ブログ

受注好調な研削盤メーカーの岡本工作機械製作所がブランドイメージ統一のため機械カラーを統一! 

先日、岡本工作機械製作所にお伺いしましたが、本日も元気に出荷しておりました。

そうそう、今年の10月から同社はマシンの色が変わったってご存じでした?

昔のねずみ色から、明るいグレーと黒のツートンカラーになりました☆ そういえばJIMTOFのときも、この新しい色遣いのマシンがズラリと出ていましたね。来場者の設備投資意欲も勢いを増し、同社でも「商談件数が多かった!」とのことで、工場内でも、懸命にマシンをつくっている様子が分かりました。

半導体や自動車業界の好調を受け、機械の大型化が目立ちます。

大きい!

カバーもステンレスに変更! メリットは色剥げがないこと♪

なんというピカピカな廊下でしょう!

半導体の組立ラインを構築中とのことで、生産をしながら工場内のレイアウトを変えるのはとても大変そう!

精度の鍵を握るきさげ!

巨大なマシンでこれまた自社のマシンの足回り部を加工。写真では分かりにくいとは思いますが、ものすごい迫力です。なかなか見学できるものではありません。クーラントが打たせ湯に見えてしまい、ついついひとっ風呂浴びたら気持ちいいだろうなあ~と想像してしまいました。あらやだ、わたしったら、お仕事中だというのに、や~ねぇ(笑)

迫力満点の加工

クーラントに打たれたい!

ズラリと並ぶ加工待ち♪

ところで同社では、12月12日(水)~14日(金)まで東京ビッグサイトで開催される「SEMICON JAPAN」に出展します。今回は、ハイブリッドマテリアルの総合砥粒加工を“5つ”提案するそうです。

①ハイブリッドマテリアルに対して
WLCSP研削におけるCu+モールド樹脂加工また、TSV研削におけるCu+Si等の異種混合材同時平坦化技術により、IoT社会の実現へ貢献。

②次世代パワーデバイス用材料
SiC・GaN等への低ダメージ、高速加工技術と装置。

③バンプウエーハの薄化
BGテープの高精度研削技術。

④TSV
TTV自動補正を含めた新プロセス。

⑤電子部品
LT/LN等の電子部品の検索装置。

どれもこれも今の時流に必要なものばかりですね(●∀●)

金型を知らない人でも理解できるDVD

先日、名古屋で金型の日記念式典が行われ、DVDが紹介されました。

このDVDは、金型を知らない一般の方向けに製作されたものですが、金型をつくる製作工程や成型方法、金型の未来を示す内容となっております。

ものをつくる世界に興味を持ち、将来はものづくりに携わりたい、と思う方には大変参考になるものでした。

教育機関や公設機関に関しては無料で配布するとのことです。

さて、この「kanagataの世界」ですが、なんと映像会社と同工業会の女性2人でつくったとのこと。シロウトでも分かりやすく・・・・という視点に注力されています。

金型といえば耐久性をもたせるため、難削材も多いうえ精度がとてもウルサイもの。この金型がなければ、世の中のあらゆるものが消費者の手に渡るまでに大変な時間を要してしまいます。

これは例えですが、もし、金型が急になくなってしまえば、スーパーに行ったとしても、ありとあらゆるものが陳列できずに、消費者が大パニックを起こすことになると想像します。

金型はわれわれの生活を支える重要な産業のひとつなのです☆

来場者への細かい心遣いを見た!

JIMTOF2018でアマダグループが展示していた新素材を高品位かつ高能率に切断できるダイヤモンドバンドソーマシン「DBSAW500」。これは画期的なマシンで石英ガラスなどをうすーく切断していくマシンなんですが、その切断面の美しいことったら!

マシンにおける発想がユニーク!

この美しさを来場者に分かって貰うために、加工サンプルが展示されていますが、ここに来場者への心配りを見ましたよ!

まず、ガラスなどはそのまま触ると、危険なこともあるので、ちゃんと、こうしてホラ!

薄~い加工サンプルを挟むために割り箸で手作り!

丁寧につくられておりました。これで安心してじっくり加工サンプルを見つめることができます。

展示会では、主力商品はもちろんですが、皆様、こうした細かいこともいろいろ考えて展示しているんですね。

さてさて、今、まさに、これらJIMTOF2018のレポートをまとめております。次号をお楽しみに! ニュースで書ききれないもの、取材のこぼれ話などは、こちらのブログに掲載いたしますので、たまには覗いてみて下さいね!

【お知らせ】「メカトロテックジャパン2019(MECT2019)」が出展募集を開始!

前回の様子
前回の様子
ニュースダイジェスト社が、2019年に国内で開催される最大級の工作機械見本市、メカトロテックジャパン2019(MECT2019)の出展募集を開始しました。

MECT2019は、名古屋で開催される日本国際工作機械見本市(JIMTOF)に次ぐ国内2番目の規模の工作機械と最新技術の専門見本市。通算16回目となった2017年展では、457社・団体(1,933小間)が出展し、約9万人が来場しました。主催者企画として、会場での加工実演コーナー「コンセプトゾーン」を今回展でも開設するほか、11年展に新設した中小企業を支援するための低料金のパッケージ小間「中小企業支援ブース」も引き続き募集します。

また、一般社団法人日本工作機械工業会が主催する「工作機械トップセミナー」も開催予定!

MECT2019概要

●会場:ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)
●開催期間:2019年10月23日(水)~10月26日(土)の4日間
●会場時間:10:00~17:00※25日(金)は18:00まで、最終日26日(土)は16:00まで
●主催:株式会社ニュースダイジェスト社
●共催:愛知県機械工具商業協同組合
●予測開催規模:1,700小間
●出展対象製品:工作機械、鍛圧・板金加工機、射出成形機、3Dプリンター、機械工具、鋸刃、切削工具、工作機器、測定機器、試験機器、研削砥石、研磨材、油圧・空圧・水圧機器、歯車・歯車装置、環境・安全対応機器装置、CAD/CAM/CAE、制御装置・関連ソフトウエア、産業用ロボット、搬送装置、洗浄機械装置、品質管理・安全・試験認証機関、新素材、マイクロマシン、ナノテクノロジー関連など

■出展申込方法
所定の申し込み用紙(『出展のご案内』に添付する申込用紙またはホームページmect-japan.comからダウンロード)に必要事項を記入し、捺印の上、MECT事務局まで郵送する。
送付先MECT事務局/株式会社ニュースダイジェスト社
〒464-0075愛知県名古屋市千種区内山3-5-3

■料金について
基本単位1小間(幅2,970×奥行2,970×高さ2,700mm)¥260,000(税別)

■申し込み関連のスケジュール
出展申し込み受付開始
2018年11月1日(木)

出展申し込み受け付け締め切り
2019年2月28日(木)
※ただし満小間になり次第締め切り、受付を終了します。

出展者説明会
2019年6月上旬

各種届け出用紙申し込み期限
2019年7月下旬

搬入期間
2019年10月18日(金)~22日(火)5日間

開催期間
2019年10月23日(水)~10月26日(土)

搬出期間
2019年10月26日(土)閉幕後~27日(日)

下町ロケットで三井精機がロケ地に!

皆様お楽しみの、TBSの日曜劇場「下町ロケット」では、重田工業のロケ地として三井精機工業の工場内が使用されました(●∀●)♪

画面の端っこに見えた見覚えのあるあのブルー! 
カンの良い方はピンときたに違いありません☆

ドラマの中の重田工業は、あのようなことになりましたが、三井精機工業は今年、元気に90周年を迎えます!

広々とした工場内が良い味を出しています

ドラマの中の重田工業は幕を閉じたけれど三井精機工業は今年元気に90年周年!

さて、JIMTOF2018も大盛況のうち幕を閉じました。ニュースの量が非常に多いので、いましばらくお待ち下さいませ☆

なんてエキサイティングなDMG森精機!

この写真は、「さぁ、今から会見が始まりますよ~」というところです。(写真左:白石氏、右:森社長)。

昨日は都内の帝国ホテルで、DMG森精機(社長=森雅彦氏)がプロフェッショナル外洋セーリングチーム「DMG MORI SAILING TEAM」を発足したと記者会見を開きました。

なんと! 海洋冒険家の白石 康次郎氏を迎え入れ、世界のトップセーラーが集う、単独・無寄港・無補給の世界一周ヨットレース「Vendée Globe2020(ヴァンデ・グローブ)」へ挑戦すると発表しましたよ。

同社の森社長もヨットがご趣味なので白石氏とビビビ! とご縁があったとのこと。

白石氏は前回(2016年大会)のこの過酷なレースでアジア人として初出場しましたが、残念ながらマストトラブルによりリタイアしてしまいました。今度(2020年11月スタート)はDMG森精機の一員としてレースの完走を目指すとしています。どんな過酷な環境にも耐えうる剛性と性能を持つ、最先端の船艇で参加するので、とてもエキサイティングなレースになるでしょう! わたしもものすごく楽しみです。

白石氏の強靱な精神力と最先端の船艇が世界中の皆様をアッと驚かせてくれるに違いありません! この会見の詳細は後日、製造現場ドットコムのニュースで掲載しますのでお楽しみに☆

ところで話は変わりますが、DMG森精機は、優秀な技術者を育成しています。今回の「JIMTOF2018」でも、その象徴がズラリと見学できますよ。

鳥人間コンテストで伝説の記録を出した空飛ぶものが展示されます。今回、同社のブースでは頭上にも要注目! 同社の優秀な技術者の頑張りを知ることができると思います。
 

【お知らせ】マザックがサンダーバードとコラボ! 

ヤマザキマザックが「サンダーバード」とコラボしたと第一報が入りました!
今月から広告やプロモーションを開始いたします!

サンダーバードは1965年にイギリスで誕生。製造現場ドットコムの読者ならほとんどがご承知だと思いますが、この人気特撮人形劇は、スーパーメカなどの技術・科学の力で世界中の人々を救助する物語で、そのテーマソングや登場キャラクターは現在でも根強い人気を誇り、さまざまな世代から支持されている不朽の名作でもあります。

同社では、「サンダーバードが物語の中で描いていたのは、技術がもたらす可能性や未来であり、これまでに多くの子供たちに夢を与え、テクノロジーへの関心を高めてきました。当社は“マザーマシン”と呼ばれる工作機械を通じて、世界中の産業や社会の発展に貢献することを企業理念としています。現在、産業界においては、IoTやAIをはじめとした最新の技術に社会の関心が高まっていますが、当社は技術そのものではなく、その技術がもたらす価値や未来にこそ意味があると考えています。」としており、サンダーバードの物語の中に同社の経営哲学の合致している点を見出していました。

サンダーバードはスーパーメカなど技術を結集させたメカで人々を救いますが、ヤマザキマザックは工作機械など最先端の技術を活用した商品とサービスで世界中の産業や生活を支えています。つまり、「技術で社会や未来に貢献する」という点で共通しているんですね。

来年2019年に創業100周年を迎えるヤマザキマザックは、一般への認知度向上と技術で社会や未来に貢献する、との思いを多くの人へ伝えたいという思いで、『サンダーバード』を広告に採用しました。これからコラボレーションをした広告やプロモーションを順次展開していくとのことですが、どんな内容か楽しみですね。

え? 写真がないですって?
それは、公開されてからのお・た・の・し・み♪

今回の「JIMTOF2018」は企画展示に注目だ!

11月1日から東京ビッグサイトで開催される「JIMTOF2018」ですが、今回の企画展示はひと味違う!

日工会会員企業ブース70社超えの展示マシンの稼働状況を大型モニター7台で完全「見える化」! 来場した皆さんが見たいブースにアプローチできるようになっていますよ☆

また、ものづくり現場とIoTの関わりの「今」や将来像がわかるドラマ仕立てのプレゼンステージとブースを案内、ステージを常時開催します。

土日は、“IoTの達人”によるトークショーもありますよ!

今回は、工場ライン模型を用いて稼働状況を見える化するとのことですが、これにより“誰でもすぐ始められる”という『IoT連携術』を解りやすく紹介してくれます。

「なんだか工場のIoTってよく解らないわ~」という方もこれなら安心ですね。

もうひとつ! ホカホカの新情報です。

「IoTオープニングディスカッション」の開催が決定しました!

『IoTオープニングディスカッション』
日 時:11月1日 9:30~ 
場 所:東7ホール 企画展示ブース

●登壇者
日工会:飯村会長(東芝機械会長)、稲葉副会長(ファナック会長)・技術委員長
専門家:西岡IVI理事長、川野ベッコフオートメーション社長
政 府:経済産業省より

豪華メンバーによるディスカッションは、旬なIoT情報を仕入れるチャンスでもあります☆

黒田精工のものづくり道場

黒田精工の富津工場内には、「ものづくり道場」があります。
同社の社員はここでみっちり汎用機を用いて技能を学ぶんですね。

同社の技術のキモとなるのは精密測定と精密加工。

中途採用だろうが、新入社員であろうが、事務も技術も管理職も職種に関係なく、同社に入社したならば、必ず経験しなければならない通過場所でもあるのです。

どんなに機械そのものが便利になったとしても、加工の感覚を五感で覚えていくという姿勢に、ものづくりのモトをつくるメーカーとしての意識の高さを知ることができました。

世田谷区たまがわ花火大会


季節外れの花火大会は寒かった!
やっぱり花火は夏がいいな☆

※記事および画像の無断転用禁止