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セコ・ツールが考える様々な種類の鋳鉄による加工の進歩

金属切削ツールメーカーであるセコ・ツール(Seco Tool)は、スウェーデンのファガースタに本社を構え、世界50カ国以上に40の関連会社や販売代理店、販売パートナーを有している。同社の製品は、旋盤やフライス加工、ドリル、リーマ仕上げ、穴あけなどの用途に適したツールとインサータを豊富に取り揃えるほか、2万5000以上の標準製品を用意し、金属切削加工産業のトータルソリューションプロバイダで、スピンドルダウンから切刃に至るさまざまな工作機械も取り揃えている。
同社が考える様々な種類の鋳鉄による加工の進歩を掲載する。

(文:セコ・ツールズISO 切削担当プロダクトマネージャ Mikael Lindholm、フェースミル & マスアプリケーション担当プロダクトマネージャ、Michael Karlkvist)

「INTERMOLD2013」各社の見所はコレだ!

INTERMOLD2013/金型展2013」(主催:社団法人日本金型工業会)ならびに「金属プレス加工技術展2013」(主催:一般社団法人日本金属プレス工業協会)が、4 月17 日(水)から20 日(土)まで4日間にわたり東京ビッグサイトで開催される。開催規模は344 社・団体、820 小間となり、金型・金属プレス加工の最先端技術が集結する専門見本市として注目を集めている。

ここで各社の見所を紹介する。(アイウエオ順)
(イワタツール、オーエスジー、大阪機工、ダイジェット工業、大昭和精機、日進工具、日立ツール、牧野フライス製作所、森精機製作所、安田工業、ユキワ精工、碌々産業)

人が使うモノだからこそ人に使われやすい製品づくりを目指す! ユキワ精工

新潟県といえば金属加工業を思い出す方も多いと思うが、中でも小千谷市は高精度・高品質を得意とした特定分野で高いシェアと技術力を持つ企業が豊富である。この地で昭和21年の創業以来、独創的な技術を育みながら新製品の開発や専用機の自社開発に注力してきたユキワ精工(社長=酒巻和男氏、住所:新潟県小千谷市千谷2600-1)は、主要製品であるドリルチャックは国内で80%のシェアを誇っている。ハイテクを駆使する分野で高い評価を得ている同社の『グリーンG1チャック』は、昨年、「グッドデザイン賞2012 グッドデザイン・ものづくりデザイン賞受賞 中小企業長官賞」を受賞した。酒巻弘和常務を訪ね、お話を伺った。

これぞ最高レベルの機能! 世界でも稀な企業スタイルを持つ山一ハガネ

通年20℃から±0.5℃を維持管理した工場には最先端の超高精度マシンがズラリと並ぶ。
ここに妥協は一切ない。
民間企業では世界初となるISO17025試験所認定を取得している山一ハガネ(社長=寺西基治氏 本社:名古屋市緑区大根山2-146)は、素材選択から開発、加工生産技術の提案、製造工程、品質保証、納品まで特殊鋼に必要な機能を全て揃えて、一貫請負と生産体制を構築している。
同社の強みは、特殊鋼の専門商社として培ってきた最先端の流通システムと物流ノウハウ、そして特殊鋼の特性を知り尽くしているからこそ出来る高度な精密加工技術や、素材の持つ特性を最大限に引き出す最適な改質処理に加え、世界標準レベルの測定技術と非接触式計測による高度なデジタル制御技術など、産業を支えるための高度な諸機能を各部門のスタッフ一人一人が力を合わせて一体化し、“ファクトリーモール”を形成している点であろう。世界でも稀な独自の企業スタイルを構築した寺西社長を訪ねお話を伺った。

耐熱合金を熟知したダイジェットの新製品に注目!

超硬合金製造で培った粉末冶金技術を基盤に現在革新的な技術を盛り込んだ切削工具を次々と市場に投入しているダイジェット工業。ダイヤ・超硬一体焼結製品、異形ギヤ成形金型の超硬化、省レアメタル合金の工具素材など、各分野において独創性の高い製品を国内はもちろん世界中に販売している。原料粉末の調製から一貫して社内生産を行っている同社の強みは、安定した高品質の製品群。
ダイジェットは今、新しい製品がどんどん生み出している――――。

茂木敏充 経済産業大臣就任メッセージ 「日本経済再生に向けた三本の矢」

茂木俊充 経済産業大臣就任メッセージ。

富士重工業 航空宇宙カンパニーの最新生産技術を見た! ~より正確により速く CFRP高速穿孔の秘密を探る~

日本が誇る「SUBARU」のルーツは、歴史に名を刻んだ中島飛行機(株)だ。
1917年に創立されて以来、脈々とそのノウハウを受け継ぎ、現在も日本の航空宇宙産業をリードし続けている。

大型旅客機では1973年にボーイング社の旅客機生産に参画して以来、ボーイング767、777、787などの開発・生産に関わり、特に777型機では、左右の主翼と胴体とを繋ぐ「中央翼」という重要部位を海外メーカーとして初めて担当し、最新鋭次世代旅客機787型機では、ボーイング社の世界における主要パートナー6社のひとつとして中央翼および主脚格納部のインテグレーターを務め、高い評価を得ている。伝統と実績に裏付けられた高度な技術力を持つ富士重工業航空宇宙カンパニーに注目し、最先端をゆく生産技術を取材した。

『ほこ×たて』新春特別解説! 想像を絶する激闘と感動! 不二越VS日本タングステン 

製造現場ドットコムファンの皆様、あけましておめでとうございます。
フジテレビ系列の人気番組「ほこ×たて」のビッグマッチ中のビッグマッチ、まさにウルトラミラクル名物企画といえば、『最強金属VS最強ドリル』の対決ですが、ついに元旦スペシャルが先ほど放映されました。
この熱い戦いを見守っていた記者―――今年の製造現場ドットコムの一発目は“趣向を変えて”トップ記事に『不二越VS日本タングステン 想像を絶する激闘と感動』の全容を掲載いたします。新春大サービスよ~☆

「ものをつくる力は国力そのもの!」 上智大学 清水伸二教授に聞く

近年、ますますグローバル化は加速し、自動車産業はもちろんのこと、航空機産業、エネルギー産業、医療機器産業分野に対して革新的な進展が求められている。

本年5月に発表された「工作機械産業ビジョン2020」の策定にあたり、座長を務めた上智大学理工学部 清水伸二教授は、「優秀な工作機械がなければ産業の発展は不可能であり、直接的に製造を担う基幹生産財である工作機械の果たす役割は極めて重要」と話す。
工作機械の第一人者である清水教授に「JIMTOF2012」を見学した感想や、「工作機械産業ビジョン2020」から見た工作機械の重要性と方向性についてお話を伺った。

新機械振興賞受賞者が決定! 経済産業大臣賞は「ステレオカメラによる運転支援システム」富士重工業、日立オートモティブシステムズ

機械振興協会(会長=庄山悦彦氏)は、このほど平成24年度の新機械振興賞の受賞者を決定した。今年度は32件(うち中小企業15件)の応募の中から、経済産業大臣賞1件、中小企業庁長官賞1件、機械振興協会会長賞6件が表彰される。表彰対象は、独創性、革新性及び経済性に優れた機械工業技術に関わる研究開発及びその成果の実用化により新製品の製造、製品の品質・性能の改善または生産の合理化に顕著な業績をあげたと認められる企業等および研究開発担当者である。

日本が誇る最先端開発技術の詳細を一挙紹介する。