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「JIMTOF2020 Online」開催決定! ―2020年11月16日(月)~11月27日(金)―
日本工作機械工業会(会長=飯村幸生氏)、東京ビッグサイト(社長=石原清次氏)は、このほど、2020 年11 月16 日(月)~27 日(金)の12 日間、Web サイト上で「JIMTOF2020 Online」を開催すると決定した。
本年12 月に予定していた同展示会は中止となったが、新製品発表の場や商談の機会がほしいというニーズにオンライン開催という形で応え、実施するに至った。
「JIMTOF2020 Online」は、最先端の工作機械やその関連機器・技術が世界中から集結し、高度な情報交換の場として活用するオンライン展示会。動画配信や資料掲載を通じた新製品・新技術の紹介が可能なほか、実りある商談を実現する。また、ウェビナーや学生向けの企画等の充実した併催企画も展開する予定。
各種企画の詳細については、2020年8月以降順次発表を予定しており、出展募集については9月上旬に開始する予定。
〈開催概要〉
名 称:JIMTOF2020 Online
会 期:2020 年11 月16 日(月)~11 月27 日(金)
※11 月28 日(土)~12 月11 日(金)は閲覧のみ可能(コンテンツ等の更新なし)
会 場:JIMTOF2020 Online Web サイト上
主 催:一般社団法人日本工作機械工業会 / 株式会社東京ビッグサイト
後 援:外務省、経済産業省、東京都、日本商工会議所(予定)
参加方法:完全登録制(無料) 10 月より事前来場登録受付開始予定
〈出展申込〉
申込期間:2020 年9 月上旬(予定)
申込方法:JIMTOF 公式Web サイト上からの申込み。
公式Web サイトに設置する「出展申込フォーム」より必要事項を入力し、申込をすること。(「出展申込フォーム」以外からのお申込みは受付不可)
〈出展料金〉
①スタンダードプラン
(税抜) 機能:製品情報掲載(文章・画像・動画等/5 製品まで)、問合せフォーム、来場者ログ提供等。
主催者会員 330,000 円 / 協賛団体会員・海外工業会会員 360,000 円 / 一般 400,000 円
②ベーシックプラン
機能:製品情報掲載(文章・画像・動画等/2 製品まで)、問合せフォーム等
主催者会員 150,000 円 / 協賛団体会員・海外工業会会員 180,000 円 / 一般 200,000 円
その他オプションメニュー(アンケート機能、チャット機能、出展者ワークショップ、広告枠等)を用意する予定。詳細は8 月以降、順次発表する
■今後のスケジュール(予定)について
8 月以降 各種企画情報等について、公式ホームページにて順次情報公開
9 月上旬 出展のご案内及び出展募集
10 月 事前来場登録開始
11 月 JIMTOF2020 Online 開催(11 月16 日~11 月27 日)
【豊川発】オーエスジーの技術陣が感染予防のための「フォックスフィンガー」を開発! 医療機関へ寄贈

切削工具メーカーのオーエスジー(社長=石川則男氏 本社:愛知県豊川市)が、このほど感染予防のための道具「フォックスフィンガー」を開発し、地元医療関係者へ感謝の気持ちを込めて、石川社長と開発者の藤井尉仁氏が現品を持参して寄贈した。別途、豊橋・新城市民病院にも寄贈した。

「フォックスフィンガー」は、コロナ禍の中、ドアノブやエレベータのボタン、タッチボタンなど、あらゆるところに直接手で触れることによりウイルス等の感染を防ぐために開発されたもので、これを利用することで直接の接触を防ぎ、感染予防を行うことを目的としている。
仕様
長さ:11cm
重量:約21g
材質:ポリエステル系樹脂(寄付品)
(金型による製品の材質:ポリカーボネートとなる)
*金型による量産の場合、製品写真とは一部仕様を変更する予定。
「フォックスフィンガー」の名前の由来は、機能を重視して設計を追求するうちに、全体のイメージがきつねに似ていることに気付いたという。同社の本社所在地である豊川市にある豊川稲荷のきつねにちなんで、「フォックスフィンガー」と名付けたところが、なんともオーエスジーらしい。
試作は73回以上! ニュースを知ったアサヒダイテックが社員分を購入

グローバルに事業展開をしている同社では、世界中が新型コロナウイルスの蔓延により医療現場の物資不足による感染の不安や、人々の感染予防の意識が高まっていることを受け、本年3月初め、同社開発部門が、医療関係者に貢献することはないかと考え、設計・開発をスタート。同社の所有する高度な3Dプリンタは、医療部品などを製造する樹脂を利用できる設備であり、一気に開発スピードを上げた。今回、寄贈したものは、UVによる殺菌処理なども行った上でパッケージしている。
試作は73回以上繰り返し、都度新しいアイデアや要素を取り入れ、実証も重ねながら理想形へと進めていったという。
同社は、航空機や自動車産業などの部品加工に使用される切削工具を製造しているが、従来は、工作機械において、NCプログラムを都度修正しながら、切削をし、理想の工具形状の設計を行っている。昨今では、応力解析ほか、開発を進める段階で、3D CADを導入し、ソフトを駆使して、理想形を3Dプリンタ等で製造し、実物に近い形で、製造現場ほか、製品紹介の場面でも活用している。

3D CADを駆使した設計は、形状などの数値を変更するだけで容易に設計変更ができるメリットがあり、「開発速度は格段に速くなっている。」と同社。3D CADを駆使して出来上がったデータから工具の設計に繋げることも増えてきており、この速度の上がった開発の手法を駆使して、今回の「フォックスフィンガー」を3Dプリンタで製造している。
当初は「フォックスフィンガーを販売することは予定していなかった。」とのことだったが、噂を聞きつけた各方面から問い合わせが殺到する状況となり、急遽金型での量産体制を取った。一般向けには、地元プロバスケットボールBリーグの運営にあたっているフェニックスを通じて販売することを予定している。量産に展開できるのは、現状、3Dプリンターで製造できるまでの段階になっていることと、開発者が元々金型製造のコンサルタント業務などを経験しているため、設計の段階で金型による量産も視野に入れた設計を行った点にある。
開発の段階で、金型で量産しやすいように、細かい部分で、機能を維持しながら、設計変更も行っている。

今回開発にあたったオーエスジーアカデミー グローバルエンジニアリングチーム宇宙部品製造チーム エンジニアの藤井氏は、微小宇宙デブリ(ごみ)観測衛星「IDEA OSG 1」の部品の開発を担当し、人工衛星を製造するアストロスケール社〈(株)アストロスケール ホールディングス〉の組み立て作業にも参加し、クリーンルームにおける人工衛星の組み立て、各種試験の場に立ち会っている。
このクリーンルームにおける人工衛星の組み立てにおいては、細菌やウイルスを宇宙空間に持ち込まないために、厳重な管理のもと、非常に工夫された手順で作業が進められている。人間が直に触ってはいけない部分が多数あり、組み立てのねじなどもすべて殺菌してから使用される。装置のボタンなども直接手で触れることが許されないという厳しい規制もある。
こうした経験が、コロナ禍での医療現場におけるコロナウイルスとの闘いの場面を藤井氏自身が想像しながら、フォックスフィンガーの開発にうまく繋げることができたようだ。
このニュースを知った金型メーカーのアサヒダイテック(社長=小川泰徳氏、本社:三重県弁郡東員町穴太)の小川社長は、すぐさま社員19名分の「フォックスフィンガー」を注文。
小川社長は、「コロナ禍以前に、体調不良で会社を休むのはもったいない。他の人にも迷惑かかるので、せっかく休むなら健康状態が良好で、遊ぶため、休養するために休んでくれたほうが嬉しい。また、健康は、例えば、アルコールを置いたり、アクリル盤を付けたりといった設備的なものだけに頼るよりも、大切なことは個人の意識づけだと感じている。フォックスフィンガーのように身近なアイテムを持つことにより、意識づけにつながると思った。また、工具メーカーが開発製造したところに親近感があった。」とコメントしている。
アサヒダイテックは、毎年産業医が来て社員全員にインフルエンザの予防注射を実施している。今期はインフルエンザで休んだ社員がゼロだったというほど、社員への健康に対する配慮は徹底している優良企業である。
↓「フォックスフィンガー」問い合わせ先 フェニックスまで↓
info@neophoenix.jp
オーエスジーでは、「今後も切削工具とその新技術を提供することで、世界のモノづくりに貢献し、また、今後も医療関係の方をはじめ、みなさまの安全と健康を守るために、なにかできることがあれば、微力ながらもお役に立てるよう様々なことに取り組んでいきたい。」としている。
従来比6倍速で銅コーティング可能な青色半導体レーザー複合加工機を開発 ~NEDO、大阪大学、ヤマザキマザック、島津製作所~

NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)は、高輝度青色半導体レーザーおよび加工技術の開発に取り組んでおり、このほど大阪大学、ヤマザキマザック、島津製作所と共同で、高輝度青色半導体レーザーを活用し、銅を高速・精密にコーティングできるハイブリッド複合加工機を開発した。
開発した加工機は、200W高輝度青色半導体レーザーを3台装着した600W級マルチビーム加工ヘッドを搭載することで、レーザー集光スポットにおける高いパワー密度が達成でき、ステンレスやアルミニウムなどの金属材料への銅のコーティング速度が従来に比べて6倍以上に向上した。これにより人が接触する金属製の手すり、取っ手やドアノブなどに銅をコーティングすることで、細菌・ウイルスによるリスクを低減する公衆衛生環境の実現や、航空・宇宙・電気自動車などの産業で必要とされる高精度な部品加工への活用も期待ができる。
概要
青色半導体レーザーは、金属に対する吸収効率が高く、従来の近赤外線レーザーでは困難だった金や銅などの加工に適しているため、金属向け次世代加工機の光源への応用が期待されている。特に、銅素材は、高熱伝導性や高電気伝導性を持つことから、高い精度が要求される航空・宇宙・電気自動車など多くの産業からの活用が期待されている。また、銅あるいは銅合金は、古くから細菌に対して殺菌・抗菌作用、ウイルスに対しては不活化作用があることから細菌やウイルスによるリスクを低減させる有効な方法の一つとして知られており、病院、介護施設、学校、電車などのあらゆる施設で手すりやドアノブなどへの利用が期待され、すでに一部の施設では利用されている。手すりなどの銅製品は、バルク材(素材)からの削り出しや鋳造などで製作されているが、銅材料の使用量が多く、価格も高くつくことから普及には課題があった。これらを解決する方法として、表面や必要な部分だけに銅をコーティングする技術が有効と考えられる。
NEDOが管理法人を務める内閣府の「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP1期)革新的設計生産技術/高付加価値設計・製造を実現するレーザーコーティング技術の研究開発(2014年度~2018年度)」(以下「SIP1期レーザーコーティングPJ」)では、大阪大学が中心となり、金属の精密レーザーコーティングを可能とするマルチビーム加工ヘッドを開発した。当初、近赤外線の半導体レーザーを用いていたが、2016年5月、銅の加工に優位性のある青色半導体レーザーをマルチビーム加工ヘッドに6台装着し、ステンレス基板などへの銅の精密レーザーコーティングを実現した。しかし、1台の青色半導体レーザーの出力が20W程度で総出力も100W程度と限られていたため、レーザー集光スポットにおけるパワー密度が低いことによりコーティング速度が低下し、装置としても3次元構造物への十分なコーティング機能がなかった。
このような背景の中でNEDOは、2016年度から高輝度青色半導体レーザーおよび加工技術の開発に取り組んでおり、大阪大学接合科学研究所の塚本雅裕教授らの研究グループ、ヤマザキマザック、島津製作所は、日亜化学工業と村谷機械製作所の技術協力を受け、2018年10月には、100W高輝度青色半導体レーザーを3台装着した300W級マルチビーム加工ヘッドを開発、このほど200W高輝度青色半導体レーザーを3台装着した600W級マルチビーム加工ヘッドによって複雑な形状の部品などに銅を高速・精密コーティングできるハイブリッド複合加工機を開発した。
SIP1期レーザーコーティングPJでは100W程度だった総出力が、本事業では600Wに増大したことで、レーザー集光スポットにおける高いパワー密度が達成でき、ステンレスやアルミニウムなどの金属材料への銅のコーティング速度が6倍以上に上がった。今回開発された成果により、人が接触する金属製の手すり、取っ手やドアノブなどに銅をコーティングすることで、細菌・ウイルスによるリスクを低減する公衆衛生環境の実現や、航空・宇宙・電気自動車などの産業に必要とされる高精度な部品加工への活用も期待できる。
今回の成果
(1)高速・精密コーティングできるハイブリッド複合加工機の特徴
今回開発した加工機は、3台の200W高輝度青色半導体レーザーから成るマルチビーム加工ヘッドを搭載している。青色半導体レーザーの高輝度化によって鉄系、ニッケル系などの金属に加え、純銅や銅合金などの銅材料を従来よりも6倍以上の高速度でコーティングすることができる。さらにレーザー集光スポットにおけるパワー密度も6倍になったことから、従来困難であった銅の多層コーティングも可能となった。また、同加工ヘッドを一回走査することで得られるコーティング領域の幅の最大値は、従来の400μm程度に対し、1000μm程度まで増大可能であることが明らかとなった。この加工ヘッドを用いると、噴射される銅粉末材料を直接加熱することで母材表面の溶融を必要最小限とし、母材金属の混入が少なくゆがみの小さな精密コーティングが可能。このような性能を有する同加工ヘッドは、直交するX・Y・Zの直線3軸とB・Cの回転2軸を有し、工具回転機能を持つハイブリッド複合加工機に搭載、各軸は同時5軸制御が可能で、複雑な形状の部品に銅をコーティングすることが可能となった。
(2)細菌やウイルスによるリスクを低減する公衆衛生環境実現に向けた応用展開
具体的なユーザーを想定したレーザーコーティング技術開発については、SIP1期レーザーコーティングPJの参画機関である石川県工業試験場および参画企業である大阪富士工業で同PJ終了後も進められた。それぞれの機関・企業は、NEDOの「高輝度青色半導体レーザー及び加工技術の開発」をもとに製品化した100W高輝度青色半導体レーザーをすでに導入し、銅コーティングのための基礎データベースの構築および銅コーティングした部材開発(図1)を推進している。大阪大学とヤマザキマザックは、今回開発した加工機を用い、石川県工業試験場および大阪富士工業と連携し、想定されるユーザーを見据えドアノブに対し殺菌・抗菌・ウイルス不活化作用のある銅の高速・精密レーザーコーティング(図2)を開始した。

同加工機を用いると、既存のステンレスやアルミニウム製の手すり、取っ手だけでなく、複雑形状のドアノブなどにも銅の高速・精密コーティングが容易になる。さらに同加工機は、さまざまな金属粉末にも適用可能で、例えばより高い殺菌・抗菌・ウイルス不活化作用を有する銅合金粉末の開発に合わせて、手すり、取っ手やドアノブなどの金属部品に銅合金コーティングを応用できる。

〈今後の予定〉
NEDOプロジェクトでは、さらなる青色半導体レーザーの高輝度化を進めており、ヤマザキマザックは、2020年末にはkW級青色半導体レーザーマルチビーム加工ヘッドを搭載することで、10倍以上のコーティング速度を可能とするハイブリッド複合加工機を開発し、2021年の製品化を目指すとしている。
DMG森精機 デジタルツインで再現した「デジタルツインショールーム」をオープン

DMG森精機(社長=森 雅彦氏)が7月3日、WEBサイトにて同社グループ最大の生産拠点である伊賀事業所内のショールーム“伊賀グローバルソリューションセンタ”をデジタルツインで再現した「デジタルツインショールーム」を日英版で公開した。
この日は、記者団に向け、オンラインシステムを使用し会見を開いたが、その中で森社長は、「伊賀グローバルソリューションセンタは常時60台以上の機械を展示している。お客様のデータに基づいて最適な工具を準備し、最も効率のいいプログラムを作成して実加工を行うことを繰り返している。短いテスト加工でも1日、長いものだと10日間ほど削り続ける仕事もある。また、年に一度、伊賀事業所では、プライベートショー〝イノベーションデー〟を行い1万名以上のお客に来て貰っている。」としたうえで、本年の新型コロナウイルス感染拡大を受け、現在、大きな展示会は中止になったものの、現在、テクノロジーフライデーを毎週金曜日に東京と伊賀で行っているとした。これについて森社長は、「50人くらいにしぼり、密にならないよう対応している。」とした。
このデジタルツインショールームについては、「実の展示会の前に、常にお客様に最新の技術と機械をみていただき、そこから実際のテスト加工までの時間を効率良くするため、デジタルショールームを作った。」と経緯を話した。
デジタルツインショールームは、3DCGソフトウェアによるフルCG制作(4K画質)で、360°パノラマビューにより、まるで実際にショールームをいているようなリアルな没入感を体感できることが特長。PCやタブレット、スマートフォンにて同社WEBサイトにアクセスすると、圧倒的な画像品質で再現されたショールーム空間が広がる。
▼日本語版URLはこちら▼
https://www.dmgmori.co.jp/sp/dtsr/

デジタルツインショールーム内には機械だけでなく、自動化システムや加工ワーク、治具・工具・周辺装置などのDMQP製品(DMG森精機認定周辺機器)を展示し、製品情報やカタログ、展示に応じた特集ページ、関連動画を用意しており、合計200以上のコンテンツへ直接つながることもできる。
今後は、機械の周囲を確認できる360°VIEW機能や周辺機器(DMQP)購入、デジタル新機種発表会などのリリースを予定しており、デジタル空間でしかできないユーザー体験を提供している。
デジタルツインショールームは、24時間365日いつでもどこからでも気軽に同社を訪問することができ、顧客の関心に沿った最適な製品・技術を提供してくれることがメリット。また、実空間のショールームでは、毎週金曜日開催の「DMG MORIテクノロジーフライデー」にて、最新技術セミナーや実演加工を通して、顧客の関心や課題にエンジニアが直接応えてくれる。
↓「DMG MORIテクノロジーフライデー」関連ニュース記事はこちら↓
https://www.seizougenba.com/node/12393
毎週金曜日開催! 少人数制オープンハウス「DMG MORIテクノロジーフライデー」

DMG森精機は、6月26日(金)から毎週金曜日に、伊賀事業所と東京グローバルヘッドクォータの2拠点にて、少人数制のオープンハウス「DMG MORI テクノロジーフライデー」を開催している。
5軸化・複合化、自動化、デジタル化をテーマに掲げ、顧客の関心にカスタマイズした最新技術セミナー、工場・ソリューションセンタ見学、実演加工を通して複合的な生産性向上を提案する。また、四半期ごとに新たな製品、技術を紹介。初回の6月26日(金)には、伊賀31名、東京24名、合計55名が来場した。
同社はこれまで、毎年初夏に伊賀事業所にて自社展示会「伊賀イノベーションデー」を開催し、5日間で約10,000名が来場していたが、「DMG MORI テクノロジーフライデー」では、展示内容は従来以上で一人一人と個別にコミュニケーションをとり、要望や課題に沿った内容を反映し、最適な提案を行う。会場の伊賀事業所と東京グローバルヘッドクォータには、それぞれ名古屋駅・新大阪駅と東京駅などからリムジンバスにて送迎している。
DMG MORIテクノロジーフライデー (ハイライト)

●5軸化・複合化
・5軸加工機・複合加工機による生産性向上、周辺機器(DMQP)や新しい計測技術を含む幅広い複合化
●自動化
・自律走行型ロボット AGV を始めとするロボットシステム、パレットプールシステム、ガントリローダシステムを含めた搬送、工場内物流の自動化
・安定した自動化のための新技術「AI切りくず除去ソリューション」(パブリック5G)
●デジタル化
・機械購入後の情報を提供するコミュニケーションプラットホーム「my DMG MORI」
・製造プロセスの改善と効率化を行うことができる「TULIP」
●アディティブマニュファクチャリング
・パウダーノズル方式とパウダーベッド方式の2種類のラインアップ
・レーザ照射装置を2台搭載したパウダーベッド方式の金属積層造形機「LASERTEC 30 DUAL SLM」
・パラメーター最適化開発ソフト「OPTOMET」
・顧客の図面や粉末剤を元に共同開発を行うほか、ワークの受託生産を行う「AM Lab&Fab」(今秋開設予定)
・ニコンの光加工機「Lasermeister 101A」
●セミナー
・週替わりで、来場した顧客の関心事にカスタマイズした同社製品や加工課題、最先端技術情報などを紹介する技術セミナーを実施
テーマ:複合化、自動化、計測、金型、自動車、航空機、アディティブマニュファクチャリングなど
●新製品・新技術
・四半期ごとに新製品・新技術を展示
〈概要〉
■開 催 日:2020年6月26日(金)より毎週金曜日に開催
■会 場:DMG森精機 伊賀事業所(三重県伊賀市御代201)
DMG森精機 東京グローバルヘッドクォータ(東京都江東区潮見2-3-23)
■アクセス:伊賀事業所と新大阪駅・名古屋駅間、東京グローバル反吐クォータと東京駅間など、リムジンバスにて送迎。なお、自家用車での来場を希望する場合、駐車場を用意。
〈特設サイト〉
↓詳細はこちら↓
https://www.dmgmori.co.jp/sp/techfri/techfri2020/
DMG森精機 デュアルレーザシステムによる高速・高精度のレーザ金属積層造形機「LASERTEC 30 DUAL SLM」の販売開始

DMG森精機は、このほど、デュアルレーザシステムを搭載したレーザ金属積層造形機「LASERTEC 30 DUAL SLM」の販売を開始した。
このマシンは、レーザ照射装置を2台搭載したパウダーベッド方式の金属積層造形機。2つのレーザ照射装置は、パワフルな600 W出力で、造形エリア全体をカバーするスキャン領域を持ち、最大90 cm³/hの積層速度で造形を行う。また、最小50 µmから最大300 µmのレーザスポット径により緻密な造形を実現。光学系の冷却機構により、高精度な積層造形が可能だ。デュアルレーザシステムにより、2つのレーザで同時照射が可能になり、スキャン速度が大幅に改善されたため、生産性が最大で80%向上する。
なお、LASERTEC 30 DUAL SLMは、6月26日より毎週金曜日に開催する「DMG MORI テクノロジーフライデー」の伊賀事業所の会場にて見ることができる。また、同社Webサイトに動画を公開している。
↓動画はこちら↓
https://www.dmgmori.co.jp/theme/movie/id=5105
〈主な特長〉

① 高速、高精度、高出力なデュアルレーザシステム
・パワフルな600 Wのレーザ出力、最大積層速度 90 cm³/hのレーザ照射装置を2台搭載
・レーザ照射装置を2台搭載したデュアルレーザシステムにより生産性が80%向上
・緻密な積層造形を実現する最小50 µmのレーザスポット径
② 高耐久性フィルタシステム
・3,000時間以上交換不要で、長時間の積層造形に対応
・吸引した粉末材、ヒュームを自動的に不活性状態にすることで、安全性を向上
③ パウダーモジュールシステム「rePLUG(リプラグ)」
・迅速に粉末材の交換が可能な新開発のパウダーモジュールシステムrePLUGを搭載
・簡単に交換可能なカートリッジ方式を採用することでメンテナンス性に優れ、2時間未満で材料交換が可能
・材料粉末の供給や回収ユニット、リサイクルシステムなどの周辺機器類と一体化させた気密性の高い構造により、粉末材の飛散を防止し、安全に交換が可能
・LASERTEC 12 SLMに搭載されているrePLUGと互換性があり、共通で利用可能
④ 革新的なソフトウェア「OPTOMET(オプトメット)」
・最適な積層パラメータの作成をサポートするソフトウェアOPTOMETを搭載
・粉末材に関する2種類の情報を入力するだけで、最適な積層パラメータを計算
・顧客自身で設定した独自パラメータをデータベースに反映
・新規材料の元素成分の入力を行うだけで、積層パラメータの計算が可能(オプション)
タンガロイ 耐熱合金旋削加工用セラミックインサート「TS200・TS300」と「T形ホルダ」を発売

タンガロイは、このほど耐熱合金旋削加工用セラミックインサート「TS200・TS300」と、「T型ホルダ」の発売を開始した。
この製品は、耐摩耗性・耐欠損性に優れるサイアロンセラミックであり、航空機部品などに使われる耐熱合金を高速、高能率で加工でき、従来の超硬に比べ大幅な加工時間の短縮が可能となる。
インサートには、耐摩耗性に優れ、仕上げ加工に適する「TS200」と、靭性が高く、スケーリング(変質層)除去加工および荒加工用途に適する「TS300」を標準設定しr.
「T形ホルダ」は、大面積の超硬プレートを持つクランプシステムにより、セラミックインサートを強固に固定でき、安定した高能率加工を実現する。
〈主な特長〉
(1)「TS200・TS300」サイアロンセラミックインサートは耐摩耗性・耐欠損性に優れ、耐熱合金を高能率で加工できる。
(2)「T形ホルダ」は大面積の超硬プレートを持つクランプシステムにより、インサートを強固に固定でき、高能率加工を実現する。
■主な形番と標準価格
・CNGN120412-T1 TS200:1,890円
・CNGN120712-E TS300 :2,780円
・SNGN120712-T1 TS300:2,780円
・RCGX120700-E TS300 :4,360円
(インサート 計16形番 いずれも税抜価格)
■ホルダ
・TCLNR2525M1204-F:10,900円
・TCLNR2525M1207-F:10,900円
・TSKNR2525M1207-F :10,900円
・TRDCN3225P12-120:19,400円
(ホルダ 計10形番 いずれも税抜価格)
産学が連携した「未来ロボティクスエンジニア育成協議会(略称 CHERSI)」を設立
2019年5月に、内閣府、文部科学省、厚生労働省、経済産業省が合同で、「ロボットによる社会変革推進会議」を開催し、同年7月に「ロボットによる社会変革推進計画」が取りまとめられた。この中で、将来のロボット人材の育成に向けて、産学が連携した人材育成枠組の構築の必要性が打ち出されたことを踏まえ、経済産業省の音頭のもと産業界と教育機関が結集して、産学が連携した人材育成の体制構築について検討を重ねてきた結果、2019年 12月に、高等専門学校や工業高校の教育機関における産業界に対するニーズと、ロボットメーカー/ロボットシステムインテグレータ等が有するシーズとのマッチングを通じた人材育成を担う「未来ロボティクスエンジニア育成協議会〈英語名:The Consortium of Human Education for Future Robot System Integration、略称:CHERSI(チェルシー)〉」の設立に向けた準備を進めてきたが、6 月 24 日付けで、CHERSIが、「ロボット革命・産業 IoTイニシアティブ協議会」(「ロボット新戦略」(平成27年2月10日、日本経済再生本部決定)に基づき設立された協議会。通称、RRI。)の下に設立する運びとなった。
産業界からは、川崎重工業、デンソー、ファナック、不二越、三菱電機、安川電機に加え、新たに平田機工を含めたロボットメーカー7社と、FA・ロボットシステムインテグレータ協会が参画し、最新の技術動向、シーズ等を教育機関に提供していく。教育機関等からは国立高等専門学校機構、全国工業高等学校長協会に加えて、新たに高齢・障害・求職者雇用支援機構も参画する。
具体的な取組として、2020年度上期には、高等専門学校教員向け研修を実施することを予定している。例えば、高等専門学校の教員が、CHERSI会員企業を訪問し最新の技術動向や最新のロボット適用事例を俯瞰することで、産業界の知見を高等専門学校教育に取り入れていく。同年下期は、CHERSI会員企業から高等専門学校向けに講師を派遣し、授業を通して直接学生に最新の技術動向やロボット適用事例等を伝えるといった活動を行うことを予定している。
これらの活動結果については、来年度以降の高等専門学校のロボット関連カリキュラムや教材に反映すること等を通じて、全国の高等専門学校への水平展開を目指す。
全国工業高等学校長協会と高齢・障害・求職者雇用支援機構についても、高等専門学校の活動を参考にしつつ、産業界との連携を進めていく。具体的には、工業高校においては、2021年度に夏期講習として教員を対象としたロボットに係る研修を実施すべく、今年度検討を進めていくことを予定している。また、高齢・障害・求職者雇用支援機構においては、ロボット分野におけるセミナーコースの開発や講演会の開催に向けて具体化を進めていくことを予定している。
〈CHERSI の活動イメージ図〉

「ダイジェットサマーキャンペーン2020」スタート! ダイジェット工業

ダイジェット工業がこのほど新製品を発売した記念キャンペーン「ダイジェットサマーキャンペーン2020」を開始した。
対象は「タイラーシリーズ」「エクストリームシリーズ」の新商品。「ソリッドタイラードリル3D/5Dタイプ」(4月発売)、「マルチエクストリーム」(5月発売)および「ショルダーエクストリーム」(サイズ拡張・7月1日から発売)など、今期新製品。いずれも多彩な加工ができ、多機能用途に適用可能な一押しアイテムだ。実施期間は9月30日(水)まで。
〈対象製品〉
① 両面6コーナ仕様・高送り/肩削り加工用マルチカッタ「マルチエクストリーム MEX/EXM 形」
② 両面4コーナ仕様・高能率・高精度肩削りカッタ「ショルダーエクストリーム MSX/EXSAP 形」
③ 多機能座ぐり加工用ソリッドドリル・3D/5Dタイプ(深穴加工用)「ソリッドタイラードリルTLD3D/TLD5D形」
④ 多機能座ぐり加工用ソリッドドリル・2D タイプ「ソリッドタイラードリルTLDM形」
〈セール内容〉
■Aコース=他社乗り換えお試しコース:インサート20個購入+他社本体引き取りで適用本体1台サービス。
■Bコース=本体サービスコース:刃数×インサート10個購入につき、適用本体1台サービス。
<A、Bコース対象製品:マルチエクストリーム、ショルダーエクストリーム>
■Cコース=新製品お試しコース:1本購入につき、購入価格以下品を1本サービス。
<Cコース対象製品:ソリッドタイラードリル 3D/5D タイプ>
■Dコース=プラスワンコース:3本購入につき、購入の最安値以下品を1本サービス。 <Dコース対象製品:ソリッドタイラードリル 2D/3D/5Dタイプ>
(数量限定につき、なくなり次第終了)

ダイジェット工業 高能率肩削りカッタ「ショルダーエクストリーム」 ラインナップ拡張!

ダイジェット工業がこのほど、好評を博している高能率肩削りカッタ「ショルダーエクストリーム」のラインナップを拡張した。なお、この製品は、同社が現在実施している「ダイジェットサマーキャンペーン2020」の対象商品。
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https://seizougenba.com/node/12379
今回発売した「ショルダーエクストリーム EXSAP/MSX形」は、高能率・高精度な肩削り加工を可能とした刃先交換式カッタ「ショルダーエクストリーム」に、標準化ニーズの高い大径サイズ本体φ100、φ125 およびインサートコーナR2、R3タイプを追加したもので、これにより幅広い加工に対応できるラインナップを揃えた。炭素鋼、工具鋼、プリハードン鋼、鋳鉄、ステンレス鋼等の肩削り、平面削り、溝削り加工等の荒~中仕上げ加工に威力を発揮する。
特長
(1)肩削り軸方向切込み量(Ap)が最大15mmと大きく、平面削り・溝削り・プランジ加工など幅広い用途で使用可能。
(2)インサートは両面4コーナ使用可能で経済的。コーナRは、R0.4~R3の5種類をラインナップ。高精度な外周研磨級により、荒加工だけでなく中仕上げ加工領域においても適用可能。
(3)インサート刃先形状は低抵抗な三次元ブレーカー形状で強度を有する。カッタ本体セット時強固にクランプできる機構により、荒加工での高能率加工を実現。
(4)インサート材種は、耐欠損性と耐摩耗性のバランスに優れた「JC8050」と一般鋼・プリハードン鋼および50HRC程度の焼入れ鋼が加工可能な、汎用性の高い「JC8118」を採用。
〈サイズ・価格(税抜き価格)〉
■本体:ボアタイプフライスφ50~φ125(計 6 形番)、モジュラーヘッドタ イプ:φ25~φ40(計 9 形番)
標準価格:28,500 円~82,000 円
■インサート形番:ZNGU 形(インサート材種:JC8050、JC8118)
※コーナ R0.4、R0.8、R1.6、R2、R3 を揃える。
標準価格:1,710 円