メカトロでは、三菱マテリアルの小物高精度部品内径加工用工具「ステッキィツイン」が展示されていましたが、実はこの製品、ず~っと売れていているロングセラーなんですね。そこで、「じゃあもっと展開しようよ!」と考えた同社。「ステッキィツイン用スリーブSLV」が参考出品として展示していましたよ。
夢の国に住んでいるねずみに似たこの形状からクーラントが出るとのこと。
これがロングセラーの「ステッキィツイン」
もうひとつ注目したのは、同社の超硬工具リサイクルシステムについて。超硬工具はタングステンが使用されていますが、このタングステンが含有されているスクラップを回収して、再度、高品質なタングステンとしてリサイクルするというもの。
近年、循環型社会の構築も製造業としては重要な取り組みとなりました。
三菱マテリアルの子会社である日本新金属の秋田工場は、回収したタングステン含有スクラップからタングステン粉末及びタングステンカーバイド粉末を一貫生産できる国内唯一の工場です。
レアメタルであるタングステンは、いつ何時、日本に入りにくい状態になるか分からない側面を持っています。「国内で利用したタングステンを回しましょう!」という意気込みを感じます。さすが総合素材メーカーの三菱マテリアルですね☆
まだまだたくさんネタはあります。
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