年別アーカイブ 2014年
無造作淑女
雪と戯れるショッカー
イ―――ッ!(←雪に興奮するショッカー)
「イーッ! イーッ!」(←はしゃぐショッカー)
イッ! (←転ぶショッカー)
イイイイーッ! (←雪合戦に興じているショッカー)
週末、ものすごい量の雪が降りました。
皆様、大丈夫でしたでしょうか。
慣れない除雪作業に追われ、腰を痛めてはいないかと心配しております。
独立時計師 浅岡 肇氏の高い芸術性と技術力
どこのメーカーにも属さず、たったひとりで己の想像力と技術力で時計をつくる独立時計師は世界中を探してもほんの十数人しかいないと聞いていますが、なんと2009年に日本で初めてトゥールビヨンを完成させた人物がいます。
浅岡 肇さんです。
その高い芸術性と高い技術力は世界からも絶賛されています。
この時計の美しさをご覧下さい!
日本の製造業は紆余曲折ありますが、浅岡さんの一貫した“数を追わず質を追求する姿勢”をみると、真実の価値とは――と、考えさせられます。
日本発、世界を相手に勝負できるものは、まだまだある!
というわけで、次回の製造現場ドットコムは浅岡 肇さんの登場です! お楽しみに!
世界の可愛いを下支え♡小原彫刻工業
可愛いに憧れる世界中の女性のハートを鷲掴みににするジルスチュアート。
この素敵な口紅の外観に使用されている金型は小原彫刻工業さんが製作しています。
世界のジルスチュアートの「可愛い」を支えている日本の金型屋さんってスゴイですね♡
ジルスチュアートは可愛くて繊細、もっというならばお姫様的なイメージがあります。
こういったブランドはイメージが大切で、繊細なイメージを損なわない仕事っぷりが求められます。
このように世界のジルスチュアートも求める金型づくりに必要とされる「腕」をもつ会社は、地球上どこにいても必要とされることが分かります。
小原彫刻工業の小原社長さんは、「美しい彫刻柄が、持つ女性の気持ちをルンルンにしてくれれば更に嬉しいです」とのこと。
ということで、私も1本、購入しちゃいました。
なりすましともとれる行為について
ただいまTwitter上に、那須直美の名称、肩書きが類似するものがあるとご指摘をいただいております。
製造現場ドットコム・那須直美のTwitter公式アカウントは、@nao_nass のみであり、その他のアカウントにつきましては一切関係のないものです。なお、悪質な行為につきましては、弊社法務関係顧問とも相談のうえ、法的手段も含め対応してまいります。
関係者各位には、ご心配おかけし、心よりお詫び申し上げます。
功亜工業の微細穴加工に驚いた!
先日開催された「彩の国ビジネスアリーナ2014」をブラブラしていましたが、あらっ!
功亜工業さんの加工物がスゴイじゃないの!
難易度とクオリティの高さに、ねーさん、驚き桃の木山椒の木よ。
功亜工業さんのウリは、高精度な複合加工を得意とすること。
樹脂から難削材まで幅ひろ~く多品種・単品・小ロットに対応してくれるフレキシブルな町工場なのだ。そのほかにもマシニングセンター、NC旋盤の加工も対応しているので、幅広い加工ができる工場として一目置かれているの。
ブースに立っていたのは高山功太取締役専務。
テーブルの上には難易度の高いサンプル品などがズラリと並ぶ。
その一部をお見せしましょう!
この手の平にある小さな加工物をご覧あれ!
SUS303の加工。マシンはマザック「INTEGREX200」。
端面の5穴が球体の面から反対側の穴に貫通。
驚くことに、そのうち4つの穴は斜めにあいていているのです!
なんという面倒な加工なのだろうか!
拡大! よくみて! 穴もとてもキレイでしょ!
次に、先端の軸が細くなっていくこの加工物。
材料はSUS304
裏はこんな感じ
「普通に加工していると何回か折れてしまう」というやっかいなシロモノだったそうだ。驚くのは、「真ん中に0.5の貫通が20くらいあります。こういった加工は条件を探すのにドリルを何本も犠牲にしながら条件を探して開けました。穴の曲がりと軸の曲がりが出ないように加工するのが難しかった」とのこと。
これを見てピンときたそこのアナタ!
功亜工業さんは航空宇宙関連などの過酷な条件下で使用される部品などの加工にも強みを発揮してくれるので、「こんな加工はできないだろうか?」と悩まれている方は相談してみるといいかもしれないわ。きっと親切丁寧に誠意をもって対応してくれるわよ。
キラリと光る難加工が大好物なわたし。今後もどんどんこのような腕のいい町工場を探し出すつもりよ(●∀●)☆
【お知らせ】第2回金型関連技術発表講演会開催! 今回は会員外の方も無料で受講できるチャンス!
日本金型工業会西部支部主催の「第2回金型関連技術発表講演会」が2月21日(金)に開催致します。今回は会員外の方も無料で受講することができる。
●日 時: 平成26年2月21日(金)午後1時30分~午後5時40分
●場 所: 大阪科学技術センタービル 8階小ホール
大阪府大阪市西区靱本町1-8-4
●参加費: 一般社団法人日本金型工業会会員 無料
●会員外: 1日無料会員体験対象事業なので無料
●参加申込み方法: 参加申込書を1月27日までにFAXで申し込みのこと(この記事を読んでご希望の方は電話で問合せて申込をしてください)
●FAX: 06-6479―1479
●定 員: 70名(定員に達し次第締切)
●問い合わせ先・申込先:一般社団法人日本金型工業会西部支部
〒550-0004 大阪府大阪市西区靭本町1-8-4 大阪科学技術センタービル305
電話 06-6479-1477 FAX 06-6479-1479
■当日の発表内容■
13:30~14:00
プログラム①
・テーマ「新素材CFRP をヘッドに活用したミーリングセンター 」
・会社名:㈱ソディック
・発表者:マシニングセンター事業部 加工技術課 松村 克也 氏
・発表内容
ソディック最新技術紹介(新素材CFRP ヘッドを搭載した最新型HS430L シリーズと
新シミュレーションソフト・Motion Expert)リニア駆動高速・高精度MC の最先端技
術及び加工レポート
14:10~14:40
プログラム②
・テーマ「生産性の向上とランニングコストを低減するワイヤ放電加工機『U シリーズ』」
・会社名:㈱牧野フライス製作所
・発表者:EDM R&D 営業技術部 佐野 司 氏
・発表内容
近年、ワイヤ放電加工機において生産性の向上、ランニングコストの低減、省エネルギへの要求が高まっている。これらの要求を実現するには、より少ない加工回数で表面粗さや加工精度の向上が行えることが必要である。特に、厚物ワークでは1 回加工からの高い真直精度により加工回数が低減でき、かつ、少ないワイヤ電極の消費によりランニングコストも低減できる。そこで市場の要望に応えるため、大物のダイカスト金型や自動車プラスチック金型あるいはその他の一般部品などの厚物ワークの加工において、さらに加工効率の向上が達成できるワイヤ放電加工機U6 およびU6 H.E.A.T.の開発を行なった。
今回の講演では、それぞれの機械の特長と新制御装置 Hyper i を含めて紹介する。
14:50~15:20
プログラム③
・テーマ「最新の3次元CAM「HSMWORKS」による工具負荷制御と切削経路の最適化」
・会社名:㈱ジェービーエム
・発表者:東日本営業部 山本 崇 氏・宮沢 昭仁 氏
・発表内容
HSMWORKS は工具負荷制御により最適化された高速加工ツールパス演算を特徴としたSolidworks にアドインさせて使用するタイプのCAM システムです。
High Speed Machining の略であるHSM の名を冠したHSMWORKS。その名の通り世界最速レベルの演算能力、シミュレーション速度と精度も世界トップレベルの性能を実現しています。また最大の特徴である「負荷制御」高速加工ツールパスでは従来の低切込み高送りの概念とは異なり工具負荷制御演算ロジックを搭載し、刃長を有効に使い一定の負荷を維持するように完全にコントロールされたツールパスを出力します。そのため粗加工時間の短縮や工具寿命の延長を実現を可能としました。
講演当日は、最新の3次元CAM「HSMWORKS」の主な特徴を国内加工事例、高硬度
鋼へのダイレクトカッティングの事例と共に紹介します。
15:30~16:00
プログラム④
・テーマ「Additive Manufacturing(付加製造法)を実現する3Dプリンター~3Dプリンティングによるものづくりの実情~」
会社名:㈱NTTデータエンジニアリングシステムズ
発表者:営業部 大阪グループマネジャー 山根 利雄 氏
発表内容
幅広く利用され始めた3Dプリンター、適応範囲としては試作分野でのRP(rapid prototyping)利用が多いですが、近年3Dプリンターの造形物は金型や製品も対象になってきております。そこで、試作~製品まで対応できる3DプリンターによるAM(Additive manufacturing)をご紹介します。
16:10~17:40
プログラム⑤基調講演
・講演テーマ「金型産業の国際化に向けて」
・講演者:YKCコンサルティング
・河野 泰久 氏
講演要旨
1)経歴(自己)紹介
2)大企業と中小企業
3)金型技術の視点
4)金型事業の国際化とは
5)実践事例
・技術開発、人材育成
・コンピュータ活用
・加工革新
・海外事情
6)まとめ
17:40
閉会
三井精機「MTF2014」(本社工場)は過去最高の来場者を記録!
1月28日(火)、29日(水)の両日、三井精機工業本社工場でプライベートショー「MTF2014」が開催されました。同社はブロックゲージやマイクロメータなど測定機の生産から始まっているという歴史もあって、とにかく徹底的な作り込み方が特長。
マシニングセンタ、ジグ中ぐり、ジグ研削盤、ねじ研削盤の主要部品は“きさげ”による徹底的な作り込みで、「まっすぐ動く」「直角に交わる」「平面が出ている」という重要かつ基本精度にものすごくこだわっているのです。
そして今年はなんと、「3月までに加工精度を30%アップする」とのこと。ますます貪欲に精度を高めると宣言していました。
三井精機独自の設備 LMS-3000
「1µm以下の精度を測る技術が高精度工作機械をつくるんだ」、ということで三井さんの測定室はなんと±0.1。「鉄は生き物」なので、測定場所の環境、測定方法、評価の基準において、全てがパーフェクトな条件が揃わなければ、高精度測定は成り立たないとのこと。厳しい世界だ!
今回は来場者が過去最高を記録したとのこと。協賛メーカーさんもズラリと並びます
コンプレッサ。設計技術のこだわりを展示
で、でかい! HU63A5X
チタン合金(Ti-6Al-4V)
粗加工も一気にドーンとな! ということで、切屑もしっかり見てみましょう。工具はケナメタル社製
半導体製造装置に使われるチャンバー
ワーク寸法:953×740×H195mm
ワーク材質:アルミ(A7075)
加工機:HS6A 横形MC
加工時間:35時間
これはアルミ無垢材からの削り出しです。なぜ無垢材から削り出して加工する必要があるか知ってますか?
それはね。
内部が真空状態になるためなんですって(●∀●)へぇ。
面性状も非常に厳しいんです。
今回も素敵な講演を聴くことができました。
テーマは『新しいものを次々と生み出す秘訣-思いがけない発見からドラマが始まる-』
ヒューマンリンク代表取締役 田上 勝俊 氏
田上氏は、元(株)本田技術研究所 常務取締役でした。本田イズムを継承し、感動あるものづくりが世の中に貢献できる製品を生み出す力になる、としています。
①物事の心理・本質が入っていること。
②時代の要請。
③自分らしさ、独自性。
④これらをワクワクするような形にもっていく――。
非常にシンプルな考え方ですが、的を射ていると思いました。
さて、三井精機さんといえば、日野レンジャーの展示よね!
日本のトラックメーカーとして唯一連続してパリダカに参戦!
ああん、ステキ☆
カッコイイよ日野レンジャー、カッコイイよ!
スポンサーに三井精機工業♡
えへ。運転席に乗るチャンス到来!
乗るときに驚いたんですが、ものすごい高さがあるの。
いつの間にやら、よっこらしょ、よっこらしょ、って気合いを入れないと足が上がらない。気合いを入れてエイッって足をあげたら、ツりそうだったわよ。ねえさん、情けない。
ダカールで日野レンジャーを運転しているのは有名な菅原親子です。お父様はなんと72才! うっ! なんということでしょう!
あたしも頑張らなければ!
ピンククラウン10台! 迫力満点の納車式!
いつも楽しい話題を提供してくれる切削工具メーカーのオーエスジー。
今度はなんと75周年を記念してピンククラウン10台を社用車として使用するとのこと! ということはニュースでも掲載しましたが、製造現場ドットコムだもの、コノ手のニュースはもっと詳しく掲載するわよ。(●∀●)ふふっ☆
この日、参列した皆様は、ピンク系のネクタイを締められていました。
こういう細かいところの心配りからも、物事に対するこだわりをみることができますね。
砥鹿神社によるお祓い
部長以上が営業に使ったり、お客様を工場に案内するときに活躍するこのピンククラウンだけど、なんてったって実際、ピンクですからね。
そうなのよ~、ピンクと言えばちょいと下品になりがちに思えちゃうんだけど、あら不思議。そんなことは全然なくて、これには私も驚いたわ。滑らかなボディの曲線と妙にマッチしているの。
実際青空の下で目にすると、品があるじゃない。醸し出される高級感!
ああん、わたしも乗ってみたい!
石川社長もすでに運転したことがあるんですって。乗り心地は抜群だったらしいわよ。
ああん、ますます乗ってみたい!
ピンククラウンをバックにした石川社長がステキです
首脳陣でパチリ
さて、このピンククラウン、内装もなかなか凝っていて、ステッチがピンクだったりと、細かい所にこだわりが見られます。
75周年を記念してナンバーは10台全てに「75」を使用するとのこと
空撮です!
いつの間にかゆるキャラが出来てました! 可愛い! 「タップくん」です
タップくん・・・・なんてシュールなんだ
さてさて、皆様、写真ではちっとも分からないこともあるかと思います。
ということで、ピンククラウンが動いてるところを見たいでしょ?
この動画、社員さんが作ったんですって。すごくステキに編集されています。
遊び心があるっていうのはとても大切ですね☆
【動画】10台のピンククラウンがオーエスジーアカデミーに集結し走る↓↓
http://
【お知らせ】OKKが東日本プライベートショーを開催!
お知らせがあります!
来る2月7日(金)~2月8日(土)の2日間、OKK東京テクニカルセンターで「東日本プライベートショーが開催されます。
加工ワンポイントセミナーや、協賛メーカーによる技術セミナーも開催するわよ!
OKKのプライベートショーは見所が満載!
●開催日程
・2月7日(金)10:00~17:30
・2月8日(土)10:00~16:30
●会場:OKK東京テクニカルセンター
さいたま市北区日進町3-610 TEL:048-665-9908
↓地図は下記をクリック↓
http://www.okk.co.jp/company/office_win/office_win3.html
■出展機種■
・立形マシニングセンタ VC51
・立形マシニングセンタ V853
・5軸制御立形マシニングセンタ VC―X350
・立形マシニングセンタ VM43R
・立形マシニングセンタ VM53R
・立形マシニングセンタ VM76R
・横形マシニングセンタ HM400/40
賀詞交歓会ラッシュも一段落
怒濤の賀詞交歓会ラッシュも昨日をもって一段落いたしました。
これから机上の仕事に集中します。
ただいま文字おこしの真っ最中!
今回の注目記事は日立ツールさんの技術者3人に、新製品に対しての思い入れや開発秘話などを取材しました♡
近日中に配信しますから待っててね☆
プロフィール
業界新聞社の取締役編集長を経て、インダストリー・ジャパンを設立。製造現場は日本の底力!をスローガンに製造業専門ニュースサイト「製造現場ドットコム」を運営している産業ジャーナリスト兼フリーライターです。霞ヶ関から錦糸町まで守備範囲が広いのが特長。現場取材は数知れず。些細なことや泥臭いことに真実が隠れているのを知り、今では何より本当のことを言うのが大好き。いつも働く女性と頑張るオヤジたちの味方よ。
ブログでは取材のこぼれ話やお知らせのほか、日常のことを綴っています。
機械振興会館 記者クラブ加盟
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