ブログ
読んでくれてありがとう(●∀●)
22日に放送された「ほこ×たて 日本タングステンVSイワタツールと連合体」の解説記事に多くの反響がありました。
あらためて読んでくださった皆様と熱いコメントを書いてくださった皆様に感謝いたします。
こんなに反響があって嬉しい限りです(_ _)>
俄然ますますやる気になってまいりました(←単純ね)
みんなの反応はコチラ↓
http://b.hatena.ne.jp/entry/seizougenba.com/node/3233#tab-all-bookmarks
ソーシャルニュース「Ceron(セロン)」はコチラ↓
http://ceron.jp/url/seizougenba.com/node/3233
日本には優秀な企業がいっぱいあります。
基礎開発の部分は、ほとんど目立ちません。
おそらく取り上げても派手さがなく、難しいので、扱いにくい分野なのかもしれませんね。
ですが、こういった基礎開発の分野は世界に向けて日本の強みを発揮できる分野です。
地道にコツコツやっている皆様方のご苦労があってこそ、われわれの生活に必要なものができるんですね。なんて素敵なことなんでしょうか。
製造現場ドットコムでは目立たなくても、企業規模が大きくても小さくても、素晴らしい技術・技能を持った企業、頑張ってる人にスポットを当てております。たまにはサイトをのぞいてみてくださいね。面白い発見があるかもしれませんよ☆
ユキワ精工に行ってきた☆
新潟県といえば金属加工業を連想する方も多いと思いますが、その中でも小千谷市って特定分野で高いシェアと技術力を持つ企業が豊富なのよね。
国内製造業の中でも他の地域と比べて注目すべきところがあるのよ。
それはね、製造業の経営環境は世の中の景気に大きく左右されるもので、当然、景気が悪くなるとリストラが増加したりしちゃうんだけど、なんと小千谷の製造業って、どんなに世の中の時流が悪くても、従業員数は変わらない地域なんです。
リーマンショックが起きる前も、リーマンショック後に大ダメージを受けても、そして現在でも従業員数があまり変わらない――――ということは、それだけ企業の基礎体力が強いことを示しているということです。
そんな小千谷の優良企業のひとつがユキワ精工なんだけど、ここに先日、ちょいとお邪魔してきました。酒巻常務からいろんなお話が聞けて、あたしったら、またひとつお利口さんになっちゃったわよ。(●∀●)ウフ☆
燃え上がれ~燃え上がれ~燃え上がれ~~熱処理~♪
ここの主要製品はドリルチャック(国内シェア80%)だけど、専用コントローラや搭載機械のNC装置により、ワークの角度割出を行う機器、“CNC円”テーブルもなかなかのシロモノ。
ちなみにユーザーさんからの質問等も応えてくれます。
チャックの性能テストもバッチリ確認! ハイレベルな方は加工音でも違いが分かる!
ユキワ精工は昨年、機能美を追求した「グリーンG1チャック」が日本デザイン振興会が主催するグッドデザイン賞 中小企業長官賞を受賞しています。高速・重切削時に発生するびびり振動を抑制するため内部に振動減衰機構を設けることで、工具への負担が大幅に軽減したというこの製品は、10月23日(水)から10月26日(土)までの4日間、ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)で開催される「メカトロテックジャパン2013」に出展しますので、ぜひ、お時間のある方は同社のブースを見学してみてくださいね☆
グリーンG1チャック
ニッチな切削工具メーカーの栄工舎が面白い!
近年、切削工具の性能がもの凄く良くなってきているけれど、それでも最終段階で精密な部品の仕上げをするのにはリーマが必要ですね。
リーマ生産量日本一の会社が東京都大田区にあるんです。
その名は栄工舎。もともとリーマから出発した会社なので、この分野ではトップシェアを誇っています。そんな栄工舎にこの間お伺いしたんだけど、栄工舎の工具ってニッチな分野では大活躍しているのよね。
超硬リーマの動画よ↓↓
http://
同社の熊田 実 営業技術部部長は、「切削工具の性能が良くなってきましたが、やっぱり精密な部品の最後の仕上げをするのにリーマは必要なんですね。大手が撤退していった分、うちはとことんやろう、という流れになりました。うちは溝加工や面取り加工など、痒いところに手が届くような工具が得意なんですよ」とのこと。
実は栄工舎、パンフレットがそのまま技術資料になっちゃうところが面白い。
同社のホームページにはカタログがダウンロードできるようになっているんですが、人によっては、「紙でくれ!」と言うんですって。これは、パンフレットが細かくて親切丁寧に製品のメリットを最大限に活かす工夫がされているってことなんでしょうね。
ちなみに栄工舎の商品アイテム数は2万8000! 膨大よね。
その中でも、ダントツ、ユニークで画期的な切削工具は、『超硬ソリッド球面カッター』。なんと280°の工具なの。
製造現場ドットコムとしては、“どこにもないもの”は大好物! 初めてこの工具をみたときには衝撃が走ったもの。ボールエンドミルではできない加工もできるうえ、5軸加工機による複雑形状にも対応できるという画期的な工具であり、280°の工具は世界中どこを探しても栄工舎しかありません。
ところで、ニッチなところで大活躍をしている同社の活躍の場をほんの一例ですがご紹介しましょう。
戦闘機の尾翼の方向舵(ラダー)の穴は超精密です。この重要部に同社のリーマが大活躍しているんですね。なんと、この穴の精度が狂うとマッハ2.3で飛んでいる戦闘機が墜落しちゃうんですよね。
他にも某航空機メーカーにも使用されている同社の工具。
穴加工というのはとっても奥が深いですね。
栄工舎は来月、10月23日(水)から10月26日(土)までの4日間、ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)で開催される「メカトロテックジャパン2013」に出展しますので、ぜひ、お時間のある方は同社のブースを見学してみてください。
熊田部長が親切丁寧に加工について相談に乗ってくれます☆
工具業界の小林製薬! ダイジェット工業のネーミングセンスが素晴らしい!
先月、新製品情報としてニュースにも掲載しましたが、ダイジェット工業が先月、超硬シャンク一体型ホルダ「頑固一体」を追加し発売しました。この商品は、超硬シャンクが一体化された高能率加工用ホルダなんですが、これほどネーミングだけで、どんな製品なのか想像がつくなど、訴求効果の高い製品名はないでしょう。
ワタクシ勝手にダイジェット工業を工具業界の小林製薬と呼んでいますが、ネーミングセンスが抜群で、いつも感心させられます。
そこで今回、この「頑固一体」という商品名がどうやって生まれたのか、ちょいと広報担当者に聞いてみました。
ある日、某支店長のHさんと一緒にお客様を訪問していたTさん。
その帰り道の車中で、「超硬シャンク一体アーバー」の話題になったとのこと。当時はまだ商品化未定の企画段階だったそうです。
「もし発売するなら商品名を考えねば」
ということで、こんな商品名、あんな商品名、という感じで雑談をしていたそうな。
同社のモジュラーシリーズ、なかでも超硬シャンク「頑固一徹」はその商品名のインパクトから、お客さんから市民権を得ている商品でもあります。
そんな中、この「頑固一徹」のイメージの延長線上で、「頑固△×※」みたいな冗談を交えながら、片っ端から思いつく商品名を出し合っていると―――Tさん、突如ひらめいた!
そのときの感想をTさんは振り返ります。
「『頑固一体!』超硬ホルダの『頑固』とツーリングが『一体』になっている・・・・これしかない! って感じでした。そもそも、私はこういうセンスはどちらかというと無い方なのですが、ごくたま~に逆転満塁ホームラン的なアイデアが突如浮かぶ事があります」としみじみ。
実際は名前は決まったものの、そこから商品化に至るまでは数ヶ月を要することになったそうですが、先日、やっと日の目を見た「頑固一体」に、Tさんは愛情たっぷり。嬉しい事にそのネーミングを気に入って頂き、ご注文の予約を入れて頂けるお客様がいるとか・・・・(笑)
実はワタクシ、工業製品もネーミング戦略が必要だと密かに思っております。
ダイジェット工業の高度なセンスに拍手ですね!
ダイジェット工業は、「これからも商品名に負けない素晴らしい工具を皆様に提供するべく努力して参る所存です」としています☆
ところで、10月23日(水)から10月26日(土)までの4日間、ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)で開催される「メカトロテックジャパン2013」にダイジェット工業が出展します。強烈なインパクトを与える工具がズラリと並ぶ予定ですので、製品名に注目しながら見学すると、面白さも2倍よ!
【予告】『ほこ×たて』日本中を熱狂させたあの「金属VSドリル」が放映予定だゾ!
タカアンドトシが司会をつとめる「ほこ×たて」(フジテレビ系列)の人気企画といえば「絶対に穴の開かない金属VSどんな金属にも穴を開けられるドリル」ですね。
製造現場ドットコムのサイトも毎度、「金属VSドリル」の解説記事をアップしたとたん、サーバーがダウンするほどの白熱ぶり!
というわけで――――。
全国の製造現場ドットコムファンの皆様に一足先に教えてあ・げ・る(●∀―)☆
なんとなんと、9月22日(日)19:00から「ほこ×たて 絶対に穴の開かない金属VSどんな金属にも穴を開けられるドリル」(フジテレビ系列)が放映予定となりました。
日本タングステンが持参する超難削材に、イワタツールが挑みます!
イエ―――――――――――――イ!
今回はね、ちょっと今までと違うのよ。
え? なにが違うかって?
知りたい(●∀●)?
では続きはまた明日のブログで――――。
―――――――なーんて言うわきゃないでしょ!
対決した工具はイワタツールのほか、トップクラスの技術を持った優秀企業が連合体として参加し、特殊技術を切削工具に注入! 熱い戦いが繰り広げられました。
今回もまたFA業界専門媒体の記者たちも集合してその行方を見守ったの。
あたしも毎度のことだけど今回も性懲りもなく大量の化粧品を持参して現場に駆け付けたんだけど、キョーレツな夏の日差しでファンデーションが溶けちゃったわ(笑)
業界専門記者の想像を遙かに超える基礎技術のぶつかり合いは必見!
対決を思い出すと自然と目頭が熱くなってくる私。
そりゃそうよ。バラエティーといえども、真剣勝負よ! この対決が実現するのも、皆様の血の滲むような開発努力があってこそですもの。
9月22日(日)は、フジテレビ系列列「ほこ×たて」で真剣に基礎技術を開発し、勝負に挑む皆様の姿をとくとご覧下さい。間違いなく超絶感動がアナタを襲うことでしょう。
したがって、大きなお世話ですが、お手元にはハンカチ&ティッシュのご用意をオススメします。
番組終了後は大好評につき、製造現場ドットコムのトップページにてホットでナウな解説記事を掲載いたします。
いつも働く女性と頑張るオヤジたちの味方、不肖那須直美、今回も力を込めて書くわよ!
こちらもお楽しみに!
【お知らせ】アスタコNEOが今週土曜日「世界一受けたい授業」に登場!
今週土曜日、日本テレビで放送の「世界一受けたい授業」で、双腕仕様機アスタコNEOが紹介されます!
かっこいいよ、アスタコNEO、かっこいいよ~~!!
●番組名
「世界一受けたい授業」(日本テレビ系列放送)
●日時
9月14日(土)19:56~20:54
●内容
各界のスペシャリストが目からウロコな授業を展開する番組。番組内の社会科の授業で「世界で働く乗り物図鑑」をテーマに、アスタコNEOが働く乗り物の1つとして紹介される予定。
三匹のません虫
ナガセインテグレックスさんを取材したのですが、ここにはたくさんの驚きと感動がありました。
これから更新する注目記事に掲載いたしますので、皆様ぜひ、読んでくださいね☆
さて、工場内を歩いていると―――。
こんなポスターが貼ってありました。
三匹のません虫がいるじゃありませんか!
衝撃を受けましたので「ません虫」をご紹介しましょう。
名前(左):シリマセン
分類:シッタ・コト科
特長:自分の知識不足、注意不足を自分の責任と感じないように仕向ける悪魔。
「知らなくて当然」という居直り症状が見られたら、シリマセンに暗に成長する機会を奪われている可能性があります。
名前(中央):キイテマセン
分類:セキニンテン科
特長:実は知ってたけど、自分の責任ではないと、見て見ぬフリをさせる悪魔。
大切な仕事や職場の円滑な関係をダメにする機会をいつも伺っています。
カクニンとキンベンが苦手です。
名前(右):ワカリマセン
分類:ホットコッ科
特長:分からないことをそのまま放置させるタチの悪い悪魔。
ホウ・レン・ソウが苦手なため、思考停止状態に陥った時には上司や同僚と話し合うとよいでしょう。
きゃあああああああああああああああああ!
この虫って脳みその中に湧いている可能性があるわよね!
人ごとじゃないわ!!!
気をつけなきゃ! と己に言い聞かせました。
このように、仕事をとおして、「ハッ!」とすることがたくさんあります。
まさに一生勉強です。
私は立派な中年ですが、未熟者なので、いくつになっても皆様から学ばさせて貰っています。
とても感謝しています。
最近のブログ投稿
- 【取材こぼれ話&こぼれ写真】日本機械工具工業会 牧野フライス精機&牧野フライス製作所を工場見学!
- おめでとうございます! 牧野フライス精機が「日本産業広告賞2024」雑誌部門で佳作
- お詫びと訂正
- 華やかだったJIMTOF2024オープニング
- 【お知らせ】アマダ 「AGIC 」11月特別イベント開催!
- DMG MORI SAILING TEAM「Vendée Globe2024」出航しました!
- 【JIMTOF特別講演】11月8日(金) 空想世界をリアルに検討する前田建設ファンタジー営業部の岩坂役員が登壇!
- 【お知らせ】日工会が、HP上で自動化生産システムを実現するためのサービス(デジタル)自動化を普及・促進するための3Dマトリックスソフトを公開
- 日工会「IMTS2024」速報を発表
- 「JIMTOF2024」に学生のための新エリアが南4ホールに誕生!