ブログ

日新ダイヤモンドと高島ちぢみ 

先日、滋賀県高島市内にある日新ダイヤモンドさんにお伺いいたしました。

すると以前お伺いしたときと若干レイアウトが変わっていました。

こ、これは!

221024b1

天井からの光が柔らかいですね。同社はインテリアがとてもお洒落ですが、さらにお洒落になっていました。無機質の照明をお洒落に覆っているのは、江戸時代から続く高島市の名産品でもある『高島ちぢみ』です。織物にシボを施した独特の製法で作られた布です。素敵ですね☆

社長室に可愛いオブジェが飾られていたのを発見しました。

221024b2

これは社員さんたちのお子様がつくったものなんですって。同社の神谷社長は以前インタビューの際にも「社員が働く幸せを感じられるよう福利厚生でナンバーワンを目指したい。」と仰っていたことを思い出しました。

職場にはお子様がまだ小さくて目が離せない、親が高齢など、事情も人それぞれだと思います。ましてやコロナ禍ですから、子育て世代の働きマンボウは、急な休園休校があったものなら子どもの預け先を探すにも一苦労します。

神谷社長は従業員が安心して働けるよう、社長室を小さいお子様が来られるように解放しました。すぐに目が届くうえ、社内には保育士の資格保持者がいらっしゃるとのことでとても助かると思います。社長室で子どもたちが遊んだあとの名残がこのオブジェだったのです☆

もうひとつ、以前取材したときには、まだ新設備が納入される前でしたが、新しいマシンが入っていたのを見つけました。

ジャーン! 4台体制に!

221024b3

さぁ、10月ももう下旬です。目の前には製造業の祭典、「JIMTOF2022」が迫っております。皆様、寒暖差が激しい今日この頃です。体調には気をつけてくださいね☆

【学生限定参加費無料】「JIMTOF2022 工作機械トップセミナー」 ~ようこそ夢のある工作機械の世界へ~

 11月8日(火)~13日(日)まで東京ビッグサイトで開催される「JIMTOF2022」の会期中に、学生限定参加費無料の「工作機械トップセミナー」が開催されます。参加資格は、大学院、大学、高等専門学校、工業高等学校等の学生。

 ものをつくるモトとなる工作機械分野は国際競争力があり、ポテンシャルを秘めております。学生さんは業界を知る大チャンスです☆

セミナーの詳細

開催日時:2022年11月12日(土)13:00~18:30
会  場:東京ビッグサイト 会議棟7階 国際会議室
参加資格:大学院、大学、高等専門学校、工業高等学校等の学生
主  催:(一社)日本工作機械工業会/東京ビッグサイト

■13:00~13:10
 開会挨拶 日本工作機械工業会 会長 稲葉善治 氏

■13:10~13:50〈講演〉
 「世界の製造業を支える工作機械の制御と自動化」
 講師:ファナック(株) 代表取締役社長兼CEO 山口賢治 氏

■13:50~15:10〈ラウンドテーブルトーク〉
「工作機械エンジニアとしての現在と未来」
 ファシリテエータ:東京電機大学 教授 松村 隆 氏
 スピーカ:(一社)日本工作機械工業会会員企業 若手技術者等

■15:10~15:25(JIMTOFナビゲーション)
 講師:神戸大学 教授 白瀬敬一 氏

■15:25~17:00
 JIMTOF会場見学(自由見学)

■15:25~18:30
 工作機械メーカと学生との交流会
 (交流会の会場は東京ビッグサイト会議棟1階レセプションホール)

■申込はこちら↓
http://www.topseminar2022.jp

「JIMTOF2022」の企画展示動画が今週公開されました~!

いよいよ製造業の祭典、「第31回日本国際工作機械見本市JIMTOF2022」の動画が公開されました~! パチパチ(←拍手)

「企画展示」「特別展示」「AMエリア特別展示」の内容がアップされていますので、ぜひ、ご覧下さいな☆

↓情報はこちら↓

https://www.jimtof.org/jp/evt_show.html?fbclid=IwAR1-RfiD7854wMIziVLg1A…

4年ぶりのリアル開催とあって楽しみですね。

コロナ禍の間に社会もガラッと変わりました。製造現場もどんどん進化し、自動化・省力化が加速しています。

この展示会は製造業の未来を変貌させる様々なノウハウや技術が展示されますから、いち早く産業のトレンドをキャッチするチャンスです。

 

【お知らせ】MOLDINOが金型製造のコスト削減を狙ったセミナーを11月10日に開催

「JIMTOF」が4年ぶりのリアル開催とあって、出展各社の熱の入れようがハンパない! 各種セミナーも充実していますから、来場者の皆様もこの機会に様々な知識を仕入れる楽しみが増えそうですね☆ 

さて、この「JIMTOF2022」の会期中にMOLDINOが、金型製造のコスト削減を狙う「金型工程改善のテクニック」をテーマに、11月10日(木)11:00~12:00まで東京ビッグサイト会議棟6Fで金型ソリューションセミナーを開催します。参加費は無料です☆

MOLDINOの工具といったら「性能の良さ」を挙げる方が多いですね。それだけでなく、加工全体の最適化を目指して包括的にコスト削減を狙った加工ノウハウを提供してくれる点が好評です。

今回は、金型製造のトレンドを抑えたうえでの「コスト削減」の取り組み方について解説! 具体的には、 同社が推奨するトータルコスト削減といえば『PRODUCTION50TM』(←TMはトレードマーク)です。これらの解説に加え、現在、環境への配慮からCO2削減が求められていますが、「加工改善の最新事例」や「CO2削減への挑戦」についても説明してくれるとのこと。
 

今やCO2削減は単に環境への配慮にとどまらず、投資価値のある会社としての信用性を確保するためにも、これからの社会で活躍する企業にとっては欠かせないものになっておりますよ。

講師は同社セミナーにおいて解説者として人気が高い、同社の営業本部ソリューション営業部 部長の木野晴喜氏ですので、これまた良いチャンスです!

■日程:2022年11月10日(木)

■時間:1100~11:45

■場所:東京ビッグサイト 会議棟6F

■参加費:無料

詳細とお申し込みフォームはコチラ↓

https://info.moldino.com/jimtof2022seminar

お詫びと訂正

本日、製造現場ドットコムより更新のお知らせを受信された方にお詫び申し上げます。

その中で、独立時計師 浅岡 肇 氏(東京都系精密社長)と記載しましたが、正しくは(東京時計精密社長)です。

訂正し、お詫び申し上げます。

那須直美

「JIMTOF2022」碌々産業特別企画 ~浅岡肇氏×飛田直哉氏 トークセッション開催~

 いよいよ製造ギョーカイの祭典「JIMTOF2022」が来月に開催されますが、企業イベントにも注目です。

 碌々産業がJIMTOF会期中の11月12日(土)に、東京ビッグサイト 会議等601会議室で、トゥールビヨンを搭載した腕時計を日本で初めて具現化した独立時計師の浅岡 肇氏と、理想とする時計を形にするため自らのブランド「NAOYA HIDA&CO.」を立ち上げた飛田直哉氏を招いて『微細加工機を駆使するWatch Makerトップランナーに聞く「作りたいものを作る」ことと「ビジネス」の両立』をテーマにトークセッションをリアルとオンラインで行います。進行役は碌々産業の海藤 満社長。

このお二人が公の場で対談するのは初めてです! 特に浅岡氏がオープンな場で思いを語ることは非常に珍しい!

浅岡氏も飛田氏も芸術性の高い腕時計を製作していますが、微細加工機メーカーの碌々産業のマシンを駆使しているユーザーでもあります。

作りたいものを作ることと、ビジネスの両立は、製造業にとって極めて重要なテーマ! お時間のある方は、拝聴するチャンスです!

開催概要とお申し込み方法

■開催日時
2022年11月12日(土)13:00~15:00
■開催場所
東京ビッグサイト 会議棟601会議室
■参加方法
① 現地でのライブ参加(抽選30名)② Zoomにてオンライン参加(抽選100名)
■出演者
〈バネラー〉
浅岡 肇 氏(東京時計精密)/飛田直哉氏(NH WATCH)
〈ファシリテータ〉
海藤 満氏(碌々産業)

■参加費
無料

■申し込み期限
10月14日(金)
■申し込み方法
碌々産業ホームページの問い合わせ窓口「Contact」から申し込むこと。

碌々産業ホームページはこちら↓
http://www.roku-roku.co.jp

【重要】申し込みの際は、氏名、会社名、メールアドレスのほか、message欄に「トークセッション 現地会場参加希望」もしくは「トークセッション オンライン参加希望」のどちらかを必ず明記すること。

(なお当選の結果は当選通知メールの配信となります)
 

急ぎの場合

最近、PCメール(Outlook)が混んだりするとエラーが起きやすいです。先ほども先方から、重要メールが送信されたにもかかわらず未達でした。確認のやりとりをしているうちに、ピロロロ~ンとメールの音。一気に雪崩のように大量のメールが押し寄せてきました。

本日11時以降のメールが一気に18:42分に到着。時間の表示は先方が送信した時刻になっています。季節的に重要メールのやりとりが爆増しているので、ひょっとしたら、時期的にこうしたケースが多発する可能性もあるかもしれませんので、急ぎの場合、電話、Messenger、DMなどの別の手段で確認すると良いかもしれません。


 

締め切り迫る! ユキワ精工がブラザー工業とコラボウェブセミナーを開催します!

220927b

ユキワ精工がブラザー工業とコラボウェブセミナーを9月29日(木)に開催します。

今回のセミナーは、ブラザー工業のコンパクトマシニングセンター「SPEEDIO」 の紹介と「SPEEDIO」 の高速性能を活かすツールホルダー「スーパーG1 チャック」の特徴について、各社の講師が実機を用いて説明してくれます。

小型マシニングセンタでの鉄加工にご興味のある方にお勧めのセミナーですよ☆ 質問もチャット機能やメールでリアルタイムで受け付けるとのこと。

概要

●日  時:2022年9月29日(木)10:00~または12:10~の40分間

●参加方法:Zoomによる視聴。(通信環境の整ったPCやスマホからアクセスのこと。マイク、カメラは不要)

↓申込サイトURL↓

http://brother-ms.force.com/user/webinar

受付が完了したら、セミナーのアドレスが送付されます。

(セミナーの安全保障防疫の観点から受講は国内住居者に限定しています。また、同業他社の受講はご遠慮ください)

問い合わせ先は下記まで。

・ユキワ精工(株) 営業部代表:webmaster@yukiwa.co.jp

・SPEEDIOウェブセミナー事務局:ms@brother.co.jp

【無料】(一社)日本ロボット工業会が「創立50周年記念シンポジウム」を開催します

220922b

日本ロボット工業会(会長=山口賢治 ファナック社長)が、本年10月に創立50周年を迎えるにあたり、これを記念して「ロボティクスがもたらす持続可能な社会」に向けて、ロボット技術とそのありようを社会に広く発信する記念シンポジウムを開催します。
 
基調講演、特別講演はもちろん、5つのセッション講演とパネルディスカッションを行うことで、2050寝んなmでの今後の半世紀を見据え、ロボティクスがどのように持続可能な社会をもたらすか議論します。

10月13日(木)

●9:10 基調講演
「持続可能な社会の有り様とロボティクスへの期待」
 (一社)Space Port Japan 代表理事 (元JAXA 宇宙飛行士)
 山崎直子氏

●10:05〈セッションA〉AIとロボット
「人を幸せにする持続可能なAI・ロボット社会の創造に向けて」〜国連「AI のある未来」とProject GenZAI (ムーンショットR&D 事業)から〜
 早稲田大学文学学術院/次世代ロボット研究機構AI ロボット研究所教授
 高橋 利枝氏

「労働生産人口減少に対する、人を中心としたAI・ロボットの活用」
 国立研究開発法人産業技術総合研究所インダストリアルCPS 研究センター 
 研究センター長 谷川 民生氏

「AI・ディープラーニングの進展とロボット」
 東京大学大学院工学系研究科教授
 松尾 豊氏

●13:00 〈セッションB〉 スマートプロダクション
「ジヤトコ電動ユニット生産ラインの紹介」
 ジヤトコ(株)取締役会長
 本田聖二氏

「持続可能な食糧生産のためのロボット活用」
 (株)エムスクエア・ラボ代表取締役
 加藤百合子氏

●14:30 〈セッションC〉スマートコミュニティ
「自動配送ロボットが可能にする、より便利で持続可能な社会」
 楽天グループ(株)ドローンUGV 事業部UGV 事業課シニアマネージャー
 牛嶋裕之氏

「手術支援ロボットへの挑戦」
 (株)メディカロイド取締役会長/川崎重工業(株)代表取締役社長執行役員
 橋本康彦氏

10月14日(金)

●9:10 特別講演
「ロボット産業ビジョン2050 ~人・社会・環境と共存するロボット~」

 東京大学大学院 工学系研究科教授/(一社)日本ロボット工業会
 ロボット産業ビジョン策定委員会 委員長
 淺間 一氏

●10: 05 〈セッション D〉人とロボットの共生~倫理、安全、法~
「道徳的なロボットを作るには?」

 名古屋大学大学院 情報学研究科准教授
 久木田水生氏

「人とロボットの共生のための「安全」と「安心」」
 国立研究開発法人産業技術総合研究所インダストリアル
 CPS 研究センター ディペンダブルシステム研究チーム長
 中坊嘉宏氏

「人工痛覚による共感,モラル,倫理,信頼の発生から法的位置づけまで」
 大阪国際工科専門職大学副学長
 浅田 稔氏

●13: 00 〈セッション E〉人とロボットの共生~ロボットデザイン~
「ロボット時代の創造」
 (株)ロボ・ガレージ代表取締役
 高橋智隆氏

「アバターと未来社会」
 大阪大学大学院基礎工学研究科教授
 石黒 浩氏

「生き物っぽさのデザインと生物模倣設計とのギャップあるいはその接合について」
 東京大学大学院情報学環/生産技術研究所教授
 山中俊治氏

●15:30~16:30 パネルディスカッション
 調整中

■会期
2022年10月13日(木)9:00~16:00
2022年10月14日(金)9:00~16:40

■会場
東京ビッグサイト会議等7F 国際会議場+(ライブ・アーカイブ配信)

■申込↓
https://www.jara.jp/about/50th/symposium.html

■形式
リアル・オンライン 事前登録制(登録無料)

■参加費
無料

■リアル会場定員 500名/日

■注意事項
・プログラムの内容・講演者等は予告なく変更中止になる場合があります。
・一部リモート講演の可能性があります。 また、 アーカイブ 配信 については 一部の講演者のみとなります 。
・リアル、オンラインにかかわらず、イベントの録音・録画・撮影はご遠慮ください。
・視聴用 URL を第三者に譲渡することはご遠慮ください。複数人でご参加される場合は、
お一人ずつのお申し込みをお願いします。

嬉しいメッセージ

先日、Twitterで航空機好きのエンジニアさんから嬉しいお言葉を頂きましたのでご紹介したいと思います。

『当方社会人13年目。入社時に「切削加工の研究やれ!」と言われ、その後現場等も経験し今に至ります。入社当時、何も分らない私がいつも頼りにしていた情報源の1つが「製造現場ドットコム」です。当時の若者はそろそろアラフォーですが、これからの若者の為にもぜひ頑張って下さい!応援しています🦾』

このメッセージを頂き、わたくし、モチベーションが爆上がりいたしました。ありがとうございました。

業界専門媒体、とくに機械産業系ともなれば、大手メディアとは違い、華やかさに欠ける部分があります。また、扱っている内容は非常にマニアックで機密事項も多く、デリケートなぶん、幅広い年齢の読者層を獲得するには少々難しい分野でもあります。

製造現場ドットコムは、無料で読める業界専門媒体です。12年ほど前はまだネット媒体が認識されなかった頃でしたが、頭の柔らかい若者たちがこの業界に足を踏み入れ活躍し、研究や開発に注力するきっかけになればいいなあ、と感じたことからスタートしました。

わたしたちの生活に必要なもののほとんどは機械加工で作られています。つまり、「ものをつくること」は国力そのもの。この、ものをつくる〝もと〟となるのが、工作機械であり、切削工具や周辺機器です。この、ものづくりの〝もと〟となる分野には国際競争力が秘められており、高能率な加工のノウハウを世界中の市場に提供しています。

若者は大抵、お金がありません。
数百円ですら持っていないことだってあるでしょう(←わたしがそうだった)笑

現在、あらゆる情報はネットを探ればいろいろチョイスできます。
地味ではありますが、業界専門媒体としてこれからも、正しい情報を配信する努力をしてまいります。
 

※記事および画像の無断転用禁止