無造作淑女

「最高のマシン」×「優れた職人」がつくる高品質! 中野製作所

さてさて、まんてんプロジェクト続きの記事をもうひとつ。
ものをつくるモトとなる工作機械ですが、最先端のマシン群をズラリと揃え、優れた職人がマシンに命を吹き込むように知恵を注ぐ――――。これを実践している会社がまんてんプロジェクトのブース内にあったのでご紹介しましょう。
記者もびっくりの最先端設備を揃えた中野製作所の主要設備をざっと説明すると・・・・・・。

●安田工業  5軸マシニングセンタ(22面APC)「H40i」。
●牧野フライス製作所  5軸マシニングセンタ(2面APC)「a82M」、「D500」/横形マシニングセンタ(2面APC)「a61nx」、「a51」、「A55」/立形マシニングセンタ「V55」。
●ファナック  ロボドリル「α-D21MiA5」
●キタムラ機械  立形マシニングセンタ「マイセンター0」
●森精機(DMG森精機)  「NLX1500」
●ミツトヨ  CNC3次元測定機「Crysta-Apex S」/CNC画像測定機「QV-Apex」

――――――――――とまぁ、そうそうたるマシンがズラリ!

中野製作所が得意とするものは、難削材料、非鉄金属の精密切削加工(通信・防衛・医療・自動車・航空宇宙関連部品)。

同社の中野社長は、「インバー、コバール、ステンレス、タングステン系、64チタンなど、いわゆる難削材の加工を得意としています。航空宇宙関連はもちろんのこと、最近の時流としては、微細もの、医療器も入ってきましたね」とのこと。

「ここまで最先端のマシンを揃えるとはすごいですね」と尋ねると、「古い機械は切削しやすいアルミや真鍮に使えるけれど、競争力がないんですね。難削材の加工は機械の剛性が重要で、しかも機械の有効利用ができます。そしてなにより難削加工は皆さんやりたがらない。この分野で競争力を高めるためには品質の良い商品を安定的に提供するほかありません。お陰様で海外からも直接来社してくれるようになりました」と、頼もしい返事が返ってきました。

ちなみに、主要設備に牧野フライスのマシンが多かったのでその理由も尋ねてみたところ、直すことを前提に考えて購入しているとのこと。長く使うと、自分たちでバラして修理したりするのが大変なのだそうだ。

「マキノさんの機械は安定しているし、部品さえあれば自分たちでバラして直すことも可能なので、ちょっとマキノさんが多いかな」とのことでした。

加工サンプルの一部

また、工具メーカーとの密接な連携があることにも注目です。
金属加工のポイントは工具選定。「ここを疎かにすると材料も工具も時間も無駄にする」という考えを持っているんですね。同社では、工具メーカーと密接に連携し、最適な加工条件を導き出し、納期の短縮や低コスト化を実現している優良企業なんですね☆

さあ、まだまだレポートはあるわよ!
随時、ブログにアップしていくから、ちょこちょこ覗いてチェックしてね(●∀●)

ねーさん、ただいま大忙し! の嬉しい悲鳴よ☆
あらやだ。ゴールデンウィークがぶっ飛んじゃうわね(笑)

 

子どもの祭典!「WAZA―One GP(ワザワングランプリ)」が開催されました☆ 最長記録保持者には、削りだしのスペースシャトルが!

遊びのオリンピック2015「WAZA―One GP(ワザワングランプリ)」が去る3月28日(土)に、ふくやま産業交流館で開催されました。

この大会は小学生以下(3月1日時点)を対象にした遊びのオリンピックです。
大会競技種目は、「ビー玉」、「ベーゴマ」、「めんこ」、「紙トンボ」、「折り紙ヒコーキ」の4種類。当日は約1500人もの来場者が訪れ、非常に盛り上がる大会となりました。

巨大紙ヒコーキ




飛ばします!

この「WAZA―One GP」の広報を担当している野中氏によると、工作機械メーカーの安田工業さんが紙トンボを担当し、今大会では最長飛距離記録を出した選手にはなんと、“削りだしのスペースシャトルのオブジェ”がプレゼントされました。



机の上にはケースに入った削りだしのスペースシャトルが! 




スペースシャトル、ゲットになるか!?

野中氏は、「子ども達が試行錯誤し、ものづくりに励む姿をみて、やってよかったと改めて感じました」とコメントしています。

子ども達の頑張りというのは、大人の魂を揺さぶりますね!

安田工業の安田社長から、最長記録の選手に削りだしのスペースシャトルが贈呈されました

今回、最長記録を出したのは、小野陽斗くん。良かったね! おめでとうございます!
このスペースシャトルは非売品ですから、希少価値がありますね!

出場した子どもたちも、きっと良い思い出になるでしょう(●∀●)
遊びを通して、ものをつくる喜びを知った子ども達の成長が楽しみですね☆

ああん、わたしも、この削り出しのスペースシャトルが欲しい!

【お知らせ】本日22日(水)~24日(金)まで、DMG森精機 東京グローバルヘッドクォータ オープンハウス開催!

DMG森精機が、4月22日(水)~24日(金)の3日間、同社東京グローバルヘッドクォータにて5軸加工オープンハウス開催します。 ショールームでは最新の技術を搭載した5軸加工機を中心とする計32台の工作機械を展示し、最先端の加工技術をご紹介!

同社では、「生産現場では、今まで以上に高精度化、省段取り、加工時間の最短化が求められており、複雑な部品を効率良く加工できる5軸加工機をご使用のお客様が増えています。今回開催する5軸加工オープンハウスでは、お客様の5軸加工での課題を解決できるように、経験豊富な専門スタッフが、業種ごとの市場動向や豊富な事例、デモ加工を交えた実践的な技術ノウハウを分かりやすくご説明いたします」とコメント。

また、5軸加工を最適化する高度なCAD/CAMシステムや、DMG MORI独自のソフトウェアなどもご紹介し、加工現場の生産性向上に貢献するトータルソリューションを提案するとのことで、濃い内容となっています。

期間中は毎日、5軸加工を中心としたセミナーを開催。5軸加工における加工課題や最先端技術情報など、生産現場を最適化する未来志向の技術情報を提供してくれる。
また、東京駅と羽田空港から無料送迎バスを運行付き。
5軸加工機以外にも、同社の最先端の工作機械を展示いたしますので、5軸加工機をご使用でない方にも、満足する内容ですよ☆

↓ご来場の登録、詳細に関してWebサイトより確認してね↓
http://www.dmgmoriseiki.co.jp/2015t/
※事前登録が便利です。

まんてんプロジェクトのブースにて

まんてんプロジェクトは、神奈川・東京を主体として全国の中小企業に参加を呼びかけ、約90社以上が参加している航空宇宙関連部品を開発・製造するための「航空宇宙関連部品調達支援」コンソーシアム。

冒頭の写真は「ほどばし衛星」ですが、今回も心ワクワクさせる展示がありました。

「ほどばし衛星」とは東京大学超小型衛星センター/NESTRAが開発した50㎤ほどの超小型人工衛星で地球を観測する任務遂行のため、2014年6月に打ち上がっています。50㎤の小さい姿だけど、地球の姿をたくさん撮影しているんですよ。

21世紀の新素材「SEPLA」とは?

さて、ほどばし衛星に使われている、この部分に注目。

黒い〇で囲った箇所をみて!

この部位は、超耐熱ポリイミド成形体「CEPLA(セプラ)」が使われています。セプラは、ビフェニルテトラカルボン酸二無水物(BPDA)とジアミンとの縮重合による全芳香族系ポリイミド樹脂の成形体という、早口言葉じゃ言えないようなもので出来ています。新日産ダイヤモンド工業が製造元で、総発売元は鈴幸商事です。

鈴幸商事の佐藤機能品質営業課補佐は、「セプラは耐熱性や耐薬品性、耐放射線性に優れており、特に半導体関係や液晶ガラス関係、航空宇宙関係に使われています」と教えてくれました。

熱分解温度が非常に高いセプラは300℃までであれば長時間の加熱でも安定しており、短時間なら480℃まで使用可能とのこと。また、融点をもたず軟化もしない、広い温度範囲で連続使用ができるんですね。

耐放射性については、汎用エンプラであり、特にガンマ線照射による劣化に対して、極めて優れた特性があるとのこと。

加工性も良好なのも見逃せない。セラミックに近い強度がありながら、複雑な形状でも高精度な切削加工ができるってわけ。ユーザーの希望に沿った形状や寸法に高精度加工を施した物がセプラ部品で、佐藤補佐いわく、「21世紀の新素材として幅広い可能性が期待できます」とのこと。
なるほど~!

様々な可能性を秘めたセプラでした

まだまだレポートが目白押し! 随時ブログにアップしていくので、製造現場でご活躍の皆様、要チェックよ!

INTERMOLD2015が終了 

今回のINTERMOLDは金型メーカーさんの出品が多かったですね。
全てを回りきれなかったのがとても残念ですが、「こ、これはっ!」というくらい、頼もしい技術を拝見しました。

これから拝見した技術や製品の数々は、ニュースの配信まで待ちきれない! 
―――ということで、ブログに随時アップしていくので要チェックよ!

今回ちょいと感じたことは、金型メーカーさんの出品が見やすかったこと。
ブースの配置がGOODでした。
「今回は見やすいね」なんていう声もチラホラ聞いたもの。

もうひとつ、注目したいのは今回の日本金型工業会の頑張りね。
猛烈な勢いで金型のPRに注力していると感じたわ。
この頑張りはきっと大きな実を結ぶはず! 期待が膨らむわ☆

賑わいをみせる金型工業会のブース。

冒頭の写真にあるのは「日本の金型PRバッヂ」。
これを身につけて日本の金型PR活動に参加してください、という趣旨でつくられたものなんだけど、日本を象徴する桜の花を採用したことはとても良いアイデアですね☆

PVもあるよ!

ところで、会期中、日本金型工業会の牧野会長と経産省の遠山素形材産業室長がご一緒に見学されていました。

さて、牧野会長は長津製作所代表取締役会長(CEO)ですが、長津製作所さんのつくっている製品で、とってもわれわれの生活にお馴染みなものがありました。

そ、れ、は―――――――。

あの某高級アイスクリームに付いているスプーンです!

こちらは微細もの☆

今回、ひとつ、残念だったことは記者の腕章がなかったこと。
プレスカードはあるんですが、撮影しているときってプレスカードが目立たなくなっちゃう。「あの人が写真を撮ってるのになんでダメなのよ!」って言った人がいてね、リンダ困っちゃった。

記者は商品等の写真撮影をする場合、製品を撮って良いかどうかその場で必ず確認します。
展示会場で、いくら記者でも断りもなしに勝手にサンプル品等を撮ることは、まず、ありません。

鏡開き

いよいよ15日からINTERMOLD2015が始まりました!
今年は金型メーカーさんの出展者数が増加し、展示会のレイアウトも前回に比べ、見やすくなっていると感じました。

なかなか面白い加工サンプルがあったり、日本で初めて展示した新製品もあったりと、非常に有意義な展示会です。1日じゃ回りきれません。

昨日はレセプションがありました。
鏡開きの様子です。

レポートは近々掲載いたしますので、お楽しみに! 
また、レポートでは書ききれないものは、ブログでも詳細に掲載いたします☆

オペレータにアドバイス♡

ニュースにも掲載いたしましたが、先日、マキノさんが新電源を発表し、新制御装置「Hyper i」について説明をしてくれました。新しくなった操作盤は、ボタンの配置にそって操作するだけなので、操作数は約40%も削減(従来電源比較)できるというスグレモノ。

さて、この制御装置はオペレータにアドバイスしてくれるシステムがあります。
加工結果に応じて加工時間、表面粗さ、形状精度の改善方法をアドバイスしてくれるというありがたい画面です。

ここでドクターが登場し、解決方法を教えてくれます。
なかなかセクシーなドクターじゃないですか!

INTERMOLD2015の会場でも拝見できると思うので、ぜひ、ご覧ください。

おめでとう! ジーベックテクノロジー! 「平成 26 年度ダイバーシティ経営企業 100 選」を受賞!

「バリ取り」というニッチな分野で貢献しているジーベックテクノロジー(社長=住吉慶彦氏)が、平成26年度ダイバーシティ経営企業100選(主催:経済産業省)に選出され、先月、経済産業大臣より表彰されました。おめでとうございます! 

ここ数年で大きくイメージを変えた同社。
住吉社長はビジネス人生、様々なご経験をされています。
特に人材の採用において徹底的なこだわりがあるのは、先日、取材をしていて分かりました(この取材記事はまた後日ということでお楽しみに!)

多様な経験とノウハウを持つ人材の採用と能力の活用で事業を拡大してきたんですね。

さて、ジーベックテクノロジーが時代にマッチした企業だな、と思うことがあります。
それは、年齢性別を問わず、価値観を共有できる人材を採用し、その個人の能力を最大限引き出すための環境づくりを徹底していること。

人間は生きている限り様々なライフイベントがありますが、同社では、それに合わせた柔軟な制度整備がされています。つまり優秀な人材においては、非常に働きやすい環境となっているんですね。

業務効率を上げるためには社員の能力が必要ですし、社員の働きがいがなければ、能力も発揮できません。働きやすくて業務効率をあげるシステムづくりを構築しているところも評価されていました。

このニュースの詳細は近々製造現場ドットコムのニュースに掲載いたしますので、これまた楽しみにしていてくださいね☆

【締切迫る!】 INTERMOLD2015の会場内で商談会 海外販路拡大のチャンス! 

製品の海外販路拡大を検討されている皆様はチャンス!

4月15日(水)~17日(金)に東京ビッグサイトで開催する「インターモールド2015」「金属プレス加工技術展2015」にあわせ、ジェトロが日本の優れた金型・金型部品メーカー、金属プレス機械メーカーとの商談を希望する外国企業(海外代理店・バイヤー)を招へいし、会場内にて商談会を開催しますよ。締切りが迫ってるので、検討されている方はお早めに!

〇開催日時
・4月15日(水) 11時00分~17時00分
・4月16日(木) 10時00分~17時00分
・4月17日(金) 10時00分~17時00分

〇開催場所
東京ビッグサイト(東4ホール:小間番号121)
または各社の出展ブース
(※出展しない企業も参加できる)
http://www.bigsight.jp/access/transportation/

〇参加者 無料(商談通訳付き)

〇商談時間各45分

〇商談申込み方法
WEB申込みフォーム(下記リンクより)から必要事項を記入のうえ申し込む。
(海外バイヤーと時間を調整し、ジェトロより日時・場所など予約確認書にて連絡)

※海外代理店・バイヤー企業概要やその他注意事項などの詳細は下記リンクより確認すること。

〇イベントページ
http://www.jetro.go.jp/events/item/20150312399/

〇お申し込み締め切り
・2015年4月13日(月)17:00迄

猫鼻に花

桜ももう終わりです。。。。
暖かくなったり寒くなったり、気温が安定しませんね。

みなさま、くれぐれも体調には気をつけて下さいね☆

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