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トレンドに合致! 「使ってみたい工具」の声

今年の4月に大阪で開催されたINTERMOLDでは硬くて脆いという双方の矛盾に太刀打ちできる硬脆材用PCD工具「6C×OSG」が展示され、大きな注目を浴びました。

石英ガラスやセラミックなどは加工の難易度も高く、面品位を保つのが難しいとされていますが、電子部品の需要増もあり、現在、この厄介な加工に頭を悩ます声が多い模様です。

以前にもブログに掲載しましたが、硬脆性材を加工する場合、一般的にはワイヤカットや型彫り放電加工、電着工具や軸付砥石を用いた研削加工で行うことが多いようですが、これらのデメリットは加工時間が長めなこと。

時は金なり――――。

加工時間の削減は経済効果に直結するということで、この工具に注目が集まっており、「使ってみたい」の声を聞きました。硬脆材を切削加工で高能率に安定して加工したい皆様にとって、この工具はきっと魅力的なのでしょうね☆

オンラインショップから購入できます↓
https://www.6cxosg.com/

ところで、最近、わたしの周囲もすっかりアフターコロナ化していますが、各企業様におかれましても3年近くのコロナウイルス感染拡大防止対策でWebを利用し、効率化を促進しています。

様々な企業様への取材で感じましたが、世界中が未曾有のコロナ禍で苦しんでいた中で、業務のあり方を見直し、強みにますます磨きをかけていた時間に当てられていた気がします。

今年はギョーカイも本格的に動き出す予感! 


 

ユキワ精工 第7弾もパンチが効いている!

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ユキワ精工のキャッチがツボに入りニヤニヤしています。

このシリーズはもう7弾目を迎えました。

今回もパンチが効いたキャッチ! 7回も続くなんて、正直、スゴイです。

ここまで来たらまだまだ「5Gシリーズ」を続けて欲しいと思います☆

酒巻社長が生み出す8段目の言葉が楽しみ☆(あるかな?)

言葉のひとつひとつに自社製品の思い入れの強さを感じます。

 

【お知らせ】日本ロボット工業会 「JARA創立50周年記念セミナー」を「実装プロセステクノロジー展」で併催!

 日本ロボット工業会(略称:JARA)では、電子部品実装技術の総合展示会としての「実装プロセステクノロジー展(JISSO PROTEC)」を来る6月15日(水)~17日(金)の3日間、東京ビックサイト東館で2年ぶりに開催します!

 この展示会の会期中に、JARAが今年の10月で創立50周年を迎えることを記念して、記念セミナーを開きます。これはコロナ後を見すえ、テクノロジーや社会・経済の方向性について各界の第一人者をお招きして3日間にわたり講演を行うものです。

 また、JISSO PROTECでは、50周年企画として会期中の3日間、ELS(Equipment Link Standards)対応の実装機デモンストレーションを行うとしています。

JARA創立50周年記念セミナー

会 期:2022年6月15日(水)~6月17日(金)
会 場:東京ビッグサイト会議棟 101会議室

〈1日目 6月15日(水) -スマート化-〉

●安川電機が進めるDXとものづくりの変化への対応 ~『YDX(YASKAWA デジタルトランスフォーメーション)』と『i3 – Mechatronics(アイキューブメカトロニクス)』の活動事例~
  ㈱安川電機 小笠原浩 会長兼社長

●企業の垣根を超えた取組 SMTのスマート化を推進する新しいグローバル通信標準
 SEMI Flow Manufacturing(FM) Forum
 
●スマートロジスティクスⓇ ~LogisticsからLOGISTEEDⓇへ~
 日立物流㈱ 長尾 清志 執行役員常務

〈2日目 6月16日(木) -実装技術の最新動向-〉

●2022年度版JEITA実装技術ロードマップの紹介 ~実装設備を中心に~
  (一社)電子情報技術産業協会 実装技術ロードマップ専門委員会
 設備WG 前田 憲 主査
 
●CASE時代に求められる接合材料 ・ 実装技術
 ㈱デンソー 神谷 有弘 氏
●電子部品の最新技術動向
 (一社)電子情報技術産業協会 電子部品部会・部品技術ロードマップ専門委員会
  加藤 喜文 主査、谷本 琢磨 主査

〈3日目 6月17日(金) -SMT業界をとりまく世界の変化―〉

●三菱電機のデジタルマニュファクチュアリング ~技術革新によるサステナブルな社会の実現~
  三菱電機㈱ 楠 和浩 役員技監
●中国の新エネルギー車の将来動向
 上海工程技術大学 湯 進 客員教授

■聴講料:無料。事前の聴講申込制で申込は下記URLから↓
https://www.jissoprotec.jp/seminar50th/

『ELS実機ライン展示』

 JISSO PROTECでは、コロナ禍で2年間開催できなかったことを受け、満を持しての開催となる中、今回は50周年企画として表面実装機、印刷機、検査装置などの異なった複数の電子回路基板製造ライン機器をつなげ、ライン全体での一貫した情報管理が可能となる通信規格ELSによる実機展示を行います。本規格は、SEMIとの協力で欧米や中国などにも活用を広げることで、新たな価値の創出とグローバル展開として、日本発の国際標準を目指すもので会期中の3日間、実機展示を通じたPRを行います。
 

ナガセインテグレックスがインスタをはじめたゾ☆

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移動中の車の中から。緑がいっぱい! 

 

ナガセインテグレックスがインスタグラムをはじめました☆
中の人(企業アカウントの発信者)はコミリーさん。同社の〝耳よりお役立ち情報〟などの動画でも元気いっぱい明るく解説してくれる声の主でもあります。最近はコミリーちゃんの愛称で親しまれるキャラクターとしてジワジワと認知度が上がっております☆

同社の環境は自然がいっぱい! インスタでは会社周辺の美しい風景や手入れの行き届いた可愛いお花たちの写真がアップされています。ツバメのお写真も拝見しました。

「ツバメってこんなに鮮やかな色をしてたんだ~!」と驚きました。可愛い♡

ナガセインテグレックスのインスタはこちら↓
https://www.instagram.com/nagasei_jp/

ナガセインテグレックスといえば超精密機械で超微細加工分野に貢献している企業です。モータコアなどの大型金型を超精密かつ高能率に研削できる超精密門形成形平面研削盤『SGDシリーズ』が近年高い評価を得ています。独自の油静圧案内面と新開発の高推力リニアモータの組み合わせが圧倒的な平面精度を実現するというマシンです。

しかも! 昔のマシンのように「重くない」と仰っていました。理由は構造最適化。トポロジー最適化設計や構造解析を駆使して、軽量化でありながら高剛性が実現できたのです。もちろん省スペース!

今年はJIMTOF開催の年ですから、現在、工作機械メーカー各社も仕込みの真っ最中!

同社も、「続々と新コンセプトのマシンを市場投入する予定です」と意気込みを示していましたよ。

このような超精密マシンを生み出す同社ですが、在籍する社員が率先して会社回りを綺麗に掃除するとお聞きしました。強制されるわけでもなく、自ら進んで実行しているのですから素晴らしい! もちろん社長自ら掃除をしている時もあるそうです。

「超精密マシンをつくっている会社なのにゴミが落ちていても平気だったら、お客様だってなんとなく不安になりますよね。それに、せっかくここまで来てくださっているのに汚かったら申し訳ないです」と同社の社員。

この気持ち!
この優しい気持ちが会社の風土として根付いていると知りました。

相手を思いやる精神があるからこそ、細かいことに気付くことができ、斬新な技術開発ができるのかもしれませんね。

インスタにアップされている優しい写真、美しい風景に癒やされました。

 

【お知らせ】北川鉄工所が「知られざるガリバー」に登場

「日本に自信と活力を与えたい」という思いのもと、優れた企業に注目してその企業の魅力をレポートするドキュメンタリー番組の「知られざるガリバー ~エクセレントカンパニーファイル~」(テレビ東京系列)に、北川鉄工所が登場します。

北川鉄工所は、1918年創業の100年以上も歴史がある企業です。同社は、金属素形材事業、工作機器事業、産業機械事業の3つの柱で事業展開しており、歴史とともに培われた技術に最先端の知見を取り入れた国際競争力の高い企業です。

同社の特色といえば他にもあります。

東洋経済新報社の「離職する人が少ない大企業」ランキングでは2回もトップに輝くという「日本一離職者の少ない企業」なんですよ。

厚生労働省「令和2年雇用動向調査結果の概況」によると、製造業の離職率は9.4%となっている中で、同社社員の年間平均退職率はなんと! 1%ほど。従業員の定着率が高いことはそれだけ働きやすい会社であるということが推測できます。

番組内では現場で活躍する皆様お馴染みのBRチャックや、タワークレーンなどKITAGAWAが誇る各製品と技術力の高さが紹介される予定です。

〈放送日〉

2022年5月28日(土)18:00~18:30

(テレビ東京系列6局ネット:テレビ東京、テレビ北海道、テレビ愛知、テレビ大阪、テレビせとうち、TVQ九州放送)テレ東BIZ(優良オンデマンド配信サイト)でも視聴可能です。

話がクルリンパと変わりますが、同社のある広島県府中市―――というと頭に浮かんだ「府中焼き」。わたしの好物のひとつでもあります。都内に府中焼き専門店があるのですが、これがめちゃくちゃ美味しいの☆ ああ、朝っぱらから府中焼きをビールで胃の中に流し込みたい欲望が抑えられなくなってきた!(笑)

 

 

 

 

【祝】牧野フライス精機 youtube投稿100回記念動画 配信!

 おめでとうございます!
 牧野フライス精機がyoutube投稿100回を記念して会社案内動画を配信しました!

 来社された方々に会社を案内しているイメージです。工場内は見学することが難しいのですが、3分14秒の中で、同社の雰囲気がよく伝わります。

 同社の工場は床もピカピカ! とても清潔な環境で機械はつくられていることが分かります。精密機械を生産しているので、組み立て工場は24時間温度湿度管理を徹底しています。

外気の急激な流入を抑制するビッグドアの大きさにもご注目! いや~本当に大きい! 

自動でモノを効率良く運ぶシーンもあったり、スマートファクトリーの構築ぶりも理解できます。

そして―――トレーニングジムまで完備しており、 健康意識の高さも滲み出ています。

 「今後も製品紹介だけでなく、様々な情報発信をしていこうと思いますので、視聴、チャンネル登録をよろしくお願いします」と同社からやる気満々のコメントをいただきました。

 世界的にみても工具研削盤メーカーは数が少なく、同社は貴重な技術を有しています。しかも対応している工具の最小径はφ0.05mm! このレベルの極小径工具に対応している工具研削盤は世界でも僅かです。

 


 

【お知らせ】砥粒加工学会 次世代固定砥粒加工プロセス専門委員会 第103回研究会が6月10日(金)に開催

 砥粒加工学会 次世代固定砥粒加工プロセス専門委員会の「第103回研究会」が6月10日(金)に開催します。今回のテーマは、「技術・技能継承について現場が取り組んでいること ~人間の知能・腕前とIT化・全自動化との融合~」。

 同専門委員会は、「従来、日本の製造業は、技術者・職人の経験や知覚に基づく加工技術により〝品質の作り込み〟、〝普通とは一味違う仕上がり〟を実現し、高い品質と性能が世界から認められ優位性を保ってきた。一方、近づく労働人口減社会を見据え、IT化、全自動化などの対策が積極的に進められている。これらの導入により、技術の継承は可能になるが、属人化している技能を継承することについては別の工夫が必要であると考えられる。技能継承の如何によっては日本の製造業の競争優位性が損なわれてしまう可能性がある」と懸念を示しています。

そこで、今回は技術継承、技能継承について、人間の持つ知能や技と先端テクノロジー両者の融合を戦略的に進めている産学からの話題提供を基に、日本製造業の将来像を議論します。

主  催:公益社団法人砥粒加工学会 次世代固定砥粒加工プロセス専門委員会
日  時:2022年6月10日(金) 13:00~17:00
開催方式:PIO PARK(対面)とCisco Webex Meeting(Web)のハイブリッド形式で開催。
〒144-0041 東京都大田区羽田空港1丁目1番 4 号 HICity zone K HANEDA×PiO(ハネダピオ) 電話: 03-5579-7971  https://www.hanedapio.net /piopark /
※ 講演者には開催前の状況によりリアルか Web のどちらでの講演かを選択
※Web開催に関する詳細情報は、参加希望者に後日通知する。

概要

13:00~13:05 開会挨拶 山田委員長
13:05~14:00 講演1 「継ぐ技とテクノロジーの融合」
パンチ工業(株) 及川 水輝 氏
14:00~14:55 講演2 「工作機械における技術・技能の継承について」
三井精機工業(株) 向井 良平 氏
14:55~15:10 <休 憩>
15:10~16:05 講演3 「バフ研磨技術のデジタル化・見える化と研磨技術教育への活用」
(株)松一 松澤 正明 氏
16:05~17:00 講演4 【総括と展望】「技能・技術のデジタル化・見える化を活用した技能・技術教育への展開 ―結晶粒超微細化と研磨仕上がり面への影響―」
兵庫県立大学 鳥塚 史郎 氏
17:00~17:05 閉会挨拶・事務連絡 山田委員長

■参加費
・研究会:当専門委員会会員:無料。非会員:15,000円 
※会員は5人まで、非会員は2人まで研究会に参加できる。パソコンの接続数に限りがあるので当面は2台/社とする。なお、会員に限り、参加状況によっては3台まで接続が可能な場合もある。

希望の会員は専門委員会事務局(田附)まで連絡のこと。
・技術交流会:オンライン開催時には中止。ご理解のほどお願い致します。

(注)「会員」とは専門委員会会員を指す。学会員ではないので要注意。

申込締切日:2022年6月3日(金)

(注)当日キャンセルの非会員には、すでに準備に費用がかかっているため参加費を請求致する。

問合せ/申込先:当専門委員会事務局 田附宙美宛
・FAX:048-829-7046,E-mail : sf-office@mech.saitama-u.ac.jp
・申し込みはHPから→https://jsat-sf.jp/event.html
 

なんという微細穴!

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INTERMOLD(大阪)では、拝見した加工サンプルです。(撮影許可を頂いております)

これは碌々産業で展示されていたものです。

よ~く見てください。

ブ厚い金属に髪の毛が貫通しています。

 

 

 

ユキワ精工 第6弾! 

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溢れ出る文字力! 
極上の 凝縮された 技術――――の訴求力ったら!

ユキワ人気も上昇中でジワジワとファンを増やしている模様☆

同社の「スーパーG1チャック」の良さは、横方向に加工負荷が掛かってもホルダの倒れが少なく、加工音が非常に静かな点。

音が静か=ビビリが少ない―――ってことに通じますから、音が発する情報は金属加工にとってはとても重要なものですよね。

同社ではユーザーとともに様々な検証を行っているところも強みのひとつです。


 

GW

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皆様、GWはいかがお過ごしでしょうか。
10連休を謳歌している方も多いと思います。

プライベートも仕事も両立するのが難しいわたしも、最近は自分時間を大切にしたいと考えていますが、なかなかこれがうまくいかない。よし、休むぞ! っていう気分になれない貧乏性が恨めしいのですが、愛猫とお散歩するのが唯一の癒しとなっています。ゆっくりした時間を過ごすのも活力の源よ(●∀●)

というわけで、日頃から馬車馬のように働いているわたしも、お休みを謳歌していましたよ。ちょっとアルコールが過ぎてイタイ大人になってしまうのも充実している証拠というもの。

さて、5月は各工業会の総会シーズンです。この2年、ほとんど対面ができませんでしたが、今年からボチボチ対面も増えて参りました。

皆様と直接ご挨拶できることは喜ばしいことです。

5月は怒濤のスケジュール。さて、どうこなそうか。

では、行ってきます☆

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