN-5000/50」を10月5日からイタリアミラノで開催の欧州国際工作機械見本市(EMO MILANO 2015)に出展・発表する。
HCNシリーズは、安定した品質と精度、顧客ニーズに合致した機能性が評価され、自動車産業を 中心として幅広い業種で使用されている。今回発表の「HCN-5000/50」は、新開発の#50番主軸を搭載しているが、同シリーズHCN-5000の#40番主軸機HCN-5000/40と同等のフロアスペースに抑えることで、自動車産業など量産部品加工ラインの構築が容易なコンパクトマシンとなった。主軸は、低慣性な構造設計により#40主軸並の高加減速を実現しながら、アルミダイキャストや鋳鉄の中小物部品を大径フライスで加工することが可能であり、特に量産分野で求められる性能を両立している。テーブル上面のフロアからの高さは#40番仕様と同一のため、HCN-5000シリーズの#40番と#50番の両機種混成による加工ライン構築も可能。テーブルは、通常の2パレットチェンジャ仕様HCN-5000/50に加え、量産加工ライン用のシングルテーブル仕様HCN-5000/50Sも取り揃え、ユーザーの加工用途に合わせて選択可能である。高い操作性と高速・高精度制御を可能にするMAZATROL SmoothCを搭載し、エルゴノミクスデザインによる快適な操作性および環境に配慮した省エネマシンとなった。さらに、同社独自の自動化システム“モジュラテックシステム”との組合せにより長時間の無人運転が可能で、システム導入後も生産量に応じて容易に増設することが出来る。
特長は以下のとおり。
1.自動車産業などの量産部品加工ライン構築に最適なコンパクトマシン
同シリーズの#40番主軸機と同等のフロアスペースに抑えたコンパクトなマシン。
2.#40番と#50番の両機種混成による加工ライン構築も可能
テーブル上面のフロアからの高さは、#40番主軸機と同一のため、#40番と#50番の両機種混成による加工ラインの構築も可能。
3.#40番主軸並みの高加減速を実現しながら大径フライス加工可能な#50番主軸
新開発の#50番主軸は、低慣性な構造設計により#40主軸並の高加減速を実現しながら、アルミダイキャストや鋳鉄の中小物部品を大径フライスで加工することが可能であり、特に量産分野で求められる性能を両立している。
4.2パレットチェンジャ仕様 又は シングルテーブル仕様の選択が可能
シングルテーブル仕様も選択可能で、生産量に応じた加工ラインの構築が容易。
5.高い操作性と高速・高精度制御のCNC装置MAZATROL SnoothCを搭載
19インチのタッチパネル式CNC装置MAZATROL SmoothGがオプションで搭載可能。
6.長時間の無人運転が可能
独自の自動化システム“モジュラテックシステム”との組合せにより、長時間の無人運転が可能で、システム導入後も生産量に応じて容易に増設することが出来る。
7.限りある資源の有効活用と環境保護を両立した地球に優しい省エネマシン
例えば油圧ユニットの間欠運転(アキュムレータ使用)による消費電力の削減(約90%削減)、LED照明採用によるランニングコストの削減(約70%の節電)など。(同社従来機比)
仕様
販売目標は15台/月。
10月5日~のEMO MILANO 2015に出展し、日本では10月末より販売を開始する。
