無造作淑女
【お知らせ】「工作機械検定(MT検定)」締め切り迫る! ~受験料無料~
日本工作機械工業会(以下日工会)が主催する「工作機械検定(MT検定)」の1級・2級の応募期間は11月17日までということで締め切りが迫っています! 3級は応募期間の後でも受験可能で、合格者には認定証と、抽選で下記の賞品が贈呈されます。
【賞品】
1級:月刊「機械技術」1年分(5名)
2級:トコトンやさしい工作機械の本(10名)
3級:画像で学ぶ工作機械の仕組みDVD(10名)
この検定は、日工会が主催する検定試験で、機械をはじめ製造業界に従事する方だけでなく、幅広く一般の方々に工作機械業界の認知度の向上を目指して実施するのが狙いです。各級ごとの概要は以下のとおりです。
〈1級〉
学生や機械系、工作機械業界の企業に従事されている方を対象に難易度を上げた出題内容。受験者自ら調べて回答することで、「ものづくりへの興味や理解を深めて頂きたい」との願いが込められている。工作機械について知見を深める参考資料としては、「工作機械設計学(基礎編・応用編)」がある。
〈2級〉
高専や工業高校・大学などで機械工学の勉強をしている方や一般の方々を対象に工作機械の役割や種類、歴史や市場など、幅広い観点から工作機械への知見を深めて頂くことを目的に、サイト内のヒント集を見て回答ができる内容となっている。
〈3級〉
工作機械を全く知らない方を対象に、工作機械やものづくりに興味を持って頂くための問題を用意している。その場で答え合わせができて合否がわかる。
では、受験される皆様は頑張ってくださいね☆
日工会が「EMO2023」の開催結果概要をまとめました
日本工作機械工業会が本年9月18日(月)~23日(土)の6日間、ハノーファー国際見本市会場で開催された「EMO2023」(主催=ドイツ工作機械工業会)の開催結果の概要を次のとおり、まとめました。これを読むと業界のトレンドが分かると思います。
今回は42カ国、地域から1,850社が集まりました。来場者数は92,000人。ちなみに前回展(2019年)は116,706人だったので若干減少しています。
主な展示概要と今回の特徴
●欧州
・EV 関連の部品加工に適した複合加工機にAGV やロボットを組み合わせた自動化を意識した展示が目立ちった。
・前回ハノーファーで開催したEMO 2019 に比べ、ドイツだけでも大手、中小を合わせて約100 社が出展を見合わせた。
●アジア
・欧州でニーズの多い多軸機の出展が多く見られた(台湾)
・1社で広いスペースで多数の機械を展示PR する企業が目立つ(韓国)
・小規模でコンパクトブースを有効活用し、展示会を出展(中国)
・ロボットと連携し自動化を意識した展示、環境に配慮した省電力な機種を展開した他、EV や航空機部品向けのモデルを展示(日本)
トピック
(1)開会式
Heinz Jürgen Prokop CECIMO 会長挨拶に続き、Stephan Weil 州知事等が開会式に登壇、祝辞を述べた。また、Carl Martin Welcker ゼネラルコミッショナーがスピーチでEMO 2023 の見どころについてふれた。要旨は以下の通り。
①EMO 2023 はテクノロジー、対話、ネットワーキングに重点を置き、「ビジネスの未来」、「接続の未来」、「生産における持続可能性の未来」という3つのトピックを詳しく取り上げる。
②EMO 2023 は工作機械本体の他に工作機器、ソフトウェアを含めた総合展示を行っており、会期中には360を超えるセミナーやイベントが開催され、製造業が直面するあらゆる課題を解決したい。
③生産設備に対する世界的な需要低迷の中で、工作機械産業は中長期的には成長が期待できる。環境対応車のコンサルあるDr.マイケル ウィトラー氏によれば、BEVとFCVの販売台数は2040年までに8,500万台に増え、市場シェアの75パーセントを占めると予想している。
④今後、電気モータ・バッテリ・燃料電池は、重要なコンポーネントになりつつある。また環境への負荷を軽減する電動車の発展が工作機械産業の回復に寄与する。
(2)出展傾向
①ロボットの活用や、工具・工作物関連の自動化システムとの連携によるスマート化を意識した展示を広く展開。労働力不足等を背景に、各企業とも自動化を強く進めている模様。
②多軸・複合工作機械が引き続き増加。複合機能のラインナップも多岐にわたり、工程集約ニーズの高まりが窺われた。
③欧州メーカの自動化展示には、現地の自動化システム専業メーカが採用されているケースが目に留まった。Hall9に搬送用ロボットを集約した展示エリアを設け、自動化ニーズに応じた内容を展示。
(3)その他
①次回EMO展は2025年9月2 2日(月)~27日(土)、ドイツ・ハノーファーにて開催予定。
オーエスジーがメカトロ(MECT)2023会場で、「GREEN TAP ~サステナブル イノベーション~」をテーマにセミナーを開催!
オーエスジーがこのほど持続可能な社会の実現に貢献する、盛上げタップ「GREEN TAP」を発表しました。この製品は独自の新製法を採用し、従来と比較しタップ制作時の消費電力量を削減することでタップ製造時1本当たりのCO2排出量を約50%削減する画期的な工具です。今回、MECT2023にて日本初お披露目となりますので、要チェックです!
現在、企業が持続可能な開発に対してどのように寄与するかが課題となっており、SDGs(持続可能な開発目標)の取り組みに関心が集まっています。CO2削減や省エネへの改善努力は製造業の経営戦略としても欠かせない重要なポイントになってまいりました。
このようなニーズを受け、オーエスジーでは、時代に合致した新工具について、「MECT2023」の会場にてセミナーを開催します。
セミナー詳細
【MECT2023会場セミナー】GREEN TAP - サステナブル イノベーション
日 時:10/18(水) 14:00~15:00
会 場:ポートメッセなごや コンベンションセンター ホールB1~4
定 員:100名
■申し込みサイト↓
https://www.osg.co.jp/exhibition/japan/mect2023.html
こちらのサイトの「セミナー申込」より、お申込み可能。
■GREEN TAP詳細↓
https://www.osg.co.jp/news/2023/09/0919g-1.html
セミナーにご参加いただいた方に、使用済みペットボトルのキャップを使用した「タップくんプラスチックモデル」をもれなくプレゼント!
建機好き必見! 11月19日(日)土浦工場で「第16回日立建機フェスティバル」を開催
日立建機が11月19日(日)に茨城県土浦市の土浦工場で、「第16回日立建機フェスティバル」を開催します。
このフェスティバルは、同社が日頃お世話になっている地元の方々をはじめとする方たちへ感謝の思いを込めたイベントです。2019年に開催して以来、新型コロナウイルス感染拡大に伴い開催を見送っていたのですが、今回、4年ぶりに開催を決定しました。
当日は、土浦工場の見学や、油圧ショベルなどの建設機械の展示や、人気の双腕仕様機「アスタコ」の実演を行います。動いているアスタコを見られるチャンス!
子どもも大人も楽しめるじゃがいもなどの詰め放題に加え、地元商工会、試験場がある北海道浦幌町観光協会などの協力を得て、地域の特産品販売も実施!
他にも子どもたちを対象としたゲームコーナーや、「王様戦隊キングオージャー」のキャラクターショー、ほか豪華景品が当たる大抽選会など、家族で楽しめる企画が盛りだくさん!
また、三陸・常磐地域の水産業などの復興・発展につなげるプロジェクト「魅力発見!三陸・常磐ものネットワーク」の一環として、三陸・常磐地域の海産物の提供を予定しているとのことですよ☆
イベント概要
日 時 :2023年11月19日(日)10:00~14:00 (雨天決行)
会 場 :日立建機株式会社 土浦工場(茨城県土浦市神立町650)
入場料 :無料
問い合わせ先 :日立建機株式会社 土浦工場 総務部 TEL:029-832-7150
※駐車場情報や当日の詳細なプログラムのご案内は後日掲載予定
【お知らせ】MOLDINOが神戸国際大学経済学部教授・総務省地域創造アドバイザー 中村智彦氏を講師に『MECT2023』でSPECIAL SEMINARを開催!
切削工具メーカーのMOLDINOが『メカトロテックジャパン2023』の会期中に様々なメディアで活躍している神戸国際大学経済学部教授・総務省地域創造アドバイザー 中村智彦氏を講師に迎え、「ポストコロナと産業変革、これからの企業経営のありかた」をテーマにSPECIAL SEMINARを開催します。
中村先生は、中小企業論、地域経済論を専門としています。今回のセミナーでは、事業承継や人材採用、女性の活躍など、企業が直面している課題とともに企業が生き残るための取り組みについて講演。貴重なお話しを生で聞けるチャンスです。参加費は無料。
開催概要
日 時:2023年10月20日(金)14:30~15:30
会 場:MECT2023展示会場(ポートメッセなごや交流センター4F 第6会議室)
費 用:無料
締切り:定員に達し次第締め切る
詳細やセミナー申込みはコチラへ↓
https://info.moldino.com/moldinoseminarmect20231020
【お知らせ】砥粒加工学会 次世代固定砥粒加工プロセス専門委員会「レーザ加工技術導入のすすめ ~加工の基礎から最新トレンドまで~」
砥粒加工学会 次世代固定砥粒加工プロセス専門委員会が、10月20日(菌)13:00~17:00まで、日本大学理工学部駿河台キャンパス1号館3階教室にて(Webとハイブリッド形式)『レーザ加工技術導入のすすめ ~加工の基礎から最新トレンドまで~』をテーマに「第111回研究会」が開催されます。
今回は、「光をツールとし非接触でクリーンな加工を実現するレーザ加工は、カーボンニュートラル実現に適した加工技術の一つとして期待されていますが、中々導入に踏み切れないという方が多いのではないでしょうか。年々レーザ加工機は高出力化・高安定化・低価格化が進んでおり、これまでの機械加工では困難であった加工を実現する可能性を秘めています。そこで今回の研究会ではレーザ加工技術導入の一助となればと思い企画いたしました。はじめにレーザ加工の基礎をご講演いただき、最近のトレンドであるxEV、ダイヤモンド、金属3Dプリンタに関連した最新のレーザ加工技術をご講演いただきます。」とのこと。
レーザ加工の基礎から最新トレンドまでをいち早くゲットしたい皆様にとって情報を仕入れる良いチャンスです!
概要
主 催:公益社団法人砥粒加工学会 次世代固定砥粒加工プロセス専門委員会
日 時:2023年10月20日(金) 13:00~17:00
開催方式:下記会場(対面)とCisco Webex Meeting(Web)のハイブリッド形式
会 場:日本大学 理工学部 駿河台キャンパス 1号館3階
URL▼
https://www.cst.nihon-u.ac.jp/campus/surugadai/
●13:00~13:05 開会挨拶
委員長 日本大学 山田 高三 氏
●13:05~13:55 講演1
レーザ加工で進める工法転換~生産性向上のコツとノウハウ~
愛知工業大学 金岡 優 氏
●13:55~14:45 講演2
Blue-IR ハイブリッドレーザ~xEVに対する銅レーザ溶接技術~
古河電気工業 酒井 俊明 氏
●14:45~15:05 <休 憩>
●15:05~15:55 講演3
ダイヤモンド工具の新たなステージを切り拓くフェムト秒レーザ加工
ROLLOMATIC Sven Peter 氏
●15:55~16:45 講演4
レーザ金属3Dプリンタの最新技術動向
愛知産業 木寺 正晃 氏
●16:45~16:50 閉会挨拶・事務連絡
●17:10~19:10 技術交流会
※ 講演者は開催前の状況により、対⾯あるいはオンラインによる講演を選択
※ オンラインによる参加希望者には後⽇、詳細情報を知らせる。
参加費:研究会:当専門委員会会員:無料/非会員:15,400円(消費税10%を含む)
(※会員は5人/社まで、非会員は2人/社まで研究会に参加できる)
技術交流会:会員資格に関わらず2名/社まで参加できる。3人目からは4,950円/人(消費税10%を含む)を徴収する。
(注:「会員」とは専門委員会会員を指す。学会員ではないので、ご注意下さい)
申込締切日:2023年10月5日(木)
(注:当日キャンセルの非会員には、すでに準備に費用がかかっているため参加費を請求する)
問合せ/申込先:◆次世代固定砥粒加工プロセス専門委員会事務局 田附宙美宛
FAX:048-858-3709,E-mail : sf-office@mech.saitama-u.ac.jp
▼申し込みは下記のホームページより▼
https://jsat-sf.jp/event.html
ブルーム-ノボテストの「FormControl」が「FormControl-X」へと進化した!
ブルーム-ノボテストの加工後のワーク輪郭形状をそのまま機上でタッチプローブにて測定を行うソフトウェア「FormControl」が「FormControl-X」に進化しました! この製品の特長といえば、①加工後ワークの機外測定器への運搬やセットアップが不要、②機外測定器でNG発生時の追加工に機械までの運搬&再芯出し不要、③加工精度を帳票、グラフ、カラーマップ等で出力&解析が可能――――という点です。
「FormControl-X」が進化した点
(1)指定された測定範囲で選択可能な測定項目を提案する対話式のプログラム作成。
(2)測定パスの経路を自動最適化し、測定時間を短縮。
(3)加工プログラムに測定ジョブを組込み、自動でプログラムを起動&測定が可能。
(4)クライアントサーバシステムにていつでもどこでもWeb端末で測定結果の確認が可能など。
今回は、9月18日~23日まで開催される「EMO Hannover 2023」にて展示するとのことです。
EMOは今回4年ぶりのリアル開催ですし、激しい盛り上がりが期待できます。加工の自動化の加速に伴い、信用性を強化するためにも、こうしたアイテムは必須でありましょう! 行かれる方はぜひ、同社のブースに足を運んでみてくださいね(●∀―)☆
アマダグループ 米国の金属加工見本市「FABTECH 2023」に出展!
アマダグループが、9月11日(月)から14日(木)まで、米国シカゴにて金属加工業界の見本市、「FABTECH 2023」に各事業の分野別に3ブースをそれぞれ出展すると発表しました。
アマダは、NC 装置「AMNC 4ie」を搭載した各種新商品を出展。素材供給から加工後の製品の仕分けまで可能な自動化システムを接続したファイバーレーザマシンと、ベンディング自動化システムを自律走行搬送エンジニアリングシステム「AMTES」で連携させ、板金加工の複数工程を完全自動化したデモンストレーションを行うとのこと。
アマダマシナリーは、竪型チルトバンドソーに搬入・搬出装置を接続し、自動化を提案! アマダプレスシステムは、新型デジタルサーボ プレスと周辺装置をあわせた自動化ソリューションを中心に展開してくれるとのこと。
秋は展示会シーズンです。
9月18日(月)~9月23日(土)までの6日間、ドイツ ハノーバーでは「EMO Hannover2023」も開催されますし、10月には国内でMECTが始まります!
まだまだ暑い日が続いておりますが、皆様も繁忙期突入ですね!
体調を崩さぬよう気をつけてくださいね☆
取材こぼれ写真
日進精機さんの長野飯田工場は、非常に美しい環境の中にあります。
なんだか異空間に紛れたような、不思議な感覚を覚えます。
目には見えませんが、良い「気」のようなものを感じたわたし。なんだか縁起がよさそうだ、と鼻からいっぱい空気を吸い込みました(笑)
日進精機さんの取材記事の文中に、パイプベンダー絡みの特許製品『Wave-Truss®』の作品の写真が美しい女性とともに掲載されていますが、この写真は牧野フライス製作所神戸テクニカルセンターで施工されたものなんですよ。
他にもほら!
クリエーターの創作心を刺激するこのマシンの登場で、従来はかなり時間がかかっていた工程もラクラクです。ものを思い通りに曲げるのは一苦労。それが簡単に出来ちゃうんですから、「パイプベンダー」にはクリエーターの可能性を広げるマシンといっても過言ではありません。実際にデモを拝見しましたが、柔らかいところてんのようにニュルルルル~って感じで硬いはずの金属が出てきました。不思議な感覚です。
さて、皆様の夏休はいかがでしたでしょうか。
わたしは2年前の穿孔性虫垂炎の緊急手術がもとで、今年6月に腹壁瘢痕ヘルニア(ググってください)のため、開腹でメッシュを入れる手術を受けました。開腹手術だったのはヘルニアが大きく、できている部位も開腹のほうが適していたという理由でした。ところがその後、コロナにかかり数日苦しみました。なんてこった!
さらに追い打ちをかけるように不運が続きました。
世間様が夏休み突入という8月11日の夜中、高熱が出てしまい身体が震え出しました。腹壁瘢痕ヘルニアがメッシュ感染し、腹部内膿瘍(ググってください)ができていたためでした。すぐさま前回手術をした病院に連絡をして救急で診察をしてもらったところ、そのまま緊急入院となり、腹部内を洗浄してメッシュを取り除く手術を受け、独りぼっちでベッドの中でもんもんとしていた次第です。膿が全身に回らなくて良かったわ!
ったく踏んだり蹴ったりとはこのことですが、すでに退院し、現在は元気です。
え? 腹黒いのは取れてないじゃないかって?
やかましいわい!
時間の損失が大きいうえ予定していた遊びにも行けず、かなり落ち込みましたが、しょんぼりしてもしょうがない。
凹んでられるか! 凸よ、凸!
プロフィール
業界新聞社の取締役編集長を経て、インダストリー・ジャパンを設立。製造現場は日本の底力!をスローガンに製造業専門ニュースサイト「製造現場ドットコム」を運営している産業ジャーナリスト兼フリーライターです。霞ヶ関から錦糸町まで守備範囲が広いのが特長。現場取材は数知れず。些細なことや泥臭いことに真実が隠れているのを知り、今では何より本当のことを言うのが大好き。いつも働く女性と頑張るオヤジたちの味方よ。
ブログでは取材のこぼれ話やお知らせのほか、日常のことを綴っています。
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