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幸せオーラ全開! おめでとう!
昨日の日曜日、機械振興協会経済研究所の山本さんが結婚披露宴を開いたの。
多くの友人・知人に祝福されて、そりゃー、幸せオーラが全開だったわ。
台湾出身のすんごくキュートな奥様をゲットした山本さんの幸せな顔ったら!
イギリスのウォーリックス大学の学生寮の庭で2人は運命的な出会いを果たしたんですって。
んま~素敵よね~、とついついうっとりしちゃう私。とってもお似合いのお2人です。
末永くお幸せにね!
おめでとうございます!
メカトロテックジャパンは最新技術が満載よ!
今月はこの業界でご活躍されている皆様にとって大きなイベントが目白押しです。
各メーカーさんの新製品もラッシュです。
先日5日には牧野フライスさんが極めて省スペースな5軸制御の立形マシニングセンタ「D300」を発表しました。動きが早くなったうえ干渉を最小限に抑えたこのマシンの機械寸法は―――。
なんと2800×2500×2500mm(幅×奥行き×高さ)! 同じワークサイズを加工する機械と比較して極めて省スペースなのです。つまり場所を取らないので、設置スペースを心配する経営者にとって嬉しいマシンなのだ。この詳しい内容は、近々こってりたっぷりニュースに掲載いたしますね。
昨日は三河一宮で切削工具メーカーのオーエスジーさんが碌々産業さんと技術セミナーを開催しました。昨日の6日(火)は60人が参加し、8日(木)は65人が参加する予定です。すぐに申し込みが殺到してしまい満員御礼だということ。これまた、詳しい内容はこってりたっぷりニュースで掲載いたします。
さてさて、今月のメインイベントといえば、9月29日(月)~10月2日(日)までポートメッセ名古屋で開催される「メカトロテックジャパン」です。
主催は、「生産財マーケティング」でおなじみのニュースダイジェスト社。(←通称:ニューダイさん)。
さすがはニューダイさん、「専門媒体の底力っつーもんを見せてやろうじゃないの!」っていう心意気がビシビシ伝わってきます。真面目な私同様、加工トレンドを常に追っかけているニューダイさんの視点がいたるところに散りばめられているんですもの、面白い展示会になりそうよ。
各社の製品群も見どころ満載だし、セミナーももちろん充実しているうえ、日本工作機械工業会が「工作機械トップセミナー」を、日本金型工業会が「学生金型グランプリ」をそれぞれ同時開催というのも興味津々。
「中小でもできる! CFRP加工」にも注目よ!
注目の素材CFRPを「切削」、「成形」、「切断」、「放電」の4つの方法で加工を実演。大がかりな設備投資や難しい技術を使わない「中小でもできる加工法」をご披露してくれます。会場ではセミナーステージも併設されていて技術解説セミナーを開催するんですって。企画展示には、あの「はやぶさ」カプセル&噴射ノズルも展示されるわよ。噴射ノズルって“C&C”(←カーボン&カーボン)製で、3000℃の熱に耐える複合材なのよ。というわけで、宇宙産業複合材技術の最先端を会場で紹介してくれるわ! 楽しみね。
あらっ!?
資料を見ていたら、前出の牧野フライスさんもオーエスジーさんもコンセプトゾーンで「CFRP加工」でセミナーを開催するんですって。(牧野フライス製作所:9月29日(月)11:00~11:30 オーエスジー:9月29日(月)13:00~13:30)
他にも航空機産業や自動車産業などの気になる技術トレンドも、先着順の無料セミナーで聴くことができるわけで、もう、この業界で活躍されている人は来場するしかないわね・・・ってくらい、盛りだくさんな内容なの。
これらの盛りだくさんなメカトロニクスジャパンの概要は次回のニュースで記載することにするわ。
そこのアナタ!
もう、メカトロテックジャパンに行くしかないわよ!
見えないところ
土曜日にいつもより遅く隅田川の花火大会がありました。
あたしも浴衣を着用し、いそいそ浅草に出かけました。花火の前に神谷バーに行き、電気ブランを飲むのも楽しみのひとつ。神谷バーにいくと、知らないおばちゃんが、「あらぁ浴衣が素敵ねぇ~、いいわねぇ~“若い子は”」って言ってくれるので、天にも昇る気持ちです。やっぱり年齢層の高い場所に出没して良かったとニヤニヤしていました。
神谷バーに出るとすごい人でめまいがしましたが、花火がとてもキレイでした。
さて、話しは変わりますが、先日、製造業的復興支援プロジェクトを記事にしました。
このプロジェクトは被災者が抱えている見えない部分の悩みをまさに製造業的視点に立って解決するものです。雨音のうるささや、衛生面への配慮など、細かいことに目を配っています。
私の友人(大学職員)も女性の視点でボランティアをしています。
被災してカバンも洋服も靴も流されてしまった女性たちのために衣類や靴などを募集し、支援しています。
働かなければ生活はさらに苦しくなります。女性だもの身だしなみも気を使うでしょう。
なのに、服がない。カバンがない、靴がない。
まだまだ被災地はいろんなモノが不足しています。
それは当たり前の日常を送るわれわれにとって、気が付かないことだったりします。
今、元気の良いわれわれだって、いつ災難が起きるか分かりません。
元気の良い人が元気のない人を労わるのは特別なことではなく、「お互い様」という気持ちだと思っています。
ミナロ納涼会だ!
土曜日に、木型モデル加工を得意とするミナロさんの納涼会に行ってまいりました。
ナッちゃん人形がお出迎え
BBQや絶品巨大稲荷寿司に大喜びの私。ついついアルコールも加速・・・と思いきや、私だけでなく、皆さんよく食べ、よく呑み、よく笑いました。
ミナロさんを率いるのは、おカシラの愛称で親しまれている緑川賢司社長。一見、俳優さんのような風貌です。
男性の浴衣姿もステキですね
参会者の面々も皆さんユニークで個性あふれる方たちばかり。車を飛ばしてきたのはアイドルなみの可愛さを誇るメーカー勤務のNちゃん、さらに遠方の大分県から精密機械加工を得意とするエイチ・エス・ケーさんが出席しています。つまりは日本全国から集まって来た・・・っていっても過言ではありません。参会者のほとんどがものづくりに間接・直接的に携わる方たちで、賑やかに楽しいひと時を過ごしました。
ビールをゴクゴクと呑んでいた私の目に突然、“ねじ なめんなよ”の文字が!
ディープインパクトな浅井製作所の浅井社長
ねじを製作する浅井製作所の社長さんです。以前、NHKが取材をしましたが、ねじのつくり方が特殊なのです。どのくらい特殊かというと・・・説明しきれませんので今度取材をいたします!
ところで、ミナロさんの工場は日頃、お掃除を徹底しているのが分かりました。工場というのは昨日今日で掃除をしきれるものではありません。隅から隅まで徹底してキレイなのです。こういうところに仕事に対する姿勢がチラリと表れます。(←なんだかドラマに出て来る意地悪なお姑さんみたいな私)
おや?
OKKさんのマシンに目玉のようなモノがくっついていますね。
「あぁ、それね、従業員の奥さんが“目”を付けたんだよ」と緑川社長。工作機械が顔に見えちゃいます。
とにかく木製ガンダムもあったり、(←写真を撮れなかったのが残念)、遊び心も満載のミナロさん。製造業って、単にモノをつくるだけじゃなく、クリエーティヴな要素も濃いのだな、と実感しました。
ところで、ナッちゃんって案外スタイル抜群なんですよ。
ボンキュッバッ! って感じ。ちょっと羨ましくなりました。
女性の憧れ。こんなボディになりたい・・・
緑川社長の心意気に感謝感激。
今度は徹底取材させてください!
8月のネタ切れと掴まった宇宙人
8月といえば、業界専門媒体は華やかな大メディアとは違い、毎年「ネタ枯れ」というものに悩まされます。
おまけに企業は夏休み突入。
つまり私のような者にとっては厳しい季節なのです。
諸般の事情から消費活動にも積極的になれず、非常にツマラナイ。8月も中旬に差し掛かってくると、かかってくる電話は怪しげなセールスばかり。あぁ、つまらない。
さっき、友人のジャーナリストと話していたけれど、「最近働き過ぎたから秋まで農業をやるんだ」と言っていた。なんてこった! 君も東京を脱出するのかい? これまたツマラナイ。
そんな中、大スクープが!
私の愛猫は毛の長いヒマラヤンなのですが、節電カットにしたところ、中身がちょびっとしかありませんでした。
オマエは何者だ!? 地球戦略を企む宇宙人か!?
つか、顔が合成っぽいほど、不自然にデカイ顔!
この怪しげでキュートな表紙、実はこの業界でご活躍されている皆さまなら、おそらくほとんどが知っているであろう、「なっちゃん」で有名な漫画家、たなかじゅん先生が作成してくれたものなんですよ。
ちなみにオルメキャットとはオルメカ文明と猫をくっつけたものです。
さて、もうそろそろ皆様も夏休み突入ですね。
私はこの期間に絶対痩せる! と心に誓っております。
いつの時代も“人”が主役!
日本金型工業会の上田会長(大垣精工・社長)さんから、冊子が届きました。
内容は、岐阜新聞社に掲載されたコラムをまとめたものです。同工業会会長としての立場で、ものづくりの原点から4年間分を執筆していたんですよ。
上田会長といえば、視点の鋭さもさることながら、抜群な表現力で周囲を魅了する人物でもあります。
過去に数度、上田会長に取材をしておりますが、いつでも、どんな時でも上田会長が口にしていたのは“人材育成の必要性”でした。この冊子のはじめに書かれていた、“人間総合力”によってに“知”の勝負で世界の競争に挑まなければならない―――との言葉の中に、タイトルにもなっている「いつの時代も“人”が主役」というメッセージが込められています。
それにしても、この円高、なんとかならんか! あん?(怒)
今日と明日が出逢うとき クロスオーバーイレブン
深夜のラジオはまだまだ子供の私にとって、わくわくするような、大人の仲間入りをしたような気分にさせたものでした。
とくにクロスオーバーイレブンのこのけだるさが好きでした。
落ち着いた男性のナレーション・・・・。
この深夜感がたまりません。
それでは皆様、あの頃に戻って、この深夜感を思い出してください!
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あれじゃ穴はあきません!(断言)
TV番組で穴があかないほど硬い超硬合金に穴をあけよう・・・という趣旨のテレビ番組を観た。この企画は好評なのか先日は前回に引き続き、別の企業が挑戦していた。
これでも一応、長年、女だてらに魑魅魍魎の業界紙&誌(←時流によりWEBに移行)の記者をやってる私。
え? 何年この稼業をやってるか・・・ですって?
知りたい?
いや~よ、教えないわ。どうせ逆算して年齢を当てようって魂胆ね。
でも長いことはたしかよ。永遠の28歳だけど・・・ふふ。
ところで、昨日の番組は正直、解せなかったわ。
ああいう番組は面白いけれど、せめて硬度の説明や解説をしてほしいわ。検証なしでは、「あー超硬合金すごいわねぇ」で終わっちゃって、国民に間違った概念を植え付ける可能性があるものね。いくらバラエティだとしてもこの手の番組は少しぐらいシリアスな面があってもいいんじゃないかしら。“誰にでも分かる”ような双方の技術論理を聞きたかったわ。
だって、ものづくりの国の人だもの―――――
超硬合金のウィークポイント(振動に若干弱い面がある)を突いたとしても、トンネルを掘るドリルで超硬に穴を明けるのは無理よ、無理。あんなにドリルがアル中患者の手のようにブリブリ振れているんですもの、これじゃあどんなに良い工具を使ったとしてもすぐに刃が摩耗しちゃってイカれちゃうわよ。
非常に硬い材料の成分や特性もわからないまま、闇雲にトライしている印象があったわ。これがモヤモヤの原因よ。
だけど、どうやったらあの超硬合金に穴があくかしら?
と、今までたくさん機械や工具メーカーを取材している私なりに考えてみた。
まぁ、単純に考えてこの世で一番硬い材料はダイヤモンドよね。
硬いモノを早く削れば摩擦で切削熱は上がる。ダイヤモンドの弱点は熱に弱いことだけど、ここは油をぶゎーっとかけて切削すればいいのか・・・ということで、やっぱりダイヤモンド・コーティングを施した工具が適しているのかな。DLC(ダイヤモンド・ライク・カーボン)複合膜コーティングとかね。以前取材したんだけれど、DLCにナノカラム構造を導入してしなやかに変形する膜にしたところ、膜厚方向に強靭なネットワークをもった「竹状」の膜ができた。この被膜は過酷な摩耗条件でも強靭な威力を発揮した・・・っていうのがあったなあ。
これは一例だけど、各社がしのぎを削ってコーディングの開発をしているわ。先述のとおり粒子を操作したりして母材に対する高い密着性と優れた耐摩耗性、耐熱性などなど、そりゃあ涙ぐましい努力をしているわけなのね。ほんとは一社一社の特長を書き込みたいくらいだけど、ここではやめとくわ。
ところで、工具の寿命を延ばすためのコーティング性能を発揮するためには刃物形状も重要ね。工具に問われているのは母材、形状、コーティングの総合力よ!
工具ばかり話がいっちゃったけれど、本当にあの硬い超硬合金に穴をあけるのであれば、切削条件を整えなければならないわ。それには工具メーカーだけじゃ困難ね。
剛性のある工作機械も必要だわ!
機械が振動すると良くないし、もちろん高性能スピンドルも必要。機械と工具の狭間で重要な役割を密かに果たしているチャックも優れモノでなければいけないわ。
とにかくあの超硬合金に穴をあけるには、設備の総合力で挑まなければならないの!
実は、材料の特性に合わせて「このメーカーのこれと、これを使いなさい」って、ご指名チョイスをしたらあの超硬合金に穴があくかもしれない・・・と密かに睨んでる私です。