無造作淑女

マザックのプライベートショーに行ったならカレーを食べるべし!!!

さて、お知らせにあるとおり、ヤマザキマザックさんは、6日(土)まで同社美濃加茂工場でプライベートショーを開催していますね☆

もちろん私も初日にお伺いしてきましたよ。
後日、レポートを製造現場ドットコムのニュースに掲載しますが、その前に、面白いものをちょいとアップするわね。



このギターは米国工場40周年記念としてマザックのマシンでつくられた芸術品。ちなみに材料はA6061。




これみて! 展示されてるボーイング747のランディングギアはマザックさんの「INTEGREX e-670H-Ⅱ」を使用して実際に加工された製品なんですって! 
 

「INTEGREX e-670H-Ⅱ」は、最大1070mmの振りとベッド長さ6mを誇り、ライディングギアの超深穴ボーリング加工に対応しているんです。



あら、可愛いロボットも展示されてるわ♡




でね、わたしが声を大にしていいたいことが一つあるの。
展示内容も見所満載ですが、プライベートショーに行かれる方は、ぜひ食堂に立ち寄り、名物のカレーを食べるべし! すごく美味しいんだから☆

高級な味がしたわよ(●∀●)ンマイ♪

いや~、たくさんネタがありすぎて、どこから書いていいやら分からないくらいなんですよ☆
では、マザックさんレポートはまたのちほどということで、楽しみにしていてくださいね☆

【お知らせ】ヤマザキマザックが明日から6日(土)まで「JIMTOF2014アンコールフェア」を開催

JIMTOF2014では大いに注目されたヤマザキマザックさん。
明日12月4日(木)~6日(土)の3日間、10:00~17:00まで、同社の美濃加茂製作所/美濃加茂第二製作所ワールドテクノロジーセンターにて、「JIMTOF2014アンコールフェア」を開催します。

JIMTOFで展開されていた最新機種の数々や、各種セミナーも充実していますよ☆

フォームにてイベントの予約もできるので、興味の有る方は、今すぐウェブサイトをチェックしてくださいね☆

↓JIMTOF2014 アンコールフェア↓
https://www.mazak.jp/news-events/upcoming-events/jimtof2014_encore/



JIMTOFでも注目を集めた「MAZATROL SmoothX」

目黒川がきれいですよ♡

これもまたノーベル賞の恩恵ですね☆

三菱マテリアルが切削加工技術のe-ラーニング「三菱マテリアルエキスパートプログラム」を公開

三菱マテリアル 加工事業カンパニ-が、このほど新たに切削加工技術のeラーニングプログラムを、切削加工に携わっている方や学生の方々など幅広く受講してもらうことを目的に、同社のwebサイトに公開しています。

現在は日本語と英語の2言語の選択で、ターニング、ミーリング、ドリリング、被削材や工具材料について学習できるようになっています。また、iPadなどのダブレット端末にも対応しています。


アマダが世界で初めて可能にした新技術!

アマダさんが先月、ドイツ ハノーバ市で開催された「EuroBLECH2014」でダイレクト・ダイオード・レーザ(以下、DDL)で板金切断を実現した新レーザテクノロジー「ExC(エグザック)」の技術発表しました。

会場では「ExC Oscillator (2kW 発振器)」を搭載したマシンによる実演加工を行い、かなり注目されたようですよ。

この「ExC」とは、次世代のレーザ技術としてアマダが世界で初めて可能にした新しいレーザ切断技術の総称なんですが、ちょいと説明すると、これまでのDDL は励起源のダイオードを直接レーザ加工で用いるため、小型で発振効率が高く、溶接や焼き入れ加工等で使用されていたけれど、高出力では光の品質が悪く、集光性に乏しいことから切断加工を行うことはできなかったというわけ。

そこで、板金加工を知り尽くしたアマダさんが、アメリカのJDSU社ジェイディーエスユニフェーズ(株)>とのコラボレーションにより、従来のDDL 技術を独自の視点で見直し、切断加工が十分に可能なレベルの発振器(出力2kW)の開発に成功したわけなのです。

特長としては、エネルギー効率の向上により発振効率40%を実現し、加工機メーカーとして世界で初めてのDDL 切断を可能にしたこと。また、発振器本体の構造および発振器からマシン本体への伝送にファイバーケーブルを採用したことなどにより光学系部品が少なくなり、従来のような交換作業などの保守が軽減されること。

さらにコストパフォーマンスに優れると同時に小型化した発振器は、従来に比べ約60%の省スペースという、まさにエコを実現した発振器! この「ExC」の開発により同社のレーザマシンは、ファイバーレーザ、CO2レーザ、DDL(ExC)とラインナップが揃い、加工条件や用途に合わせた選択肢から選ぶことが可能になってるのも魅力的ですね。

同社では、「近年、ファイバーレーザ、CO2レーザに限らず、レーザ関連技術の進歩と多様化は著しく、次世代技術の開発競争は業種・業態を越えて参画する企業が相次ぎ、グローバル競争が激しさを増しています。また世界各国の電力価格高騰を踏まえ、生産財などの設備においてもランニングコストや電力などは必須項目となっています。アマダでは、常に最新のレーザテクノロジーの研究を重ね、マシンの開発と同時に自社製発振器の開発を行うことで、板金加工にもっとも適したレーザ加工技術の開発を実現し、お客さまに必要とされる最適なソリューションをご提案してまいります」とコメント。

世界が注目するアマダの技術ですが、今後はDDL(ExC)ファイバーレーザともに発振器単独の外販についても検討してゆくとのこと。今後の展開が楽しみですね☆

DMG森精機の「X class」グローバル累計受注台数が先月10,000台突破!

  写真はNLX2500

DMG森精機さんの「X class」のグローバル累計受注台数が、先月に10,000台を突破しました! 

シリーズ発売以来、多くのユーザーから高い評価を得ているこのマシン、2013年4月に5,000台を突破してから、約18カ月で累計受注台数10,000台を達成。おめでとうございます!

同社では、「X classは、高い販売実績を誇るベストセラーNシリーズをさらに進化させることにより誕生しました。Nシリーズに対していただいた数千件のご要望を機械の隅々にまで反映し、高精度・高品質・高信頼性を実現、かつ投資価値のある優れた機械です」とコメント。

2010年9月に第1弾として高剛性・高精度CNC旋盤NLX2500を市場に投入して以来、高速・高精度へのニーズに応るべく、機種バリエーションを拡大してきた同社。現在では、全軸摺動面案内を採用した高剛性な立形マシングセンタNVXシリーズ、ダイレクトスケールフィードバックを標準装備した高精度な横形マシングセンタNHXシリーズ、高精度な完品加工を実現するミルターン加工機NTXシリーズ、最大3刃物台を搭載し、高効率加工を実現する4軸複合加工機NZXシリーズを揃え、加工現場で活躍する皆様のあらゆるニーズに柔軟に対応してるんですよ。

2014年度からは、新開発のタッチパネルでの操作を可能とした新型オペレーティングシステムCELOSと、設備機械というイメージを一新する新デザインを採用した次世代X class(2nd Generation)の受注を開始しており、順次全シリーズへ展開。生産については、提携するドイツ DMG MORI SEIKI AKTIENGESELLSCHAFTと連携し、日本だけでなく、欧州や米州など世界最適地生産によって、納期短縮だけでなく、物流費の削減や為替によるリスク分散も図っているんですよ。

【お知らせ】OKKが「After JIMTOF」と銘打ちプライベートショーを開催します!

   写真は新M工場

重切削、高剛性の百年品質といえばOKKこと大阪機工ですが、来る12月5日(金)、6日(土)の2日間、同社の猪名川製造所において、“新M工場”の竣工披露を兼ねたプライベートショー「After JIMTOF」を開催します。

JIMTOFに出展したOKKの最新機種での実加工と新工場の最新設備を見学できるチャンスですよ!

同社の上期は国内・米国共に自動車は航空機関連で受注を伸し、前年比2~3割アップ。
今後もOKKの強みである高剛性、重切削を前面に打ち出し、効率化や高速性で新しい横形マシニングセンタがさらに充実したRシリーズも要注目よ☆

展示するマシンは以下の通りです。

●立形マシニングセンタ「VM660 R」
難削材料などの高効率加工を可能とするクラス最大級の重切削性能を実現!

●横形マシニングセンタ「MCH5000R」
重切削加工機として、実績と歴史有る“MCH Series”の□500パレット搭載機がRシリーズとして復活!

●横形マシニングセンタ「HMC500」
クラス最大級の高速性を実現! “MCH Series”の□500パレットサイズをラインナップ

●横形マシニングセンタ テーブル固定型 「X451」(仮称)コンセプトマシン
機敏性と瞬発力を強化した2Gマシン

●グライディングセンタ「GC 53R」
鉄系から脆性材までの研削加工に最適な本格派マシン

●5軸制御立形マシニングセンタ「VC-X500L」
DDモータ方式円テーブルを搭載。旋削加工にも対応した次世代5軸使用マシン

人気機種「NTX1000」の第2世代が登場していたわね!

まだまだ工作機械・周辺機器・工具ネタがつきない今日この頃のわたし。
JIMTOFでもド―――ンと展示してある新製品の数々でも、「これは!」っていうのもたくさんありましたね。

ところで、すんごいマシンをバンバン展開しているDMG森精機さんですが、人気の高精度ミルターン加工機「NTX1000」に、第2世代が登場していたのに注目したいと思います。

このマシンは、新オペレーティングシステム「SELOS」を搭載して新たな「NTX1000」として進化を遂げ、JIMTOFに出展していました。

「NTX1000」は旋削とミーリングの融合により、複雑形状ワークの高効率加工を実現するコンパクトな複合加工機で、2010年の販売開始以来、なんと累計約500台の受注を達成したという人気を炸裂させている機種。

第2世代となる「NTX1000」は、従来機種に寄せられたユーザーの意見を機械の細部にまで反映して、提携するドイツDMG MORI SEIKI AKTIENGESELLSCHAFTと共同で開発を行うことで、高い信頼性を実現したんですって。

さらに現在使用されている工作機械を画期的に変えるタッチパネルでの操作を可能とした「CELOS」と、これまでの設備機械というイメージを一新する丸みを取り入れた外観デザイン、そして自動化への対応、高精度、省エネルギーなどの最新技術を1台の機械に集約した次世代の工作機械として来場者の注目を集めていましたね。

この新しくなった「NTX1000」のパワーアップ具合を細かくいうと、元々コンパクトだった従来機がさらに省スペースになり、所要床面積は10.4㎡でクラス最小となっています。

省スペースながらもX軸移動量は380 mmから455 mmに、Z軸移動量は460 mmから
800 mmに拡張し、クラス最大のワイドな加工エリアを実現! 省スペースとワイドな加工エリアにより、単位面積あたりの生産性が飛躍的に向上するというわけよ。

加えて第2刃物台の最大旋回径はφ680 mmに拡張しながらも、十分な加工スペースを確保した最適設計により、工具主軸と第2刃物台の同時加工ができることも優位性のひとつ。コンパクトな工具主軸とフレキシブルなツールレイアウトが可能な第2刃物台により、工具や治具との干渉を回避するとのこと。他にも切りくずの堆積を防止する構造や第2主軸の出力を従来機からアップさせるなど、各機能を向上させており、これらの理由から高い生産性をもたらすわけなのね。

気になる精度については、ボールねじやボールナット、主軸台に冷却油を循環させた機体冷却油循環構造(特許出願中)により、熱の発生を抑止し、環境温度変化に強く、長時間加工でも安定した精度を保つ工夫が満載。Y軸には新たにコラム移動方式を採用しており、更なる高精度な位置決めを実現していましたよ。

また、第2刃物台は、モータをタレット内部に組み込んだビルトイン構造を採用したBMT®(ビルトインモータ・タレット)を搭載しており、発熱や振動を最小限にするとともに、ミーリングの加工精度や切削能力はもちろんのこと、生産能力が大幅にアップ!

DMG森精機さんのマシンもどんどん進化していくわね。興味津々! 

江戸の地酒「丸眞正宗」いただきました♡

東京23区内で唯一の酒蔵といえば小山酒造さんですが、ここのお酒の大ファンなのです。

思い出せば衝撃の出会いは今年の夏だった――――。東京・北区の赤羽グルメを楽しむチャンスに恵まれたわたし。風情のある赤羽商店街の隅っこに丸健水産がありました。

ここのおでんが美味しいのは当然父ちゃんカッパの屁ですが、置かれている日本酒「マルカップ」の美味しさに脱帽しちゃったのです。

関連記事はコチラ↓
http://seizougenba.com/node/4572



あの日以来、すっかり小山酒造のトリコになってしまったわたし。
東京の地酒がこんなに美味しいなんて!  

―――という感動を心に抱いておりましたが、先日、なんと「丸眞正宗 純米吟醸生原酒」を頂きました。
感謝感激です。ありがとうございました(_ _)>

こんな美味しいお酒を頂くとなると、こちらもそれなりの覚悟が必要です。
決して、スナック菓子を頬張り、流し込むようにして呑んではイケマセン。

小山酒造の美味しいお酒を、より美味しく頂くためにも、ここは一発、ちゃんとおでんを作らなければ―――ということで、ねーさん久々に料理をしましたよ。



おうちでつくったおでんも美味しかったよ☆

「丸眞正宗 純米吟醸生原酒」は、すっきりした味わいで本当に美味しい。
こんな美味しいお酒ができる東京の水は、捨てたもんじゃありません。

小山酒造さんって明治11年の創業以来、ずーっと々場所(北区赤羽)で「丸眞正宗」を醸造しているというから、これまたすごいですよね。

改めて東京の魅力を再発見しました。
お酒が飲める人はぜひ、呑んで貰いわ! ほんと、美味しいんだから!



釘煮もアテにしました

Yさま、ありがとうございました。
美味しくいただきました☆

「タイラードリル」についてのQ&A☆

この間、タイラードリルについてブログに掲載しましたところ、ご質問がきましたので、こちらで回答いたしましょう。

前記事はコチラ↓
http://seizougenba.com/node/5145

【質問】旧来型のドリルの先が円錐状なのは、中心を安定させるためですが、それならむしろ、真ん中を凹ますとどうなんだろう? なんて思いました。

日頃、切削工具と深い繋がりを持つ方は、質問が斬新ですね☆
ということで、ダイジェット工業さんに聞いてみました。

【返答】まずタイラードリルについては基本的に「ザグリ加工」を主目的に行うドリルの為、通常のドリルのように先端が凸になっていたり、ご意見に有ります通り凹になっていると加工した後、底面が「フラット」になりません。

ちなみにエンドミルの場合横走りが主目的の為、底がフラットでは底面がワークに接触する部分が大きく抵抗が大きくなるので通常若干凹形状になっております。よってエンドミルでザグリ加工をしても全くフラットにならないので「タイラードリル」が出来たわけです。

ただ副産物的に「薄板加工時に裏バリが出にくい」という特徴も有りますので、この点に関してはご意見の「中心が凹んだ(実際は中心部分はあるのですが)様な形状の」ドリルも存在します。
(一般的に「ろうそくドリル」と呼ばれるもので、ハイスに多い)

尚、求心性に関してはやはり中心が無いより有った方が良いと思われます。

――――とのことでした。

切削工具というのは実に奧が深いですね。
形状、コーティング、材質に各社の秘密がつまっています☆

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