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画期的な切削工具を発見!

硬脆材といえば、字のごとく硬くて脆い材料のことですが、これがまた現場泣かせの切削加工が難しいものとされています。ポピュラーな脆性材料には石英ガラス・セラミック等がありますし、硬いといえば、ピンとくるのが超硬合金。なんていったってダイヤモンドの次に硬い材料です。硬くて脆いという双方の矛盾に太刀打ちできる切削工具はネット上でどのくらいあるのかと調べてみたところ――――――。
硬脆材用PCD工具「6C×OSG」を発見しました。
硬脆性材は一歩間違えると面品位が損なわれてしまう危険を孕んでおり、加工の難易度が高いことはマニアックな製造現場ドットコムの読者ならお分かりだと思います。
硬脆性材を加工する場合、一般的にはワイヤカットや型彫り放電加工、電着工具や軸付砥石を用いた研削加工で行うとされていますが、これらのデメリットに加工時間が長めなことが挙げられます。加工コストの大半は加工時間によるものですから、加工時間の削減は経済効果に直結します。加工時間が削減できれば、その分、コストダウンに繋がりますので、硬脆材を切削加工で高能率に安定して加工できたら良いことずくめ。
加工も進化しておりますから、切削工具もこれに伴いどんどん進化するのでしょうね。
↓オンラインショップから購入可能のようです↓
https://www.6cxosg.com/
OKKが出展機種を発表!

来月はいよいよINTERMOLDが大阪で開催されますね!
現在、地政学的リスクの高まりや疫病の蔓延、材料の高騰、流通の遅れなど懸念材料は山ですが、その一方、製造業界は好調であり、金型業界も調子が良い模様。
さてさて、そんな中、最初に耳に飛び込んできた出展メーカーさんはOKKでしたので、少々詳しくご紹介したいと思います。
今回、同社のブースで主役になるのは「VM53RⅡ」。同社のベストセラーマシンのVM/Rシリーズの後継機となります。
「昨今の短納期ニーズに応えるためモジュール生産が可能になるよう設計レベルでの見直しを進め、リードタイムを従来比2/3程度に短縮することができました。」とのこと。
このマシンは、OKK伝統の〝角形すべりガイド〟を継承した高剛性重切削の立形マシニングセンタ。従来機を本体構造から見直し、新規の幅広コラム構造でさらなる高剛性を実現したマシンに仕上がっています。
また、作業効率をより高めるために接近性、メンテナンス性もより一層向上したとのことで、一般部品加工からチタンなどの難削材まで高剛性を強みにして安定した加工を実現すると自信を見せてくれました。なお、加工内容に合わせた豊富な主軸バリエーションと種々の自動化省力化オプションを用意してくれています。
■主な仕様
移動量(X軸×Z軸×Y軸):1050×530×510mm
テーブルサイズ((X軸×Y軸):1050×560mm
主軸モーター出力(短時間/連続):11/7.5kW(No.40)、18.5/15kW(No.50)
ほかにもOKKテクノロジーコーナーとして、ワークの心出し作業を簡単かつ確実にできる「3Dマイスター」、熱変位による加工誤差を低減する「ソフトスケールCube」、加工時間を短縮させる「ソフトAC」、手軽に導入できるIoTとして「Net Monitorシリーズ」を紹介してくれるようですよ。
そうそう、OKKのマシン、ちょっとデザインが変わったようにも見えますね。ここのところも注目したいです☆
【お知らせ】砥粒加工学会「研削加工にみるスマート化の最新技術」がテーマ
砥粒加工学会の次世代固定砥粒加工プロセス専門委員会(第102回研究会)が、「研削加工にみるスマート化の最新技術」をテーマに、4月22日(金)13:00~17:00までPIO PARKイベント会場にて研究会を開催いたします。
今回の狙いについて同学会では、「高精度・高品質加工が求められ、技能者の〝うで〟に頼ることが多かった研削加工にもスマート化への要求が高まっています。新興国での加工への対応、また、技術技能者の減少などから、自動化、無人化が遅れていた研削加工においても、急速にその対応技術開発が進められています。昨年10月に名古屋で開催されたメカトロテック2021に出展された最新技術をはじめ、国内で注目される最新技術について具体的に解説します。」とのこと。
高度な研削加工が自動化できれば、製造現場の高能率化を図ることができると百も承知ですが、実際には現在、どんな研究開発が行われているのか、なかなか深~く知るチャンスはしょっちゅうありませんので、こうした研究会はとても貴重なものだと実感します。
この詳細については、次号の製造現場ドットコムのニュースにて掲載いたしますので、研削加工マニアの皆様、お楽しみに☆
【注意喚起】auを装ったフィッシング詐欺メールの例

毎朝、Outlookを開くとフィッシング詐欺メールがウジ虫のように沸いていてうんざりします。このウジ虫メールをせっせとひとつひとつツマミながらゴミ箱へ移動する時間の無駄なこと! この時間泥棒め!
本日は、auを装った迷惑メールが到着しておりました。
このメール内容をご覧下さい。恐ろしいほどに、ありそうな文面です。
本文に記されているau157も実際に存在しますしね。
しかしながら、このアドレス送信元の「.cn」のドメインが気になります。わざわざauが中国のドメインを導入するでしょうか(笑)
疲れているとき、酔っ払っているときには、巧妙なものにうっかり引っかかる可能性がありますので、皆様も気をつけてくださいね。
なお、悪質な迷惑メールは「迷惑メール相談センター」に転送し、情報提供をしております。
「第6回金型シンポジウムin関西」が延期
以前ブログにも掲載した日本金型工業会が主催する「第6回金型シンポジウムin関西」がコロナウイルス感染拡大の影響を受け、残念ながら延期となりました。
一刻も早く、このコロナ禍が終息しますように。
不二越 取材こぼれ写真
繊細でありながらタフな工具「アクアREVOドリルマイクロ」で、このサンプルは作られていますが、穴数は4225穴、15μm以内の穴位置精度を実現しています。
毎度取材をして感じるのですが、切削工具は実に奥が深いです。


幼少のころ・・・・

幼少のころ(3才くらいかな?)鮭は切り身で泳いでいると思っていました。
イメージ的にはこんな感じです(笑)
さて、2022年が幕を開けてから、すでに11日が経過しました。時間が経つのは早いものですね。
比較的症状が軽いと言われているオミクロンの感染者数が増加してきましたが、従来のインフルエンザ感染者数および重傷者数をオミクロンの感染者数および重傷者数と比較した報道があっても良いと勝手に思っております。
現在、感染しないよう最新の注意を払いつつ、業務に邁進していますが、いつ、どうなるか分かりませんから、やはり日々、後悔しないよう、やりたいことはすぐ実行の精神で乗り切っていこうと思っています。
今日の東京はものすごく寒いです。
冬は空気が乾燥しますから、皆様もうっかり口をあけて眠り、喉をやられて風邪をひかぬよう気をつけてくださいね。
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