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無造作淑女

【お知らせ】あの『Labonos』が「西日本製造技術イノベーション2021」に出展! 

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あの『Labonos』が「西日本製造技術イノベーション2021」(主催=北九州観光コンベンション協会)に出展します。

『Labonos(ラボノス)』は、クリエーターを刺激するマシンとして、ここ数年のうち、あっという間にクリエーターたちにその存在感を示しました。特徴的なことは、工作機械メーカーの安田工業が開発したマシンであり、3Dプリンタと同等以上の使いやすさを実現しているにもかかわらず、精度の高い切削加工を行うという、3Dプリンタとマシニングセンタの良いとこ取りをした点にあります。

切削加工機だと高精度・高品位なピカピカのツヤツヤに加工ができるメリットがあるのですが、操作を覚えるのが大変。ベテランの職人が必要な場合もあり、面倒臭いところがデザイナーを悩ませていました。そんなクリエーターの悩みに応えた同社が、このマシンを開発したとあって、ギョーカイでは評判もうなぎ登り。

3Dプリンタで意匠性の高い複雑形状でも誰もが簡単に美しい加工が行えるシステムを搭載したこのマシンは、クリエーターの感性と腕が具現化されるものとして大変注目度が高いのにもかかわらず、昨年より、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、お披露目する機会が失われてしまいました。ようやくリアルな展示会が開催されるとあって、Labonos開発部隊も、来場者の皆様にお会いすることを楽しみにしているようですよ。


■西日本製造技術イノベーション2021
会期:2021年6月30日(水)から7月2日(金)10時~17時まで
(最終日は16時まで)
会場:西日本総合展示場 新館
(北九州市小倉北区浅野3-8-1)

(ご参考)Lobonosの技術についての過去記事はコチラ↓
https://seizougenba.com/node/12692
 

【入場無料】「平成時代30年間の工作機械技術を振り返る」特別展は6月末まで! 

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現在、日本工業大学 工業技術博物館で開催されている「平成時代30年間の工作機械技術を振り返る」特別展示会が6月末まで開催中です。あと2週間!

わたしも見学しましたが、工作機械メーカー22社それぞれの技術変遷が一目瞭然! 時代のニーズが工作機械を進化させていく様子が分かります。本来はこの展示会、3月末で終了でしたが、コロナ禍ということもあり、展示期間が伸びました。自粛期間も延長されてしまったので、もう少し長い時間が欲しいくらいです。各メーカーが時代を彩ったマシンの数々も比較でき、それぞれの企業が切磋琢磨しながらマシンを進化させてきた様子を知ることもできます。これは技術者だけでなく、営業担当者も自分の会社の強みを理解できるチャンスなので、ぜひ見学していただきたいと感じました。

また、展示会が開催されている工業技術博物館にある展示内容も、映画のセットさながら昭和の町工場を再現して展示してあるなど、製造技術の重要性を学びながら楽しむことができます。

この博物館の館長は、工作機械業界でご活躍されている清水先生(日本工業大学客員教授、上智大学名誉教授、MAMTEC代表)ですが、貴重なお時間を割いて頂き、お話しを伺うことができました。

この内容は、現在原稿を仕込み中です。後日、製造現場ドットコムにて掲載いたしますので、お楽しみに!

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季節が良いのでリフレッシュにもGOOD!


入館は無料。

開館時間:9:30~16:30(入館は16:00まで)

休 館 日:日曜・祝日、8月中旬~下旬、年末年始、大学の入試日

住  所:埼玉県南埼玉郡宮代町学園台4-1

電      話:0480-33-7545(博物館直通) 0480-34-4111(大学代表)

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