無造作淑女
相棒P子がやって来た
年末に頼んでいた相棒がやって来た。
名前はP子。(←愛用するものに名前を付けるクセがある)
私仕様のクロコダイルタイプ・・・とはいっても本物のクロコダイルではありません。
↓財布と見間違うほどの大きさです。
取材や営業、打ち合わせなどで外出が多く、持ち運びに便利な小型タイプのPCを必要としていました。今まで馬鹿でかくて重たいノートPCを持ち歩いていたんですもの(←ダサっ)、鞄の中にカメラも入れた日は重たいったりゃありゃしない。手が豆だらけになりました。
こ、こんなの女性の手じゃないわ!
したがってP子は、外出中のメールのチェックや移動中の原稿書き、webサイトをみたり、先方に資料を見せるくらいしか使用しないので、最少スペックです。通信はWi-Fiね。便利な世の中になったとつくづく感じます。ちなみにP子は私初のwindows7。画像を加工したり、動画を編集したりするのにP子は不向きなので、それはメインのPCで処理します。
↓製造現場ドットコムの刻印でさりげな~くPR
時は金なり。さっそくP子の働き具合を確認しました。
あらっ? 動きが鈍いじゃないの。Windows7の恩恵が感じられません。
現在メインで使っているPCはVISTAですが、VISTAはメモリを食う上、XPとの互換性もよろしくないとのことでWindows7はその点が改善されていると聞きました。やっぱりスペックを上げとくべきだったかしら、とちょっと後悔。
だけど私の仕事のキモであるキーの早打ちにはいい仕事してくれる。小さい割にキーが打ちやすいのです。とはいえ立ち上がりが遅い。イライラします。
↓構造上、ノートにありがちなカーソルがぶっ飛ぶことも少ない
ということで、P子に入っている不要なものをアンインストールしてやろうと思いました。だいたいP子の中には必要のないモンが入りすぎなのよ。ただでさえ脳みそが少ないのに詰め込みすぎるから動きが鈍くなるんだ。
で、半日かけて必要のないものをちまちまとアンインストールし、不要な機能のチェック項目を外しました。
すると・・・・。
おおっ! 動きがサクサクと早くなったじゃないの! そうよ、P子、その調子よ!
昔はノロノロ処理能力も当たり前だったのですが、われわれのような商いは時間が勝負!時間の有効活用はとても大切です。
さぁ、これから私と一緒に仕事をするのよP子。私好みの良い相棒に恵まれました。
久しぶりの感動
切削工具メーカーのオーエスジーさんが先日、新年賀詞交歓会を開催しました。
その前に、豊川市内にある桜ヶ丘ミュージアムに行って、ハワイ日本人官約移住125数年記念「浜野龍峰書展」を鑑賞するチャンスに恵まれました。
この書は、日本からハワイに夢を抱いて海を渡った人たちの名字を揮毫したものです。名字のおびただしい数はもちろんですが、その威力たるや相当なもので、ジッとその書を見つめると、どんどん自分が現実離れしていく感覚を感じました。この世とあの世の境目というか(←見たことないのですが)とにかく形容しがたい不思議な時間と空間を味わいました。思わず手をあわせて拝みたくなる。
この揮毫にある名字の方々はもうすでに亡くなっています。大きな希望を持って移住した人々。この方たちはハワイでどんな人生を送り、最後を迎えたのでしょうか。
さて、同じ名字でも、今度は躍動感溢れる名字の数々です。
同じく浜野龍峰先生が書いたオーエスジーさんの社員1人、1人の名字です。
太陽の光をあびてGTセンターに飾られていました。
とにかく元気いっぱいに見えます。無機質なもののはずなのに生きていることを実感させる書。先ほどは手をあわせて拝みたくなったはずの作品も、今度は逆に元気いっぱい、眩しく感じて目を細めたくなりました。
私は書が分からないのですが、一発で先生のファンになりました。きっと芸術家は、どんな人にも理屈じゃ説明しがたい感動を与えてくれる人なのでしょうね。
この不思議な空間を写し出すことは難しいので、ぜひ皆様もチャンスがあれば浜野龍峰書展をご覧ください。きっと不思議な空間に圧倒されることでしょう。
さてさて、話は変わって・・・。
この日、新年会の会場内で名物の“豊橋カレーうどん”がふるわれました。
記者はなぜかお腹を空かしている場合がほとんどであり、“どこにどんな食べ物があるか”をひっそりチェックしてしまう習性があります。
え? 私だけですか? って、そりゃーないでしょ~。
豊橋カレーうどんは、どんぶりの中にカレーうどんの下にトロロとご飯が同居している食べ物です。これがまたウマイ! 激ウマです。
皆様も、豊橋に出向くことがあれば、ぜひ豊橋カレーうどんをお試しください。
衝撃的なウマさに五臓六腑が喜びに震えること間違いありません。
武器を持たないスナイパ―
昨年末から恐ろしいくらいに膨張し続けています。
ブラウスがさらにキツくなりました。こんなんじゃスーツはまるで拘束具。こ、呼吸ができぬ!
フンッと息をしたらボタンがはじけそう。息を吸って腹部をへこませても、もう限界。
このままいくと、はじけたボタンに殺傷能力が備わりそうです。
狙った相手めがけて呼吸ひとつでボタンを飛ばせば、武器を持たないスナイパ―ってところでしょうか?
来週あたりから、ぼちぼちダイエットをしようと心に決めました。
賀詞会シーズンと経営者の背筋
新年が明けて早11日。
ただいま、新年賀詞交歓会シーズン真っ盛りです。
今年は昨年に比べ、若干皆さまの顔色も良いように感じ、回復の兆しを感じ取っています。
―――ということで、憎たらしいのは円高です。この円高さえなければ、もっと儲かっているのに・・・と奥歯をギリリと噛みたくなる今日この頃。
ところで、私はいつもこのシーズンになると感じることがあります。
それは経営者の背筋がピンとしていることです。日本経済を牽引している企業の経営者に背中を丸めている方は1人もいない。
背筋がまっすぐな方は実際より大きく見え、若々しく見えます。顔がまっすぐなので、目力もあります。要するに威厳が漂っているのです。
馬券売り場を背にして背中を丸め駅に向かっていく人とは明らかに違う。
しょぼしょぼと下を向いて歩いている姿を見ると、「あの人、きっと勝負に負けたんだ」と勝手に想像して指をさしたくなるのですが、馬券売り場付近で背筋をピンとして歩いている方をみると、なんとなく、「儲けたな」と感じる。
背筋というのはその人を表す大切な要素なのかもしれません。
私もしょぼしょぼと歩く癖を直そうと思います。
明けましておめでとうございます
新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
さて、年末年始の楽しい暴飲暴食のツケが私の腹部にしっかり脂肪として蓄積されてしまいました。「あいつは神経も太いが腹周りも太いな」と失笑されるのを恐れています。
皆様は今年の目標をいかがなさいましたか?
私はもちろん「製造現場ドットコム」のさらなるパワーアップと読者層を広めること――を目標にしましたが、もうひとつ「後回しにしない」を掲げました。仕事を後回しにしないためには、時間に余裕が必要です。焦るとロクなことがありません。大人なのでせっかちはやめようと心に決めました。
このように、せっかちはやめようと心に決めた私ですが、新年早々、物欲を抑えるのに必死です。この忌まわしい物欲に鉛をつけ、東京湾に沈めることができたらどんなにいいだろう。
あぁ、新しいカメラが欲しい~。欲しい、欲しい、欲しい~。一刻も早く欲しい~。
今年最後のメルマガ送信!
本年最後のメルマガを送信しました。
2010年は私にとって特別な年になりました。
これも皆様方のお陰です。感謝いたします。
来年はあの手この手でチャレンジをする次第です。自称、永遠の28歳、頑張ります。
メールの不具合についてのお詫び
本日(12月21日)、メールが受信できなくなるという不具合が発生いたしました。
ご不便をかけてしまい申し訳ございません。
すでに、午後3時には復活しておりますので、私あてのメールがバックしてしまった方は恐縮ですが再度、送信くださいませ。
よろしくお願い申し上げます。
怪しすぎる
先日、大門の交差点で怪しい男性に遭遇しました。いわゆるナンパというやつです。
驚きました。
ひょっとしたら疲労の色も隠すことなく重たい鞄を引っ提げてしょぼしょぼ歩く古い女性を見つけては、絨毯爆撃のように声をかけまくっている野郎なのかもしれません。
とはいいつつ、私の本心は・・・・・・。
ほらっ、ほらっ。
私を女性扱いする貴重な人物が今ここに!
ほらごらん!
ほらごらん!
ほらごらん!
と大門の真ん中で叫びたい気分になりましたが、このままでは女がすたります。感情は出さないようにして下を向いたまま無視をしました。
万が一事件に巻き込まれたとしたら大恥です。新聞に「3千円入りの財布を奪われ重傷」と書かれ、世間を騒がすことになります。こんな不名誉なことはありません。想像するだけでもおぞましいですね。
東横沿線の思い出
先日、牧野フライスさんに行ってきました。
牧野フライスさんは東横線上にありますが、付近の自由が丘や学芸大学には小洒落たレストランも多く、よくフラフラしています。
ショップもなんとなくセレブ感が漂い、眺めるだけでリッチな気分を味わえるのでブラブラするだけでも良い気分転換になります。
ですが、痛い思い出もあります。
以前、何年も前、うんと前、目黒通り沿いの某レストランで、私は久しぶりに集った家族と一緒に食事をしたことがあります。少しだけいいカッコをしようと、「今日は私のおごりじゃ、たんとお食い」と、家族に食事をご馳走しました。
「へぇ~、おねぇちゃんがご馳走してくれるとはねぇ~、母さん嬉しいよ」
私はたくさん食べました。父も母もみな食べました。うちは大食いなのです。紹興酒もバカスカ呑みました。アルコールが身体中を駆け巡ると、さらに食欲が増します。
楽しい一家団欒でした。
ところが・・・・・。地獄はこのあとすぐにやってきました。
うやうやしくボーイが持ってきた会計を見て、椅子から崩れ落ちそうになりました。
6万8000円―――。
なんでしょう。この金額は。
「あにょぉ~、まひがってないれすか?(←間違ってないですか?)」
「ご確認のほどを・・・」
・・・・凝視するあたくし・・・たしかに間違っていない。(恥)
両親の顔をちらりと見る。揃って眉毛が10時10分になっていた。恐ろしい形相だ。
財布に6万8000円もあるはずのない私。しょぼしょぼと財布をかきまわし、「足りないこと」をケナゲにアピール。
「おまえはバカか! 計算もできんのか!」
帰り際、頭を叩かれ、説教をされた挙げ句、不当な扱いを受けました。
プロフィール
業界新聞社の取締役編集長を経て、インダストリー・ジャパンを設立。製造現場は日本の底力!をスローガンに製造業専門ニュースサイト「製造現場ドットコム」を運営している産業ジャーナリスト兼フリーライターです。霞ヶ関から錦糸町まで守備範囲が広いのが特長。現場取材は数知れず。些細なことや泥臭いことに真実が隠れているのを知り、今では何より本当のことを言うのが大好き。いつも働く女性と頑張るオヤジたちの味方よ。
ブログでは取材のこぼれ話やお知らせのほか、日常のことを綴っています。
機械振興会館 記者クラブ加盟
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