「“かわさきマイスター”に認定された優秀なシボリ屋さんがいる」――――という噂を聞き付けたのは先月のことだった。金型を自社内で製作し、急ぎの案件も迅速な対応をしてくれる。なにより評価が高いのはその仕事っぷりである。加工材質はSUS、アルミ、鉄、真鍮、銅はもちろんのこと、難削材といわれているモリブデン、インコネル、タンタル、チタンの絞り加工にも対応しており、製品径は10φから1000φまでと幅広い。
横浜スタジアムの照明用反射板も手掛けたという相和シボリ工業(川崎市高津区新作3-3-2)の大浪忠社長を訪ねた。