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学生さんが興味を持ってくれてねえさん嬉しいわ☆
先日、コラムをアップしようとしたところアクセスができず、どうしたのかしら? と思いきや、YAHOO! ニュースの中に読売新聞さんの記事が掲載されていました。内容は日本タングステン(通称:ニッタン)さんが来年春の新卒採用の応募者が前年の1.5倍に増えたこと。
記事によると、フジテレビ系の「ほこ×たて」効果で知名度がアップしたことで、今年は本社のある九州地区だけでなく、全国の大学から応募があったそうです。
「ほこ×たて」はバラエティー番組ですが、これをきっかけにして、製造業に必要不可欠な“材料”に目を向けてくれた学生さんが増えたということは、おねえさん嬉しい限り。
この学生さんの中から、第二の中川内氏が出てくるかもしれませんね(●ω●)☆キラリン☆
わが「製造現場ドットコム」もこの効果にあやかり、アクセスが急上昇! アクセスしずらい状況が続きました。
さてさて、最近、主体性のない大人が増加しているように思っております。
なにより本当のことを言うのが大好きなわたくし、ズバッといくよ、ズバッと!
ということで、コラム「直目」を更新していますので、お時間のある方は、こちらもご笑覧くださいね。
物事の本質ってものは大抵泥臭い些細なところにあるもんなのよ
INTERMOLD2012!
先日放送されたフジテレビ「ほこ×たて」ですが、反響が大きくて嬉しい限りです。
Twitterの声↓↓
http://ceron.jp/url/seizougenba.com/node/1494
コメントを書いて下さった方、記事をTwitterで広めてくださった方、この場をかりてお礼申し上げます。ありがとうございました(_ _)>
また、ガジェット通信さんをはじめ、ライブドアニュース等々メディア各位も注目記事として取り上げてくださり感謝しております(_ _)>
さて、先週は「INTERMOLD2012」がインテックス大阪で開催され、工作機械、切削工具、ツーリング等、製造現場に関連する製品が一堂に集結しました。近いうちに注目記事として掲載いたしますね。
すごい人が並んでいました
おおっ!
6号館にいくと真っ先に目に飛び込んできたのはダイジェットさんのブースです。
うまく空間を利用した近代的なディスプレイが印象的でした。
ということで、いつもお世話になっているお二人をパチリ
今回、ダイジェットさんは新製品「QmMAX」を展示していました。詳しいことはまた後ほど。
「ほこ×たて」緊急解説第2弾! オーエスジーVSニッタンの激闘!
フジテレビの「ほこ×たて」の人気企画、“絶対に穴のあかない金属”VS“どんな金属にも穴をあけられるドリル”は有名ですが、先ほど、日本タングステン(通称:ニッタン)VSオーエスジーの再戦がお茶の間に流れました。
熱い戦いに皆さんTVに釘付けになっていたことでしょう。
さて、記者のコメントを覚えていますでしょうか?
私はただ一人、「穴はあかない」としました。なぜそう答えたのかを踏まえ、「製造現場ドットコム」ファンの皆さまに大サービスよ。少し解説をいたしましょう。
その前におさらいです。知らない方は、前回対決した解説記事を読んでね↓↓
http://seizougenba.com/node/955
今回、われわれ記者は対決現場にはおりません。
スクリーンで対戦を見守っておりました。
オーエスジーは相手がどんな材料を持ってくるか? と推理し、ニッタンはオーエスジーの考えそうなことを推測します。この“相手の腹を読む”ことにこの番組の面白さがあります。
今回は2度目の対決です。ひょっとしたらニッタンは得意とするサーメットや超硬合金などの硬い材料ではなくて、粘り気のあるブツを持参することだってあり得ます。私がニッタン中川内氏だったら意地の悪いことを考え、2度目の今回は、切り屑が刃先に溶着して工具をクタバらせるような、粘りのあるイヤラシイ材料を持参することでしょう。
金属加工は通常、材料の特性に合わせて加工条件を決めます。材料に合わせて最適な切削工具や工作機械、チャック等を用意し、加工に挑みます。材料も分からぬまま憶測で合致する加工条件を見つけ出すのは“宝くじを当てる”ようなものです。
今回、そのような思いから、私は「穴はあきません」と推測しました。
と、思っていたら――――。
「あらっ!?」
スクリーンを観る限り、想像以上にサクサクと削っているではありませんか。
どうやらニッタン中川内氏は前回同様の材料で勝負をかけてきたようです。前回は割れてしまいましたので、今回は“割れない工夫”をしてきたに違いありません。
さて、超難削材に挑んだオーエスジー大沢氏が満を持した対決工具が気になりますね。この工具の名称は『クロスエンドドリルエボリューション(特殊品)』。前回の『クロスエンドドリル』を改良し、グレードアップした工具です。
工具径はφ16 #20(粒度)。前回同様、工具先端にダイヤモンド粒子を電着させた特性工具で、菊の蕾を連想させるユニークな工具形状でした。
戦った工具と同じもの
工具形状をパイプ状にしたのは加工時の除去体積を削減するためであり、前回の十字スリットを8溝に増やしたのは切削性能や冷却性能を向上させるためです。また、工具中心のオイルホール径を大きくし、冷却効果、切り屑排出性を向上させました。8溝のスリットから勢いよくクーラントが排出される仕組みとなっています。
ダイヤモンドは地球上の物質の中で一番硬いとされていますが、反面、熱に弱いという弱点があることは、前回放送後に弊社ブログ「ほこ×たて緊急解説」でも掲載しました。加工中の高熱は、ダイヤモンドの硬さを失わせるうえ、およそ800℃で炭化するといわれています。
前回の対決では、約13分を過ぎたころに材料が割れ、工具は砥粒も消滅し、丸坊主になっていました。今回はそのことを踏まえ、オーエスジーは目詰まりを防止するため、砥粒サイズを#40から#20へと大きくしました。工具皮膜の耐久性を高めるため、めっきも多層化しています。これにより摩耗の進行が抑制され、前回の『クロスエンドドリル』よりも工具寿命を伸ばすことができたようです。
「おおっ!」
私が思わず声をあげたことは、これらの工具形状に加えて、今回、さらなる徹底的な、しつこいぐらいの熱対策が加わっていたことです。テレビをご覧の皆さまもお分かりだと思いますが、前回の対戦同様、工具は自転しながら公転し、公転しながらZマイナス方向へ切り込んでいくヘリカル加工に加え、今回はこのヘリカル加工に1公転後、Z軸方向に工具を1回上下させ、ステップしています。このステップ動作には、目詰まり防止と冷却性向上の効果があるのです。
というわけで、超硬合金等の硬い材料に有効だといわれているダイヤモンド砥粒で今回も勝負をかけたオーエスジー。双方、意地の悪いことを考えず直球で勝負しています。お互いに良いところを突いていましたね。
話を戻します。
対決がスタートし、時間は前回材料が割れてしまった13分を過ぎました。スクリーンを観る限り、徹底的な熱対策が功を奏しているのが分かります。音に変化は見られず、クーラントは勢いよく排出され、私が思ったよりも順調に加工が進んでいきました。ううむ、さすがだわ!
20分が経過しました。穴開けは5㎜ほど進んでいます。順調です。若干聴きとりにくいのですがスピーカーから聞こえる音に変化もみられません。
スクリーンから観たらこんな感じ↓↓
スタートから45分ほど経過したところ、切削油の補給をしました。
「経過報告です。残りはあと8㎜です!」
残り8㎜――――。
切削油を補給すると何事もなかったかのように、加工は続きました。
ところが、補給をしてしばらく経った頃でしょうか、クーラントの色に変化が見られました。テーブル部に薄っすら溜まっている切削油が一瞬だけ蝋燭の炎のようにユラユラと妙に明るくなるのです。
(あれ? 火が出たのかしら?)
勢いよく排出されていたクーラントもさっきまでの勢いはありません。
研削に近い加工ですので今まで見えなかったはずの切り屑が、その存在を主張しはじめたことを発見しました。一瞬ですが小さな火の玉がスクリーンを横切ります。この頃、すでに火が出ていたのです。
スクリーンが白っぽく映るので、よく見えないけれど、テーブル部に薄っすら溜まった切削油に黒いものが浮いていることを確認しました。この黒いものの正体は、おそらく加工熱にやられた炭化したダイヤモンド砥粒でしょう。クーラントに勢いがなくなったのは、菊の蕾のような工具形状になんらかの変化があったものだと感じました。
アナウンスが入りました。
(もう少しで穴があく!)
経過報告にざわめく会場。力が入ります。
もう少し、あともう少し―――。頑張れ、頑張れ~!
機械はまだ止まりません。不気味に動き続けています。もうそろそろ穴が開きそうな時間に突入しました。
そんな中、私の横で、某記者がひっそり耳打ちをしてきました。
「今日は那須さんのお・ご・り決定ですね。へへっ」
記者の中でたった一人、「穴はあかない」と答えていた私の財布の中身に黒い影が忍び寄って来た瞬間です。
午後4時31分(←私の時計で)――――。機械は止まりました。午後3時5分にスタートしていますので、およそ1時間26分をかけた加工が終わりました。長い時間でした。
きっと誰もが穴は開いたと思っていたに違いありません。
が―――――――。
なんということでしょう――― 首の皮一枚残っていたなんて!
結果はテレビをご覧のとおりです。会場内がどよめきます。
今回、中川内氏が持参した高硬度難削材は、中川内氏いわく、前回同様、非常に硬い焼結材であるサーメットとのこと。
摩擦熱でダイヤモンド砥粒は炭化し、工具母材までもが削られて真っ平らになっていました。おそらく難削材が工具母材より硬かったのでしょう、最後の最後で難削材と工具が削り合ってしまったのかもしれません。息を呑む戦いでした。
過酷な状況下で奮闘した工具。元の工具と比較してみると・・・
―――――が!
超難削材加工をするのに1本の工具が1時間30分近くも持ちこたえたということは、実はスゴイことなのです。通常ならば、もっと早くに工具がくたばっていても不思議ではありません。
摩擦熱は1000℃を超える
ところで申し上げたいことがひとつあります。わけのわからぬ超難削材に対し、加工条件を合わさぬまま、ここまで穴を開けるなど通常では考えにくいということです。冒頭でも述べましたが、切削加工の場合、被削材の特性に合わせて加工条件を決めます。もっと言うなら材料に合わせた設備の総合力で加工をするものなのです。加工は簡単にできるものではありません。
したがって、材料もわからぬままに、穴を開けたも同然といいたいほど、残すところ首の皮一枚ほどまで穴を開けることができた、大沢氏らが渾身の力を振り絞り開発した工具は素晴らしい工具だったといえましょう。
まさに宝くじに当たるような確率で加工条件を模索し、戦いに挑んだオーエスジーですが、開発努力の素晴らしさを再認識しました。もし最初に材料が分かっていたならば(←番組にならないのですが)、大沢氏は加工条件を的確に判断し、“美しい穴”を確実にあけていたでしょう。
大沢氏は力強く言いました。
「われわれは決して諦めない。さらなる開発努力に邁進する」と。
一方、ニッタンが生み出す材料は、今後も様々な産業において大きな力となると確信しました。有能な開発者である中川内氏の今後の活躍がとても楽しみです。きっと世界中の産業に新たな可能性を拓いていくことでしょう。
私は日本製造業の強みの真髄を「切る」、「磨く」、「穴をあける」、「削る」だと思っています。様々な加工技術、加工方法の中でも最も重要な切削加工ですが、日々、難削材・新素材との闘いであるといっても過言ではありません。この闘いは産業発展の原動力だと感じています。現在の加工技術は、工作機械はもちろんのこと切削工具の母材・コーティング・刃形設計などの技術開発により大きく進展しています。今後も新しい材料の特性を的確に把握しながら、工作機械、切削工具、ツーリング、CAD/CAM、その他周辺技術の開発が進んでいくことに違いありません。
最後に今回使用された陰の貢献マシン&ツーリングをご紹介しましょう。
前回同様、機械はオークマ「MB-46VAE」。しっかり工具を保持していたチャックは「BIG」の愛称で知られる大昭和精機のものでした。
オークマ製のマシンとBIGの愛称で親しまれている大昭和精機のチャック
なお、「INTERMOLD2012(第23回金型加工技術展)」が4月18日(水)~21日(土)までの4日間、インテックス大阪で開催されます。今回活躍したオーエスジー、大昭和精機、オークマが出展しますよ。他にも加工現場に貢献する機械・工具業界各社の最新技術に触れることができるので、ぜひ足を運んでみてくださいね。もちろん私も取材に参上いたします。
え? 結局、おごってもらったかどうかって?
豊橋で美味しい焼き鳥を食べつつ、大酒を食らいました (^^)フフッ。
最高の戦いでした
ボーイング787搭乗記(2)「787の見分け方」
ここで下村氏にボーイング787の見分け方を伝授していただきましょう!
空港にはいろいろな飛行機がありますが、数ある飛行機の中から787を見分けるのは一般の人にはちょっと難しい気がします。特に同じボーイング社の似たような機種である767と見分けがつきません。細かいところを見ると787には独特のカタチがありますが、普通の人にとってはどうでも良いことかもしれません。簡単にポイントだけ解説します。
機首部分
767をはじめとした787以前の飛行機の機首部分は窓部分の先に一段くびれて「鼻」がありますが、787では「くびれ」がありません。のっぺりした感じです。
また、真正面から見ると操縦室の窓の枚数が従来機は6枚なのに対して、787は4枚です。これまたのっぺりして見えます。
エンジンの排気口部分
外観的にはここが一番見分けやすいと思います、787以外の飛行機はこの部分がまっすぐなのに対し
て、787は波形になっています。ボーイングではこれを「シェブロン」と呼んでおり、エンジンの騒音を低減させる効果があるとのことです。
垂直尾翼部分
微妙ですが、てっぺんの前方部分が787は若干丸みを帯びています。
その他、787は主翼のしなり方が大きいという特徴がありますが、これは飛んでいなければわかる違いではないので割愛します。
「こんな細かい差なんてわからないよ」と言う方でも、ANA機の場合は誰でもわかる違いがひとつあります。それは前方部分に「787」と大きく書かれていることです。現在、特別塗装機が2機とANAカラーの塗装機の2種類がありますが、どちらも「787」と大きく書いてありますので遠くからでもバッチリわかりますよ。
【文:イラスト:下村栄司】
ボーイング787 搭乗記(1)
業界に詳しい下村栄司氏がカメラを引っ提げボーイング787をレポートしてくれました! 全日空がボーイングから受領した787の初号機、つまり世界初の787を隅々まで独自目線で探索! さぁ、ご覧ください!
話は少し古くなりますが、1月末に憧れのボーイング787に搭乗することができました。
昨年の11月に国内線に就航してから1月の時点で、787に搭乗した人は何と10万人にもなるのだそうです。それを考えると今さら珍しくもないような気がしますが、世界的に見れば10何万人めの搭乗者となるわけで、やはり珍しいと言えると思います。
搭乗した便は羽田7:50発、広島行きANAの673便です。私の家から羽田空港までは約2時間かかるため、これに乗るためにかなり早起きしました。ちなみに、乗った787の機体番号は”JA801A”。マニアならすぐわかると思いますが、全日空がボーイングから受領した787の1号機、ということは営業飛行に使われている世界最初の787ってことです。どうだ!
飛行機の機体番号はだいたいこの辺りに書かれています。787を見かけたら注目!(ちなみにこの写真はJA801A)
そろそろ出発時間が迫ってきました。
「本日使用します機材は、エーエヌエーがボーイングと開発から関わり、世界に先駆けて導入しましたボーイング787でございます。」と誇らしげなアナウンスが。いよいよ乗れるんだ・・・期待に胸をふくらませて機内へ。
機内に入ると、まずおしゃれなバーカウンターがお出迎え。飛行機と思えないほど高い天井と、その高さを引き立たてているのが青いLEDの照明です。曲線を多用したデザインも新しい飛行機という印象を強めています。
座席は窓側。787の窓は今までの飛行機の窓に比べて約1.3倍と大きくなり、明らかに外の様子が見やすくなりました。そして、窓には従来のようなプラスチック製のシェードがありません。787ではなんと電気式のシェードになっています。窓の下に付いているスイッチ(写真の白黒の丸いもの)を押すことで光の透過率を電気的に変え5段階に明るさを調整できます。一番暗くしても、かすかに外の様子がわかるってところがなかなかニクイです。
座った座席がちょうど主翼の直前ということもあって、エンジンが良く見えます。見ての感想は「エンジンでっか~」。これは専門的になりますが、最近のエンジンでは燃費を良くしたり、騒音を低くするため、「バイパス比」が高くなっており、そのためにファンの直径が大きくなり、エンジン直径も大きくなるのです。ちなみにファンとは、エンジンを前から見ると扇風機の親分みたいな羽が見えるでしょ。あれです。「バイパス比」を説明するとややこしくなるんでここではやめときますが、興味のある方はインターネットで調べて下さい。
離陸時の印象は、「エンジン音が静かだな」。ロールス・ロイス製Trent1000エンジンは控えめな音でパワフルに787を上昇させていきます。
眼下に見えるのは、雪化粧した富士山です。たまたま機体左側の席に座っていたので撮影できたショットです。天気もよく、ラッキーでした。
美しい!日本人の心、富士山よ~
広島までのフライトは1時間ちょっとなので、トイレに用がある以外の人は座席に座ったままじっとしています。でも、せっかく787に乗ったのだから機内を見て回らなければ787ファンとは言えません。
シートベルト着用サインが消えたところでカメラ片手に「機内探索」に出ました。
787ファンとしては実は知っていたのですが、1箇所だけとは知りませんでした。ちなみにトイレに窓がある飛行機は787だけです。本来の用事はなかったのですが、「世界初、窓のある飛行機のトイレ」を写真に収めるべく、中に入ってみました。
中は結構広くて快適そう。温水便座(商品名ウォッシュレットってやつです)付きというのも787が初めて・・・のはずだったのですが、就航が大幅に遅れてしまったため、777の一部改装仕様機に先を越されてしまったそうです。飛行中は窓の外から用を足しているところを見られる心配はなさそうですが、ここにも例の電気シェードが付いているので一番暗くしておけば安心して用が足せます。それにしても、10,000m上空を眺めながらオシッコ(またはウンコ)をするっていうのはなんて贅沢なんでしょうか。しかし写真でもわかる通り、後ろを向きながらの体勢になるので、中国雑技団並みのしなやかさがないと実際は無理そうですが。
やっぱりCAの方とは会話をしてみるもんです。いろいろと話しをしていたら、私を787ファンと認識してくれたのかどうかはわかりませんが、「搭乗証明書を差し上げましょうか。」とのこと。恥ずかしながら、そのようなものがあるとは知りませんでした。「何?それ。」とは決して言わず、「ぜひお願いします!」と。
しばらくしてからCAの方が私の席までわざわざ持ってきてくれたのがこれです。感謝!感激!雨あられ!です。私にとっての787初フライトの良い記念になりました。
【文・写真:下村栄司】
「ほこ×たて」2時間スペシャル! オーエスジーVSニッタンの熱いバトルが放送されるゾ!
フジテレビの「ほこ×たて」の人気企画、“絶対に穴の開かない金属”VS“どんな金属にも穴を開けられるドリル”――。穴が開けばドリルの勝利。穴が開けられなければ金属の勝利。製造現場に身を置いている皆様にとっては対決の行方が気になる番組で有名ですが、昨年10月に放映された日本タングステン(通称:ニッタン)とオーエスジーの熱い戦いは“両者引き分け”という結果となり、話題となりました。
そこで!
製造現場ドットコムファンの皆さまに一足先に教えてあ・げ・る。
なんと、4月15日(日)19:00から放映される「ほこ×たて」(フジテレビ系列)で、この熱い戦いに決着をつけるべく、“再戦”が放映されるわよ。
今回もまたFA業界専門媒体の猛者たちも集合してその行方を見守ったの。
性懲りもなく私も大量の化粧品を持参して現場に駆け付けたわ。
同番組の人気企画である『金属対VSドリル』の戦いは“相手の腹を探りながら開発したブツ”で戦うわけだから、双方の推理作戦も見どころのひとつ。この熱い戦いに、前回以上にテレビの前で釘付け間違いないわよ。撮影中はハラハラドキドキの連続だったんだから!
今回も業界記者のコメント撮りが行われたんだけど、「どっちが勝つか」と前回と同じ質問をされたわけで、われわれ記者も推測しなきゃならず、リンダ困っちゃった。テヘッ☆
というわけで、長年FA業界を歩く猛者たちもコメント撮りでは大騒ぎ。カメラに向かって誰がどんなコメントをしたのか気になってしょうがない。そりゃあ専門記者たるもの、きちんとしたコメントを出さなきゃならないから緊張するわよ。いい加減なことなど言えるわけもない。喋るのが得意じゃない私も緊張しすぎてニヤニヤしちゃったわ。
コメント撮りの前に「ネクタイが曲がってないか」とか「化粧がとれてないか」とか「顔がまずくないか」とか、「性格が悪くないか」とか、みんなでチェックし合いつつ、「どんなコメントをするつもりなのか」と、記者同士も腹の探り合いよ。さすがにこの点は猛者らしく、皆、ぬかりがないわ。
余談だけどね、当日は朝っぱらから顔面マッサージにパックに・・・と、ねぇさん大忙し。地デジは残酷だもの、万が一、疲れた私の“ほうれい線”を映してもらっちゃ困るものね。想像しただけでも恐ろしさで身が震えちゃう。女性も古くなってくると大変なのよ、ホント。再戦が決まってからというもの、心は『魔女たちの22時』(←もう終わっちゃったけど)に出演するような心境だったわ・・・・と、こう己に言い聞かせて必死に運動したの。せめて太ももだけでもスッキリさせたいと、カバン掛けに変貌しつつある美容器具“レッグマジックサークル”でシャコシャコして頑張ったのよ。若干、間に合わなかったのはご愛嬌。
あらやだ、私ったら主役でもないのになにやってんだか。映るかどうかも分からないのにさ・・・これも女心がなせるワザね(●ω●)イヤン。
放送終了後、解説をアップする予定です。引き続き楽しみにしていてくださいね。
ぽぽ嬢の片思い
――ぽぽ嬢が、羨ましそうにボートを見つめています。
ぽぽ嬢 (あぁ、あたくちもロバートと2人きりでボートに乗りたいにゃの・・・)
――ぽぽ嬢の目の前には、見たくもない現実がありました。
ぽぽ嬢 「あっ! ロバートだわ!! あたくちを放っておいてあんな女と!」
ぽぽ嬢 (しかもトキ子の服装ったら豹柄のレギンスなんて穿いちゃって、まるで大阪のオバサンにゃ。・・・許せにゃい・・・許せにゃいにゃの・・・・)
――2人に忍び寄るぽぽ嬢・・・。
――トキ子のペットである凶悪な犬がぽぽ嬢を威嚇しました。
ウ~~~~~ッ
ぽぽ嬢 「ロバート! あたくちにも、やさちく(優しく)してちょーにゃい!」
ロバート 「うわーっ!」
トキ子 「キャ――ッ!」
トキ子 「ふん。どうやらロバートには獣がお似合いのようね。二度と私に近づかないでちょーだい! サヨナラ!」
あぁ、ごめんなさい。わたくしの自己満足です。はい。。。(_ _)>
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