JIMTOF2016とIndustry4.0の課題

超絶走り回ったJIMTOF2016も終わりました。今回はIoT、Industry4.0とのカラミが多く、この件についていろいろと話を聞くこともありました。

4.0は、オープンな標準技術と、クローズなコア技術(←この中には特許と営業秘密あり)、データから構成されており、標準による市場の拡大や、特許と営業秘密によるコア技術の囲い込み、データの収集(ビッグデータ)や解析(AI)、フィードバックから成り立っているというざっくりとした見解があるようです。

ところが、日本の不得意なところはオープンな標準技術とデータの収集だと言われています。クローズなコア技術は得意とするところなんですが。したがって、4.0を構成している一連の全てを通して戦略的に考えることが必要だということですね。

コアな秘密を守りつつ、オープンにするというのは、とても難しいのですが、作戦を練らなければなりませんね。また、これらの課題をしっかりと捉え、戦略的に道筋をつくれる人材が果たして日本にどのくらい存在するかが気になるところです。



ちなみにこの写真はブログの内容とはまったく関係のないものですが、MAZAKさんのブースでパチリ。おや? 誰かのそっくりさん?

期待を裏切らない遊び心にグッときました。

さてさて、ただいまJIMTOFレポートをまとめ中です。見所が満載でしたので、ただいまワタクシ、アウトプットに四苦八苦しています。

ニュースに掲載しきれない細かなことはブログにアップしますので、お時間のあるときに要チェックですぞ(●∀-)