持ってる設備でどこまで加工するか

なんともいえない不思議なネジネジですが、これはカシワミルボーラの柏社長さんが加工したものです。立体って加工するのは難しいんですよね。

ちなみに柏社長のところのCAMではアンダーカットができないとのこと。
2D-CAD/CAMと色々組み合わせてのコラボ作品です。さすが~!!!!

柏社長いわく、「自分が思っているとおり加工できていない。技術的に未完成」とのこと。
現在持ってる設備で試行錯誤中です。

こうしたらこうなった⇒じゃあこうしてみよう――――と健闘しています。

柏社長のところは現在、5軸加工機およびCAMシステムがありませんが、立派な高精度マシンが揃っております。それをフルに活用しようと独自にあれこれ考察しながら切削の研究をしているんです。現場で、「これでなきゃできない!」と、いうのも簡単ですが、現在あるもので、どこまでできるか・・・って考えることも重要ですね。この研究熱心な町工場の社長の姿勢に貪欲なまでの熱意を感じることができます。

このような考えを貫いている方がつくるモノは安心できます。おそらく顧客を満足させるまで徹底的にやってくれることでしょう。

徹底的にマシンを使いきって、そこでできなかったら、また考える。
とことん考え抜く姿勢は私も見習わなければなりません。

マキノさーん、FFでアンダーカットができるようにご検討のほどを! 
さらに高能率に加工の幅が広がること間違いなし!

昨日は夜から大田区で展開している切削研究会に顔を出しました。この様子は次号のニュースに掲載いたします。

みんなで中華を食べました。すんごい美味しかったな。

言いたい放題食べ放題のわたくし。旨いものを食べるとコーフンしちゃう♪