無造作淑女

次号の製造現場ドットコム

今年のゴールデンウィークは連休が長いようです。
日頃からお仕事を頑張っておられる方はゆっくり休養できるといいですね☆

さて、先週はインターモールド、フォトニクス、今週は国際ウエルディングショーと立て続けに展示会がありました。碌々産業では4月22日、23日の2日間、同社静岡工場で「超硬直彫りトータルソリューションセミナー」を開催し、多くの聴講者で賑わいをみせていました。

取材が混むということは、ニュースも読みどころ満載ということ☆
次号の製造現場ドットコムはゴールデンウィークの間、みなさんにじっくり読んでもらいたい内容がいつも以上に盛りだくさんなのです。

注目記事は黒田精工の黒田社長のインタビュー! クロダのものづくりへの姿勢を黒田社長に語っていただきました。

また、インターモールドの会場内では工作機械メーカー6社の経営者に取材をいたしました。
今週は楽しい取材が豊富でしたので、ニュースはもちろんのこと、ブログでもニュースとはまた違った視点で細かい内容などを掲載いたします。皆様、ブログも要チェックですよ!

それでは次号をお楽しみに☆

キタムラ機械とSNH48

先日、INTERMOLD2014がインテックス大阪で開催されました。
いや~、楽しいことがいっぱいでねぇ、時間がいくらあっても足りないくらい。
取材のこぼれ話などは随時ブログで発信していくので、要チェックよ☆

ところでキタムラ機械は、SNH48のミュージックビデオなどで活躍されていたってご存じでした?

いやあ~これにはビックリ仰天よ!
SNH48とはAKB48の姉妹プロジェクトとして上海を拠点に活動しているアイドル集団。
アイドル集団と工作機械メーカーってピンとこないけれど、捉え方によってはなかなか面白い組合せだと思ったわよ。

まずは、中国で放送されたキタムラ機械のマシンPR。SNH48のスースーちゃんにご紹介してもらったビデオね☆

機械の剛性をヌンチャクで表現するところが可愛いね! 
http://





続いてSNH48のミュージックビデオ。タイトルは「黑白格子裙」。
日本では「ギンガムチェック」でしたね(●∀●)

メンバーが着用しているのは、キタムラ機械の制服。同社が撮影に協力しています。
北村社長は、このPVについて、「工場で働く女の子の夢はアイドルになること。仕事が忙しい中でアイドルになる夢を捨てきれず、自分たちそっくりの機械をつくってお仕事をさせる――というストーリーのようです」説明してくれました。

ところどころキタムラのマシンが!
http://

鉄砲の弾ではありません!

なにやら東京が騒がしくなってきました。
道行くカップルも噂しています。

アメリカの大統領が来るんですって。おまわりさんは警備が大変でしょうね。




公園では可愛いワンちゃんを連れた美人さんがお散歩をしていました。
ワンちゃんは急に立ち止まり、尻尾をくいっと上げて足を震わせています。

あっ!




あらやだ。ほら、早く行くわよっ!




美人さんはワンちゃんとともに早々にその場から立ち去りました。
そしてしばらくたったところ――――。

なにっ! 鉄砲弾が落ちてるだと!?




こ、こ、これは!!!!





SWATも応援にかけつけました。

う~ん・・・こ、これは・・・





――――鉄砲の弾じゃありません!




異常な~し! 異常な~し! 鉄砲の弾ではありません! 犬のう〇こであります!

ということで、マナーも大切にね☆
ペットのウンチョスは持ち帰りましょう!

【お知らせ】アマダがPhotonix2014第14回光・レーザー技術展」に出展☆

アマダが4月16日(水)から18日(金)までの3日間、東京ビッグサイトで開催される「Photonix2014第14回光・レーザー技術展」に出展します☆

「“新AJ”テクノロジーの具現化と加工テクノロジーへの応用」と「微細レーザ溶接・レーザ加工における新技術」をテーマに最新のファイバーレーザテクノロジーを中心に提案してくれます。出展ブースは東5ホール19-45。

【IM強化月間】日進工具が『硬脆材への高精度・高面品位な切削加工を実現するダイヤモンド工具と加工技術の紹介』をテーマにテクニカルワークショップを開催

INTERMOLD2014の会期中、日進工具が『硬脆材への高精度・高面品位な切削加工を実現するダイヤモンド工具と加工技術の紹介』をテーマにテクニカルワークショップを開催する。講師は、開発部 研究開発チーム 佐藤 強氏。

一般的に硬脆材の加工は放電や研削(電着砥石)などの方法を用いているが、近年、硬脆材加工の要望が高まる中で従来の加工方法ではコストと加工精度の両立が困難である。同社では独創的なダイヤモンド工具の開発を行い、耐摩耗性と耐欠損性を高める事で切削加工による高精度・高面品位を実現している。今回は、開発したダイヤモンド工具の特長と、硬脆材加工で重要となる加工技術と切削加工事例について紹介する。

●日時と場所
4月18日(金) 11:00~12:00 <第2会場>
(※同業者の受講はご遠慮くださいね☆)

【IM強化月間】日立ツールが『最新工具による金型加工ソリューション』をテーマにテクニカルワークショップを開催!

【IM強化月間】日立ツールが『最新工具による金型加工ソリューション』をテーマにテクニカルワークショップを開催!

●日立ツール

INTERMOLDの会期中、日立ツールが『最新工具による金型加工ソリューション』をテーマにテクニカルワークショップを開きます。講師は同社技術本部 主任技師 岩田 正己氏。

金型加工を行う上で、押さえておかなければならないポイントとして、加工寸法精度、加工面品位、加工能率、使用工具本数などが挙げられるが、国内で高い付加価値を持った機械加工を目指しているメーカーにとって、それぞれを高レベルで実現することが非常に重要。今回は、新商品の各種ボールエンドミルや高硬度鋼用の穴あけ工具を使用した事例・測定データにより、その加工方法を紹介する。

●日時と場所
4月18日(金) 13:00~14:00 <第2会場>
(※同業者の受講はご遠慮くださいね☆)

【IM強化月間】イワタツールが『高硬度材穴あけによる金型製作工程短縮』をテーマにオープンセミナーを開催!

INTERMOLD2014の会期中、トグロンで有名なイワタツールが『高硬度材穴あけによる金型製作工程短縮』をテーマにオープンセミナーを開きます。
講師は同社の岩田昌尚社長。

トグロンハードドリルによる焼入れ鋼への深穴加工により、金型の穴あけ加工が切削にて可能になりました。例えば、樹脂型のイジェクターピン穴加工が、マシニングセンターにて、型彫加工と同時に可能となり、リードタイムが劇的に短縮されます。これらの使用方法や切削条件の設定について、岩田社長が直々に説明してくれます。ぜひ、お時間のある方は聴講してみてくださいね☆

●日時と場所
4月18日(金) 13:30~14:15 第2会場にて

設備投資意欲の高まり

今週はINTERMOLD2014がいよいよ開催されるわね!
ってわけで、わたしもカメラを引っさげ取材に参上する予定です。

さて、製造現場ドットコムは業界専門ニュースを扱う媒体ですが、たまに間違って見積依頼や製品などのお問い合わせをいただくことがあります。でも、こういう嬉しい間違いは嫌いじゃないわよ(●∀●)

マシンの購入意欲があるということは、仕事が動いているということなので嬉しいことなんです。

マシンを入れたらぜひ連絡くださいね☆

【IM強化月間】BIGでお馴染みの大昭和精機が「段取り時間短縮の為のパソコン活用による工具管理」をテーマにテクニカルワークショップを開催!

INTERMOLD2014で大昭和精機が「段取り時間短縮の為のパソコン活用による工具管理」をテーマにテクニカルワークショップを開催します。講師はITシステム部 高松啓一課長。

同社が開発した製造情報管理ソフトウェア『Factory ManagerⓇ』を活用した工作機械加工の段取り時間の短縮、正確性向上の事例を分かりやすく紹介してくれます。
内容は以下のとおり。

1.システムの提案
2.ICコードチップによる工具管理
3.2次元コードによる治工具管理
4.導入事例紹介(工具寿命管理、機会のマガジンポットへのランダム取り付け、工具在庫所在・在庫管理)
5.Factory Managerを用いたシステム提案

●日時
2014年4月19日(土)13:00~14:00

●会場
インテックス大阪 6A号館内 テクニカルワークショップ第2会場

●参加費用
無料

■申込方法
HPから申込用紙をダウンロードし記入の上FAXすること。(定員100になり次第締め切る)
↓申込用紙はコチラ↓
http://big-daishowa.co.jp/img_exhibition/intermold2014_it_seminar.pdf

Project T(tourbillon)の最新PV! この時計は日本の外交官だ! 

世界最大の宝石と時計の見本市、「バーゼルワールド2014」が3月27日~4月3日までスイス・バーゼルで開催されました。そこには、日本が誇る独立時計師の浅岡肇氏率いる“Project T(tourbillon)“の超高級時計が出展されました。以前にも記事に書いていますが、Project tourbillonとは、浅岡氏の設計、精密加工のための特殊工具をオーエスジーが、精密加工を由紀精密がそれぞれ担当し、三位一体で“最高級技術”に挑んだもの(●∀●)

この時計、当然、評価が高かったようで、開催中も世界規模で取材、取材の嵐だったみたい。
特にお洒落なミラノの皆様には相当ウケが良かったようで、「試作機をいきなり買いたいと申し出る店主や、イタリア時計誌のジャーナリストを連れてきて取材をさせるバイヤーさんまでいた」とのこと。

「この時計にはなにか特徴があるのか」と何度も質問されたそうで、浅岡氏は、「今回の時計の特徴は、真っ当にただ美しいだけのトゥールビヨン。いろいろゴチャゴチャ付いて、トゥーマッチな時計が多い中、逆にシンプルなアプローチで存在感を出そうと思いました」と返答している。まさに浅岡氏らしいシンプルな返答ですね(笑)

浅岡氏は、FBの中でコメントを出しています。
「今回の新作ですが、設計を始めたのが2013年の正月。それで、その年のバーゼルの直前には設計がほぼ完了していました。ですから、トータルの開発期間は15カ月です。今回はチームを組んでの製作。殆んどの部品は由紀精密とOSGで製作しました。僕は設計以外では、テンプとアンクルと歯車4枚だけ担当。今までのように、全部自分で部品の削り出しまでやっていたら、さらに時間がかかったと思います。もっとも、部品は削り出しの後、一つ一つ手仕上げしますから、この時間が一番かかります。ちなみに、キャリッジの小さなチタン部品一つの磨きが6時間ぐらいです。チタンの鏡面研磨は極めて難しく、時間がかかります。ムーブメントは、トゥールビヨンとしては薄くしたいと思いました。それと、巻き芯はケースの高さの中央に入れると言うのもこだわった点。これはなんでもないようですが、実際は意外と難しいです。この2要件が決まれば、全体のデザインもうまくまとまり易くなります。それと、今回はいろいろテンコ盛り。ボールベアリングは思い返せばかなり酔狂なアイディアだったな(笑)。でも、魅力の一つになっていると思うから、やった意味はある。製作の中で設計をしている間だけは楽しいです。その後は生みの苦しみ(笑)。しかし、設計では「夢の時計」を企画しているわけですから、それを現実化するということは、どんな生みの苦しみをも乗り越えられるモチベーションになります」。

―――というわけで、バーゼルアワードも無事に終了し、先ほどProject TのPVが出来上がりました!
浅岡氏の映像編集のセンスもキラリ・・どころかビカビカと光っております。音楽もGood!

今回、浅岡氏、オーエスジー、由紀精密の三位一体で日本発の“最高級技術”の結晶を世界に見せつけてくれたわけで、まさにこの時計は日本の外交官の役目を果たしたといってもいいだろう!

世界の美しいものを見る目を持った人々が注目! それでは出来たてホヤホヤの最新PVをどうぞ!

※記事および画像の無断転用禁止