無造作淑女

お詫びと訂正

6月2日に配信したダイジェット工業連結決算を発表の記事に、“タングステン”を実現した新複合材料と記載しましたが、これは、“脱タングステン”の誤りです。訂正し、お詫び申し上げます。

なお本日訂正済みでございます。

この脱タングステンを実現した同社の新複合材「サーメタル」は今後の用途にとても期待がかかる材料になると思われます。超硬の材料である稀少金属のタングステンは高価なので、超硬=高い! という側面がありますが、この超硬合金やセラミックスと同じ硬さと耐摩耗性を誇る材料があれば製造現場のコスト削減に貢献できます。

―――というダイジェットのサーメタルについて、過去記事はコチラ↓
http://seizougenba.com/node/1354

超硬工具の可能性に果敢に挑むダイジェットさんに今後ますます期待がかかります。

飛行機モード全開!

「成田方面が私を呼んでいる!」と見えない引力のようなものに引っ張られるように航空科学博物館に行ってきたという下村栄司氏が、飛行機モードを全開にして写真を撮ってきてくれました(●∀●)キャー☆
彼の飛行機写真はいつみても美しい:*:.。.:*(´ω`*)*:.。.:*:ホレボレ

今回の大きな目的は「B747のセクション41見学ツアー」とのこと。
ここでいきなり専門用語が飛び出ましたが、下村氏いわく、「“セクション41”とはボーイング社が機体の部分ごとにつけている名前で、41とは“胴体の一番前側の部分”、つまり“操縦席”があるところ」なんですって。なるほどねぇ~。

「アメリカの砂漠でスクラップになっている機体の頭をちょん切って運んできた」というコックピットの写真がコレです!

美しすぎる!

下村氏は、「この展示機は747-100という初期型のものなので、運行には正副操縦士と航空機関士の3名が必要です。現在のコックピットからすればだいぶ旧式で計器類もアナログなのですが、この圧倒的な計器類、スイッチ類の洪水が私にはたまりません。アドレナリン全開です」とのこと。

「見学ツアーなので、あまりゆっくりと写真を撮っていることができなかったのが心残り」とちょっとだけ残念そうです。

それからこの空を飛んでる日本航空の787の写真ですが、「航空科学博物館は成田空港のA滑走路の間近にあり、屋上からは離陸する飛行機がよく見える」んですって。

航空マニアな下村氏は、「3分に1回くらいの割合で色々な航空会社の機体が離陸していくのをファインダーに捉えるのは無上の喜び」と仰っていましたが、その飛行機愛があるからこそ、こんなに美しい写真を撮ることができるのでしょうね☆

「それにしても787は後ろ姿が美しい」とホレボレしておりました。

いや~本当に美しい!

次号の製造現場ドットコムは、下村栄司氏が4月に韓国で開催された「SIMTOS2014」を特別レポート! 韓国の工作機械産業を独自目線で解説してくれます! お楽しみに! 

DMG森精機の「IGA INNVATION DAYS 2014」に行ってきました♪

5月21日(水)~24日(土)の4日間、DMG森精機さんがプライベートショー「IGA INNVATION DAYS 2014」を開催しました。もちろんわたしも行ってきましたよ(●∀●)

今回はアジア初出展となる2機種を含む計42大の最新鋭の工作機械を展示、全てに新開発のオペレーティングシステム「CELOS」を搭載! 

「CELOS」はスマホのように簡単操作が特長のDMG MORIの新オペレーションシステム。CELOSアプリケーションがジョブ、加工工程、機械データの一貫した管理、文書化、見える化を加工にしています。加工現場と管理部門を直接繋ぎ、デジタル化を徹底しつつ、ペーパーレスな生産環境の基盤を構築するんですって。生産計画システムや企業資源計画システムと互換性も高く、CAD/CAMシステムとの連携も可能とのこと。

巨大なCELOSが!!

特に注目したのは伊賀事業所のグローバルソリューションセンタ内に新たに「エクセレンスセンタ」を開設したこと。ここには継続的な成長が予想される「Automotive(自動車産業)」、「Aerospece(航空機産業)」、「Medical(医療分野)」の3分野に特化した加工ソリューションを分かりやすく展開していました。

医療分野のサンプル

同社ではポルシェチームの専属技術パートナーになり、高精度の機械と最高のエンジニアリングでサポートするとのこと。やはりこういった展示は来場者も興味津々! 皆様の記念撮影スポットでした。

ポルシェかっこいいよ、ポルシェ

アマダのプライベートショーはココが見所! 国内の来場者は6月14日(土)まで☆

5月17日(土)~6月14日(土)までの毎週木・金・土の13日間(6月19日(木)から6月28日(土)の木・金・土は海外の来場者を対象)、アマダさんが業界最大規模のプライベートイベント「AIF2014」を本社アマダ・ソリューションセンターで開催しています。

関連記事はコチラ↓
http://seizougenba.com/node/4211

開催日の前日はお客様のいない報道関係者のみのプレスデー。ちょっと一足先に覗いてきました。
秘密事項があるので写真はあまり撮れませんでしたが、なかなか面白かったです。

なにが面白かったか、というと、今回のテーマは「データで語る最新テクノロジー」というだけあって、進化するデジタル技術を搭載した新製品や新ソリューションを検証データと合わせて見せつけてくれたところ。

特に、“光をつくる”、“光をコントロール”するファイバーレーザテクノロジーだけど、“自社製発振器だからできる”というアマダさんの自信が溢れていました。なんてたって2kWの発振器で4kWに匹敵する加工が実現するんですもの。今回、このワイドレンジ加工を実演するのでその目で威力を確かめてみてください☆

ENSIS加工

それと、圧倒的なスピードを誇った3Dリモート溶接(ガルバノスキャナーヘッド)技術もすごかったわよ。板金製品への応用を見せていただいたのですが、ものすごく速かった! 高速溶接もついにここまで来たか・・・と、ねえさんビックリしちゃったわ。





アマダミヤチのファイバーレーザー溶接機も展示。実機デモもあります☆

ファイバーレーザ微細溶接テクノロジー

ところで、発見してしまいました。
アマダさんのところのコーヒーカップはアマダさんロゴマークのデザインだったのね(●∀●)

さりげないところにセンスを感じます

BIGマニア☆

大阪には知る人ぞ知るBIGマニアな加工やさんがいらっしゃいます。
これはそのビッグマニアな方ならではのお写真。
ちょいとお借りしました(●∀●)
そのこだわりを知るため、今度、取材に行かねばなりませぬな☆

そういえば大昭和精機さんは淡路に工場があります。ここはタマネギが有名なんですよ♡
スープが美味しそうだ!

ムフフな打ち合わせの図

さて、今回の注目記事に掲載している豊田製作所ですが、川崎のアニキこと高橋工場長の周りにはユニークな加工やさんがたくさんいます。

都内某所で肉を食べながら図面をみる2人の図(笑)

碌々産業のきさげ

取材で飛び回りすぎの今日この頃、すっかりブログの更新が滞ってしまったわ。
楽しみにしていた皆さま、ゴメンナサイ(_ _)>ペコリ。

われわれの業界では1年のうちでも多忙とされている5月に突入ということで、おねーさんももう、テンテコマイ。自分の靴下も洗えない位なんだから、まいっちんぐまちこ先生だわよ。

さて微細加工機といえば碌々産業ですが、先月、超硬直彫りトータルソリューションセミナーを静岡工場で開催しました。ニュースにも掲載しましたが、たくさんの聴講者で賑わいました。募集をかけたところ、速攻で定員オーバーとのことで、超硬直彫りのニーズの高さが伺えました。

ところで、この日、同社の製造基地を見学することができました。
そこではきさげ作業を真剣にこなしている若者がいました。
真剣な目がとてもステキでした。


【注目!】「Photonix2014第14回光・レーザー技術展」でアマダが見せた最新テクノロジー!

4月中旬は展示会ラッシュといったところ。各社の技術を求めて、ねーさんも大忙しよ☆ 

大阪で開催されたINTERMOLDの会期中、東京で開催されていたのは「Photonix2014第14回光・レーザー技術展」(東京ビッグサイトにて4月16日~18日まで開催)。
ここでアマダが最新テクノロジーを炸裂させておりました。

アマダは「Photonix2014」では最大のブース(252m2)で出展しています。同社は「Photonix」へ出展するのは初とのことですが、初にして展示会場最大ブースにて最新のファイバーレーザテクノロジーと加工テクノロジー、微細レーザ溶接、マーカー加工における新技術を披露しました。

ブース内は大きく4つのエリアに分かれています。

先ずはファイバーレーザソリューションの展示サンプル。
ファイバーレーザ複合加工、ファイバーレーザ切断、ファイバーレーザ溶接、ファイバーレーザ微細溶接・加工、それぞれのサンプルが展示されており、加工精度などの定量的なデータが分かりやすく掲示されております。

ファイバーレーザーソリューションの展示サンプルエリア




次にファイバーレーザマシンの実機「ENSIS-3015AJ」によるデモ加工。
他社のブースでは実機での実演が少ない中、アマダでは実機にてデモ加工していましたが、ここでちょいと注目よ!

バージョンアップした自社製ファイバーレーザ発振器の最新技術、新開発のENSISテクノロジーにより、発振器出力2kWで4kWに匹敵する切断能力(軟鋼板25mmまで切断可能)、レンズ交換なしで薄板から厚板までの連続安定加工を実現するテクノロジーを、実際に軟鋼板の板厚1mmと25mmを段取りレスで連続加工しています。

そのデモ加工には、非常に多くの見学者が興味を持たれており、大盛況です。
このアマダならではのファイバーテクノロジーですが、興味津々の来場者のために動画や資料にて説明するエリアを設置しておりました。これなら分かりやすいですね! ファイバーレーザモジュールも展示しております。

「ENSIS-3015AJ」によるデモ加工




そして今回、昨年グループ会社となったアマダミヤチの出展エリアを設け、ファイバーレーザ溶接機やファイバーレーザ加工機など、微細レーザ溶接・マーカー加工における新技術を実演やサンプルで提案していました。

アマダミヤチ出展エリア

この技術をもう一度拝見したい方、見逃した方に朗報よ!

アマダでは5月17日(土)から神奈川県伊勢原市の本社ソリューションセンターにてプライベートショー『AMADA INNOVATION FAIR2014(AIF2014)』を開催します。
今回の「Photonix2014」で発表したファイバーレーザテクノロジー、その技術を搭載した新商品をはじめ、充実したファイバーレーザマシンラインナップを一堂に展示するとのことです☆

ダイジヱット工業のキャラクターが濃いっ!

「INTERMOLD2014」も成功のうち幕を閉じました。
ところでひときわ異彩を放ち、来場者の皆様を楽しませているブースがありました。



ダイジヱット工業のブースです




こちらはサングラスバージョン




手にはうまい棒が握られていました




顔はこんな感じ

ま、まさにこれぞ大阪の工具メーカー!! やってくれました!

人形はバラエティグッズで構成されています。
ヘルメットを銀色に塗装し、ヘルメットに付いている工具は、5年ほど倉庫に眠っていたものを引っ張り出して溶接したとのことで、人形をつくった木村さんのご苦労が伝わってきます。人形の表情についても「眉毛の位置が難しかった」と説明をしてくれました。



人形をつくった木村さん。ヘルメット部位に溶接した痕跡が生々しい

この手作り感満載の等身大人形に、来場者も驚きを隠せないご様子。
すぐさま携帯やスマホを取り出し写真を撮っていました。集客大成功といったところでしょうか。

こちらは3Dプリンタで製作したもの

こういった遊び心を組み込んだ製品PRは見ていて楽しいものですね☆
同社は『頑固一徹&GーBody』という商品のネーミングからもお分かりのとおり、パンチの効いた製品群を市場投入しています。

木村さんは高硬度材と戦う最強タッグのPRを最後にこのほど部署が移動になったとのこと。
新しい部署にいってもお仕事頑張ってくださいね☆

ダイオウグソクムシが横浜みらとみらいを襲撃! 

こ、これは一大事だ!



ダイオウグソクムシが横浜みなとみらいの上空に現れる!




襲ってきた!!!!!!

ナッちゃんがボーゼンと立ちつくしています(笑)
というわけで、この写真は漫画家のたなかじゅん大先生がつくったものですが、さすがはたなか先生。この昭和テイストがたまりませんね。ダイオウグソクムシの表情がなんとも切なくて、なぜか笑いが止まらないわたしでしたwwwwww

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