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【取材こぼれ話】イワタツールの「ヘリカルエンドミル」 テストカットでみるスピード 

 イワタツールが開発した「ヘリカルエンドミル」ですが、加工時間を11秒~4秒弱まで短縮したというではありませんか!

 三重県にある中川製作所による協力のもと、ヘリカルエンドミルでアルミの加工テストを行いました。イワタツールの岩田社長いわく、「これにより、133時間の加工時間短縮が可能になりました!」と自信を見せております。

スピード感溢れる動画はこちら↓


 

安田工業「Labonos」 第10回プラスチックジャパンに出展!

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12月8日(水)~10日(金)まで幕張メッセで開催される「第10回プラスチックジャパン」に、専門知識が不要の3Dデータから切削加工でものがつくれる画期的な「Labonos」が展示されます。

今回は樹脂型をメインに「Labnobos」の活用方法を紹介するとのこと。

注目は、世界初の樹脂溶融方式を実用化したモールドロック®とのコラボレーション。試作成型や小ロット成型の最適化について、デモを行いながら提案してくれます。

これからの時代は限定品、特殊品なども増えていく見込みです。射出成形品の少量生産が増加するうえ、メーカーにとって世界中のどこでも、同じものができるようになれば高能率にものをつくることができます。

このマシンの優位性は例えば、日本で3Dモデルを製作し、海外の量産拠点に3Dモデルデータを転送しリモート操作でものをつくることが可能になること。CAMレスの完全自動化、ピッ、ピッ、ピッとスマホ感覚でマシンを操作できるうえ、型納期は最短2日というから、一般成形機金型に比べて驚異的なスピードを誇ります。つまり、場所や時間を問わず、どこでもスピーディにものづくりができるという強みもあるんですね。

流通が少なくなった成形品は、金型を売却、部品在庫をなくしてその都度Labonosで部品加工をすることもできるので、マシンの応用も幅広い。これは経済効果を生む仕組みにもなります。

この未来志向のLabonosですが、これまた開発部隊もユニーク。
どんな思いでこのマシンをつくったのか―――ということをすでに取材をしております。

↓「Lanobos」の開発秘話はコチラ↓

https://seizougenba.com/node/12692

アクアREVOドリルマイクロの加工サンプル

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メカトロテックジャパン2021で撮影した不二越の「アクアREVOドリル マイクロ」での加工サンプルの写真です。

おおお! 凄い―――――!

と思わずため息が漏れてしまうほど、微細穴をご覧下さい!

製造現場ドットコムの記事で使用しないのが勿体ないので、ブログにアップしました☆

メカトロテックジャパン2021レポートの第2弾、「切削工具・周辺機器」は次回の製造現場ドットコムにてお楽しみに!

菌活

コロナウイルス感染者数が激減している今日この頃ーーー。

各企業もこのコロナ禍で失われた時間を埋めるべく、活発に活動されております。小規模媒体わたしも、今まで動けなかった分、毎日予定がびっしりうまるくらい動き回り、いつ、原稿を書くのか・・・というくらい、原稿がつまっています(汗)

コロナウイルスの感染者数が激減したとはいえ、未知のウイルスには変わりがないので、いつ、何時、また、あのような感染爆発が起こるか分かりませんし、そろそろインフルエンザにも気をつけなければなりません。「健康無くして収入なし」の信条で毎日を過ごしているわたしとしても、ここでくたばるわけにはいきません。

虫垂に穴があいて緊急手術をしてからというもの、健康のありがたみをひしひし感じているのですが、やっぱり腸内環境は重要です。腸は第二の脳と言われているくらいですしね☆

というわけでーーーー。

腸内環境を良くするために菌活を始めます。

美味しい!

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麹にゆで卵を漬けてみましたところ、これも美味しかった!

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虫垂に穴が空いて緊急手術をしてからというもの、なかなか自分の時間がとれず、食事がままならないうえ、肌の乾燥が気になっていましたが、これからは麹が強い味方になってくれるでしょう!

冬は乾燥が気になりますが、身体の中からもアプローチ!

さぁ、今日も頑張ります☆

メカトロで舞い降りた天使のお陰で助かる☆

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緊急事態宣言があけたとたん、皆様も一気に業務量が増加したのではないでしょうか。

先月、名古屋で開催されたメカトロテックジャパンでも多くの来場者が足を運び、ギョーカイ的にも好調な受注状況を背景に活発な商談が展開されていたように見えました。

さて、この会期中、病み上がりのお腹を空かした雌狼がカメラをぶら下げ、彷徨っておりました。人手不足の影響から、食事を取る時間を逃してしまったのです。

展示会場内のコンビニで栄養補助食品を購入すれば問題はない・・・と思っていたのですが、勝手な思い込みでした。そう、ポートメッセなごやには、コンビニがなかったんですね。万年人手不足のワタクシにゆっくり食事処で昼食をとる時間などこれっぽっちもありません。

ああ、お腹空いたなあ・・・と思っていたところ、マザックブース前に天使がいらっしゃいました。

来場者の皆様に、瓦せんべいをお配りしているではありませんか!

1枚頂くことができ、助かりました☆ 

衣装はもちろん、笑顔がとても素敵で、こちらも元気になりました!

(*撮影許可を頂いております)

展示会は、一種のお祭りに近いところがあります。

今回のメカトロは国内でも2年ぶり(?)に近いギョーカイの大型展示会ともあって、久しぶりにお会いする方との再会が嬉しく、同窓会のような懐かしい感覚にもなりましたが、やっぱり来場者の皆様もリアルに飢えていたのが実感できました☆

メカトロのレポートは前編に「工作機械編」、後編に「切削工具・周辺機器編」と2回に分けてお送りいたします。次号をお楽しみに!

【お知らせ】砥粒加工学会が「次世代固定砥粒加工プロセス専門委員会 第100回記念式典」を開催します

砥粒加工学会の「次世代固定砥粒加工プロセス専門委員会(略称:SF委員会)」は2005年に設置されてからというもの、活発な委員会活動を展開しておりますが、2021年12月開催で100回目を迎えます。そこで、「SF委員会100記念式典 ~次世代固定砥粒加工プロセス関連技術の将来展望~」をテーマに記念式典を実施いたします。

100回記念談話では、顧問の安永暢男氏がこれまでの分野発展と活動を回顧し、学術記念講演では同委員会の関連技術分野の著名な先生方を招いて豊富な経験から将来展望を語って頂く内容です。

同委員会では、「この式典が、分野発展の方向性を指し示す羅針盤となれば幸いです。」としています。

詳細

【主催】公益社団法人砥粒加工学会 次世代固定砥粒加工プロセス専門委員会
【日時】2021年12月9日(木) 13:00~17:00
【会場】 Webexにてオンライン研究会(PCは原則2台/社まで接続可能)

●13:00~13:05  開会挨拶

●13:05~13:50  100回記念談話 顧問  安永 暢男氏 

●14:00~17:00  学術記念講演「次世代砥粒加工プロセス関連技術の将来展望」

 ・14:00~14:40 講演1 

 「パワー半導体用SiCウェハ技術のこれまでの開発とこれからの期待」加藤 智久氏

 ・14:40~15:20 講演2 

 「研削加工プロセスの将来展望」 太田 稔氏

 ・15:20~15:35 休憩

 ・15:35~16:15 講演3 

 「研磨加工プロセスの将来展望」 宇根 篤暢氏

 ・16:15~16:55 講演4 

 「研削盤を中心とした工作機械の将来展望」 向井 良平氏

●16:55~17:00  閉会挨拶・事務連絡 
 

■参加
 ・講演会 オンライン参加:会員:無料、非会員:15,000円(2名/社まで参加)
      オンライン式典申込締切日:2021年11月30日(火)17:00
 (注)「会員」とは専門委員会会員を指します。学会員ではありませんのでご注意ください。
 (注)当日キャンセルの非会員には、参加費を請求致します。

問合せ/申込先:当専門委員会事務局 田附宙美まで

・FAX:048-829-7046

・E-mail : sf-office@mech.saitama-u.ac.jp

・申し込み用紙こちらから↓

http://spe.mech.saitama-u.ac.jp/mysite5/application2021Web.pdf
 

 

 

さらにさらに! DMG森精機の取り組みはまだあるのだ!

DMG森精機ネタが豊富な今回、伊賀事業所を取り上げましたが、実は他にもこれはぜひ皆様に注目してもらいたいというものがありました。

それは同社の福利厚生が手厚いこと! 伊賀事業所近くにある社宅はとても豪華でした。

社宅外観

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リビング

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キッチン

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洗面所やバスルーム

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寝室

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子ども部屋

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このほか、ウォークインクローゼットもありました。ああん、うらますぃ~~!

注目すべきは小型ペット2匹が飼育可能なことです。社宅でペットOKとはなかなか進んでいるじゃありませんか! 電動自転車もバーベキューセットも貸し出ししてくれるうえ、子どもの教育にも踏み込み、しんどう塾(英会話、家庭教師、習字)で学ぶことができます。通勤にはシャトルバスもあります。

最近はなんだか物騒な事件が起こっていますが、ここには監視カメラが19台、夜間には警備員も巡回してくれるというから、悪者が忍び寄るスキがありません。

わたしを含め、取材していた記者の皆さんも、ひとつひとつ確認をするたびに、「うらやましい!」「すごい!」「ここに住んでみたい!」の声があちらこちらから漏れ聞こえたほどです。

また、同社では地域貢献の一環として、新堂駅周辺の景観を整備する取り組みを行っています。

そして同社グループ会社である「まほろばファーム」では、ワインをつくっています。

伊賀事業所近くにあるぶどう畑

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バラの花は敏感なので、ぶどうに異変があると真っ先に知らせてくれる

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今年の9月に2回目の収穫をしたんですって。

今後は自社でワイナリーを設立、ワイン生産・販売を計画しているとのこと。
とても楽しみです☆

収穫したぶどうで出来たワイン

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ところで、膨れ上がった虫垂に穴があいてあまりの痛みと苦しみに七転八倒し、本気で死を意識したあの日・・・・わたしは病院で白石康次郎氏だったら、こんなときどうするか・・・と考えていました。ひとりぼっちで海の上で万が一、鯨にあたり大けがをしたならば、傷口を自分で縫ったりしなければならない(めちゃくちゃ痛そう!)と聞いていたので、それに比べれば、医師が手術をしてくれる私はラッキーなんだ、と思えました。ものすごく嫌なことでもラッキーだった、と思えたのは、この取材のお陰です。感謝ですね☆ もし、この取材がなければ、生まれてから28年(嘘)の人生を放り投げ、幕を閉じていたかもしれません。

仕事を通して考え方が前向きに変わることもあるなんて、我ながら素晴らしいことだと感じました。

【補足】アマダマシナリー デジタルプロファイル研削盤「DPG-150」が時代に合致した理由

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業界初のデジタルプロジェクター搭載で高精度な自動計測・補正加工が信頼性を向上させる

 10月17日のニュースに掲載したアマダマシナリーのデジタルプロファイル研削盤「DPG-150」は、業界初の新製品として注目されました。

▼【ニュース】業界初のデジタルプロファイル研削盤「DPG-150」の詳細はこちら▼
https://seizougenba.com/node/12834

 プロファイル研削盤って、1μm単位の高精度な切削加工を行うのに活用されてきたマシンですが、現在、高精度金型・工具研削加工業界では、ますます要求精度が高くなり、高度化が加速しています。

 理由としては、EVや通信業界における部品の小型化――――。

 同社によると、「20年前までは3~5μmほどだったものが、5年前からは1~2μmほどとなっています。」とのことで、今後も要求精度の高度化傾向は続くことが予想されています。

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加工サンプル

 

 こんな精密加工を従来のプロファイル研削盤を用いて経験の浅い方が行うのは難しいので、どうしても職人の熟練技能に頼ってしまうという現状がありますが、近い将来、いや、もうすでに少子高齢化による労働人口の減少は進みつつあり、どんどん職人も現場からいなくなっているという現実に直視しているのが製造現場の現実でしょう。

 そんな中で、アマダマシナリーが今回リリースした「DPG-150」は、難しい高精度加工とプロファイル研削加工を誰でも行えるように進化させました。

 スキルレスでも、〝業界初〟の汎用デジタル計測機能や自動計測・補正加工機能で工数削減・作業簡易化が実現するので、時代に合致したマシンといえましょう!
 

マキノの最新自動化の取り組みで拝見! 微動だにしない10円に驚き!

先日開催されたメカトロテックジャパンで牧野フライス製作所が会場で展示した製品や加工事例が現在、特設サイトで拝見できるようになっていますが、いや~、びっくりしましたよ。

なにがびっくりしたかというと――――――。

同社による最新自動化の取り組み動画の中で、10円玉を使って振動を極限まで抑えている様子がありました(40秒あたりから)。

なかなか見せつけてくれるじゃないの!

技術ってなかなかイメージしづらいものもありますが、こうして分かりやすくしてくださると、ありがたいですね☆

というわけで・・・・・。

お分かり頂けただろうかーーーーー。

振動は加工悪! それを極限まで抑える様子が分かります。

 

↓牧野フライス製作所特設サイトはコチラ↓
https://info.makino.co.jp/mect2021/?utm_source=202111&utm_medium=email&…
 

タップくんのお友達?

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やん、かわいい!!!

オーエスジーのゆるキャラといえば、タップくんですが、先日のメカトロでオーエスジーブースに新キャラが登場していましたよ。

頭には実物であれば、ものすごいカラット数の宝石が乗っかっています・・・しかもこのカットはダイヤモンドのようにもみえます。ちょっぴりひねくれたお顔が可愛いですね(●∀●)♪ フィギュア好きにはたまりません。

この子は、オーエスジーのグループ会社である日新ダイヤモンドのキャラクターなんですよ。

あらやだ! わたしとしたことが、この子の名前を聞くのを忘れてしまったわ!

日新ダイヤモンドは、メカトロテックでこのほどリリースした「スーパーヘール用バイト」と、「単結晶標準インサート」をオーエスジーのブース内に展示し、こちらも注目を集めていました。

日新ダイヤモンドのこの子も、今後、ゆるキャラ営業担当として、いろんなところでお目にかかれるかも!

さて、10月ももう終わりを迎えようとしております。9日も入院していたので、現在、周囲に迷惑をまき散らしながら必死で業務をこなしております。

なんだか秋をすっ飛ばして冬がやってくる感覚です。皆様も暖かくして風邪をひかないよう、気をつけてくださいませ☆

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