職業訓練法人アマダスクール(理事長=末岡愼弘氏)が、「第29回優秀板金製品技能フェア」5部門の入賞作品を選定し、3月4日にアマダ・246ホールで表彰式を行った。
「優秀板金製品技能フェア」は、板金加工技術並びに技能の向上を測るため1989年から毎年開催されている。現在は5つの部門で毎年5月から作品を募り、審査を経て、翌年3月に表彰式を行っている。審査はアマダ・ソリューションセンターの来場者、日本塑性加工学会会員、精密板金工業会・シートメタル工業会役員、別途選出されている学識経験者で構成される審査委員によって行われ、各部門の優秀作品には金・銀・銅の各賞のほか、厚生労働省、経済産業省、中央職業能力開発協会、日刊工業新聞社、アマダから賞が贈られた。
今回は昨年と同じく「単体品の部」「組み立て品の部」「高度溶接品の部」「造形品の部」「学生作品の部」の合計5部門で作品を募集した。今年は技能賞以上の優秀作品は84点となった。