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マキノブースにて貴重なひとこま
牧野フライスさんのブースでマシンの説明を受けていたところ、黒田経済産業省製造産業局長と牧野社長がちょうどお見えになられました。貴重なツーショットです。
同ブースにて、別のマシンの前では、テレビ番組の取材が入っていました。
マシンを説明される方の緊張が伝わってきましたよ。
このあと放送されたのですが、この日の私はテレビを観ることが出来ず残念!
マキノさんのものづくりの姿勢が十分伝わる良い内容だったとお聞きしております。
ああん、観たかったなあ・・・。
JIMTOFまとめ☆ これからニュースで掲載しきいれないものをどんどん更新するわよ!
この1ヶ月半、ほとんど睡眠時間もままならず、仕事場も廃墟と化してしまいました。
脱ぎ散らかした衣類は散乱し、汚いのなんのって。
この水・木で、すっかり廃墟と化した仕事場もなんとか整理し、冬の買い物をしました。たくさんの時間を睡眠に当てることができて、ぐっすり眠ることができました。お陰で体力も回復しましたよ!
さて、JIMTOFも大盛況のうちに終了しました。
今年は初日から来場者でいっぱい。設備投資意欲をビンビンに感じました。
ギョーカイを彷徨いている記者達も、今回の人の多さにはビックリ。
わたしも商売の邪魔をしないよう、最大限、気を遣ったつもりでしたが、あらやだ! まだまだ見たいものがあったのに、回りきれていないものもあって、若干後悔しているの。
それでもね、キモは押さえたつもりよ、キモは☆
近々、まとめたもの掲載するので楽しみにしていてくださいね。
でもさ、ニュースはニュースゆえ、書き方に限度があるのよね。
掲載しきれない細かいことは、このブログで随時更新していくので要チェックよ(●ωー)☆
取材中↓ 写真、うまく撮れてるかな?
【JIMTOF】キサゲに挑戦! →すぐにへこたれる。
昨日から東京ビッグサイトで開催されているJIMTOF2014。
初日からすんごい人が集まっていましたね。設備投資意欲も上向いてるのが分かります。
昨日は、併催行事であるキサゲに挑戦してきました。
私としては、絶対にチャレンジしたかった企画。よっしゃー! 挑戦よ!
教えてくださったのは、牧野フライス製作所のキサゲ軍団。
同社では、キサゲ職人の育成・継承もスムーズにいっているようで、どんどん職人達が生まれているんですって。
教えて貰ったとおり、腰にノミ状の工具を当てて、コツコツと鉄を削ってみましたよ。
コツコツコツコツ・・・・・・。
ところがどっこい!
これが想像を遙かに上回る大変さだったのよ。
なにより、手というのは、若干クセがあるんですね。まず、ノミ状工具を平行に持つことができないのよ。やってるうちに、どうも工具が傾いてしまう。
ギュイッ―――! あらやだ!
激しいキズがついちゃった! って感じ。
教えて貰ったとおり、一生懸命、コツコツとやってみる。下を向いてコツコツ削る・・・工具は平行に・・・コツコツコツコツ・・・。うう、これ、ものすごい集中力が必要やんけ!
あぁ、ただでさえ、集中力が欠けている落ち着きのないわたし。もうダメ・・・。あぁ、気が遠くなってきたわ・・・。
途中で、オエッ(←吐き気)ってなっちゃった。腰もめちゃくちゃ痛い。
うぅ、ねえさん、あっという間にギブアップよ。ヘタレ職人もどきね、これじゃ。
工作機械の精度に大きく関係する驚異のハンド・テクノロジーですが、この職人技を覚えるには、10年はかかるといわれています。
地道な作業には、想像を遙かに超えた精神集中力が必要であり、訓練に訓練、そして個人の感性が加わったスペシャルテクノロジーでもありましょう!
いや~、尊敬しちゃいますね、ほんと!
期間中、キサゲの体験ができるので、ぜひ、レッツチャレンジよ!
わたしがやったキサゲはコレ。汚い(笑)↓
キサゲのプロに指導されているニセ者ヘタレ職人もどき
【JIMTOF強化週間】DMG森精機「最高のブースの仕上がり」森社長も大満足のブース展開
昨日、DMG森精機がJIMTOF開催前にプレス発表会を開催しました。国内外から工作機械業界に身をおくたくさんの報道関係者が集まりました。
2014年のDMG森精機は、①CELOS、②主軸テクノロジー、③新デザイン、④DMG MORI Ssystems、⑤画期的なアディティブ・マニファクチャリング―――注力したようです。
この6つの総合力が、今回、JIMTOF2014で拝見できるのですから、来場者の皆様も、楽しみながら、注目してくださいね☆
そうそう、DMG森精機は、ドイツのヴェルナウに新しいテクノロジーセンタを2016年1月にオープンさせるとのこと。
総面積は47,000㎡、12,000㎡の生産物流エリア、4,750㎡のプロジェクトエリアはライン生産あるいはセル生産方式による機械組立。2,000㎡の門形ローダと周辺機器組立エリア。
同社では、今後、あらゆる分野における自動化の提案するとしています。
今回、はドイツの方々がブースを設置したと小耳に挟みました。
森社長も「今回は最高のブース仕上がり」として大満足とのこと。
さて、今日からJIMTOF2014が開幕です。
それでは、皆さん、ごきげんよう! JIMTOF2014の会場内でお会いいたしましょう!
記者発表の様子
【JIMTOF強化月間】ウルトラ・ハンドテクノロジー「キサゲ」にチャレンジだ!
JIMTOFには様々な併催行事があります。
その中でも興味津々なのは、世界最高峰の精度を生み出すワザの「キサゲ」。
「キサゲ」とはノミ状の工具を使用して鋳物の表面を削り取り、超高精度に仕上げる手作業のこと。現在、キサゲ職人が減少する一方で、キサゲを積極的に取り入れているメーカーも少なくない。また、腰を曲げ、コツコツと気が遠くなるこの作業に興味を持ち、その職人技に憧れ、匠のモトでの修行に挑戦する若い職人がいるのも事実。
この企画展示では、「ローテク/ハイテク」という概念を超えた「ウルトラ・ハンドテクノロジー」とも言うべき“キサゲ”にスポットライトをあて、ものづくりの真髄や醍醐味、素晴らしさを再確認するチャンスです! ぜひ、皆さんもチャレンジしてみて! こんな機会は滅多にないわよ!
なお、キサゲの協力をしてくれる企業は、牧野フライス製作所、三井精機工業、オークマ、シギヤ精機製作所(●∀●)
JIMTOFの会期中、夕方から東京ビッグサイトの逆三角い会議棟(←▽)壁面に巨大時計が出現するぞ!
10月30日(木)から11月4日(火)に東京ビッグサイトで開催される「JIMTOF2014」の開催に合わせて会議棟の壁面(逆三角いところね☆)に巨大なカラクリ時計台が出現! 時を告げる鐘の音とともに音楽が流れ出し、世界中のダンスショーが始まりますよ!
これは、超高輝度プロジェクターを8台使用した最新鋭の空間演出「プロジェクションマッピング」で、建物の形状に合わせた映像をプロジェクターで投影することで、特殊な視覚効果を生む映像表現技術。欧米を中心に広告やアートシーン、空間演出棟で広く活用されていて、新しいエンターテインメントとして注目されている手法よね。そういえば昨年のクリスマスには東京駅にプロジェクションマッピングが開催され、大注目されました。ビッグサイトの逆三角いアレがどう変わるのか、ぜひ、見なきゃね!
横幅約94m×高さ約30mの会議棟壁面の独特の形状を活かした「超高精CG映像」は臨界副都心地域最大、常設としては国内最大規模のプロジェクションマッピングになるんですって。
気になる開催時間は、
①17:00~、②17:30~、③18:00、④18:15~ です。
【JIMTOF強化月間】不二越は、工程集約でものづくりを革新する機械と工具を一同に展示! 新しい加工法や生産ラインを提案
不二越は見所がいっぱい! 西(ホール)に東(ホール)に大忙しよ!
製造現場に必要な機械も工具も一同に展示するわけですから、注目製品もたくさん☆
東ホール・工作機械では「生産ラインを革新、スマートラインの提案」、西ホール・工具では「ものづくり革新工具」をテーマに、工程集約、高精度、高能率加工による新しい加工法や生産ラインを提案。
その中でも、マシン・工具・機器のベスト3をご紹介しましょう!
不二越のマシン・工具・機器ベスト3はコレ
①工程集約型歯車加工機 ギヤシェープセンタ GM7134
近年、複合加工機の需要が高まるなか、歯車加工機でも複合化のニーズがあり、ピニオンカッタを使ったギヤシェーパ加工と、旋削加工、穴明け加工の複合化を望む多くの声に応えた製品。3工程をワンチャックで加工できる特長を持ち、不二越が「絶対見て欲しいわが社の技術」として注力した製品。
諸元の異なる歯切り加工や多種多様な工作物と工程に対応でき、長時間無人運転が可能なギヤシェープセンタ GM7134は、外径ᛰ700mmまでのリングギヤの加工が可能であり、NC旋盤、マシニングセンタ、ギヤシェーパの3台を一台に集約。主軸シャンク形状は「2面拘束のBT50」を採用し、旋削加工、歯切り加工などの重切削に対応。30本の工具を収納できるATCマガジンを標準装備。
高い歯車精度の要求に応えるべく、ギヤシェーパをベースに開発。歯切りと穴明けを両立するスピンドルユニットと回転テーブルにより、加工能力は、ギヤシェーパ単能機やNC旋盤としても高い能力を持っている。
・ワーク最大径 :φ700
・加工最大モジュール:m8
・テーブル径 :φ800
・主軸サイズ :BT50
・ストローク :X軸 880mm/Z軸 350mm/Y軸 1,300mm
・ATC :30本
②アクアドリルEXフラットシリーズ
アクアドリルEXフラットは、小径サイズの追加、寸法範囲の拡大に、隅R付きざぐり穴を一発で加工できるコーナR付きがシリーズに追加され、より一層シリーズの拡充を図っている。φ0.5~50の範囲で適用可能であり、多様な加工に適用することができる。豊富な品揃えでカスタマーの多様なニーズに対応する。
・寸法:φ0.5~φ50
・先端角:180°
・表面処理:アクアEXコート
③アクアドリルEX3フルートシリーズ
アクアドリルEX3フルートシリーズはリーマレスも可能な高精度穴加工用ドリル。穴深さ3D/5D/10Dに対応した油穴付のアクアドリルEXオイルホール3フルートと60HRCの高硬度材への加工可能なハードタイプ、汎用性に優れるレギュラタイプで、広範な加工現場で生産性向上、コストダウンを実現する。
・寸法:φ3~φ16
・穴深さ:3D,5D,10Dに対応
・刃数:3枚刃
・切れ刃形状:コーナネガ形状
・表面処理:アクアEXコート
④深穴加工での切屑排出問題を解決するアクアドリルEXオイルホールシリーズ
切りくずを細かく分断する切れ刃形状と、切りくず詰まりなく安定排出が可能な最適溝形状を採用し、穴深さ30Dまで可能にした。また、小径穴はφ1mmで穴深さ20Dまで対応している。被削材は、炭素鋼から鋳鉄、ステンレス鋼にも対応し、高能率・長寿命加工を実現。
・寸法:φ1~φ12
・穴深さ:30Dまで対応
・給油方式:内部給油
・切削油剤:水溶性,MQL
・表面処理:アクアEXコート
⑤歯車を高能率、高精度に加工するスカイビングカッター
スカイビング加工とは、歯車を高能率、高精度に加工できる工法の一種で、最近、自動車メーカーでも注目している新しい歯車加工法である。不二越は長年の歯車加工技術により加工メカニズムを解析し、独自の形状設計と加工形態に最適な材料とコーティング開発により、加工精度の高精度化や長寿命化を実現した。今後は大きなモジュールにも対応し、適応範囲を拡大化する予定。
・在庫:受注生産
・カッタサイズ:50~200形
・形状:ディスク形、ベル
・カッタ材料:耐摩耗性に優れたハイス
・コーティング:耐摩耗性に優れたコーティング
・モジュール:m0.5~6(相談に応じる)
前回は、工作機械では今回同様にスマート加工ライン、工具では、アクアドリルフラットシリーズをメインに新しい加工法を提案した同社。今回は一歩踏み込んだ形で、ギヤシェープセンタにロボットを搭載し、加工ワークの計測、加工後の面取り、バリ取り、パレタイズを行い、長時間無人運転を提案してくれます! 工具はアクアドリルEXシリーズの拡充による小径・深穴加工、リーマレス加工などによる工程集約などの革新工具を充実したとのことで、加工現場の経済効果を高める工夫がたくさんありますね! こ
世界最速産業用ロボットや高い省エネ性とコンパクト化を実現した油空圧機器も目が離せない!
●世界最速、軽量コンパクトロボット MZ07-CFD
世界最速の性能による生産性の向上が期待できる製品。軽量コンパクトで広い動作範囲を実現し、体・手首ともに防塵・防滴性を高め(保護等級IP67)、切粉が飛散するバリ取り、クーラントが飛散する機械加工工程など、悪環境への適用が可能。
また、中空構造手首にハンド用配線・配管をスッキリ収納、周辺装置との干渉を回避、より狭い領域への進入を実現した。
・構造 :関節型
・自由度 :6
・駆動方式 :ACサーボ方式
・可搬質量 :7Kg
・位置繰返し精度:±0.02mm
・周囲温度 :0~45℃
・設置条件 :床置、壁掛、傾斜、天吊
・アーム本体質量:30Kg
・最大リーチ :723mm
●パワフル&コンパクト 多目的ロボット MC70-FD11
クラス最大の大きな動作範囲で適用性向上が特長の製品。強力な手首により、大型ワークに対応するコンパクトなボディ、干渉半径が小さく、高密度設置が可能であり、高い防塵防滴性能(手首部IP67(標準)本体部IP67(オプション))により、クーラントが飛散する機械加工工程など、悪環境への適用が可能。
・構造 :関節型
・自由度 :6
・駆動方式 :ACサーボ方式
・可搬質量 :70Kg
・位置繰返し精度:±0.07mm
・周囲温度 :0~45℃
・設置条件 :床置(OP:壁掛、傾斜、天吊)
・アーム本体質量:640Kg
・最大リーチ :2,050mm
●NSPiシリーズコンパクトユニット NSP-10E-15V0A2-21
NSPiシリーズコンパクトユニットは、高効率のポンプを搭載し、更にポンプ回転数をインバータで最適制御する事で当社の標準ユニットに対し64%の省エネを達成している。今回、油圧ユニット専用インバータを開発し、インバータ部分とタンクの一体化により、省エネ性の向上とコンパクト化を実現したNSPiシリーズコンパクトユニットを提供する。
・電源電圧:3ΦAC200-240/380-440V,50/60Hz
・定格入力電流
:9.7A/1.5kW,13.4A/2.2kW(200V級)
:5.9A/1.5kW,8.2A/2.2kW(400V級)
・圧力調整範囲 A2:1.5~4.0Mpa
・A3:3.5~6.0MPa ,A4:5.5~8.0MPa
・吐出量(無負荷時)0A*:14L/min, 1A*:28L/min
・作動油 :一般鉱物系油圧作動油(ISO VG32相当)
・油 温 :60℃以下
・周囲温度/湿度:0~35℃/20~85%RH
■ワークショップ
【日 時】10月31日(金)13:00~14:00 会議室607
【テーマ】高精度・高能率加工で穴あけを究める
【JIMTOF強化月間】マシニングセンタを誰でも使えるものにしたい! 制御装置には最もハイエンドな独自開発のCNC制御装置「Arumatik-Mi」を搭載!
出品機種すべてが、マシニングセンタを誰でも使えるものにしたい――というキタムラ機械は、「Machining Challenges-Simplified」をコンセプトにして開発された新製品群を展示します。
制御装置には最もハイエンドな独自開発のCNC制御装置「Arumatik-Mi」を搭載。この制御装置は、従来比5倍の演算処理速度と25万倍以上の512GBハードディスクドライブにより大幅に切削時間を短縮し、衝突防止機能や加工精度選択機能などオペレーターフレンドリーで作業者の負担を最大限に削減する豊富なアプリケーション機能が特長なんですよ。
機械づくりの神髄の「匠の技」であるキサゲの摺合せ作業を駆使したTGA(True Geometric Accuracy)をさらに進化させつつ、人間工学的視点から機械デザインを全面的に見直し、操作機能性、安全性、生産性、環境配慮等にわたって省エネルギーを貫いた新デザイン思想、スマートデザインによって統一された新製品により、使い易さと利益スピードを徹底的に追求した加工実演も行うとのこと。
世界初! 最も注目したい『Xrosscut(クロスカット)』
今回、最も注目したいのは、世界で初めてNC言語を知らない方でも写真画像からSTLファイルをつくり、プログラム作成の手間をかけずに加工出来る次世代型3Dマシニングセンタ『Xrosscut(クロスカット)』。近年注目されている3Dプリンタでは3次元生成が困難な高硬度鋼やアルミ合金まで幅広く切削加工で3次元形状生成を実現するんですから、画期的ですね。
北村社長は以前から「マシニングセンタを誰でも使えるものにしたい」という思いがありました。そこで北村社長は思いつきました。「Gコード、MコードといったNC言語によるプログラムが不要になればいい」と。それが世界出始めてNC言語を知らない方でもスマホを扱うように機械を操れる世界で類をみないマシンが誕生したんですね。
このマシンは、主軸回転速度毎分70,000回転、最大切削送り速度毎分120,000mmと世界最高速を誇り、従来の金型加工機等と比べ、3倍以上の条件で3次元切削加工が可能だというから驚きです。
注目の最新鋭マシンがズラリと並ぶ!
●高精度・同時5軸制御立形マシニングセンタ「Mytrunnion-4G」
高精度同時5軸制御立形マシニングセンタ「Mytrunnion-1,3,5」のシリーズのコンセプトを継承し、設置スペースを30%以上削減している。5軸制御部にローラーギヤカムを採用しバックラッシゼロを実現し、高速度・高精度加工を可能にしたマシン。
・移動量(X×Y×Z):310×560×350mm
・主軸回転数:40~15,000min-1
・工具収納本数:50本
●5軸制御立形マシニングセンタ「Mycenter-4XT」
省スペース設計と使い易さに拘り、従来機比38%の省スペース化、23%の省電力化を実現。5軸テーブルへの接近性とワーク着脱の作業性が抜群に向上。フラットテーブルも標準装備されており、バイス取付も容易であり、5軸加工以外の3軸加工にも最適。
・移動量(X×Y×Z):800×610×510mm
・主軸回転数:20~15,000min-1
・工具収納本数:30本
●高精度門形マシニングセンタ「BRIDGEcenter-6G」
創業1933年以来プレーナー、プラノミラー、ジグボーラーといった門型機械製造で培ったノウハウを結集して開発した門形マシニングセンタ「BRIDGEcenter-8,10」に続くシリーズ機。
・移動量(X×Y×Z):1530×1095×710mm
・主軸回転数:40~15,000min-1
・工具収納本数:40本
●高精度横形マシニングセンタ「Mycwnter-HX400G」
キサゲ作業を随所に駆使した完全角型摺動面構造で長期に渡って高剛性・高精度加工が可能。当社独自の4段ギヤ変速20,000 回転主軸と高剛性ダイレクトドライブモーターを採用したB軸による高速高精度加工を実演。
・移動量(X×Y×Z):610×610×610mm
・主軸回転数:20~20,000min-1
・工具収納本数:50本
【JIMTOF強化月間】微細加工機で有名な碌々産業。加工精度1μmを誇るデスクトップ微細加工機やリニューアルした「Android」は必見!
名機MEGAをはじめとした微細加工機を世に送り出している碌々産業。
今回の目玉は、精密部品加工を得意とする由紀精密と連携して開発した、加工精度1µmを誇るデスクトップ型の超小型高精度CNC工作機械。この製品は、精密高級時計の部品を加工する職人、航空宇宙機器向け精密部品の開発にいそしむエンジニアに向けてはもちろんのこと、これまで設備規模の問題で高精度工作機械の導入が難しかった一般趣向分野への展開も視野に入れてつくられたマシンなんですよ。
世の中にありそうで無かったこの卓上マシンの大きさですが、高さ300mm×幅800mm×奥行き560mm、機械質量は40kg、制御装置質量(制御盤、操作盤、モニター)も40kg。総質量は80kgにしかならないという卓上サイズっぷりもケタ違い。ミクロン単位の加工精度をデスクトップで実現したというから驚きです。そしてなにより美しい! マシンを所有し、操る喜びを実感できる製品となっている。
これには碌々産業・海藤社長も「われわれが長年培ってきた微細加工機を製造する技術をもってもどこまで小さくできるかが大きな課題でしたが、取組み甲斐のある挑戦でした」としています。
美しさと機能を兼ね備えたマシンをぜひ、確かめていただきたい!
さて、1996年にMEGAをリリースして以来、微細加工機の製造に焦点を絞り追究してきた碌々産業。海藤社長といえば業界でもアイデアマンとしても有名ですが、常に「微細分野において従来とは違った視点で製品をつくっていきたい」とのお考えを持っていたようです。工業製品に美しさとちょっとした遊び心を盛り込んでいく―――そんな姿勢は同社の静岡工場にも現れています。
超精密微細加工の原点に戻って工場内に設置された『J-BOX』は、精密微細加工の高い安定性と高い精度を維持し、高精度化するニーズに応えるために設置した最先端の設備ですが、この設備につけた名称が『J-BOX』。名付け親は海藤社長。
「J」はジャパンのJと思いきや、なんとジュエリーのJだという。
以前、なぜ、ジュエリーなのか? の問いに海藤社長は、「ジュエリーのような繊細さと美しさは微細加工に通じるものがある」と述べています。
そこで!
ほかにも注目して欲しいマシンは同社の人気製品、「Android」。
今回全面リニューアルをして新登場するそうよ!
ちょっと小耳に挟んだ情報によると、今回は、外観塗装に美しいパールホワイトを施しているとのこと。同社の「Android」といえば、Conceptの目(アーモンドスリットアイ)も特長のひとつですが、なんと、このアイラインが美しく点滅するらしいのです! 無機質なマシンが生きている―――そんな“鼓動”を感じることができるマシンが登場するのですから、要注目です。他にもいろいろ秘密があるそうですが、それはブースに行ってからのお楽しみなんですって。
海藤社長は、「微細加工を実現するための機械に油まみれ、埃まみれはNG。美しい機械を世に出したいと思っていた」というだけあって、今回、さまざまな仕掛けが盛りだくさん。また、同社のサンプル等も注目ですよ。今回はアッと驚く新製品の数々と、常に美しい微細加工を追究している碌々産業の新たな取り組みを知ることができるのですから、これは期待が高まりますね!
■ワークショップ
【日 時】10月31日(土)11:00~12:00 会議室606
【テーマ】四位一体によるBreakthrough
【JIMTOF強化月間】ユキワ精工はコレットチャックを作り続けて50年以上! 保持具の数々に高度な技術あり!
ユキワ精工は、小間内にプレゼンテーションステージを設け、ツーリングシステム・スーパーG1チャックの製品紹介、切削加工におけるツールホルダの違いによる品質の向上、生産性の向上の事例を紹介。
また、CNC円テーブル、CNC傾斜円テーブルは、各種アタッチメントを付けて、高能率加工、生産性の向上・コストダウンに貢献する製品。特にCNC傾斜円テーブルについては、豊富なラインナップを用意しているそうよ!
特に力を入れている新製品は、「手動式コレットチャックAシリーズ、Bシリーズ」。
コレットチャックは、加工時にワークを固定する、切削工具を固定するための消耗工具だけれど、工作機械や搬送機などの部品の一部という認識が強い製品。何度も何度も開閉されるわけで、精度が悪いと壊れやすくなるのよ。そこで、ユキワ製品の優位性が示されるわけですが、同社では、製品をつくるプロセスが緻密なんです。
製品をつくる際に、鉄の棒から削りに入って熱処理をしますが、ここが重要な工程で、削りが悪いと鉄にストレスがかかっちゃうのよね。つまり内部応力が働くわけね。極端に速く削ると鉄の内部に残留する応力があって熱処理後にバンッてはじけちゃうの。製品が外力をかけないのに突然壊れたりするのは、この内部応力の仕業によることが大きいんですって。
ユキワ製品は、独自のノウハウがあって、この難しい内部応力を緻密に計算しながら製品をつくりこむことに優位性があるわけで、高度な独自の製造プロセスがあるんですよ。
手動式コレットチャックの特長は以下のとおり。
①簡単に使える手締め式
手締めでコレットのチャック・アンチャックを行うので、コレットを駆動させる為のシリンダ等の複雑な機構が不要。また、フランジタイプなので、取付が簡単。購入後、すぐに使用できる
②切削だけで無く、研削にも使用可能
コレットの振れ精度が5μmと高精度な為、切削だけでなく、研削でも安定した加工が可能。
③標準品なので短納期
標準在庫品なので、短納期対応が可能。
その他の新製品は以下のとおり。
●ツーリングシステム・スマートチャック
●傾斜円テーブル TNT250
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