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【JIMTOF強化週間】すごいのが出てるわ~!

昨日の午後は人で凄かったわね。

ところで皆様!
三井精機さんの巨大工作機械「HU100-5X」に乗っかってるワークを見ましたか?
まだの人はぜひ、その目で見てきて!

さらに!
まだ飛んでいないAIR BUS A350のIPC(中圧圧縮機)のケースが展示してあったの!
この展示品、チタン製のリング材より旋削、切削によって展示品の形状まで削りだしたものなんですって。この部品の形状加工に三井さんの5軸加工機が使用されているのよ! 

巨大といえば、ベールを脱いだ安田工業さんの「YBN10T-100TT」も迫力があったわ。
こちらはYASDA最大のトラニオンタイプということで、来場者も釘付けになっていたわよ。
伝統と最先端の技術の融合をその目で確かめるといいわ!

あら・・・・・・・・。
大物ばかり書いちゃったから、今度は微細加工機に触れるわね。
微細加工機といえば、碌々産業さんよね。JIMTOF初披露のマシン2台は、「MEGA SS」と「MEGA SD」よ! そして驚くことに碌々さんは、「ルミナス」っていう工具まで作っちゃったのよ。名前もイカしてるわよね! ここの製品におけるネーミングセンスも素晴らしくてさ。このセンスは海藤社長ならではのものなのよ。☆さすがね(●∀●)☆

センスの良さといったら、ヤマザキマザックさんのブースに度肝を抜かれちゃったわ。
山崎社長さんいわく「ブース内とSF映画に出てくる空母をイメージした」んですって。このアイデアも山崎社長さんのもので、「SF映画が大好き」とのこと。
ステキな予備知識まで仕入れちゃったわ☆(●ω●)ウフ☆

OKKさんの「VM/Rシリーズ」のラインナップが3機種揃いも必見の価値ありで、これまた人だかりが出来ていたわよ。

さて、本日、製造現場ドットコムのオススメするワークショップ関連は以下のとおり。

●オーエスジー
13:00~14:00 会議棟606会議室
「タップ・ドリル・ミリング加工における差別化の提案」
ものづくりの現場でどんな差別化をお客様に提供できるか? 第一部:タップ、ドリル、第二部:インデキサブル、エンドミル加工において、最新工具が提供する付加価値の一例を開発者が紹介する。

●イワタツール
15:00~16:00 会議棟607会議室
「脆性材及び焼き入れ鋼加工用小径工具」
焼入鋼・ガラス・セラミック・シリコン用切削工具の製作事例や、加工事例などについて解説。トグロンハードドリルによる、焼入済金型のイジェクターピン穴切削加工とCBN・PCDドリルやリーマについて。

■第15回国際工作機械技術者会議■
【テクニカルセッション3「工作機械と新素材加工における高効率化技術】
会議棟レセプションホールA1階

☆16:05~16:50 
富士重工業 航空宇宙カンパニー生産技術部主査兼製造部主査 小島裕登
「CFRPの高能率加工技術の最前線」

☆16:50~17:35
牧野フライス製作所 加工技術本部 カスタマアプリケーショングループ マネージャ 上野裕司
「難削材の加工能率向上と工具寿命延長を両立する最先端技術」

JIMTOF2012の公式晩餐会が昨日開催されました

素晴らしい演奏に心がトロけました

【JIMTOF強化週間】スキマネタも凄いわ!

昨日、開幕した「JIMTOF2012」。
いや~見所満載じゃないのさ! お陰で、ねえさんぜんぜん回りきれてないわよ!
その中で気になったブース情報をほんの一部だけご紹介するわ。

ダイジェット工業さんのコワイくらいに削れる工具「エアロチッパー」のデモ動画は思わずのけぞるほど切屑の排出が凄くてこのデモ画面は見て欲しいし、不二越さんの「アクアドリルEXフラット」には来場者も興味津々だったし、オーエスジーさんの展示品、「NOSE CONE」に技術者の美学を感じたし、日進工具さんの「cBNスクエアエンドミル」、「PCDスクエアエンドミル」もすごい人だかりだし、イワタツールさんのトグロンシリーズもパワーアップしてるし、日立ツールさんの、開発製品「セラミック工具」は、日本製品で初モノだということだし、まだまだ書ききれないことがいっぱい! というか工具も機械も周辺機器もぜんぜん回り切れておりません!

人気の牧野フライスさんもまぁ、すんごい人だかりだったわ。
ところでね、このブースのスキマネタだけどね、ひっそり展示されていたスゴイの見つけちゃった!

脱専用機!
専用機しかできないギア加工だったのが、トップクラスのワイヤーと切削と放電でできる―――ってやつよ。
精度も抜群! 牧野さんならではの技術とアイデアが詰まったもので、見る人が見れば、そのすごさが分かるハズよ! これはワタシもぜひ見てもらいたい展示内容なのよ!

さて、製造現場ドットコムがオススメする本日のワークショップだけど、以下のとおりとなってるわ。

●ブルームLMT
11:00~12:00 会議棟605会議室
「机上計測を用いた機械加工の自動化推進」
机上計測を用いて機械加工に必要な段取りを自動化し手入力などによるミスを排除、また、加工後の精度確認も机上で簡潔。機械加工のさらなる自動化・効率化について提案する。

●碌々産業
13:00~14:00 会議棟606会議室
「穴加工革命~高硬度材へのEピン穴加工及び小径高速穴加工~」
金型におけるエジェクタピン穴、ワイヤーのスタート穴など従来EDMで行われていた高硬度材への深穴加工の切削化提案。また、高精度高速小径加工機MEGAを中心とした小径高速穴加工の実例を紹介する。

●三菱マテリアル
13:00~14:00 会議棟607会議室
「金型のトータルソリューションのご提案」
プラスチック、ダイカスト、鍛造金型の荒から仕上げ加工までの最適工具を、高能率加工条件とともに紹介。CAMメーカー、C&Gシステムズとのコラボで加工データの最適化も合わせて説明する。

●不二越
15:00~16:00 会議棟605会議室
「新発想!加工の常識を変える切削工具」
傾斜面の一発穴加工やバリレス加工を可能にした新開発のフラットドリルシリーズや、従来の5倍以上の加工能率を達成する超硬エンドミルVLシリーズなど加工の常識を変える新しいコンセプトの切削工具を紹介する。

●日進工具
15:00~16:00 会議棟607会議室
「硬脆材の微細・精密切削加工」
日本の製造業は、高付加価値なものづくりに向けた超精密・微細加工技術の構築が進み、その一環として硬脆材切削加工が注目される。従来よりも高精度に加工が行える切削工具を加工事例、加工技術を交えて紹介する。

昨日は帝国ホテルで森精機さんのレセプションがありました。ご機嫌なジャズナンバーに世界中から集まった方々が魅了されました

本日もTwitterを利用しながらリアルタイムで各社のブース情報をまき散らしていきます。
では、本日もいってみよ―――――☆(・∀・)☆

【JIMTOF強化週間】いよいよ本日JIMTOFが開幕!

製造現場ドットコムファンの皆様、おはようございます☆(・∀・)☆
いよいよ本日、JIMTOF2012が開幕されるわよ!
ワタシも芳しい昭和臭を放ちながら、カメラを持って取材に走り回るつもりよ。
Twitterを利用しながらリアルタイムに情報をまき散らすので、Twitterを利用される方はこちらも参考にしてくれたらねえさん嬉しいな。

さて、本日、前回もブログでご紹介したけれど、微細切削工具で有名な日進工具さんが「JIMTOF」の初日に会場内からUSTREAMでLive(生中継)を行うわよ! 

☆以前の記事はコチラ↓☆
http://seizougenba.com/node/2041

協賛する工作機械メーカーさんとの情報や、ワークショップ中継、特別技術セミナーや、新製品紹介コーナーまで広くオンエアされるとのことなので、注目よ!

それとね、本日のイチオシワークショップはコレよ!

●日立ツール
13:00~14:00 会議棟607会議室
「加工ソリューションのための最新切削工具」
グローバル競争により、さらに高品位・短納期・低コストを担う加工法への動きが加速しているが、切削パスや切削方法を大きく進化させ、それにマッチした工具を提供し、切削加工の解決を紹介する――といった内容よ! 

昨日は「2012年 ナチシンビオ会 JIMTOFエリートセミナー」が都内で開催されました。
このニュースはまた後ほど。

懇親会では絶好調の“アクアドリル”にちなんで、「NACHIアクアスプラッシュ」という名のカクテルが! 

HAPPY☆HALLOWEEN!

HAPPY☆HALLOWEEN!(・∀・)☆

わが家の珍獣も仮装しております

極上マグロちょーにゃい。くれなきゃイタズラするにゃん

マグロといえば日本酒にゃ! 八海山ちょーにゃい! 

いよいよ明日からJIMTOF2012が開催されます。
今日はその前夜ということで出展企業さんは搬入などで大忙しでしょうね。
企業さんによっては、前夜ともいうことでイベントを企画しているところもあるようです。
とにかく気分はもうJIMTOFかしらね!

では、皆様、会場でお会いいたしましょう! 

【JIMTOF強化月間】ダイジェット工業は、「コワイくらいに削れる! 過酷な突き加工にも耐える!」など豊富な工具群でお出迎え!

今回、コワイくらい削れる工具を展示するというダイジェット工業さん。
その工具の名は『エアロチッパーMAL/ALX形』。

これだ~~!!!

この工具は主に航空機産業等で使用されるアルミ合金・チタン合金を能率良く加工する刃先交換式工具なのだ。上面にスクイを付けた低抵抗形インサートの採用で切屑排出性に優れ、アルミ合金加工時の切り屑排出量はなんとφ50にてQ=2,250/min!

担当者いわく加工時の切屑を見て「コワくなって逃げたくらいだ」というほど、ものすごーく削れる工具とのこと。用途も平面・肩削り・溝削り・ラッピング・ヘリカル加工と様々な加工形態に威力を発揮し、高剛性Gボディを採用した本体は、チップポケット部にキーを設けチップとの嵌合性を高めることで、安定した高速切削が可能になったんですって。
この工具、実はね、某航空機メーカーで採用されているのよ。
あっ、言っちゃった!(・∀・)ニヤリ☆

それとね、今回の注目目玉製品のひとつ、刃先交換式超硬ドリル「TA EZ ドリルTEZ形」だけど、これはダイジェットらしい技術が詰まった自信の一品らしいわよ。
「刃形自体に自信をもっています。耐久性、安定性、チップの寿命などを考えた現場に安心をもたらす工具だといえましょう。確実にクーラントがいくように狙いを定めた油穴設計も自慢です。切削抵抗が低く消費電力を削減できるエコタイプで、なおかつチップ交換式で経済的。“EZ”はエコノミーかつ工具の交換が早くできるという意味がありますが、当初、非常に良い工具だから“いいぜぇ~”にしたかった。残念ながらこのネーミングは採用されなかった」と広報担当者さんが言っていたわ。

でもね、ダイジェットさんは「頑固一徹」に「G-Body」など、製品のネーミングセンスがピカイチなのよ。工具業界の小林製薬といっても過言ではないわ!

もうひとつ、炭素鋼、合金鋼、工具鋼、鋳鉄、鋳鋼の突き加工に威力を発揮する『バーチカルZ』も注目工具のひとつ。
この「バーチカルZ」は、従来、ダブルクランプで補強していたことをさらに改良し、正面にチップが付いているもので、注目すべきは、カッタ本体とチップの厚みを厚くしたこと。なんと、従来より1.4倍厚くなったのよ。で耐久性が大幅アップし、過酷な突き加工でも耐える強靭工具となってるわ! 

過酷な突き加工に耐える!

今回、会期中にブース内で開かれるプレゼンテーションでは、QMミルシリーズによる高硬度材の荒から仕上げ加工、エアロチッパーと耐熱合金用エンドミルを用いてのチタン合金の高能率加工を紹介してくれるんですって。

まだあるわ!
11/5(月)13:00~14:00、東京ビッグサイト会議棟6階605会議室で、「難削材加工を攻略する最新切削工具のご紹介」をテーマにテクニカルワークショップが開催されるのよ。
金型の高硬度材直彫り加工を1本の工具で実現する「QMミルシリーズ」や、航空機産業に狙いを定めたアルミ・チタン合金加工陽に開発された「エアロチッパー」、耐熱合金加工用に最適なエンドミルなど、耐熱合金を熟知したダイジェット工具ならではの最新技術がてんこモリモリよ!

ダイジェット工業ブースNo.西1055

【JIMTOF強化月間】世界最高峰の超高精度マザーマシンの開発に取り組むYASDA

YASDAさんといえば、ユーザーが欲しがる工作機械に名前を挙がるメーカーとしても有名よね。なんていっても高い耐久性を持つマシニングは魅力だもの。
以前、取材をしたときに工場の美しさと徹底した品質へのこだわりに驚いたこともあったのよ。そのとき聞いたのは「最大ではなく最高を目指す」っていう言葉でさ、ズキュンとハートにきたのを覚えてるわ☆

「精度と機能が安定したものでないと市場に通用しない」として、昔から機械づくりに妥協はせず、一貫して“精度ありき”の姿勢も崩していないわ。YASDAさんがターゲットとして重視しているのは、マーケットの広さよりも加工精度。なので、「最大ではなく最高を目指す」という経営哲学はYASDAさんにとって当然のことなのかもしれないわね。

これは製造業に限ったことじゃないと思うけど、時代に迎合ばかりしていたら、そのうちオホーツク海の荒波に揉まれる昆布のようにフラフラと流されちゃうわけよ。やっぱり経営哲学って大切だとしみじみ感じてるわ。

さて、私も展示会ではいつもYASDAさんのブースを覗くんだけど、その度に目撃するのは、マシンに釘付けになる来場者の姿よ。機械を舐めるように見回すその姿からユーザーを惚れ込ます機械の魅力が伝わってくるわ!

こちらは「YBM Vi40」

さて、来場者も興味津々のYASDAさんの見所は、YASDA伝統の角ガイドウェイ採用の高剛性立型5軸機「YBM Vi40」。全軸リニアモータで高い運動性能と低振動を実現させた微細加工機「YMC430Ver.Ⅱ」に“DDモータ駆動”採用の内製チルトテーブルを搭載させた「YMC430+RT10」。新駆動方式を採用し高効率化を図ったテーブルチルト軸や、2つのモータの組合せにより幅広い回転域を実現させた主軸を搭載させた「YBM 10T-100TT」とのこと。

パレットサイズ1000x1000mm(最大加工物φ1500mm、2t)のテーブルチルト方式を採用の新技術を盛り込んでいるらしいわよ! これだけでも迫力あるマシンだってドキドキするけどさ、詳しくは次号の注目記事「製造現場ドットコムが選んだJIMTOF各社の一押し商品はコレだ!」に掲載するからそれをご覧くださいね(●ω●)☆キラリン☆

私もベールを脱いだ「YBM10T-100TT」を会期中、しっかりこの目で確かめるつもりよ!

安田工業ブースNo.東4014

【JIMTOF強化月間】マキノは“超硬直彫り加工”を中心に最新加工技術と事例を紹介!

マキノさんといえばブランド力はもちろんのこと、CAD/CAMから切削加工機、形彫放電加工機そしてワイヤ放電加工機まで、幅広い製品ラインナップで有名よね。

マキノさんならではの技術をふんだんに取り入れた安心のマシン群も素晴らしいけれど、もうひとつ注目すべき点は営業マンよ! 今まで取材したけれど、そりゃー営業の動きの素早さといったらない。しかも、売ったら売りっぱなし・・・・ってわけじゃなくて、“独自の加工技術”により、金型加工・部品加工を設計から製造まで親切丁寧にサポートするのが強みなのよ。マキノのマシンを使う方の多くが「安心して使える」って言っていたけれど、それも分かるような気がするわ。

さて、今回のJIMTOFでは、「横形マシニングセンタa51nx/a61nxによるアルミニウム・鋳鉄の高能率加工、微細精密加工機iQ300による超硬の直彫り加工を中心に、最新の加工技術と加工事例をご紹介」ってことらしいけれど、フフフフフ・・それだけじゃないのよ!

今回、マキノさんのブースに行ったらね、ぜひ見ていただきたいマシンがあるの。
さぁ、そこのアナタ!
メモの用意はいい?

今年9月10日~9月15日の間、シカゴで開催された「IMTS(International Manufacturing Technology Show)」で初お披露目した横形マシニングセンタ「N2シリーズ」と、ワイヤ放電加工機「U3」が、今回、日本初登場するのよ。

横形マシニングセンタ「N2シリーズ」は、近々掲載する注目記事、「製造現場ドットコムが選んだJIMTOF各社の一押し商品はコレだ!」で詳しく掲載するとして、今回、特別に放電加工機「U3」がどんな製品なのかチラリと教えてあげるわ☆

日本で初お披露目する放電加工機「U3」

特長はね、①仕上げ加工回数を削減、②厚板を高い真直精度で加工、③段差形状の厚物部品を高速で加工――ということだけど、これを詳しく説明すると、一般プレス金型や部品加工は、形状精度の向上や磨き工程を削減するためRz5µm以下の表面粗さが要求されるわけ。これがクセモノでね、従来、この表面粗さを得るためには4回の加工回数が必要だったんですって。面倒臭いわね。

なので、加工時間の短縮とワイヤ電極の消費量削減が課題とされていたんだけど、その課題を今回克服した「U3」は、なんと表面粗さRz3µmを3回の加工回数で実現できたわけ!加工時間は従来よりも20%短縮、ワイヤ電極消費量は14%も削減することに成功したんだから、これはすごいことよね。

やっかいな厚板加工の問題点は、ワイヤ電極のたわみが大きくなるため、加工物の真直性が悪くなること。ワイヤ電極にたわみを発生させる要因は、厚板の場合、ワイヤ電極を支持する上下加工ヘッド間の距離が長いことや、加工液の水圧と放電の反発力。コイツをマキノ独自の制御で真直性を向上させたわけよ。どんな技術か盛り込まれたのか知りたいけれどそこはやっぱり、レモンのヒ・ミ・ツというか企業秘密ね☆

あとひとつ、ワタシがこのマシンに感心したのは、「ワークの防錆機能」なのよね。
水加工液で問題となる、鋼材の錆の発生や超硬材の電解による腐食を防止する機能を標準装備したんですって。錆の発生の原因となる鉄イオンの溶出を電気的に防止し、長時間加工でもワーク表面を錆や腐食のない良好な状態に保ってくれるわ。
なかなか親切なマシンね!

あらやだ。
チラリと紹介するつもりが結構書いてしまったようね。
製造現場ドットコムファンの皆様に大サービスしちゃった(●ω●)ウフ☆
この続きは、マキノさんのブースで確認するといいわよ。

そうそう、JIMTOFの会期中、11月3日(土)の「テクニカルセッション③」(会場:東京ビッグサイト・会議棟レセプションホールA)では「工作機械と新素材加工における高効率化技術」をテーマに16:50~17:35まで同社の上野裕司加工技術本部カスタマアプリケーショングループマネージャが「難削材の加工能率向上と工具寿命延長を両立する先端技術」を講演してくれるので、最先端の加工トレンド情報を仕入れたい方は、ぜひ、「国際工作機械技術者会議」に申し込んでね☆

■国際工作機械会議の詳細はコチラ↓↓↓
http://seizougenba.com/node/2031

牧野フライス製作所ブースNo.東2009

【JIMTOF強化月間】高能率加工と最適生産ラインを提供する不二越は、絶好調な「アクアEXフラット」も展示!

材料から商品までの一貫生産のもと、機械加工、ロボット、機能部品、材料事業をあわせ持つ多様なソリューションを提供できる総合機械メーカーのNACHIこと不二越さん。1928年、工具に始まって以来、工作機械・ロボット・ベアリング・油圧機器、材料までを手がけている企業は世界にはない――――ってことは前回の注目記事で掲載したんだけど、そんな不二越さんが今回、どんな展開をみせるのか、すごく楽しみよね。

複合加工機
複合加工機
今回、NACHIのテーマは「生産ラインの革新 スマートラインの提案」ということで、多品種小中量生産・変種変量生産に対応した、新しいコンセプトの工作機械を出展するわよ。
注目のマシンは、旋削・穴あけ・歯切工程を1台に集約した、工程集約型歯車加工機「ギヤシェープセンタGM7134」ね。これは建機・減速機などのリングギヤをNACHIのピニオンカッターと高能率ドリル・タップによる加工とあわせ、非加工時間の大幅削減と歯切精度の向上、省エネ・省スペース化を実現したもので、NACHIのロボットを付帯することで重量工作物の着脱だけでなく、バリ取りなどの自動化にも対応するのよ。

また、自動車のエンジン部品であるクランクシャフト穴あけ加工に特化した、高能率MQL加工機DH524をさらに小型化した「MQLパワーセルDH314」は、床面積で約40%の省スペース化をはかりながらも、新規ユニット構造の採用で従来機以上の剛性を確保し、横型BT40クラス最小を実現。NACHIの「MQLパワーロングドリル」、「アクアEXフラットフラット」などの高能率工具とセットで、高能率加工と最適生産ラインを実現する展示となっているわ。

でね、現場の評判も絶好調! 売れに売れまくってる「アクアEXフラット」ドリルなんだけど、この商品については、次号の注目記事「製造現場ドットコムが選んだJIMTOF各社の一押し商品はコレだ!」で掲載するわね。なんていったって、穴工程をスルーしちゃう一発穴開け加工ができちゃうんだもの、こりゃ注目せずにはいられまい!

なお、同社では会期中11月2日(金)15:00~16:00まで東京ビッグサイト605会議室で「新発想! 加工の常識を変える切削工具」をテーマにワークショップを開催するわ。
内容は傾斜面の一発加工やバリレス加工を可能にした新発想のフラットドリルシリーズや、従来の5倍以上の加工能率を達成する超硬エンドミルVLシリーズなど加工の常識を変える新しいコンセプトの切削工具について。

売れに売れまくってる「アクアEXフラット」の秘密がここで分かると思うわよ!

不二越ブースNo.西1052/東3011

【JIMTOF強化月間】ブルームの「TMAC」は世界が認めた信頼のシステム

世界中の工作機械、自動車及び航空機産業に貢献するブルームの注目製品は「TMAC」よ。
この製品は、主軸負荷を馬力でモニタリングするもの。モーターの負荷は馬力と比例し、主軸負荷値と電流値とは一致しないことに着目し、これにより高精度で正確な主軸負荷データを取得することができるんですって。加工条件を最適化するので工具寿命を改善にも役立つのよ。

主軸負荷(馬力)をリアルタイム表示、小径ドリル・タップの折損・摩耗検知もできるの。
適切な馬力で継続して切削すると工具寿命は延びるとされているけれど、このシステムは送り速度の最適化、予想不可能な重切削箇所では送り速度を落とし、軽切削や切削を行わない箇所では送り速度を早くしてくれるのよ。この機能のお陰で適切なサイクルタイムが送れるってわけね。

それからね、最大4つのクーラント流量または圧力の情報をモニタリングすることもできるのよ。クーラント流量と圧力をツール毎に記憶し、この制御値を適用するの。クーラント流量や圧力が制御値以下に下がった場合、システムはクーラントアラームを発生するわけ。クーラント流量と圧力のデータを外部から読み込み、このデータをリアルタイムでグラフにしてくれるわ。

実はね――――秘密があるの。
ブースに行って、直接説明を聞いて欲しいのよ。
あんなことやこんなことがあるわけで・・・・・。あぁ、これ以上、ワタシの口からは言えないわ! もう、この展示会、メーカーさんのレモンの秘密がいっぱいね!
特に工作機械メーカーさんは要チェックよ! ワタクシがいうのもなんだけど、これはおそらくとても良い情報だと思うわ!

もうひとつ!
JIMTOFの会期中、11月2日(金)11:00~12:00まで、東京ビッグサイト会議棟6階605会議室で「机上計測を用いた機械加工の自動化推進」をテーマにワークショップが開催されるわよ。

気になる内容だけど、机上計測を用いて機械加工に必要な段取りを自動化し手入力によるミスを排除し、加工後の精度確認も机上で簡潔するための機械加工の自動化と効率化について提案するというもので、高能率を求める方にオススメのワークショップですよ☆

ブルームLMTブースNo.西3050

【JIMTOF強化月間】難削加工でお困りの方に朗報! OSGフェニックスシリーズが拡充して登場!

フジテレビの「ほこ×たて」で脚光を浴びたオーエスジーさん。
開発努力の素晴らしさに思わずTVの前で唸った方も多いと思うわ。
オーエスジーさんは、現場の声に耳を傾け、それを開発努力に活かしていると聞いているわ。広く現場の声を拾い集めて顧客の困っていることを解決するための工具作りに注力しているのよね。

今回のJIMTOFで注目する点は、最近トレンドの“難削材加工”でお困りの方々に貢献する刃先交換式工具(インデキサブル工具)のプレミアムブランド“OSGフェニックスシリーズ”を、今回拡充したこと。同社がトップシェアを持つソリッド工具と合わせて、加工をトータルコーディネートし、大きなコストダウンに役立ててもらうというのが目的のようよ。

OSGフェニックスシリーズの他にも、穴ねじ加工用コーナーや業種別展示コーナーなど総合工具メーカーのオーエスジーならではの新製品と新技術がズラリと並んでるわ!

難削材加工に悩む加工現場の方々に!

同社では、JIMTOFの会期中11月3日(土)、東京ビッグサイト6階606会議室で、「タップ・ドリル・ミリング加工における差別化の提案」をテーマにワークショップを開催するわよ。

内容は、ものづくりの現場でどんな差別化をお客様にできるのか? 第一部はタップ、ドリル、第二部はインデキサブル、エンドミル加工において、最新工具が提供する付加価値の一例を開発者が紹介してくれるというものよ。
製造現場でコスト削減を考えるそこのアナタ!
切削工具の開発者が直接お話をしてくれるなんてそう滅多にないチャンスよ!

オーエスジーブースNo.西1068

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