無造作淑女

久しぶりのライブでビバ☆アラフォー!

先日、友人たちとライブに行きました。

4時間ぶっ通しでノリノリでした

久しぶりのライブとあって、気合いを入れて威圧系メイクを施した私。
大人とは思えぬド派手なカッコで電車に乗ったわけよ。
さすがに電車内では人々の視線が痛かったわ(●∀●)アラヤダ。
そんな痛々しい視線を浴びつつライブハウスへGO!

ところがどっこい! 上には上がいるもんよ。 
なんと友人の旋盤工&ジュエリーデザイナーの“O兄さん”がセーラー服で登場!
ま、まさかセーラー服とは! 
音楽に合わせて怪しげな女子高生に扮した彼の豪快な男らしい毛振りは、まるで歌舞伎のようだったわよ。ここまでくるとなんだか芸術を鑑賞している気分ね。
エキサイティングなダンシングタイムの幕開けよ!

ライブ終了後、われわれは空腹を満たすべく繁華街と流れたわけなんだけど、O兄さんは当然、着替えることはなく、通行人の驚いた顔ったら! もうね、見てはいけないものを見たって感じ。一瞬目を見開いたかと思うと、視線を落としてそそくさと逃げるように足早に去って行くという・・。
もうね、あたしゃこの異様なお姿に神々しささえ感じたわよ。ほんと。

この度胸の良さと周囲を楽しませてくれるサービス精神を持つ彼はもちろんみんなの人気者☆
ちなみにO兄さんは町工場を経営していますが、ものすごく微細な加工で指輪サイズのドクロの歯を一本一本加工できる腕があります。

熱心に聴講!

年度末の29日に、まいどお馴染みの切削研究会が開催されました。
今回の講師はダイジェット工業さんでした。

深掘り加工の高能率化と、難削材(耐熱合金加工)における最新技術を親切丁寧に説明していただきました。

この会に出席する加工業の皆様はとても熱心です。
同業者と交流し、加工についての考え方や、解決方法をなどをざっくばらんにお話することによって、“能率のよい加工”を模索することができます。

クビレディを入手☆

春だわ。薄着の季節はもうすぐそこよ! 
どこで恋のチャンスが訪れるか分からないわ!(←といってみたかった)

この年代になってくると、不思議なことに己に無頓着になってきます。
たまたま可愛いワンピースなどを発見したとき、「やん☆可愛い~♪」なんつって試着してみると、もうピチパツ! 鏡に映った己はボンレスハムみたい。

で、現実を思い知るわけよ。
「ちっ、最近の若い子は痩せすぎなんだよ!」ってね。(←決して自分が増大したとは認めない)。

というのもさ、自分をイメージするときは、どういうわけか20代の姿しかイメージできないわけ。ホントは脳内で理解しているのよ、あの頃の己ではないって。

でね、たまに記念写真を撮って頂いたものが送られてくると、さらに厳しい現実を知るわけよ。

なんということでしょう――――。
写真に写ったミシュランくんのような己の姿―――ああもう、直視できない。

他人とは思えない腹部

ここ数年の間に蓄積した地層のような腹部の脂肪をワシ掴みにした私は奮起したわ!
絶対に元に戻すわよ! 階段だってラクラク走れる体力だって取り戻してみせる! 

というわけで、最近、新しいアイテムを入手しました。

ジャーン! 

この不安定な椅子に座ってバランスをとってるだけでクビれてくる・・・っていうアレね。なかなか口コミの評判もいいみたいで、さっそくポチったわけ。

最初はぎこちなかった動きもコツさえ掴めば、あらあら、なかなか楽しいじゃないのさ。
テレビをみながらユラユラ~ユラユラ~左右にユラユラ~前後にユラユラ~♪

と調子こいて気を抜いた瞬間、後ろにひっくり返って後頭部を強打! 
なんとも切ないアラフォーよのぅ。

碌々産業さんの記念タンブラー

碌々産業さんから110周年記念タンブラーをいただきました。
110年という長い時間の中、皆様もご承知のとおり日本はいろんなことがありましたが、これらの時代を乗り越え現在に至っているとは、本当に凄いことだと思います。

大切に使わせて頂きます。
ありがとうございました☆

アステカのカレンダー

先日はオーエスジーさんのオープンハウス取材のため八名工場にお伺いする機会に恵まれたのですが、そこに飾られていたアステカのカレンダーに思わず見とれちゃいました。

説明文を読むと、世界は4たびつくられて破壊されて、現在は太陽の時代だとのこと。
中心には太陽の顔があり、その両側には人間の心臓を掴んだ動物の足と、過去の4つの時代(4のジャガー、4の風、4の雨、4の水)を表す4つの形の輪郭がさらに現在の4つの動きを象徴している――とありました。

ところで、アステカ・・・といえば真っ先に思い出すのは生け贄よ、生け贄! ひぃ~~!!! 

自らを犠牲にして世界や人類をつくった神々に対し、人間も自ら犠牲にして神々が創造された宇宙秩序を維持しようと考えていたようです。

この不思議なアステカのカレンダ―にはアステカ文化独特の宇宙観が盛り込まれているんですね。

さくら満開♪

週末は桜が満開でとってもキレイでした。
私もほろ酔いでブラブラしました。
季節を楽しめるって幸せですね☆

浜野龍峰書展を見学☆

浜野龍峰先生の書展を見学する機会に恵まれました。
先生とも久しぶりにお会いできて、とっても嬉しかったです。
機会をつくってくださったN村さん、感謝です☆

以前にもブログに掲載しましたが、本当に不思議な空間です。
人の名前(名字)がズラリ・・・・。正面には風の文字。
じーっと鑑賞しているとなんだかフワフワしてくる。しかも視線の高さを変えて座ってみてみると、また違った感覚があるんです。許されるならば真ん中で寝そべりたい衝動に駆られました。

名前ってなんとなく他人と区別するための記号みたいな感覚がありますが、日本語の場合、漢字そのものに意味があります。先祖から受け継がれている名字から様々な想像ができますよね。
作品をよ~く見ると漢字の意味を深く掘り下げてる箇所があって面白い。

「浜野龍峰書展」は、3月24日(日)まで豊橋市美術博物館 第2、第3企画展示室にて開催されていますので、お近くの方はぜひ足を運んで、この不思議な空間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

山一さんの魅力はまだあるゾ☆

今日の東京はポカポカ陽気で、私の気分も絶好調!
さて、今回の注目記事に登場してくださった山一ハガネさんですが、他にもまだまだ魅力があるのでご紹介したいと思います。

皆様、スケートはご存じですよね。
実は山一ハガネさんはスケートの分野でも貢献しているんですよ。
スケートのプレートってものすごくローテクなんですって。材料をプレスで打ち抜いて靴底のベースプレートとエッジを溶接してくっつけてるの。生材だからベースプレートは着地の衝撃でへの字にへたってくる。それをしょっちゅう削らなければならないわけ。
 
なんと山一ハガネさんにはスケートの小塚崇彦選手が出入りしているんですが、彼の足形を取っている最中、「プリハードンの材料で削り出しをやったら面白いですよね」と話をしたところ、「え? そんなことができるんですか?」ということになったそうな。それで、この話を素材メーカー投げかけてみたところ、ステンレス系で錆びにくい材料なうえ、しかもHRC40ほどのサンプルが入ってきたんですって。ちょうど私が取材した時、塊から削り出しで作っていた最中だったのよ。寺西社長さんは、「スポーツは全くの無償ですが、日本のために貢献している気持ちになれる」っておっしゃっていました。

これで小塚選手の足を計測! コグニテンス社製「WLS400M」

さて、話はクルリンパと変わりますが、取材中に素晴らしいなあ、と思ったことがあります。今では合理的かつ信頼性の高いシステムを持つ同社ですが、ここに至る第一歩のお話をいたしましょう。

1995年に入社した寺西社長さんは、その後すぐに在庫管理システムを構築します。
当時はホストコンピュータの時代。SKD11の100丸の棒を営業の端末でたたくと、在庫が1トンと表示する。すると事務所の女性がそこから切って・・と指示を出す。だけど翌日の朝「材料が取れませんでした」と言ってくる。

画面上に在庫があっても、その材料が長モノで1トンなのか、切り刻んだモノで1トンなのか分からない。なぜならメーカーからは重量で出荷されるけれど、長さや寸法で注文を貰うからとのこと。

寺西社長は「ホストコンピュータで管理していた頃はまさにどんぶり勘定。この材質のこの寸法のものは何トンありますってだけで、現場に行ってみたら長いものから切り出して残った端材の山がゴロゴロある。で、また、同じような注文が来たとしても、端材の山から探すのが面倒臭いので、また長モノから切り出していって・・・の繰り返し。これじゃ端材が増えるし、全て在庫として残ってくる。もう、延々とこれが繰り返されて、まったく身動きしない在庫がいっぱいある、そんな状態でした」と当時のことを教えてくださいました。

さすがにこれはイケナイってことで、在庫管理は個別にできるように構築したそうですが、やっぱり先立つモノがなければ設備投資も出来ないというもの。
そこで、寺西社長は、たくさんある鋸盤に目を付けた。どれも再リース、再リースだった。契約書を確認したところ、再リースなのに高かった。再リースを2回もしていると十分ペイしているので、買い取った。そうすると年間400万円ほど浮いたという。
このリース料の見直しで個別管理ソフトを作った―――というわけです。

それから、同社は特殊鋼の金型材1件あたりの切断個数が平均すると1.4個。つまりマテハンの工数がものすごく多い。材料を取り出すのに半日かかる――――という部分を改善するためにドイツのプラントを導入しましたが、これも重たいものを扱うのは機械にやらせて、鋸盤が遊ばないように考えたんですね。

今回、厳しい時代に攻めていく寺西社長の姿に多くを学ぶことができました(●∀●)☆

高度な技術・技能を要求しているそこのアナタ! この工場、見て損はないわよ!

1µm単位で切削加工の限界を追求!

次回のトップ記事は世界でも稀な企業の登場よ☆

記者生活を長くやっている私ですが、この間、取材をさせて頂いた山一ハガネさんの企業スタイルには度肝を抜かれちゃった。民間企業で世界初となるISO17025試験所認定を取得していて、通年20℃から±0.5℃を維持管理した工場で最先端の超高精度マシンがズラリと並んでいるの。同社の企業スタイルは世界でも稀なもので、その取材記事は、のちほど製造現場ドットコムのトップページに掲載するのでご覧下さいね☆

今後、成長が見込まれる分野に航空機とエネルギー分野があるけれど、この2つの分野って共通点も多いのよ。高速回転で高温高圧下でも動くタービンをつくることができるのは先進国だし、世界と戦える分野はまだまだあるわ(●∀●)☆キラリン☆

【回答】ダイジェットさんの劇画タッチのカタログ

製造現場ドットコムファンの皆様、こんにちは☆
最近、ダイジェット工業さんへの注目度がアップしているみたい(●∀●)キラリン。
こんな質問が寄せられました。

「ダイジェットさんのカタログを見た事ありますか?
劇画タッチの加工イラストがあるページがあるのですが、趣旨とか作者とかが気になります。
目に焼き付いて離れません」

――――ううむ、さすがは製造現場ドットコムの読者だけあるわね。
おねーさんを唸らせるなかなかマニアックな質問だわ☆
というわけで、お答えいたしましょう。


一例ですが、劇画タッチのカタログってこれのことかしら?


このカタログのイラストは、以前、販促を担当していた林さん(現在は大阪支店長)が描いていたものです。どこかのイラストレータが描いていたと思いきや、担当者が描いていたのですね。
なかなか素晴らしいじゃないですか!

広報担当者いわく、「作品自体は、林が販促課長を担当していた2001年から2006年の5年間に、優秀なフィールドテストレポートをフィールドテストレポート通信として社内用に配信していた時の物で、ちょうど当時は、当社が標準品主体へと大きく舵を取り始めたころと重なり、ユーザーでの生のデータを劇画調に描き、商品の良さを社内に知らしめたこの企画は大盛況でした。

そして、2002年JIMTOFに合わせて製作された、Tooling by DIJET vol1において無機質な加工イラストが多い中、インパクトのあるこの劇画調の加工事例データを掲載しては、という話になり、2013年版のVol7に至るまでずっと掲載し続けられているという訳です」とのこと。

なるほどね! こういうことだったんですね!

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