無造作淑女

下村栄司のあくまで個人的趣味的な入間航空祭2013レポート

今年もこの季節がやってきたわ!
皆様お待ちかね! 業界でも航空機マニアで有名な下村栄司氏のレポートが届いたわよ!
職業柄、見るツボが細かいので、たまりません! 
それでははじまりはじまり~☆
(写真・文=下村栄司)

怒涛の如く人が押し寄せた!

11月3日、航空自衛隊入間基地で開催された航空祭に行ってきました。
毎年11月3日の文化の日に開催されるこのショーは、都心から最も近くで行われる航空祭で、交通の便が極めて良いこともあり、毎年ものすごい人出があります(25万人くらいの人が来ます)。全国で開催される自衛隊の航空祭では一番の人出でしょう。おまけに今年はテレビドラマ「空飛ぶ広報室」の影響で例年よりもはるかに多い32万人が来場したとのことです。お昼前には危険な状態になってきたらしく、入場制限をしていました。筆者はこの近くに住んでいるため、ほぼ毎年見に行っているのですが、入場制限なんて聞くのは今年が初めてです。ドラマの威力は恐ろしや・・・。


(写真左)開始早々の10時過ぎでもうこんな状態。(写真右)12時には広いエプロン(駐機場)なのに、身動きができないほど人で埋め尽くされました。最前列の「特等席」は朝早くから確保しないとなりません。一度確保したら離れられないので6時間はトイレを我慢せねばなりません。膀胱の小さい人には無理!



前置きが長くなってしまいましたが、展示飛行について紹介して行きます。


説明するまでもないかもしれませんが、国産初の旅客機YS-11です。既に民間航空路からは完全に引退していますが、航空自衛隊ではバリバリの現役です。旅客機のくせに(と言ってはYS-11に怒られそうですが)アクロバット的な飛び方をします(写真右)。老体に鞭打ってという感がりますが、古い機体でもこれだけの飛びができるのは大したもんだと感心します。


ヘリコプターも飛びます。UH-60J(写真左)とCH-47J(写真右)です。UHの方は写真ではわかりにくいですが、側面の窓から乗組員が手を振っています。CHは力持ちのところを見せつけた飛行です。吊り下げている荷物は1つ2トンの重さがあるそうです。2つで4トンなら小型トラックでも吊った方がわかりやすいのに・・。荷物には「がんばろう」「日本」「CH-47」とありますが、CH-47の後に「(jjj)/」って、これ何?。機種名の”J”を引っ掛けているのか、人気朝ドラで有名な方言なのか、どっちもアリでしょうか。


デカイ飛行機が編隊を組んでやってきました。ここ(入間基地)が本拠のC-1輸送機で、機体もエンジンも純国産です。古いものは40歳を超えています。C-2という後継機が開発されましたが、実部隊配備まではしばらくかかるでしょうから、C-1は当分現役でしょう。筆者はこれ好きです。デカイですが飛びはびっくりするほど機動的です。輸送機とは思えません。あんな飛び方して機体壊れないのかな・・と心配になるほどです。

ブルーインパルスの登場に興奮!

本日のメイン・イベント、ブルーインパルスの登場です。バックが青空でないので写真の見栄えがしませんが、様子はわかるかと思います。2機が交差している写真は、行くたびに挑戦しているのですが今年初めて成功しました。時速800kmで飛ぶ2機が交差するのは一瞬なので、撮るのは結構難易度大です。
それにしても一糸乱れぬ空中演技は何度見ても感心します。あれだけ近づいて飛んでいるのに(しかも高速で!)ぶつからないかとハラハラドキドキです。
演技もそろそろクライマックスに近づいてきた頃、突然「飛行空域に他の航空機が侵入したため安全上、一時演技を中断します」との場内放送が。じぇじぇ!。でもそのうち再会するだろうとタカをくくっていました。10分くらい経った頃でしょうか、「やはり危険なため、演技を中止します」だって。じぇじぇじぇ~!。会場からは大きなため息が漏れました。後で知ったところでは、埼玉県の防災ヘリコプターが飛んでいたそうです。

ブルーインパルスが中途半端な形で終わった後、「F15J飛行展示」がありましたが・・・。



(写真左)いよいよお出ましになりましたF15J。離陸に向けてタキシング中。
(写真右)轟音をとどろかせて離陸しました。アフターバーナーを点火しています。カッ、カッケ~!



カッコ良く離陸したのは良かったのですが、「展示飛行」と言うからには旋回したり急上昇したり、戦闘機っぽい飛びを期待していたのですが、2機が仲良く並んで会場上空を通過しただけで、アレレ~そのまま小松基地へと帰っていってしまいました。

あっけにとられてしまったF15Jの飛行(むしろ「帰投」)の後、今度は我がF2がお出ましになりました。F2は純国産の支援戦闘機です。塗装がかっこいい!。今回尾翼の塗装が特別のような感じです。マニアの方はこの辺の事情はよくご存知かもしれませんが。こちらもアフターバーナー全開で離陸していきました。(当然、そのまま帰投しました)

今年の航空祭は、天気に恵まれないわ(写真撮影には、やはり快晴じゃなきゃ)、ブルーインパルスは中断するわ、ギャラリーは多いわで、若干テンション低めでしたが、F15JとF2のアフターバーナー点火しての離陸のショットをゲットできたのは良かったかと思います。

番外編

このショーは「ミス航空祭」のイベントから始まります。振り袖を着たお姉様たちが、ジープの上からギャラリーに向かって(ちょとぎこちない感じで)愛想をふりまきます。ブルーインパルスの演技が終わって帰還したパイロットに花束を渡したりもします・・・彼女たちも大変です。




T-400基本操縦練習機です。操縦席の窓になぜかキティちゃんがいます。なぜでしょう・・・謎です。



以前、JA2012のレポートでも触れましたが、航空機火災消火用の消防車、モリタ製MAF-125Aです。かっこいい!

それにしても、今回の来場者数は尋常ではありませんでした。後で知った話ですが、終了後に最寄りの西武池袋線 稲荷山公園駅(基地の目の前にある!)は帰る人達でごった返し、電車も遅れる事態に。さらに時間が進むにつれ遅れが拡大し、ついに副都心線との直通運転が中止されたんだそうです。
『来年の11月3日は行ってみようかな』と思った方、アクセスに関しての筆者のオススメは西武新宿線の狭山市駅です。入間基地へは若干遠くなってしまいますが、西口から稲荷山公園駅行きの路線バスが出ています。しかし、道路が大渋滞でバスはなかなか進みません。20分くらいかかりますが、ここは歩くのが正解です。このルートは稲荷山公園駅のような殺人的な混雑はありませんので、かえってスムーズに往復ができます。

美しいご婦人



美しいこのご婦人の絵は、碌々産業の海藤社長が描かれたものです。
ちなみにモデルは奥様です。
うっとりしちゃいます☆

綺麗なものをみると、心がスーッとしますね。

【お知らせ】第112回 型技術セミナー「多軸・複合・高能率加工技術の最新動向と現状~最新機械工場見学付き~」

型技術協会が12月13日(金)にオークマ本社工場でセミナーを開催します。

趣旨は、「金型の加工には、高能率、高精度加工が要求されており、そこでは絶え間ない技術開発が行われている。近年、複雑な金型部品を一体で加工可能な多軸加工や複合加工が注目されている。こうした技術を活用し、金型を用いない成形品の直彫り技術も利用されつつある。金型の設計にも影響を与えることから、今後の開発動向を注視する必要がある。こうした現状を踏まえ、本セミナーでは、金型加工において実践的な技術開発を展開されているメーカにスポットを当て、第一線の大学研究者および技術者から話題提供をしていただくよう第112回型技術セミナーを企画しました。講師の社本英二教授は、超音波振動切削技術、ビビり抑制技術の開発に長年携われており、金型の高精度加工の実現に貢献されています。また、工場見学の機会を提供していただいたオークマ(株)では、マシニングセンター、複合加工機、CNC装置を自社開発し、独自の高精度加工技術を展開しています。ファイブチューニング、加工ナビ、サーモフレンドリーコンセプト、アンチクラッシュシステム等が代表的なものです。今回はオークマ(株)新工場の完成に合わせ、セミナーを開催させていただきました。この機会に、講演者との有意義な討論や製造現場の見学を通して、参加者の技術力が深まることを願っています。ご興味のある皆様には奮ってご参加下さい」とのこと。

●開催日
2013年12月13日(金)

●開催場所
オークマ(株)本社工場
〒480-0193 愛知県丹羽郡大口町下小口5-25-1

●集合
13時 オークマ(株)本社工場
(名古屋鉄道犬山線 柏森駅よりタクシー10分)

■内容■
司会 九州工業大学   鈴木 裕 氏

13:10 ~14:35 「超音波楕円振動切削技術およびびびり振動抑制技術」
名古屋大学大学院  社本 英二 氏

14:35 ~15:25 「最新の金型加工機と、5軸・複合機の加工事例」
オークマ(株)  則久 孝志 氏

15:25 ~15:30 休 憩

15:30 ~15:40 会社紹介

15:40 ~16:40 新工場見学

16:40 ~16:50 質疑応答

*現地解散16:50分頃を予定

■参加費■
いずれもテキスト1冊を含む
会 員 15,000円 (会員の対象は主催・協賛団体会員)
型技術協会学生会員  1,000円
一 般 25,000円

※ 個人会員A入会申込付き 23,625円(ご希望の方は事務局まで問合せのこと)
内訳 : 参加費15,000円+入会金3,000円+11月入会時年会費5,625円
※ 海外から送金の場合、銀行取引手数料4,000円が別途必要となる。

■募集人数■
50名

■申込締切■
12月2日(月)
(参加の可否は申込締切後 12月6日(金)までに連絡すること)
※申込締切日後のキャンセル不可。参加費が発生する。

■申込方法■
オンライン申込↓(クリック)↓
http://www.jsdmt.jp/03seminar/jsdmt-seminer112.cgi

1) 同業者等は都合により断る場合がある。
2) 駐車場に限りがあるので、車来場は申込先着順となる。
3) 参加決定者には参加券・請求書を送付するので、当日参加券と引換にテキストを渡すので持参下すること。
4) 参加費の納入は参加確定後のこと。
5) 当日、入館カード等への記名が必要となる場合がある。
6) 昼食の準備はない。

■問合先■
一般社団法人 型技術協会
〒231-0011 横浜市中区太田町6-79 アブソルート横濱馬車道ビル201号室
電話:045-224-6081  FAX:045-224-6082  E-mail:info@jsdmt.jp

うまいなあと思った宣伝

先月開催されたメカトロ2013では、「宣伝がウマイ!」と思った企業がありました。

ユーザーさんにいかに製品の良さを訴求するかはとても大切なことですが、工業系となると個性を出すのは難しいですよね。

これは上手だと思いました↓

これはユキワ精工さんのブースにあったものですが、思わず足を止めちゃいました。

【お知らせ】第14回型技術基礎講習会「もう一度基礎から学ぶ金型加工」

型技術協会が12月10日(火)13:00から芝浦工業大学で「もう一度基礎から学ぶ金型加工」をテーマに講習会を開催します。

「 型技術の設計製作に携わる技術者の方々を対象とした基礎講習会を企画しました。入社1~2年程度の若手技術者や技術はわかっていても理論を理解したい、もう一度基礎を固めたいといった中堅技術者の方々に適した構成となっております。この基礎講習会では、金型製作に不可欠な「切削加工」、「研削加工」の2つの加工方法に金型加工の要である「工作機械」を加えた3つをメインテーマとして、基本的な原理や事例を含む応用的な基礎技術についてご紹介します。基礎技術と最新技術の関連性を学びながら、最新技術の特徴や導入のメリットを考えていただける構成となっています。金型加工の基礎理論、基礎技術の理解を深め、金型加工の技術力を一段と躍進させる好機として是非ともこの基礎講習会をご利用頂きたいと思います。多くの方々のご参加をお待ちしております」とのこと。

講習内容はこちらをクリック↓
http://www.jsdmt.jp/14kiso/pdf/kiso14.pdf

●開催日時:2013年12月10日(火)13:00~17:30
●開催場所:芝浦工業大学 芝浦キャンパス 3階306教室
東京都港区芝浦3-9-14

■スケジュール■
司会 : 日本大学  松田 礼 氏

●13:00~14:20 「切削加工の基礎」 日本大学  松田 礼 氏

【講義の概要】
本講習会では、「切削とはどのような物理現象なのか?」、「切れ味が良いとはどのような状態を指すのか?」等の切削加工(金属切削)の基礎について説明します。切削加工の特長や二次元切削モデルを使った切削現象の基礎理論、切削温度や工具の摩耗・損傷、表面粗さ等、工学系大学で学習する内容をベースに講義をします。

●休憩

14:35~15:55 「研削加工の実務と基礎知識」 芝浦工業大学  澤 武一 氏

【講義の概要】
研削加工は、砥石表面に不規則に点在する砥粒により除去加工を行うため制御性が低く、その良否は作業者の熟練度に依存します。研削加工を上手に行うためには、現場で培われてきた研削条件や心得などを単なる経験則として覚えるのではなく、実務に応用できる理論の裏付けが大切です。本講義では、研削加工を行う上で知っておきたい基礎知識についてわかりやすく解説します。初級者にはもちろんのこと、中上級者の復習にも適する内容です。

●休憩

16:10~17:30「工作機械の仕組みと最新の加工事例」 (株)牧野フライス製作所  石田 修也 氏

【講義の概要】
近年のマシニングセンタは高速化、高精度化、高品位化をターゲットにさまざまな技術革新が図られ数年前のそれと比べ大きく様変わりしている。しかしながら、加工現場に対する要求もいっそう厳しくなっているため、この状況を打破するためには機械の性能ならびに特徴を理解し、持てる能力を最大限に発揮させることが必要である。本講演では、機械加工及びマシニングセンタの進化・発展の歴史をたどりながら、これからの金型加工に対する要求を考え、これに答える弊社のマシニングセンタにおける最新技術と最新加工事例を紹介する。

●参加費
いずれもテキスト1冊を含む
会 員  15,000円 (会員の対象は主催・協賛団体会員)
一 般 25,000円

※ 個人会員A入会申込付き 23,625円(ご希望の方は事務局まで問い合わせること)
内訳 : 参加費15,000円+入会金3,000円+11月入会時月割年会費5,625円

●募集人数
30名

●申込締切
12月3日(火) 
*申込締切後のキャンセルは不可。参加費用が発生する。

申込方法(オンライン申込↓↓)
http://www.jsdmt.jp/14kiso/jsdmt-kiso14.cgi

1) 申込の際は、代金の振込方法と振込日を記入すること。
参加費は銀行または郵便振替にて入金すること。
海外から送金の場合は銀行取引手数料4,000円が別途必要となる。
2) 参加決定者には参加券・請求書を送付する。
当日参加券と引換にテキストを渡すので持参すること。

●問合せ先
一般社団法人 型技術協会
〒231-0011 横浜市中区太田町6-79 アブソルート横濱馬車道ビル201号室
電話:045-224-6081  FAX:045-224-6082  Eメール:info@jsdmt.jp

本日ニコ生開演18:00! 海鹿島海斗さんの「Xtacy」に出演します!

いやあ、もうテンテコマイよテンテコマイ!
日々の業務に追われ、すっかり己の告知をするのを忘れていました。

これね↓↓
○11/14(木) 開場:17:57  開演:18:00
『帰ってきた【海鹿島海斗のXtacy】特別編!『今年の出来事を斬る!』

個人放送にて自分の快楽だけを求めて無我夢中で喋り続けるラジオ馬鹿こと海鹿島海斗(あしかじまかいと)が毎月1回生放送します海鹿島海斗のXtacyが一回限定で帰ってきます!
http://live.nicovideo.jp/gate/lv158755356?nicorepomail

※『生放送を見たいけど、時間が合わない!』という時はタイムシフト機能をご利用ください! http://live.nicovideo.jp/s/timeshift

飛ばしていくぜ!

マルミツテクノと「D500」☆設備投資と勇気が未来を変えた☆ 

福岡県に金属加工業のマルミツテクノ(社長=花園智康氏)という会社があり、同時5軸加工を得意としています。

さて、加工業といえば設備をどうするか・・・ってとても大切なことですよね。
新しい設備を入れてバリバリやりたいけれど、先立つモノがなかったり、先行きが不安だったりと、まぁ、社長さんであればいろいろ悩むわけです。莫大なお金がかかるわけですからね。

花園社長も数年前は悩んだそうです。

数年前、マルミツテクノさんはある量産メーカーの仕事をしておりました。
毎日毎日朝から深夜までクタクタになるまで働いていました。

月の〆が近づくと泊り込んだりしてそれでも売り上げは経営していくだけで精一杯だったそうです。

周りの町工場より頑張って働いても、売り上げは思うほどありません。

周囲からは、「そんなに忙しかったら儲かってるやろ!」と、嫌味か冗談か分からないようなことも言われたりしましたが、内心穏やかではありませんでした。

お取引先が中国に生産拠点を移すといって数量が減っていったのです。単価が落とされるなどの圧力もかかりました。

花園社長は考えました。その会社にしがみついていくかどうか。
だけど――――。
「ついていってもろくなことがないや」
そう考えたそうです。

ちょうど、その時期はリーマンショックがやってきて日本中不況の嵐が吹き荒れました。

マルミツテクノも仕事が思うようにありません。
花園社長は思いました。
「仕事はなくても時間があるから勉強でもしよう」と。

ご本人いわく、「ろくに学生のときは勉強してませんでしたから。いや、してなかったから容量はあったのかもしれません(笑)」とのこと。

とにかく花園社長は加工方法・・・・つまり刃物、CAD/CAM、同時5軸の勉強など、仕事に関わる知識を自分に詰め込みました。

そしてやっとの思いで一発逆転の設備投資をしたのです。

それが今活躍している、マキノフライス製作所の「D500」です。

コレね☆

マキノの「D500」と己の加工技術を武器に、その後、大手や中小のメーカーに営業に行きました。

はじめは全然相手されません。
しかし、行くたびにその人と話すたびに戦略を変え、サンプルワークをつくり持っていったり、色々な情報を持っていったりと、花園社長は自分でできる限りのことをしました。

そうしてやっと興味を持ってもらい、様々な一次メーカーから受注にまでこぎつける事が出来たそうです。

今では苦労の甲斐があって仕事も、航空機、エネルギー、研究品と多忙な毎日を送っていらっしゃいます。

以前と違うことがひとつあります。
今は働いたら働いただけ利益を得ることができるようになったことです。
おそらく高能率加工でかなりの無駄も省いたことでしょう。

一般的に町工場は営業が苦手とされていますが、自分で考え、自分の足で動かなければならないのはどんな商売でも基本でありましょう。私の大好きな“棚からボタ餅”的な思考も、まずは棚まで歩かなければボタ餅は落ちてきやしません。出来ない理由を考えて実行する前に諦める・・・というのは、まだできない「妄想」の段階なんですね。妄想から実行に移すことは勇気がいりますが、キモが座れば余計なことに惑わされなくて済むので、胆力を鍛えることも仕事において必要だとしみじみ感じました。

まさに時は金なり。
知識も新陳代謝は必要です。自分のできなかったこと、知らないことをピックアップして展開していくことは素晴らしいことだと思います。私も見習わなければなりません。

あぁ、この人に仕事を頼んで良かった! って思えるような町工場はステキですね☆ 

マルミツテクノの素晴らしいサンプル品の数々に心を打たれます。



この動画は、「D500」を買って、花園社長が初めて作ったインペラです。
大手メーカーの点郡データからモデリング→加工データつくり→加工までを1人でしたんですって。

感慨もひとしおですね(Φ∀Φ)
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この写真をご覧下さい↓↓



ビックリ! 四角から出られない球体
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日本にはこのように素晴らしい加工技術を持ち、ヤル気に満ちた素敵な町工場が点在しています。
製造現場ドットコムでは、キラリと光る企業をピックアップしていきますよ(●∀●)/

世界最速! 不二越の「MZ07」が驚くほど速かった!

ものづくりの現場では、労働人口の減少や少子高齢化がすすみ、新興国でも人件費の高騰が悩ましい今日この頃。各種加工・小物搬送・組立・箱詰・梱包などの人手作業に対応する小型ロボットの需要がますます拡大していますね。

というわけで、今月6日(水)~9日(土)まで東京ビッグサイトで開催されている2013国際ロボット展に行ってきました。私の目的はというと、小型で世界最速! 不二越の「MZ07」を見ることです。

高級感漂う黒を基調とした不二越のブース。白いロボット群をより際立たせる!

「MZ07」の高速動作には驚きました。
標準サイクルタイムが0.31秒という数値を叩きだしてるんですもの!

でね、写真をよく見て欲しいところは、中空手首を通してハンド用配線配管をスッキリさせ、周辺装置との干渉やケーブル断線のリスクを回避している点です。

従来のケーブルは、このようにブラブラしていてわずらわしい!



ケーブルがないから素早い動きもこんなにスッキリ!

同社のロボット事業部安岡営業企画室長は、「今回の展示会では、ロボットと視覚装置の親和性のあるシステムを提案しています。ランダムにおかれているものを視覚装置と小型ロボットで速やかに整列させていますが、これは制御装置の中に視覚ユニットが入っていて、カメラでみた画像が表示され、ティーチングペンダントで画面の設定などを記録できるようになっています。整列を人間が行い、その後の工程についての自動化は進んでいたのですが、整列をするところの自動化は進んでいないのが現状で、ここにわれわれの技術が活かされると思っています」と話してくれました。

SFチックな双腕型もあるわよ☆

不二越のロボットに関しては、まだまだ取材を続行したいと思っています(●∀●)

お隣さんのブースは黄色が眩しいファナック。
巨大な大ロボットがありました。

なんといっても目立つ!

巨大ロボットに見とれていると、あらっ!
ちょうど稲葉社長がいらっしゃいましたのでお話をお伺いすることができました。
このロボットはGMで実際使用されており、なんといってもファナックのお得意様でもあります。

で、モニターにご注目!

「モニターに映るのは実際のGMの工場なんですよ。GMはとてもオープン。ウチのロボットもこうして使われてます。このロボットは世界最大級の産業ロボットなんですよ」とのこと。

人間と比較してもこの大きさ! 世界最大の産業ロボットだけあって、その迫力に圧倒される

今回、時間が取れずちょいと見しかできませんでしたが、今後、産業ロボットの取材も力を入れていきたいと思っています。

大盛況だったMECT2013(後編)

皆さんこんにちは(●∀●)
前回に引き続き、「MECT2013」の後編をお届けします☆

オレンジ色がトレードカラーの日進工具は、今回、鏡面仕上げができる優れた工具のほか、“超硬合金に直彫り加工ができる”プリズムモデルのサンプルを展示していました。被削材は超硬材(92.5HRA)、使用工具はDCMB R0.3 。回転数30,000min-¹、送り速度200mm/min、切り込み0.002×0.005、加工時間2時間20分でこのサンプルを加工しています。寸法誤差も3µm以内! という数値を叩きだし、来場者の注目を引いていました。なお、11月8日(金)~9日(土)の両日、同社開発センター・仙台工場で「NS東北 微細・精密加工展示会2013」を開催します。仙台工場は今年でハタチを迎えました!

おやっ!
日立ツールのブースが変わった!
今まで青と白の色使いが多かったのですが、今回は深い赤を基調としたブースです。イメージを一新させモダンでお洒落! 工具もこんなに映えて見えます。写真にある製品は業界初の仕上げ用刃先交換式工具の4枚刃化を実現した「アルファ ボールプレシジョンマルチフルートABP4F形」。金型を始めとした、曲面の仕上げ加工に最適で、現状では刃先交換式ボールエンドミルで多刃を採用している例はありません。

機械加工、ロボット、機能部品、材料事業を併せ持つ不二越の売れ筋といったら、「アクアドリル」シリーズ。今回、「常識を変える新発想工具」をテーマに工具群がズラリと並んでいました。プレゼンテーションも大盛況で、アクアドリルの人気がよく分かります。現在開催中の2013国際ロボット展示会に先駆けて小型ロボット「MZ 07」が展示してありました。このロボットはコンパクトさと世界最速の高速性が最大の魅力だけあって、ものすごく速い動きで驚きました。

日頃から「どんな加工にも対応する工作機械で優位性を持って欲しい」と話している牧野フライス製作所だけあって、生産性、加工精度のレベルアップと図るマシン群を展示していました。中でも1クラス上の加工能力と加工領域が製造力を強化する「a61nx」に来場者は興味津々。このマシンの最大のウリは50番主軸と同等の加工性能。今回、皆さんが驚いていたのは、工具交換スピード。マシニングセンタに必要とされる動作を検証し、非切削時間の短縮を示していました。

三井精機工業は、回転・傾斜軸を使用することで周速ゼロの工具先端部分での加工を回避できることに加え、回転軸を使用することで直線軸のみの加工よりも良好な加工面が得られる「Vertex550-5X」を展示。
“5軸機を身近にする”をコンセプトに省スペース、使いやすさ、購入しやすい価格を目指しているだけあって、そのコンパクトさは魅力的だった。このマシンは人気が高く、ユーザーからの評判も良いんですよ。

展示してあるサンプルが論より証拠! の安田工業。今回の目玉は新製品「YBM7Ti」ですが、 今回、タービンディスク(Ni基耐熱合金)のブレード基部に対して、機械の高剛性を見せつけてくれました。このサンプル写真の少し湾曲している部位がお分かりでしょうか。難削材加工でも自由度を持たせているんですね。これは特殊エンドミルを活用し、トロコイド加工を行っています。ご承知のとおり、この部位は過酷な状況下で使用されるとても重要な部位になりますから高い精度が要求されます。さすがはYASDA! といわしめるマシンでした。

斬新でお洒落なブースといえばヤマザキマザックを思い出す方も多いと思いますが、今回もメインの工作機械はもちろんのこと、見るもの全てが楽しめる内容となっていました。同社では知能化加工技術を掲げており、機械自身が高度技術者のノウハウや五感に代わって加工プロセスをサポートするという優位性が特長。人間にとっての使いやすさを追求したデザイン開発にも注目で、同社のマシン、「奥山デザイン」は有名です。写真は1チャッキングの複合加工機「INTEGREXi-200S」。

ここ数年の間、従来以上に販促活動が活発になったユキワ精工
「グッドデザイン賞2012 グッドデザイン・ものづくりデザイン賞受賞 中小企業長官賞」を受賞した「グリーンG1チャック」が展示されていましたが、製品の良さを見事な形でPRしていたのが印象的でした。これを見れば、ユキワ製品の良さが一発で分かる仕組みです。この斬新なアイデアは酒巻常務が出したもので、良い製品をいかにPRするか、というのはとても大切なことだと改めて感じさせられます。

碌々産業といえば微細加工機ですが、東海地区初出展となる「Android」はやはり人気の的。加工機の挙動を「見える化」し、きめ細やかな補正で究極の加工精度をユーザーに提供するマシンとして評価も高いマシンです。超硬への直彫り加工や、磨きレス鏡面加工など、超高精度マシンだからこそ出来るマシンの優位性を押し出していました。このマシン、海藤社長が名付けた“アーモンドアイ”形の窓が愛らしく、デザイン性にも優れています。

大盛況だったMECT2013!(前編)

皆様こんにちは(●∀●)
先月開催されたMECT2013は大盛況のうち終了となりました。
見所は前回のニュースで書いちゃったので、また別の視点でレポートをお届けするわね☆
今回、前編、後編と分けて掲載します☆

アマダ/アマダマシンツールは、今回、展示会場で最大ブースを誇っていました。日本初展示のシートセンター「LASBEND-AJ」とアマダマシンツールから、マルチプロセスセンター「MX-150」はやっぱり人気が高かったですね。満を持して生み出した課題解決型のマシンの数々に来場者は興味津々! サンプル展示も豊富でした。デモやプレゼンでは人が溢れており、ブースにいる社員の皆様は来場者に質問されたりと、忙しく動き回っています。同社のブースは毎度、来場者にマシンのコンセプトが分かるよう、そして見やすいように工夫がされており、親切丁寧な視点に感心してしまいます。

社長自ら営業に精を出すのはイワタツール
展示会期中は、TV出演の件もあって、注目の的でしたが、やっぱり同社のドリルの特長はなんといってもその形状! 「トグロン」シリーズは、ニッチな分野で活躍している工具であり、この独特の設計にはチャレンジ精神が豊富な同社の創意工夫と技術が詰まっています。同社は “焼き入れ鋼に直接穴を開けられる”といった生産性効率の良い工具を生産していますが、ユーザーさんと加工の悩みを一緒に解決していく――という姿勢のもと、製品をつくっているだけありました。

これは驚いた!
今年、法改正によりコバルトが特化物の対象となり、工場の局排に困っているユーザーに朗報よ!循環式濃度低減装置を開発・製造していたのは宇都宮製作所。その名も「霧隠れ再造くん」!
簡単に説明すると、ダブル循環機能でマシン本体のコバルトを含む有害物質の濃度低減をはかるとともに機内の温度を下げる仕組みとなっています。二重の吸塵機能は、フィルター式及びエアーレーション機能でコバルトをキャッチ! 仕様にあわせたかたちを提案してくれるとのことで、これは画期的な製品でした。今回、記者が拝見した中で面白い装置だ! と思ったのはコレです。

切削工具マニアに評価が高い栄工舎。今回のブースは会場の端のほうだったにも関わらず、すでに興味津々の来場者の対応で担当者は追われている様子。来場者の目線の先は、やっぱり世界的にも珍しい280°の工具、「超硬ソリッド球面カッター」。ボールエンドミルではできない加工にも対応し、5軸加工機による複雑形状にも優れた性能を発揮するとして密かなブームを呼びつつあるのをヒシヒシと感じ、他社にはない工具に来場者は真剣に質問をしていたのが印象的でした。

真っ赤な「A」の文字がひときわ目立つオーエスジー。毎度のことながら、かなりの人気ブースでした。この「A」とは、75周年を機に主力製品として愛されているタップに改めてスポットを当て立ち上げた「Aタップシリーズ」のことですが、販売してすぐに「使える!」との声が高かった製品でもあります。同社の展示は非常に凝っており、写真にもあるとおり、Aをイメージして製品を並べていました。来場者を惹きつけるツボをよく押さえている、と毎度感心させられます。他にも同社がプレゼンで使用した大きな液晶タッチパネルが印象的でした。思わず、来場者も「おおお!」と声を上げていました。

大阪機工は、クラス最大級の高速性を実現した「HMC400」が展示されていましたが、このマシンのキモは、移動体質量の最適化とサーボATCにより、早送り速度63m/min・加速度1G、CtoC:2.8秒を実現し、非切削時間を短縮したことでしょう。長時間にわたり精度維持が可能な理由は、XYZ軸に中空ボールねじを採用し、ボールねじ、ボールねじサポート及びモータ取り付け面を温度制御された冷却油が循環することで熱変を抑制することにあります。ボールねじの伸びを抑えるダブルアンカ方式をXYZ軸に採用することで、微小送り及びロストモーション特性が改善され真円加工精度が大幅に向上しています。

ダイジェット工業のブースを訪問すると、他媒体ですが毎度お馴染みの記者もなぜか集中してちょうどこのブースにおりました。もちろん話のネタは、“あの”パンフレットです。パンフレットのアイデアを出したのは、木村さん。
さすがは工具業界の小林製薬だけあります。視覚から訴える広報戦略に思わず記者連中もうなり声をあげるほど。同社では高硬度材の加工に貢献する工具の数々を全面的に展開していました。このところ、耐熱合金を熟知した同社ならではの強みを押し出しています。ということは、加工現場においても生産効率を高めるための高硬度材の加工が増加しているということなんでしょうね。

BIGの愛称でお馴染みの大昭和精機。ブルーが鮮やかで素敵なブースです。人気のBIGだけあって、ものすごい人だかりでした。やはり目玉は、油圧チャック式ホルダ「ハイドロチャックジェットスルータイプ」。各社のハイドロチャックと比較して、本体端面からの給油ができるタイプはBIGだけなんですね。今後はサイズを増加するとのことで、増加する5軸加工を背景に需要が見込めそうな製品です。またここの営業マンはとても積極的で来場者への受け答えもスムーズ。見ているだけでもすがすがしい気持ちになりました。

このほど社名が新しくDMG森精機株式会社となり、新ブランド「DMG MORI」として国内展示会に初めての出展した同社。「DMG MORI」として2社で新たに共同開発した新デザインコンセプトと、新オペレーティングシステム「CELOS」を搭載した「NLX2500」が今回、国内初公開となっただけあって、もう、人、人、人の嵐でマシンの写真を撮るのも一苦労でした。先月から美しいCMもTVから流れるようになりましたが、ものをつくるモトの世界が美しく表現されたことは、同社のみならず業界にとっても良い影響があると感じている今日この頃。CM同様、ブースも洗練されたお洒落な空間でした。新オペレーティングシステム「CELOS」も来場者が触れるよう配慮がされており、大盛況でした。

それでは近々、日を改めて後半に続きま~す☆

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