年別アーカイブ 2014年
無造作淑女
皆既月食を楽しむ(〇∀。)
昨日は皆既月食でしたね。
天体ショーはたまにしかみられません。レアもののショーです。
条件さえ合致すれば宇宙の神秘的を思う存分楽しむことができます。しかも無料!
わたしもいそいそと巨砲レンズを装着し、缶ハイボールを片手に、期待に胸を弾ませながら近所の公園に行ってきました。
ところが!
肝心の皆既のときには、ずーっと分厚い雲に覆われてしまい、撮ることができませんでした。
うーん、残念!
冒頭の写真は月食が始まった頃です。
これは失敗。ちぎれた雲の隙間から、赤くなった月が! とシャッターを切りましたが、シャッタースピードをミスりました。
天体ものは難しい。月食の場合、カメラの設定もコロコロ変えなければなりません。しかもどんどん月は昇っていきますから、私の腕も巨砲をつけたカメラに負けてしまいます。雲台がすでに使い物にならなくなりました。新しいのを買わなきゃなりません。トホホ。
肝心の赤い月が撮れなかったので、ふてくされて空腹のお腹を満たそうと、近所のバーへいきました。来年は良い条件でありますように。
【お知らせ】アマダが「EuroBLECH 2014(第23 回国際板金加工見本市)」に出展! 世界最大の板金ショーで最新技術を訴求!
アマダさんが10 月21 日(火)から10 月25 日(土)までの5日間、ドイツ ハノーバー市で開催される「EuroBLECH 2014( 第23 回国際板金加工見本市)に出展します。
「EuroBLECH 2014 」は、隔年で開催され今年で23 回目を数える世界最大の板金加工見本市。前回(2012 年)は39 カ国から1500 社が出展し、6 万人を超える来場がありました。今回アマダさんが提案するのは最新バーチャル試作システムVPSS 3i を基軸とした、「ファイバーレーザの先端技術」と「ベンディングの自動化」。
■出展機一覧
1.ファイバーレーザ複合マシン LC-2515C1AJ(パレットチェンジャーAS 付き)《新商品》
2.ファイバーレーザマシン ENSIS-3015AJ(フォークパレットチェンジャーASF 付き)
《新商品》(欧州初出展)
3.パンチング全自動型ソリューションマシン EM-3612ZRB
4.金型IDシステム
5.全自動曲げ加工システム EG-6013AR
6.最新コントローラーベンディングマシン HFE3i1003
7.高速・高精度ハイブリッドデジタルマシン HG-1303
8. ベンディングマシン HG-1303Rm(世界初出展)
9.多品種少量対応ベンディングマシン HG-1003ARs(欧州初出展)
10.ファイバーレーザ溶接システム FLW-4000M3(欧州初出展)
11.ファイバーレーザ溶接機 ML-6810B
12.ファイバーレーザマーカー LMWS《新商品》
13.抵抗溶接トータルソリューションシステム AWS3
新商品のファイバーレーザマシン「ENSIS-3015AJ」 は、出力2kWの自社製ファイバーレーザ発振器を搭載し、独自の光コントロール技術により薄板の高速切断から25mmの鋼板まで切断できるんですよ。今回は加工領域拡大、段取りレス、省エネルギー効果など加工テクノロジーへの応用をご披露するとのこと。
「EG-6013AR」 は世界初のデュアルサーボプレス(DSP)機構を搭載した高速・高精度サーボベンディングマシンを採用しています。専用ロボットにより、手作業では危険が伴う小物製品の曲げ加工を高速で加工することが可能なんですって。
今回の展示会の狙いは、新商品・新テクノロジーを充実したラインナップのもと、欧州市場のシェア拡大を図るとのことで、これは期待大であります(●∀●)
今回、アマダさんはヨーロッパ初出展。技術力を存分に見せつけてくれることでしょう!
なお、出展小間番号は12 ホール D06/F06 です。
バリを制する! バリ取り大学 セミナーのお知らせ
機械加工を行う――――。
バリ取り・エッジ仕上げは避けて通れない問題よね。
図面には、「バリなきこと」という指示しかないわけで、加工現場の皆様は手を焼いていることでしょう。
「このバリに対して共通の認識・知識を持ち、ものづくりに関わる様々名部署の方々がともに問題解決に当たれることが大切だと考えます」と、バリ取り大学学長・関西大学名誉教授 北嶋功一工学博士は述べています。
北嶋学長は機械加工の分野において研究と教育・指導に50年携わっています。培った知識と多くの経験を伝授するとのこと。
バリ取り大学では、セミナーの受講者を募集しています。
開催場所は関西大学 東京センター(住所=東京都千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー9F)。東京メトロ大手町駅B7出口直結。
●定期開催セミナー:基礎Ⅰ(3時間)
【内容】バリの生成メカニズムから抑制技術まで、テキストを使い、理論と実験データを交えて解説する。原理的知識を得ることにより、加工現場における現象理解とバリのコントロールに応用できる。
【対象】開発、設計、生産技術、製造の方や工場責任者。特に開発や生産技術、設計等、前加工もともに検討できる立場にいる方。
【料金】15,000円(税込。テキスト代含む)
*基礎Ⅰ+基礎Ⅱをセットで申し込むとテキスト代込みで30,000円(税込)
【2014年開催予定日】11/2(水)・12/3(水)開催時刻9:30~12:30>
●定期開催セミナー:基礎Ⅱ(3時間)
【内容】テキストを使い、様々なバリ取り・エッジ仕上げ手法と選定方法について解説する。選択の幅が広がり、バリ取りを考慮した工程設計を行うきっかけとなる。抗議終了後に無料相談会も行い、喫緊のバリ取り問題解決にもつながる。
【対象】製造、生産技術、開発、設計の方や工場責任者。特に製造現場で日々バリ問題で直面されている方。
【料金】20,000円(税込。テキスト代含む)
*基礎Ⅰ+基礎Ⅱをセットで申し込むとテキスト代込みで30,000円(税込)
【20014年開催予定日】11/12(水)・12/2(水)開催時刻13:30~16:30>
申込方法は受講講座と日程の希望を名前、所属、電話番号、メールアドレスと共に
ask@deburring-u.com まで連絡すること。
IMTSに行ってきた(嘘)
先日、IMTSに行ってきました。というのは嘘ですが、某工場長がブログを更新しています。展示会の写真に迫力がありますよ。
ぜひ、覗いてみて下さいね(●∀●)
JIMTOF強化月間に突入しました。
今回のテーマは「ものづくりDNAを未来へ、世界へ」。
人的コストの削減と機械稼働率の向上などを視野に入れた自動化技術や、賢く機械を使いこなすための知能化技術がどんどん進化してきました。今年はとても活況ある展示会になりそうですよ。
さて、今回新しい取り組みとして、来場者の利便性向上に繋がるアプリが登場しました。会期中、会場でのナビゲートから事前の情報収集まで、幅広くサポートしてくれるわよ!
アプリの機能として、出展者情報やブース一、また各セミナーの詳細や会場位置をお知らせ!
訪問予定や、気になる出展社などをブックマークして管理したり、参加するセミナーをスケジュールに登録することもできるうえ、セミナーや出展者ごとにメモを残すこともできるとのこと。
このアプリは10月下旬、iOS/Android双方に対応する形で公開予定。また、JIMTOF公式WEBサイト上でもアプリ紹介ページを10月中旬頃公開予定よ!
製造現場ドットコムもIMTOF強化月間に突入いたします。
工作機械、工具、周辺機器などのマニアックな情報やセミナー関連、ワークショップなどの情報をどんどんブログで更新していきます(●∀●)
もちろんTwitterでもお知らせするわよ!
会期中は、カメラを引っさげウロウロしているので、気が付いた方は遠慮せず声を掛けて下さいね☆
大丈夫、噛みついたりしないわよ♡
切り屑を見れば分かるのだ!
オーエスジーさんが先日、タグライン、「shaping your dreams」を制定し、新しい販売戦略を展開すると発表したんですが、そのときデモカットを見学しました。
切り屑の形状について説明がありました。まぁ、切り屑をみれば分かる人は分かると思いますが、ちょいと、これをみてちょうだい。
ステンレス鋼ってさ、親和性が高く、被削材が工具に溶着しやすいのよね。同社の開発グループに所属する高井一輝さんによると、「ステンレス鋼の加工で発生する切り屑は炭素鋼と比べて大きく伸びやすい傾向を示すため、切り屑詰まりなどのトラブルがトラブルが生じやすい。ドリル加工は被削材の中で行われるため、切り屑をコンパクトにするための設計開発が困難だったが、穴の内部で生じている現象を明確化し、切れ刃の形状および切り屑を高速する溝形状の最適化を行った」という。その結果が、下の写真になるわよ☆
これはイケナイ例。切り屑に鋭利な尾があるわよね
オーエスジー工具を使った切り屑。くるんとなってます。
こういった切り屑をきちんと説明できるように、このような見本を作っていましたが、お洒落です。これがあれば、一発で訴求できますね☆
安田工業にお邪魔しました☆ ただいまJIMTOFの準備真っ最中!
今週は旅芸人よろしく日本列島横断に出ていたわたし。
ちょいと安田工業さんにお伺いしたんですが工場内を拝見するチャンスに恵まれました。
工場内は活気に溢れており、多忙なのがよくわかります(●∀●)
省エネ工場です。
これは、きさげの練習用なんですって。
きさげ部隊は、工作機械メーカーにとってとても重要な位置付けにありますから、「技能伝承」をいかにスムーズにおこなっていくかは、重要課題なんですよ。
見渡すと若者がきさげを行っている姿が見えます。
ひとつのことに集中する姿というのはなかなか素敵なものですね♡ ついつい凝視しちゃいました。
そういえば、来月開催される「JIMTOF2014」では、きさげの実演チャレンジができるので、お時間のある方は、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
工場内を歩いていると、あら!
素敵な女性がなにやらレクチャーを受けながら練習しています。これまた真剣な表情ですよ♡
彼女は同社の事務員さん。
JIMTOFの会期中、同社ブースにて説明を担当するとのこと。今回は、作業を覚えてYASDAマシンの優位性を来場者に説明をするという大役を任されました。そもそも操作が簡単なマシンですから、操作自体はすぐに覚えられても、説明も同時にしなければなりません。一生懸命、練習する姿がケナゲです。会期中は練習の成果が花開くことでしょう!
同社ではJIMTOF2014で、新しい加工法の提案、自動化・無人化による高効率化、測定機能や設備環境の見える化機能を搭載した高品質化など、付加価値の高い加工を実現し、他社との差別化を図る武器となる機械を提案するとしています。超高精度マザーマシンの開発に名高いYASDAならではのマシンに注目よ☆
ラッキーなことに、今回、安田工業さんが社員一丸となってJIMTOF2014に向けて注力している姿をチラリと拝見することができて、わたしも嬉しかったです。
安田さんの制服もステキですね♡
あたしも制服を着てみたくなりました(●∀―)。
さてさて、来月は工作機械や工具、周辺機器の祭典「JIMTOF2014」が始まります!
製造現場ドットコムでは、来月から「JIMTOF2014強化月間」に突入します。
製造現場ドットコムのニュースでは書ききれないネタや、各社の見所や注目ポイントを随時、ブログにアップしていきますよ! 通勤途中に、お昼休みに、仕事中に、要チェックよ!
プレゼンのお手伝いをする不二越ロボット
9月17日~19日の3日間、東京ビッグサイトで日本で唯一のフルードパワー国際見本市「IFPEX2014」が開催されていました。フルードパワー業界の省エネをはじめとする環境対策はどんどん進化を遂げてきています。
今回は3日間で36,050人の来場者を記録し、まさに大盛況!
というわけで、ちょいと不二越ブースを覗いてみたところ、ロボットがプレゼンのお手伝いをしていました。
なかなか愛らしい☆
こちらは、人気だった不二越ロボットが活躍するパターゲーム。
ボタンを押すとロボットがパターゲームをしてくれるの。パターが成功すると、パンパカパーン! というアノ音楽が流れ、景品がもらえるのだ。
レッツチャレンジ!
グィ――――――――――ンッ
ポテッ
さぁ! いくわよ!
パンパカパーン!
うまくパターが入ったようです。
この不二越ロボットは、『MZ07』といって、世界最速を誇る軽量コンパクトロボットです。
なんと標準サイクルタイムは0.31秒! 生産性向上のために開発し、つくられたロボットなんですよ。空中手首を通して、ハンド用配線配管をスッキリ収納しているから、スマートなケーブル引き回しができるのです。
展示されていた油圧ユニットについては、また後日ニュースで詳細を掲載いたします☆
【速報】IMTS2014概要報告
日本工作機械工業会(会長=花木義麿 オークマ社長)がこのほどIMTS2014の概要報告(速報)を発表しました。概要は以下の通り。
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IMTS2014(International Manufacturing Technology Show)が、2014年9月8日(月)から13日(土)までの6日間、米国製造技術工業会(AMT)の主催により、米国・イリノイ州シシカゴ市のMcCormick Placeにおいて開催された。今回の展示会は、展示面積111,400㎡(前回:111,500㎡)、出展者数は2,035社(同1,909社)と、展示面積は前回よりもやや下回るも、出展者数では前回の2012年を上回る規模となった。
米国製造業は、自動車産業、エネルギー関連産業、航空機産業をはじめ、好調を維持しており、設備投資も活発化している。同工業会では、「このような投資環境が来場者数にも、IMTS史上最高レベルの114,147名の登録を記録し、活発なビジネスか展開されるなど、展示会としても大きな成功を収めた」としており、IMTS2014に際して、日工会会員出展機一覧等、各種広報資料を作成し配布し、会場内の国際インフォメーションセンターで日工会ブースを設け、わが国の工作機械産業に関する情報提供や、本年開催されるJIMTOF・Tokyo 2014の来場者誘致活動を積極的に行った。また、海外工業会との会合を実施し、相互に意見交換を行った。
IMTS2014の開催状況と特徴
(1)会場は、初日から各ブースとも大勢の来場者で熱気に溢れ混雑していた。入場登録者数は、前回比で14%増と大幅に増え、史上最高レベルとなる114,147人に達した。
(2)今回の主な出展ぶつは、従来にも増して「自動化対応」の進んだ機械の出展が数多く見られた。また、特別企画展としてレジンや金属を素材とする「積層造形技術」による実演展示が行われた。複合機は高速化、知能化が進み、ロボットを伴った自動化に加え、モニタリング検知やセンシング技術による自動化をアピールする展示が見られたほか、航空機分野に的を絞った機種の展示も多く見られた。
(3)海外メーカでは韓国のドゥーサン、ヒュンダイが大きなブースで出展するも、従来技術の機械の出展に留まっていたとの評もあった。一方、中国メーカでは、藩陽机床や大連机床が展示面積を減らすなど、中国勢は前回に比べ全般的に縮小傾向が見受けられた。
(4)現地では、米国経済がリーマンショックを乗り越え、景気が向こう2~3年は好調に推移すると見込まれており、資源エネルギー分野、小型自動車、航空機の機体やエンジンなど、主要業種の設備投資が活発、会員各社からは中身の濃い商談が多かったとの商談が多かったとの感想が聞かれた。
(5)会期中の平日には、現地の中学生の団体による会場見学が行われていた。将来米国の製造業を担う可能性をもった若年層へ、技術者・技能者不足を背景とした教育の一環が見て取れた。
腫瘍展示会の開催規模比較
日工会会員企業の出展状況は39社。出展者名は、アマダマシンツール、ブルームLMT、ブラザー工業、シチズンマシナリーミヤノ、大昭和精機、DMG森精機、ファナック、富士機械、不二越、ジェイテクト、キタムラ機械、紀和マシナリー、光洋機械、倉敷機械、牧野フライス製作所、松浦機械、三菱電機、三菱重工、三井精機工業、中村留精密工業、ニイガタマシンテクノ、野村DS、野村製作所、岡本工作機械製作所、オークマ、大阪機工、レ二ショー、碌々産業、シギヤ精機製作所、新日本工機、ソディック、スター精密、高松機械、東芝機械、津根精機、ヤマザキマザック、安田工業。
プロフィール
業界新聞社の取締役編集長を経て、インダストリー・ジャパンを設立。製造現場は日本の底力!をスローガンに製造業専門ニュースサイト「製造現場ドットコム」を運営している産業ジャーナリスト兼フリーライターです。霞ヶ関から錦糸町まで守備範囲が広いのが特長。現場取材は数知れず。些細なことや泥臭いことに真実が隠れているのを知り、今では何より本当のことを言うのが大好き。いつも働く女性と頑張るオヤジたちの味方よ。
ブログでは取材のこぼれ話やお知らせのほか、日常のことを綴っています。
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