「日成工業」さんが新設備“CNC画像測定機(QS250Z)”を入れて、ますます微細加工分野に注力!
神奈川県川崎市にある「日成工業」(社長=野田照男氏)は、加工現場がサジを投げるほどの“難度の高い加工”をやりこなす試作加工メーカーとして高い評価と信頼を得ているってことは、以前、記事にも書いたんですが、(前記事は、下記をクリックしてね↓↓)
http://seizougenba.com/node/1770
ここの強みは、なんていったって同時5軸加工などの複合加工や小径工具を使った微細加工で差別化を図っていること。
もうね、前回の記事を読んでくれたら分かると思うけれど、日成工業をまとめる野田さんは、難易度の高い加工に対する執念がハンパないのよ!
それもそのはず、ここは「あそこに頼めば間違いない」っていう周囲からの信用も厚いわけで、その信用を失わないために、日々努力しているんだもの。それは同社が優良顧客で溢れ、利益ある繁忙の日々を送っていることに表れているわ。
彼は主義主張が一切ブレない。話をしても実に気持ちの良い方なのだ。おそらくこういった気質も周囲の信頼を厚くしているんだろうと思ってる。奥様も内助の功を発揮し、町工場の強みであるフットワークの軽さを十分に発揮していることも強みのひとつなんだ。
さて、顧客のニーズが高まれば、高度な加工を請け負うことになる。それは工場自体が成長していくことにも繋がるわけで、さらなる高度な性能追求に結びついていく。それに応えるためには、そこそこの設備も必要になるわけよね。
そんな中、日成工業さんが最近、CNC画像測定機機を納入したと小耳に挟んだの。
この測定機、半導体、コネクタ関連の公差の厳しいものと小径φ0.1以下を計測するために導入致したとのことで、今回導入したのは、「ミツトヨCNC画像測定機(QS250Z)」。
野田さんは、「7月のタッチプローブ3軸測定器導入に続き、今回CNC画像測定機を導入する事によって、より精密な業界(医療・半導体・センサー・コネクタ等)の加工品も積極的に手掛けて行きたいと考えています。温度21℃±1℃、湿度55~65%の恒温恒湿の管理された測定室で、高精度且つ精密な測定を行うことにより、品質管理を徹底して参ります!」とのことで、以前にも増して微細加工に意欲を見せていたわ。
今年も残り少ないけれど、元気な会社のお話はパワーが出るわね!
日成工業さんの今後の活躍に注目よ!
超難しい加工でお困りのそこのアナタ! 探し求めてここのページに行き着いたとしたならば、超ラッキーよ。難しい加工があれば、ここにご相談すれば間違いないと思うわよ!
プロフィール
業界新聞社の取締役編集長を経て、インダストリー・ジャパンを設立。製造現場は日本の底力!をスローガンに製造業専門ニュースサイト「製造現場ドットコム」を運営している産業ジャーナリスト兼フリーライターです。霞ヶ関から錦糸町まで守備範囲が広いのが特長。現場取材は数知れず。些細なことや泥臭いことに真実が隠れているのを知り、今では何より本当のことを言うのが大好き。いつも働く女性と頑張るオヤジたちの味方よ。
ブログでは取材のこぼれ話やお知らせのほか、日常のことを綴っています。
機械振興会館 記者クラブ加盟
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